ソフト闇金の実態とお金が必要な状況で検討すべき適切な行動

2018年10月29日更新

Murakami
この記事のアドバイザ
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。

闇金(ヤミ金)と聞いて、みなさまはどのようなイメージを抱きますでしょうか。

届け出を出さずに違法な金利設定をし、ドラマやマンガの世界で見るような厳しい取り立てをする。大手の消費者金融で借りられない人にまで貸付をおこない、返済するまで徹底的に追い詰めていく。そんな闇金業者がかつては横行しました。

法改正に伴い、多くの闇金業者は姿を消しましたが、一部の闇金業者は生き残りをかけるために「ソフト闇金」というものを利用しています。

これは、以前の闇金よりも対応を改善したり、金利などの条件を弱めたものなのです。今回はソフト闇金について、少し掘り下げてみていきます。

まずソフト闇金が生まれた背景を理解しよう

皆さんもきっと闇金という言葉の意味や、その恐ろしさというものをある程度知っているのではないでしょうか。

こうしたことは最近テレビや漫画などでも紹介されていますし、ネット上にはそうしたものへの対策として色んな弁護士事務所がホームページを設置しています。

つまり、闇金会社からしてみると、今までの手法ではとても商売が成り立たなくなっているのです。そのような背景から「ソフト闇金」という名前を利用して、運営する業者が出てくるようになってきました。

ソフト闇金の対応は闇金と比較して柔らかいと謳っている

ソフト闇金はその名前の通り、利用する際の対応がソフトで、優しい闇金という印象で利用者に接します。つまり、親切丁寧な対応で、時には親身に相談に乗ると謳っているのです。

世の中には、大手消費者金融で借りられない人達に向けた、闇金紹介会社というものが存在します。そうした所は、積極的にソフト闇金を利用者に紹介しています。

しかし、ソフト闇金の実態はあくまでも「違法業者」で、そういった謳い文句は決して信用しないでください。

ソフト闇金を利用する前に運営元を要確認!

まずは紹介された業者の運営元などをしっかりと調べてください。

ソフトと記載していても闇金であることには変わりがないので、どんどん金利が増えて、最終的に借金が大きくなるということも考えられるのです。ですから、そうしたリスクをしっかりと理解することが重要になります。

闇金なので法外的な金利は変わらない

お金に困っている人にとってはソフト闇金は助けに見えるかもしれませんが、彼らが闇金であるということを忘れてはいけません。法外な金利を要求したり、営業許可もないので、運営しているのはまともな会社ではないのです。

はっきり言いますが、ソフトであろうが、闇金には手を出してはいけません。

どうしてもお金が必要な場合の対処法

どれだけお金に困っていても、少なくともソフト闇金は避けなくてはなりません。もちろん、その他の闇金の利用も絶対にやめてください。

どうしてもお金を用意しなくてはならないなら、あくまでも適切な手段を検討すべきです。

まずは周囲の人に相談しよう

怪しい業者に紹介されるソフト闇金ではなく、まずは家族や友人といった知り合いに相談してみましょう。
事情を説明すれば、快くお金を貸してくれるかもしれません。

もちろん、どれだけ親しい相手でも、絶対に助けてもらえる保証はありません。また、お金を借りられたとしても不誠実な対応をすれば、人間関係が悪化する可能性もあります。
もしもお金を貸してもらえたら、あくまでも誠意ある対応を心がけましょう。

物を売ってお金に換えるという選択肢も

自宅に不要なものがあるなら、それを売ってお金を作るという選択肢もあります。
袖を通さなくなった衣類、読まなくなった雑誌・書籍類、使わなくなったアクセサリー類など。リサイクルショップ等に下取りを依頼すれば、ある程度のお金になる可能性があります。

昨今は、フリマアプリなどで気軽に私物を売れるようになっています。例えば、下記のようなアプリ・サイトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 フリマアプリの例 

借入をするなら金融機関へ

どうしても借入が必要ならば、ソフト闇金ではなく正規の金融機関に相談してください。

もちろん、どういった金融機関を選んだとしても、借入をすれば利息を上乗せて返済しなくてはなりません。しかし、少なくとも法外な金利を突きつけられることはありません。

安定収入があれば申し込み可能

金融機関からお金を借りるには、まず契約手続きをしなくてはなりません。

一般的には、各金融機関の窓口や公式サイトから申し込みできますが、そのためには安定した収入を得ているひつようがあります。
金融機関としても、回収の目途が立たない相手には貸し付けできないからです。

人によっては、この条件をクリアすることはハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、例えばカードローンのような商品の利用を検討する場合、アルバイトやパートの収入であっても問題なく申し込めます。

信用情報の状態を確認しておこう

収入が安定していても、信用情報に問題がある人は審査で落ちてしまいます。

信用情報とは「過去に行った金融取引の記録」であり、ここに問題があると、返済の意思がないと見なされて借入できないのです。

信用情報の状態は、保管先である指定信用情報機関に開示請求して確認できます。下記記事で詳しい手続きについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▶参考|CICで自分がブラックなのか実際に情報開示した体験談
▶参考|CIC・JICC・JBAといった信用情報機関の違いと信用情報を開示する方法

