ネットカフェでお金が足りない状況とは|3つの原因と対処法
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
昨今のネットカフェはカウチソファや柔らかいマットが用意されているなど、非常に居心地が良い空間となっています。
あまりの居心地の良さに寝過ごしてしまい、延長料金が所持金を上回った場合などはどのように対処すればいいのでしょうか。
実際に「会計時にお金が足りないことに気付いた」という4人から、どのように対処したのかを確認してみましょう。
一般的なネットカフェの料金制度
ネットカフェの利用料金は、基本的に利用時間に応じて増えていく仕組みとなっています。
実際に利用した時間に応じて後から料金が決まるネットカフェもありますが、入店時に利用時間を指定し、その時間を超えると自動的に延長料金が発生するお店が一般的です。
カラオケのように制限時間が切れる前にお知らせをしてくれるネットカフェもありますが、そうでなければ「いつの間にか延長料金が発生していた」という事態にもなりかねません。
ネットカフェの料金相場
ネットカフェの料金がだいたいどのくらいの相場なのか見ていきましょう。
【平日】マガジン席
・標準料金/最初30分:150円+税
・延長料金/10分:75円+税
・3時間パック:780円+税
・ナイトパック5H(19時~翌5時受付):910円+税【平日】オープン席
・標準料金/最初30分:150円+税
・延長料金/10分:75円+税
・3時間パック:780円+税
・ナイトパック5H(19時~翌5時受付):910円+税【平日】リクライニング
・標準料金/最初30分:195円+税
・延長料金/10分:83円+税
・3時間パック:920円+税
・5時間DAYパック:1320円+税
・平日ナイト5時間(19時~翌5時受付):1100円+税
・9時間パック(24時間受付)1800円+税【平日】フラットシート
・標準料金/最初30分:195円+税
・延長料金/10分ごと:83円+税
・3時間パック:920円+税
・5時間DAYパック:1320円+税
・平日ナイト5時間(19時~翌5時受付):1200円+税
・9時間パック(24時間受付):1900円+税
個室・オープン席料金同一
最初の30分:150円~180円
延長10分:100円・3時間パック:980円~1,180円
・5時間パック:1,680円~1,880円
・7時間パック:2,380円~2,580円
・10時間パック:2,980円~3,180円フリータイム 1,980円(日~木)※祝前日は不可
(22時から10時まで最大12時間利用可)
カフェ席
・最初の30分:190円(税込)
・2Hパック:740円(税込)
・3Hパック:980円(税込)
・6Hパック:1,960円(税込)
・ナイトパック5H:980円(税込)
・ナイトパック8H:1,480円(税込)
・ナイトパック12H:1,980円(税込)
※延長10分80円(税込)
※土日祝日は100円増し。ボックス席
・最初の30分:290円(税込)
・2Hパック:980円(税込)
・3Hパック:1,280円(税込)
・6Hパック:2,480円(税込)
・ナイトパック5H:1,280円(税込)
・ナイトパック8H:1,980円(税込)
・ナイトパック12H:2,780円(税込)
・24Hパック:3,980円(税込)
※延長10分80円(税込)
※土日祝日は100円増し。ビジネス/VIP席
・最初の30分:390円(税込)
・2Hパック:1,280円(税込)
・3Hパック:1,680円(税込)
・6Hパック:3,480円(税込)
・ナイトパック5H:1,680円(税込)
・ナイトパック8H:2,980円(税込)
・ナイトパック12H:3,980円(税込)
※延長10分150円(税込)
※土日祝日は100円増し。ビジネスフラット席
・最初の30分:490円(税込)
・2Hパック:1,580円(税込)
・3Hパック:1,980円(税込)
・6Hパック:3,780円(税込)
・ナイトパック5H:1,980円(税込)
・ナイトパック8H:3,280円(税込)
・ナイトパック12H:4,280円(税込)
ネットカフェの中には快適に寝れるような設備を整えたものや、完全防音の部屋など、ネットカフェとは思えないほど、質が高いものもあり、値段設定も幅があります。
