審査が甘いカードローンは存在する?元銀行員が語るカードローン審査のウラ話

この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

武藤英次

銀行の支店勤務にて、カードローン(個人向け融資)の申込み受付・審査・管理などを含むあらゆる業務を経験。10年以上の勤続期間中に、延べ10,000名を超える利用者に適切な提案を行った。

この記事の目次

  1. 審査が甘いカードローンを利用したい!どうしてもお金が必要!
  2. 銀行カードローンの審査は消費者金融が請け負っている
  3. 裏事情|銀行はカードローン審査の全貌を把握していない
  4. 消費者金融にとって銀行カードローンの審査は重要な収入源
  5. 申込者の属性も審査結果に影響する
  6. ハイリスクローリターンな審査が甘いわけがない
  7. 今すぐできるカードローン審査への対策
  8. 大手消費者金融のカードローンはすぐ借りられる
  9. まとめ|銀行カードローンの審査は甘くはないが打ち手はある

 この記事はこんな人向けです 
  • 今月、どうしてもお金足りないな…
  • お金借りたいけど、消費者金融は不安
  • 審査が甘いカードローン、ないの?

初めて借入を検討している人にとって、安心感が大きな銀行カードローンは真っ先に挙がる選択肢のひとつでしょう。
しかし、銀行カードローンは誰でも簡単に借りられるほど審査が甘くありません。

審査が甘いカードローンを利用したい!どうしてもお金が必要!

カードローンでお金を用意したいけど、自分でも審査に通るのだろうか…。
自信が持てないと、どうしても審査が甘いカードローンを選びたいと考えてしまいますよね。

収入や信用情報に自信が持てない…

審査が甘いことを条件にカードローンを探している人は、1年間で4万3,000人以上もいらっしゃいます。

銀行系で審査が甘いカードローンは無いのか。年収が低くて、普通じゃ借りられそうにない。

ローン返済を滞納したことがある。そんな自分でも、審査に通る業者はないのか?

ブラックでも審査に通るカードローンはないのか?

こちらは、ネット上で審査が甘いカードローンを探している人たちの声を参考に、ニーズをまとめたものです。
どうやら、収入の不安信用情報の不安が、「審査の甘さ」でカードローンを探すきっかけになった人は少なくありません。

あなたは、なぜ「審査が甘いカードローン」を探していますか?

銀行カードローンの審査は消費者金融が請け負っている

実のところ、銀行はカードローンの審査手続きの大半を消費者金融に委託しています。

消費者金融は、カードローン審査の専門家です。その専門家に委託しているため、昨今は銀行カードローンも申し込んだ当日中の審査結果通知ができるようになってきました。

Q.消費者金融に審査を委託する以前は

Mutou

元 銀行員|武藤英次

かつては1週間程度の審査時間を要していました

かつての銀行カードローンは、基本的に1週間以上の審査時間を要していました。消費者金融に審査を委託するようになってから、その点のデメリットは幾分解消されています。
とはいえ、審査そのものはあくまでも厳格であり、容易な借入は期待できません。

審査が早いからと言って甘いわけではない

勘違いをしてはいけないのが、消費者金融が担当しているからといって銀行カードローンの審査が甘いわけではないということです。

そもそも、消費者金融の審査は"甘い"のではなく"早い"のです。
申込者の本人情報を採点し、顧客の統計データと照らし合わせて足切りするスコアリングシステムを行うため、スピーディーな通知ができます。

つまり、審査を担当している消費者金融と審査のハードルは無関係です。

裏事情|銀行はカードローン審査の全貌を把握していない

上記のような背景から、驚くことに銀行自身もカードローン審査の全貌を把握していません。
より具体的には、銀行カードローンの審査がどのような流れで行われているかを見ればわかります。

銀行カードローンが行う審査の流れ

銀行カードローン各社は、主に以下の流れで審査を行います。

  1. 仮審査(スコアリング)
  2. 信用情報の確認
  3. 在籍確認
  4. 本審査(最終確認)

各工程でどのような手続きが行われているのか、詳細を解説します。

手順1:仮審査(スコアリング)


