楽天銀行カードローンの保証会社があなたを否決にした理由と対処法

利便性が高い楽天銀行スーパーローンですが、利用にあたっては入会審査を受けなくてはなりません。
その審査に通過できるのは、毎月の返済に遅れる心配が無い人だけです。

カードローンとは、保証人なしで利用できる無担保ローン商品です。利用者本人が返済困難になると貸付金を回収する手段がなくなるので、楽天銀行としては、事前審査によって「延滞」や「踏み倒し」のリスクを回避しておく必要があります。

楽天銀行スーパーローンの審査に通過するには、一定以上の返済能力を示す必要があります。
返済能力とは、遅れなく月々の返済を継続できる能力です。

一般企業で長期間勤務しており、クレジットカード代金や割賦払いの支払いに遅れたことがなく、その他にも目だった問題がない人であれば、基本的には問題なく通過できるでしょう。
しかし、実際には審査落ちしている人も少なくありません。

実のところ、カードローン審査は楽天銀行がすべて行っているわけではありません。審査工程のほとんどは、楽天カード株式会社とSMBCファイナンスサービス株式会社が担当しています。

どちらの保証会社が審査を請け負うか、その基準は公表されていませんが、いずれにしても審査のプロに委託されていることは事実です。

楽天銀行スーパーローンで審査落ちした場合、具体的な原因を知る術はありません。保証会社が審査の大半を担っているため、そもそも楽天銀行自身も詳細な理由を知らないのです。

しかし、ほとんどの場合、審査落ちの原因は以下の5つに絞られます。

楽天銀行スーパーローンは、申込者の本人情報をもとに審査を行います。
単なる入力ミスをしただけなら、審査落ちに直結はせず、訂正を求められるだけで済むでしょう。

しかし、故意に虚偽申し込みを行った場合、詐欺行為とみなされて審査落ちします。

楽天銀行スーパーローンの審査では、返済能力を測定するために収入の安定性を確認します。
具体的には、

• ✓勤続期間
• ✓雇用形態
• ✓業種/職種
• ✓会社規模
• ✓年収金額

注意すべきは、勤続期間です。
楽天銀行スーパーローンは1年以上の勤続歴が無いと申し込めないので、条件を満たせていないと審査を受けることすらできません。

楽天銀行スーパーローンの審査は、他社借入状況が悪い場合も通過できません。
借入件数・金額が多すぎる人は返済困難な多重債務に陥っていると判断されるからです。

具体的なボーダーラインは公表されていませんが、年収に対して多すぎる借入があったり、4社以上から同時借り入れしていたりする人は、基本的に審査落ちすると考えましょう。

他社借入件数が少ない人も、他社申し込み件数が多すぎる場合は楽天銀行スーパーローンを利用できません。
具体的な件数は公開されていませんが、1ヶ月以内に4件の申し込みが審査落ちのボーダーラインと考えましょう。

複数社への申し込みが審査落ちにつながる理由は、多重債務者になる恐れがあると考えられるからです。

楽天銀行スーパーローンは、過去の金融取引履歴を信用情報から確認しており、審査結果に大きな影響を与えます。
特に金融事故と呼ばれるトラブル情報がある人は、その時点で踏み倒しリスクが高いとみなされ、審査落ちします。

特に、過去にSMBCファイナンスサービス株式会社のクレジットカードや楽天カードで、強制解約になるほどの長期滞納を経験している方は、必ず審査落ちすると考えましょう。

ちなみに、大手消費者金融の審査には最短20～30分で結果が出るという特徴があります。対応がスピーディーなので、早ければ今日中にお金を借りることも可能です。

また、申し込みから借入れまでの手続きは、口座開設の必要もなく非常にシンプルです。

銀行カードローンの場合、警察庁データベースへの照会に2営業日以上を要するところもあります。

緊急事態にも対応できる可能性があるというのは、銀行カードローンにはない消費者金融ならではのメリットと言えるでしょう。