消費者金融を完済後の解約手続きの流れと借り入れ履歴【住宅ローン・カーローンへの影響】

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消費者金融を完済後の解約手続きの流れと借り入れ履歴【住宅ローン・カーローンへの影響】
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

 この記事はこんな人にオススメ 
  • 消費者金融への借金を完済した!
  • 完済後は解約すべき?継続しておくべき?
  • 住宅ローンや車のローンに影響するって本当?

消費者金融での借入は、他のローン契約と密接に関係しています。特に住宅ローンやカーローン契約を結ぶさいに、審査で非常に重要なポイントとなるでしょう。

ここでは消費者金融完済後の解約をするときの解約手続きの方法や、住宅ローン・カーローンへの影響についてわかりやすく解説します。

この記事の目次

消費者金融を完済後にする解約手続き

消費者金で借入金を完済しても、自動的に解約されることはありません。確かに借り入れはゼロになりますが、こちらで解約の手続きをしなければならないのです。

もし解約手続きをしたいという人は、完済後に「解約をしたい」と消費者金融に伝えて、所定の手続きをしましょう。

具体的な完済後の解約手続きフロー

消費者金融完済後の手続きは、会社によりますが大手消費者金融の場合には専用のコールセンターが存在するため、電話での解約手続きが可能です。解約の流れは以下の通りです。

所定のコールセンターに電話をする
音声ガイダンスの案内に従い手続きに進む
担当者に繋がるので解約したい旨を伝える
会員情報や生年月日の確認をする
現在の契約内容の確認後、解約意志の再確認
了承後、解約手続き完了
会社によっては解約同意書が送られるので、記入後返送

消費者金融を解約するメリットとデメリット

それでは、消費者金融完済後に解約をするメリットとあわせて、デメリットも解説します。

【メリット】借りすぎを防げる

消費者金融完済後に解約するメリットとしてあげられるのは、これ以上の借り入れを防ぎ、借金をしないというのがあげられます。

後でデメリットでも触れますが、消費者金融では手軽にキャッシングできてしまうがゆえに、ついつい借り入れを繰り返してしまい、気づいたら借金が大きな金額になっていたという場合もあるようです。

【デメリット】次の借り入れは最初から申し込む必要がある

消費者金融との契約を解除(解約)となると、カードの権利を破棄したことになります。つまり、そのカードを使っての借入ができません。

そのため、新たに借入をしたいと考えた場合には、同じ消費者金融であっても再度申込みと審査が必要となります。その場合、審査に通らない可能性も出てきますので、注意が必要です。

完済後解約しても住宅ローンやカーローンに影響がでる場合がある

住宅ローンを組みたい場合、カードローン以上に申込者に対する審査は厳密になります。収入や勤務先、勤続年数や雇用形態の他に、家族構成や病歴についても審査の対象になるのです。

もちろん、金融事故があったかどうかも厳しくチェックされます。過去5年もしくは過去10年間に、民事再生や自己破産といった債務整理をしたかどうかはもちろん、滞納や遅延の有無も見られるでしょう。

もしも消費者金融の利用中に、まったく滞納や遅延がなければ、基本的には問題ありません

一定期間経つと影響を及ぼすことはなくなる

過去に消費者金融で借入があり、既に完済している方でも住宅ローンやカーローンの審査に落ちてしまうことがあります。

住宅ローンですと過去10年間、カーローンが過去5年間のうちに消費者金融での借入の事実があり且つ数ヶ月におよぶ返済の延滞による事故履歴があるといったことです。

これは、CICやJICCという信用情報の取り扱い機関に事故歴を登録されてしまい、信用に値しない人物と判断されてしまうためです。

消費者金融で借りたから問題ということはない

消費者金融で借入をしただけで住宅ローンやカーローンが全く組めないかというとそうではありません。

金融事故の履歴がなく完済した方や、金融事故を起こしてから5年〜10年が経過している方は、勤続年数や年収といった他の属性に問題がないかぎりは審査に通る可能性は高くなります。

なぜなら金融事故から5年~10年程経過すると、信用情報機関に登録された個人情報や事故履歴が消えるために銀行の担当者が照会してもそういった履歴がない状態となります。

消費者金融完済後は自分から解約の手続きが必要で借り入れ履歴は残る

消費者金融における完済後の手続きや、住宅ローンとカーローンとの関係性が理解できたでしょうか?

消費者金融完済後、自動的に解約となるわけではありません。解約したい場合には完済後しっかりと自分から消費者金融に手続きを行いましょう。

また、消費者金融からの借入があり、住宅ローンやカーローンを契約したいと考えた場合には、消費者金融での過去の金融事故の有無も確認の上ローンの審査に臨むことが重要です。

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