申し込みフォームに記載された内容をスコアリングし、月々いくら程度の返済ができるのか判断。

手順2:信用情報の確認


本人情報をもとに申込者の信用情報を照会し、過去の金融取引に問題がないか確認。

手順3:在籍確認


申し込みフォームに記載されている勤務先情報に虚偽がないか、会社に電話をかけて確認。

手順4:本審査(最終確認)


警察庁データベースに申込者情報を照会し、犯罪組織等との関係が無いか確認。
その後、申込者本人に電話連絡し、借入意思の有無等を確認。

上記の中で、銀行が担当しているのは最終確認だけです。
重要な工程は全て消費者金融に任せきりで、甘いのか厳しいのか銀行自身も把握しきれていません。

審査落ち判定の理由すら知らない

上記の事情があるため、たとえ申込者が審査落ちした場合も、銀行側は詳しい否決要因を知りません。
つまり、銀行カードローンの担当者をいくら問い詰めたところで、審査通過につながるような情報は一切引き出せないのです。

銀行本人が詳細を知らない以上、申込者が事前に審査対策を行うというのは、あまりにも無理がある話と言えるでしょう。

消費者金融にとって銀行カードローンの審査は重要な収入源

銀行からカードローン審査を丸投げされる形になった消費者金融ですが、この業務は重要な収入源であるため、断るに断れない事情があります。

2010年に貸金業法改正が行われて以来、融資金額や利息に関する規制が行われ、消費者金融の利用者数は激減しました。

それに伴い、業界では銀行カードローンが台頭し始めましたが、前述の通り当の銀行にはカードローンのノウハウがありません。

その状況で消費者金融が生き残るには、銀行カードローンの保証会社として審査業務を請け負うしかなかったのです。

とはいえ、消費者金融にとって銀行審査の代行はハイリスク

実のところ、銀行カードローンの審査代行は消費者金融にとってありがたい仕事とは限りません。万が一利用者が返済困難になると、審査を行った消費者金融が代位弁済(返済の肩代わり)をしなくてはならないからです。

 代位弁済とは

代位弁済とは、(保証会社の保証を付けた)キャッシング(カードローン)などを利用し、万が一返済ができなくなってしまったときに、保証会社が、金融機関に返済を肩代わりし、債権が弁済者に移行することです。

申込者の属性も審査結果に影響する

どのようなカードローンにおいても、審査は厳しく行われています。そして、その手続きにおいては申込者の現状をあらゆる角度から確認しており、どのような属性を有しているのかも重要な判断材料となります。

つまり、単純な年収額や信用情報の状態だけで審査結果が決まるわけではないのです。

「属性」は家庭環境・居住状況・職業などあらゆる要素から判断される

属性とは、借入・返済状況にどのような傾向を持っている人かを、統計データをもとに分類したものです。

例えば、「年収500万円」「信用情報に問題なし」という点で共通している2名が居たとします。
それぞれ、下記の様な属性を有しているとしましょう。

Aさん:職業 小説家

前年度の年収は500万円程度であり、連載を抱えているために今年も同じ程度の年収は期待できる。
ただし、大きく名が売れているわけではない、駆け出しの小説家。

Bさん:職業 会社員

入社後3年程度が経過している契約社員で、前年度の年収は500万円程度。
今年度の査定で給与は上がらなかったが、前年度と同じ給与は確約されている。

この場合、カードローンの審査においては一般的にBさんの方が属性が良いと判断されています。

小説家であるAさんは、一般的に収入の上下が大きい職業であり、一方のBさんは安定性が高いと判断されるからです。

カードローンの審査を受けた人の口コミ

例えば、一般的に収入が不安定という印象を持たれがちなフリーターの方でも、カードローンを利用できたケースはあります。

Male

20代 / 男性 / 職業: アルバイト / 年収: 100-299万円 / 目的: 趣味・娯楽

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4.5

フリーターでも利用できたのは本当に良かったと感じています。地元にある無人店舗に行っても良かったのですが時間のあるときに使い慣れたスマホから申し込みができたのは簡単で便利だと感じました。