借入先はあくまでも正規の金融機関

実際に借り入れを申し込むにあたっては、あくまでも正規の金融機関を選びましょう。
どれだけ審査が不安であっても、ソフト闇金のような違法業者は選ばないでください。万が一審査に落ちたとしたら、それは「それ以上の借入をすると利用者にとって良くない」と判断されたと考えましょう。

例えば、銀行が提供しているカードローンなどに目を向けてみてはいかがでしょうか。
消費者金融のようなノンバンクなら、金融庁に登録をしている正規の貸金業者を選ぶことで、闇金を回避できます。

≫正規の消費者金融を一覧で確認する

借金を返済するためにお金が必要な方へ

何らかの事情で借入が必要な場合は、上記のように正規の金融機関の利用を検討しましょう。もちろん、その他の対処法で解決できるなら、それに越したことはありません。

しかし、すでに借金があり、その返済のためにお金が必要という方には、異なる対処が適切です。

まずは借入先に連絡

まずは、現在借り入れしている相手(債権者)に連絡をとってください。銀行や消費者金融などの金融機関から借入している場合は、担当者に電話で連絡しましょう。

そして、このままでは返済が難しいこと、入金可能な期日について相談してください。どうしても十分なお金を用意できそうになければ、「利息のみの返済」ができないか相談してみましょう。

もちろん、電話をしたからといって借金が帳消しされたり、延滞利息の発生を防げるわけではありません。
しかし、無断で返済が遅れるというのは、債権者からの信頼を大きく損ねる行為です。

もしかしたら「電話をするのが怖い」と感じる人もいるかもしれません。しかし、無断で滞納し続ける方がリスキーなので、ぜひ連絡をとっておいてください。

専門機関に相談しよう

どうしても自力では返済できそうにない場合は、借金の相談ができる専門機関に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

例えば、下記のような専門機関に相談すれば、中立的な立場から適切なアドバイスを行ってもらえるかと思います。

 国民生活センター・消費生活センター 
現在の状況に至る経緯を相談
カードを使った内訳、支払い状況、支払い可能になる日時など説明してみてください。相談に乗ってもらえます。

※最寄りのセンター・連絡先は公式サイトで確認してください
独立行政法人 国民生活センター

 金融サービス利用者相談室 
金融商品やサービスの相談窓口
預金・融資・保険商品・保険制度・投資・証券・貸金業など、お金に関しての適切なアドバイスをしてくれます。

金融庁:金融サービス利用者相談室

どうしても自己解決できなければ債務整理という手段も

自分自身の力でお金を用意して返済を行うことができれば、それが理想的な状態と言えるかもしれません。

しかし、借入している金額や収入状況によっては、どうしても継続的な返済ができないこともあるかと思います。

自己解決することが困難であるなら、債務整理で返済負担を減らすという手段も考えておきましょう。

返済負担を法的に軽減する

債務整理とは、借金の減額や返済期限の延長などを行って、返済負担の軽減を行う法的な手続きです。
具体的には、「任意整理」や「個人再生・民事再生」、「自己破産」といったいくつかの種類があります。

必ずしも借金が完全に免除されるわけではなく、出来る限りは自力での返済が求められますが、少なくとも無理なく返済を継続できる状態を目指すことはできるでしょう。

ただし債務整理にもデメリットがある

債務整理は、何のリスクも無く借金問題を解決できる手段ではありません。
例えば、下記のようなデメリットを頭に入れておいてください。

  • ・信用情報が最長10年間ブラック化する
  • ・財産の一部が処分される場合がある
  • ・一部の資格が取得できなくなる場合がある

実際に生じるデメリットについては、どの債務整理を実行するかによって異なってきます。少なくとも、債務整理を行う前に自己解決する方法を熟考するべきであり、安易な気持ちで選ぶべき手段では無いことを理解しておいてください。

まずは借金がどれくらい減額されるか診断

債務整理を行うことで借金の負担がどの程度軽くなるかは、人によって差があります。

実際の手続きを進める前に、まずはあなたの借金がどれくらい減額できる可能性があるのか診断してみてはいかがでしょうか?

無料で利用できる診断ツールを紹介しますので、一度試してみてください。

 借金相談Cafe 
「どれだけ借金が減るか」診断できる無料ツール
現状の借入状況から、あなたの借金がどれくらい減る可能性があるのか無料診断できます。ぜひ、試してみてください。
借金相談Cafe 公式サイト

実際に債務整理をする際は弁護士に相談

債務整理は法的な手続きですので、債務者本人が個人的に行うことは基本的にありません。

一般的に、弁護士に相談・手続の委任をしたうえで、債務整理の手続きを進めるケースがほとんどです。実際に債務整理を行おうと考えている方は、ぜひ弁護士に相談してください。

 日本弁護士連合会 
借金・債務状況の相談
ローンの支払い総額や、その他のお金関連の悩み等を相談してみましょう。
日本弁護士連合会 公式サイト

まとめ

ソフト闇金は、あくまでも違法業者の一種です。ウェブサイト上では優しい言葉を記載していますが、違法業者である以上、法外な金利を設定されますし、迷惑行為が行われない保証もありません。

どうしてもお金に困っているなら、ソフト闇金以外の適切な対処を検討してください。日払いのアルバイトという手段もありますし、どうしても借入するなら正規の金融機関を選ぶべきです。

ただし、借金の返済のために借入を検討していた人は、適切な対処も異なってきます。まずは借入先に連絡して、そのうえでどういった行動をとるべきか熟考しましょう。

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