クレジットカードの利用代金を遅延・延滞するリスクと適切な対処法

この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

 この記事はこんな人向け 
  • クレジットカードの支払を遅延しそう…
  • カードの請求日を過ぎてしまった…
  • ここ2ヶ月クレジットカードを払っていない…

クレジットカードは現金を持ち歩かなくても、お会計時にカードを1枚提示すれば決済を完了できる大変便利な手段です。

インターネットショッピングや、海外旅行なので重宝しますが、遅延・延滞をしてしまうと大きなリスクがあることをご存知でしょうか?

クレジットカードを遅延・延滞するリスク

クレジットカードは現金を使わずにショッピングできる便利なサービスですが、クレジット機能を利用した以上、月々の代金を滞納してはいけません

支払方法は基本的に自動引き落としですが、当日残高不足になっていると滞納状態となります。

支払いの遅れは重大な違約行為なので、遅延・延滞すれば相応のリスクが伴うことを認識しておきましょう。

クレジット代金を滞納した際の流れ

【1】再引落日を案内する書面が届く
【2】電話による支払いの督促
【3】連絡がつくまで督促電話が続く
【4】強制解約
【5】一括支払の督促状が裁判所から送付

一般的なクレジットカードでは、遅延・延滞した場合、上記の流れでカード会社側からの手続きが進められます。

遅延・延滞するリスク1|カードの利用停止と督促電話

クレジット代金を滞納してしまうとカードが利用停止となり、申込時に登録した電話番号に督促の連絡があります。

電話連絡は支払い日を過ぎている旨を通知して入金を促す内容です。

しかし、無断滞納はカード会社からの信用を損ねる行為なので、絶対に電話を無視してはいけません。

音信不通のまま滞納し続けるとショッピング枠の減額など、その後の契約内容に悪影響が出るので、万が一対応できなかった場合も必ず掛けなおしてください。

遅延・延滞するリスク2|強制解約・一括請求と財産の差し押さえ

長期間に渡って滞納状態を続けると、利用していたクレジットカードを強制解約され、返済できなかった金額を一括請求されます。

一括請求は法的な措置なので、どんな理由があっても拒否することはできません

それでも支払いができないと、最終的にはカード会社から訴訟を起こされ、財産を強制的に差し押さえられるリスクもあります。

遅延・延滞するリスク3|信用情報のブラック化

クレジット代金を2~3ヶ月以上遅延すると延滞扱いになり、金融事故情報として信用情報に5年間記録されてしまいます。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

長期滞納で信用情報に大きなダメージが残ると、事故情報が破棄されるまでの5年間はどんなローン審査も通過できなくなるので注意してください。

※クレジットカードの滞納リスクはあくまで一般論であり、会社ごとに特徴や傾向は異なります。

遅延・延滞時の対処法1|カード会社に連絡する

「どうしても今月の支払いを滞納しそう…」そんな人は、すぐにカード会社へ電話して、担当者に事情を説明してください。

クレジットカードを取り扱う会社の多くは、公式サイト等に電話でのお問い合わせ先が記載されています。

オペレータの通話対応な時間帯を確認してから、すぐに電話連絡しましょう。

支払い可能な期日を再設定する

カード担当者に電話連絡すると、現在滞納している代金をいつまでに支払えるのかを確認されます。

ここで明確な期日を約束すれば、それ以降は再設定した返済日まで督促電話がかかってくることはありません。もちろん、約束した期日までに代金を支払う必要はあります。

基本的には支払いを先延ばしするだけですが、無断滞納はカード会社からの信用を損ねる行為なので、必ず連絡しましょう。

請求日前なら支払い方法を変更できる

仮に、請求日まで日数に余裕がある状況なら、支払い方法をリボ払いに変更することで滞納を回避できるかもしれません。

リボ払いとは、利用額に応じて決まる一定の金額を数ヶ月に渡って支払い続けるというシステムで、1ヶ月あたりの返済負担を減らせます。

「全くお金が無い訳ではないが、一括支払いは難しい…」そういった方は、一度担当者に支払い方法の変更を願い出てみましょう。

滞納時の対処法2|専門機関に相談する

すでにクレジット代金を滞納している人は、落ち着いて専門機関に相談してください。

公的機関や専門家であれば、今後行うべき正しい対処法を指導してくれるでしょう。

主な選択肢は、

国民生活センター(消費生活センター)
日本クレジットカウンセリング協会
弁護士などの専門家

の3通りがあります。

相談先1|国民生活センター(消費生活センター)