Male

20代 / 男性 / 職業: フリーター / 年収: 100-299万円 / 目的: 車費

ユーザー評価
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4.6

バイトを掛け持ちしてるフリーター状態なので、審査に通るか不安だったんですが、たったの1時間で通過できました。それが良かったです。

返済を続ける手段が安定的かつ多い人が「属性が良い」とされる

カードローンの審査における「属性」について調べると、正社員が有利である・持ち家があった方が良いなど、非常に具体的な話が散見されます。

しかし、「正社員だけど持家じゃない」「アルバイトだけど実家暮らし」など、複合的に考えると有利・不利がわかりにくい属性の人も多いのではないでしょうか。

では、どういった判断基準で自分の属性を振り返ればいいのか?それは、返済を続ける手段が安定的・多いかどうかです。

そもそも審査の目的は貸倒の防止

カードローンの審査は、何よりも「貸付金を回収し切れるかどうか」を軸に行われています。
申し込みフォームに記載する情報は、全てその判断材料です。

つまり、居住状況については「賃貸より持家の方が夜逃げの心配がない」という見方ができますし、家族構成は「同居人が居れば本人が返済困難になっても助けてくれる人が居る」という見方ができます。

属性については、こういった点を総合的に判断して有利・不利が決まるのです。

ハイリスクローリターンな審査が甘いわけがない

銀行からすれば、利用者が返済不能になったとしても、消費者金融から貸付金を徴収できるためリスクがありません。
一方で、消費者金融にとってはリスクが大きいため、審査にも慎重さが求められます。

リターンが少ないのに、リスクだけは大きな銀行カードローン。そんなメリットの少ない審査業務を、消費者金融が甘い基準で行うわけがありません。

消費者金融自身が融資を行う場合は積極性が高まる

消費者金融が銀行カードローンの審査を請け負って得られるリターンは、手続きを代行する手数料(保証料)程度のものです。
しかし、自身が融資を行う際は、金利に応じて発生する利息の全てが利益になります。

もちろん、消費者金融が自社への申込者に対する審査を甘くするわけがないのも事実。しかし、消費者金融にとって、銀行カードローンの保証より自社で融資を行う方が収益性が良いというのは、頭に留めておきましょう。

審査の仕組みが違うので融資までの所要時間も異なる

ここまで説明してきたように、銀行カードローンと消費者金融の審査は仕組みが大きく異なっています。これは、申し込みから借入までの所要時間にも影響しています。

銀行カードローンの場合、審査結果が出るまでに2営業日以上要するため、緊急時に申し込むと間に合わないリスクがあります。

対して消費者金融は、自社で全ての手続きが完結するので、最短で即日融資も可能。急いでいる時は、消費者金融を選んだ方が適切なケースもあるのです。

初めての消費者金融からお金を借りるガイド特集

今すぐできるカードローン審査への対策

正直言って、審査が不安なことに変わりはない。

ここまでの話で、審査の不安が解消し切れなかった方も多いでしょう。
そのような場合は、通れるはずの審査に落ちないための対処法を押さえておいてください。

対処法1|審査で見られるポイントの把握

そもそも、消費者金融はどのような基準で審査を行うのか。詳細は内部の人間でなければわかりませんが、共通している観点は返済能力の高さです。

返済能力とは、安定的かつ継続的に返済できる能力です。
要するに、月々の返済に遅れないだけの収入があり、真面目に支払いを続ける姿勢を持った人というのが、理想的な人物像と言えます。

具体的な審査で重視されるポイントは、以下の通りです。

 審査の重要ポイント 
  • 一定収入を毎月得られているか
  • 転職・退職する可能性はないか
  • 夜逃げ・踏み倒しのリスクはないか
  • 他社からの借入が多すぎないか
  • 過去にお金のトラブルがないか

銀行カードローンの審査を代行する場合、消費者金融は上記のポイントを厳しく確認するわけです。つまり、上記のいずれかに不安が残る場合、低金利でハードルが高いと考えられるようなカードローンは避けた方が無難と判断できます。

対処法2|成約率に着目したカードローン選び

カードローン会社の公式サイトを深く調べると、投資家向けのIR情報に成約率が記載されているケースがあります。
この点に着目すれば、審査に落ちている人がいる一方で、お金を借りられている人も沢山いることがわかるでしょう。

成約率を公表している金融機関

前述の通り、銀行はカードローン審査について十分に把握していません。そのため、基本的に銀行カードローンの成約率は銀行のIR情報には記載されていないのです。
一方で、大手消費者金融の一部は成約率を公開しています。
例えば、こちらをご覧ください。

