おまとめローンのメリット・デメリット【返済シミュレーション付き】

この記事に関するアドバイザ

元 銀行ローンセンター長

佐藤喜三男

銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

 この記事はこんな人向け 
  • 毎月ローン返済を続けている…
  • いつになったら完済できるのだろうか…
  • 返済に追われる生活はもう嫌…

借入件数や借入金額が多い方は、毎月の支払いをどうにかできないものかと考えているのではないでしょうか?

そうした場合の解決方法として「おまとめローン」を利用する手段があります。

本記事では、おまとめローンを検討する方に向けてメリット・デメリットを解説していきましょう!

おまとめローンを利用するメリット

まずは、おまとめローンを利用するメリットについて見ていきましょう。実際に利用するにあたって、メリットを知っているのと知らないのでは結果が大きく変わります。

金利面、返済日、完済しやすさなど、大きく3つに分けてメリットを紹介していきましょう。

メリット1|返済負担が減る

おまとめローンのメリットとしては、何と言っても返済負担を軽減できる可能性がある点でしょう。

例えば、下記のような借入状況だったとしましょう。

おまとめローン利用前
A社 借入20万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 5,875円
合計の利息 82,000円

B社 借入50万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 14,687円
合計の利息 205,000円

C社 借入30万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 8,812円
合計の利息 123,000円

毎月支払っている合計額は29,374円、4年後に完済するときは41万円の利息を支払っていることが分かります。

そこで、下記のようなおまとめローンを利用したと仮定してシミュレーションしてみましょう。

おまとめローン利用後
D社 借入100万円、金利15.0%、48回払い
毎月の返済額 27,831円
合計の利息 335,876円

上記の結果を見ても分かる通り、毎月の支払い額は27,831円となるので、約1,543円の軽減に繋がります。

完済までにかかる利息総額も335,876円となるので、その差は歴然です。

メリット2|返済日が月1回にまとめられる

複数にばらけていた返済日をまとめられるのも、おまとめローンを利用するメリットと言えるでしょう。

返済日の一例
A社の支払い期日|毎月20日
B社の支払い期日|毎月25日
C社の支払い期日|毎月10日
      ⇓
D社の支払い期日|毎月15日

複数の借入先に返済している場合、上記のように支払日がバラバラになってしまうことは良くあります。

このような状況では、資金繰りを回す際にも手間がかかり、非効率な返済を続けているうちにうっかり滞納してしまう可能性もあるでしょう。

おまとめローンを利用すれば、複数社への面倒な支払いも解消され、返済プランも立てやすくなります。

メリット3|これまでの借入が完済できる

おまとめローンを利用するメリットは、これまでの他者借入を完済できるという点です。

「複数者から借入している」という情報は、個人の信用情報に記録されています。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

借入状況よっては多重債務者として判断される可能性もあるので、残念ながら他のローン審査は通過できません。パソコンや携帯端末の分割購入なども出来なくなってしまうのです。

しかし、おまとめローンを使ってこれまでの借入を完済状態にすれば、借入状況は1社のみとなります。借金の残高自体は変わらないものの、多重債務状態になるリスクは回避できるでしょう。

おまとめローンを利用するデメリット

様々なメリットがあるおまとめローンですが、残念ながら利用者全てが恩恵を受けられるとは限りません

誤った利用方法を続けていると、負担を減らす目的で使っていたのに損失が増えてしまうデメリットもあるのです。

返済期間が延びると利息総額が増えてしまう…

おまとめローンを利用する際に注意していただきたいのが、返済期間が長くなる場合です。

例えば、下記のような状況で3社から合計100万円の借入があるとしましょう。

おまとめローン利用前
A社 借入20万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 5,875円
合計の利息 82,000円

B社 借入50万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 14,687円
合計の利息 205,000円

C社 借入30万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 8,812円
合計の利息 123,000円

この場合、すべての借入金を4年間で完済すると、返済総額は1,410,000円、つまり利息総額は41万円となります。

では、下記のような条件でおまとめローンを利用した場合をシミュレーションしてみましょう。

おまとめローン利用後
D社 借入100万円、金利15.0%、72回払い
毎月の返済額 21,145円
合計の利息 522,441円

毎月の返済額はかなり抑えられていますが、利息総額は522,441円となり、以前より10万円ほど負担が増えています。

ここで注目すべきは「返済期間」で、以前は4年で完済する予定だったのが6年に延ばしたことに大きな原因があるのです。

当初予定していた返済期間で利用するのが理想的

上記のシミュレーション結果からも分かる通り、完済までにかかる総額を考えるのであれば、おまとめローンで安易に返済期間を延ばすのはおすすめできません

かえって返済総額が増えるのであれば使わない、もしくは同じ返済期間で支払先をひとつにまとめる程度で利用するのもひとつの選択肢と言えるでしょう。

安直におまとめローンへ申し込むのではなく、きちんと返済計画を練ってから申し込むのをおすすめします。

【解決策】適切なおまとめローンを選びましょう!