また、地域によっても値段の相場は変わるので、一概にネットカフェの料金相場を言及するのは難しいかもしれません。
ネットカフェでお金が足りなくなる原因
料金設定に幅があるものの、ネットカフェの値段は基本的にそこまで高額ではありません。そのため、ネットカフェの代金が払えないという状況になることは稀でしょう。
ただし、以下のような場合において、ネットカフェの代金が払えない状況になることもあります。
原因1|延長料金が所持金を超過した
終電を逃したときに、ネットカフェで始発が来るまで時間を潰そうという判断をする人もいるでしょう。ただ、お酒を飲んでいたりすると思わず寝入ってしまう場合もあります。
「始発までだから」とフリータイムで入店せず、ぐっすり寝てしまい大幅に時間を延長してしまうと、深夜料金でもともと料金設定が高くなっている上に、延長料金もかかるので、金額は想像よりも多くなるでしょう。
そのようなときに、手持ちの金額では支払いきれないという状況になることもあるのです。
原因2|財布を家に忘れた
ネットカフェでお金が足りなくなる理由として、財布を家に忘れるという状況も考えられます。
ネットカフェは後払い制にしているところも多く、財布を家に忘れたことに気づかずに入店してしまい、退店しようと思ったときに気づくということもあるかもしれません。
財布の中にクレジットカードも入れたままだと、現金とクレジットカードのいずれも利用することができず、支払い不可能という状況にもなりかねないのです。
原因3|クレジットカードの限度額が超えていた
ネットカフェはクレジットカードで支払うことも可能な場合がほとんどです。そのため、クレジットカードで支払うつもりで入店して、支払いの段階でクレジットカードの限度額を使いきっていたことに気づくということもあるかもしれません。
家賃や光熱費などの支払いをクレジットカードで行っていると、それだけで限度額を大幅に利用している可能性があります。
クレジットカードと一緒に現金を持ち合わせていれば支払いができますが、現金を持っていないと支払い不可という状況になりかねません。
ネットカフェでお金がたりない場合の対処法
ネットカフェでお金が足りなくなってしまっても、慌てることはありません。
状況によって、適切な対処法が異なるので、自分の状況に適した対処法を検討してみてください。
対処法1|店員さんに相談する
店員さんに事情を説明するのも1つの方法です。
例えば、クレジットカードも現金も持っていないが、コンビニでお金を下ろしてくることはできるといった場合、店員さんに相談することで、店を少しの間離れることを許可してくれるかもしれません。
その場合、免許証や保険証を担保として預けることを条件にする場合が多いようです。ただし、どのような条件を提示してくるかは各店舗・従業員さんによっても異なるかもしれないので、まずは相談してみることをおすすめします。
対処法2|親や友人に助けを求める
親や友人にお金を借りるというのも、1つの対処法です。
携帯電話ですぐに飛んできてくれそうな人がいれば助けを求めてみましょう。ただし、借りたお金はすぐに返しましょう。
特に、友人からお金を借りる場合は注意してください。ネットカフェの代金程度とはいえ、友人間でのお金の貸し借りは対等だった関係に優劣を与えかねません。できることであれば、その日の間に返済した方が良いでしょう。
対処法3|電子マネーで支払う
スマホの電子マネーで支払いをするというのも、1つの対処法です。
家にクレジットカードも現金もある。クレジットカードの限度額も残っている。そのような場合に、スマホの電子マネーで支払いをすることを検討してみてください。
suicaやEdyといった電子マネーをスマホに登録していれば、財布が手元になくてもネットカフェの料金を支払いできるはずです。ただし、ネットカフェが電子マネー決済に対応していることが大前提になります。電子マネー決済に対応していない場合は、この対処法は利用できないので注意してください。
ネットカフェの料金が払えないによくある質問
まとめ
ネットカフェの利用料金は看板等に大きく表示されているので、基本的には利用前の確認が可能となっています。
しかし今回紹介したように、「うっかり延長してしまった」「財布にお金が入っていなかった」「クレジットカードが使えなかった」など、思いがけずお金が足りないという事態が起こらないとも限りません。
実際にそういった状況に陥ったら、従業員に相談したり、電子マネーで支払いするという手段も利用可能です。