プロミスの成約率
期間 18/04 18/05 18/06 18/07 18/08
新規顧客 20,754 23,928 18,094 18,243 20,847
成約率 46.4% 47.3% 45.7% 44.6% 46.4%

これは、大手消費者金融プロミスが公表している成約率です。カードローン選びの際には、こういった情報に着目してみるのも良いでしょう。

対処法3|アルバイト・パートから人気のカードローンを選ぶ

自分の状況を振り返ってみたら、正直言って年収に自信がない。かといって、各カードローンの成約率を調べてまわるのは面倒…。
そういった方は、アルバイト・パートの方でも利用できるカードローンに注目してみてください。

実のところ、大手カードローンの中には年収が低かったとしても毎月給料を得られているなら大丈夫というものが多数あります。

誰でも借りられるほど審査が甘いというわけではありませんが、収入状況に不安がある方はぜひ検討してください。

信用情報に問題があれば審査に落ちます

一定の収入を得られている方でも、過去5~10年間に下記のようなトラブルを経験している場合、信用情報が傷ついているため審査に落ちてしまいます。
  • クレジットカードの支払いで61日間以上の延滞
  • スマホ本体料金の分割払いで61日間以上の延滞
  • 追い出されるほどの家賃滞納
  • 奨学金の長期延滞
  • 債務整理による借金問題の解決
こういったトラブルを起こしている方は、金融機関にとって*返済意思のない人*です。
こうなると、信用情報から記録が消えるまでの5年間はどのローンも組めないので、カードローンへの申し込みは控えてください。
※家賃滞納が信用情報に影響するのは、保証会社を介して契約している場合に限られます。

アルバイトの方から人気のカードローン

例えば、アルバイトやパートとして働いている方から人気を集めているカードローンとして、アイフルプロミスがあります。
金額が少なくても「ちゃんと働いている」という方は、ぜひ利用を検討してください。

プロミス

審査時間 最短30分
即日融資 可能
金利 4.5~17.8%

アルバイト・パートの利用者の方々もたくさんいらっしゃいます。
公式サイトからお申込みいただいた場合、早ければ1時間後にご利用可能となります。

公式サイト
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

アイフル

審査時間 最短30分
即日融資 可能
金利 3.0~18.0%

初めてのご利用の方は、ご契約後30日間は金利が0%となります。
在籍確認の直前に、申込者本人に「これから電話します」と連絡をくれるなど、職場の方に利用を知られないよう配慮してくれます。

公式サイト
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

大手消費者金融のカードローンはすぐ借りられる

成約率を公開している、大手消費者金融。その大手消費者金融が提供しているカードローンには、申し込んでから審査の結果が出るまでが早いという特徴があります。

早ければ30分で審査結果がわかるので、緊急時であっても最短即日でお金を借りられるでしょう。

お金をすぐ借りられる手続きの進め方

カードローンでお金を借りる方法は、ATMで現金引き出し銀行口座に入金の2通りです。

審査に通ればどちらの方法も選択できますが、お金をすぐ借りたい人は"効率の良い手続きの進め方"を知っておくべきでしょう。

  1. スマホで公式サイトから申し込み
  2. 無人店舗に移動
  3. 無人契約機でカード発行
  4. 店内のATMでお金を借りる

この流れで申し込めば、時間を無駄にせず、お金をすぐ借りられます。

ただし借り入れ金額は最小限に

1点、カードローンを利用するにあたっては決して無駄な借入をしないようにご注意ください。
借りたお金には利息が発生するので、念のためにと多めに借りてしまうと無駄な利息を支払うことになります。

ポイントは、必要なとき必要な金額だけ借りること。
最低限の借入に留め、出来る限り早めに完済するよう心掛けてください。

まとめ|銀行カードローンの審査は甘くはないが打ち手はある

カードローンを利用するうえで、審査というものは決して避けられません。そして、審査に落ちてしまう人が一定数いることも事実です。

しかし、一方でお金を借りられている人も山ほどいます。そういった方は、どのようなカードローンを選んでいるのか?
ぜひ、人気の高さに着目して選んでみてください。

人気の高さは、「借り入れに満足している人の多さ」の証明なのですから。

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