どんなおまとめローンでも、必ず希望通りの結果になるとは限りません

そこで、おまとめローンを検討する人は以下に紹介する2点を行ってから申し込みを決めてみてください。

申し込み後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、しっかり確認していきましょう!

少しでも低金利なおまとめローンを利用する

単順に低金利だからと言う理由だけで、おまとめローンを利用するのはおすすめできません。とはいえ、今よりも低い金利のおまとめローンを使うのは大切です。

例として、先ほどのシミュレーションを再度使ってみましょう。

おまとめローン利用前
A社 借入20万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 5,875円
合計の利息 82,000円

B社 借入50万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 14,687円
合計の利息 205,000円

C社 借入30万円、金利18.0%、48回払い
毎月の返済額 8,812円
合計の利息 123,000円

先ほどと同様、すべての借入金を4年間で完済すると、返済総額は1,410,000円、つまり利息総額は41万円となります。

では、4年から6年に返済期間を伸ばし、下記のような条件でおまとめローンを利用してみましょう。

おまとめローン利用後
D社 借入100万円、金利12.0%、72回払い
毎月の返済額 19,550円
合計の利息 407,614円

ここで注目すべきは、「金利」です。15%でおまとめした場合は、利息総額が増えてしまいましたが、12%のおまとめローンだと少額ですが軽減できています。

毎月の返済額も1万円近く抑えられているので、この場合はおまとめローンを使ってうまく返済プランを上方修正できたと言えるでしょう。

シミュレーション例の結果からも分かるように、金利が低ければ低いほど、おまとめローンの効果は大きくなるのです。

申し込み前に返済シミュレーションを活用する

おまとめローンの申し込み前にぜひ利用していただきたいのが、「返済シミュレーション」です。

今より金利が低いおまとめローンを見つけても、自分でシミュレーションするのは非常に大変な作業です。

そんな方のために、マネットでは現在お手持ちのスマホですぐにシミュレーションできる機能を用意しました。

下記に紹介するおまとめローンで本当に効果あるのか、申し込み前にぜひ返済シミュレーションを活用してみてください。

おすすめのおまとめローンはこちら!

東京スター銀行 おまとめローン

金利:12.5%

TVCMでも知られている東京スター銀行のおまとめローンは、業界でも知名度の高いサービスです。

複数のローン返済を一本化し、無理なく完済を目指していきたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

返済金額を計算

毎月の返済金額を計算します

借り入れする
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千円
金利 %
完済までの期間 ヶ月

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返済期間を計算

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おまとめローンが厳しい場合は債務整理も視野に入れましょう

おまとめローンを検討する人の中には、申し込んだものの利用できないケースもあります。

万が一、おまとめローンで解決できない場合は、弁護士や司法書士の力を借りて債務整理も視野に入れてください。債務整理を行うことで、これからの返済で発生する利息負担を抑えることができます。

弁護士へ相談する際には費用が発生するため、まずは相談無料の法テラスなどを利用してみましょう。

専門家に相談

Q.債務整理によって生じるリスクは?

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

金融サービスを利用できなくなります

債務整理とは、借金を減額したり、支払いに猶予を持たせたりすることです。
債務の支払いを免れることができますが、その時点で直ちに個人信用情報機関に金融事故として登録され、5年(KSCは内容により10年)間は住宅ローンなど、ほぼすべての金融サービスを利用できなくなります。
登録が削除された後も、個人信用情報機関に登録情報が無いことから債務整理を疑われ、やはり審査には通りにくい傾向が強いので注意してください。

まとめ

おまとめローンを利用するメリット・デメリットを解説していきましたが、いかがでしたか?

今よりも低い金利のおまとめローンを利用すれば、毎月の返済額や利息負担を軽減することが出来ます。

とはいえ、返済期間が延びると逆に完済までにかかる総額が増えてしまうケースもあるので、返済シミュレーションは必須です。

記事中で紹介したサービスなどを検討しつつ、自分でもシミュレーションしてみて、負担を軽減できると判断できたら申し込むようにしましょう!

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