様々な商品・サービスに関する相談ができる国民生活センター(消費生活センター)では、消費生活全般に対する苦情・問い合わせに専門担当者が対応してくれます。

クレジット代金を払えない可能性がある人は、少しでも早く連絡して公正な立場からの適切なアドバイスを受けてください。

・国民生活センター/消費生活センター
電話番号:042-758-3161
国民生活センター公式サイト

相談先2|日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会(通称:JCCO)は、消費者保護の観点から公正かつ中立的にカウンセリングをおこなっています。

債務関連の専門家が対応してくれる公共機関なので、お金のトラブルに関してはより具体的なアドバイスを期待できるでしょう。

・JCCO
電話番号:03-3226-0121
JCCO公式サイト

相談先3|弁護士などの専門家

最終的な手段のひとつになりますが、法律の専門家に相談するという選択肢も考えておいてください。

既に長期間滞納している場合、弁護士や司法書士に指導してもらいながら債務整理をすることで、返済問題を解決できます。

ただし、弁護士に依頼する場合は相談料を支払わなくてはなりません。

「まずは専門家の意見を聞いておきたい」「弁護士への依頼費用を捻出できない」といった状況の人は、無料相談できる法テラスに連絡してみてください。

・法テラス
電話番号:0570-078374
法テラス公式サイト

滞納時の対処法3|お金を借りる

場合によっては、足りない請求額分のお金を借りるという選択肢にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。

具体的な方法としては、

知り合いから借りる
クレジットカードのキャッシング機能を使う
金融機関から借入する

といった選択肢があります。

借入方法1|知り合いに頼む

まずは、ご両親や親せき、友人といった知り合いに相談してみてください。
もちろん、必ずしもお金を借りられるわけではありませんし、頼み方によっては人間関係が悪化するリスクもあります。

しかし、事情を説明すれば快く助けになってくれる可能性がありますし、この手段で解決できるならそれに越したことはないでしょう。

ただし、当然ながら借りたお金はしっかり返さなくてはなりません。相手が誰であっても、不誠実な対応はしないよう心掛けてください。

借入方法2|クレジットカードでキャッシングする

クレジットカードには、商品代金を立て替えるショッピング機能の他に、現金を借り入れするキャッシング機能があります。

メインの機能ではないため、利用可能額は少な目に設定されている傾向にありますが、今月のカード代金分であれば借入できる可能性は十分あるでしょう。

ただし、現在滞納しているクレジットカードだとキャッシング機能も停止しているので借入できません。

また、キャッシングの返済方法が一括のみとなっているクレジットカードもあり、その場合は来月の支払い負担が大きくなるので注意してください。

借入方法3|金融機関から借りる

手元のクレジットカードにキャッシング機能がついていないなら、金融機関に借入を申し込むという選択肢も検討してみてください。

もちろん、借りたお金には利息を上乗せして返さなくてはなりません。しかし、金融機関から借りたお金は、数ヶ月に分けて少しずつ返済していくのが基本です。

借入金額にもよりますが、この方法なら、来月以降の支払い負担が過度に大きくなる心配はないでしょう。

カードローンという選択肢

具体的な借入方法ですが、カードローンに目を向けてみてはいかがですか?

カードローンとは、どのような支払いもローン払い(分割・リボ払い)にできるカード商品です。
そのため、「クレジットカードの支払いに充てたい」といったニーズにも応えてくれます。

カード代金の支払い口座に入金できる

カードローンには、「ATMで現金を借りる」という使い方と、「指定した口座に入金してもらう」という使い方があります。
後者の場合、契約したカードローン会社の会員ページにログインし、スマホ上で入金依頼するだけです。

この機能は、入会審査に通過し契約手続きが完了したら、その時点で利用可能となります。つまり、スマホ上で入会申し込みをして、そのまま「カード代金の支払い口座」に必要な金額を入金してもらうこともできるのです。

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