NTTグループカードの利用代金を滞納するリスクと適切な対処法

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ファイナンシャルプランナー

隅倉広樹

FP技能士2級を保有する、不動産仲介・管理業務を中心としたライフプラン設計・資産運用のプロ。その他、宅地建物取引士管理業務主任者損害保険募集人といった多数の資格を保有し、ファイナンスに関する幅広い知識でお客様をサポート。

この記事の目次

 この記事はこんな人向けです 
  • 先月、NTTグループカードを使いすぎた
  • 請求日前なのに、口座が空っぽ
  • このままだと、滞納してしまう

NTTグループカード(レギュラー)とは

NTTグループカード
年会費 無料
提携ブランド MasterCard・VISA
ポイントの種類 NTTポイント
※紙明細の利用を希望する場合、年会費1,200円が必要となります。

NTTファイナンスが提供している、NTTグループカード。
通信料金や公共料金の支払いに利用できるので、日常的な支払い以外にもNTTグループカードを使っている方もいることでしょう。

NTTグループカードの主なサービス内容

NTTグループカードは、保険や補償に関するサービスが充実しているクレジットカードです。
具体的なサービス内容は、以下の通りです。

  NTTグループカードのサービス  
ショッピング保険
購入した商品の保証を、最高100万円まで、購入日から90日間補償。
MyLink会員ネット向けサービス1
MyLink会員がNTTグループカードで決済した旅行料金など、指定事由によりキャンセルが発生した場合、キャンセル料を補償。
MyLink会員ネット向けサービス2
倍増TOWNでのショッピング時、カードを不正利用された場合、その損害額が補償される。

毎月末日締め・翌月25日支払い

NTTグループカードの請求は、毎月末日に締まり翌月25日の支払いとなります。主な支払い方法は、指定口座からの自動引落しです。

当日に請求額分の口座残高がなければ、翌日から「滞納状態」に陥ります。

NTTグループカードを滞納するリスクとは

NTTグループカードから請求された利用代金を滞納すると、それ相応のリスクが生じます。
滞納は明確な違約行為であり、特に避けるべきことです。

Q.クレジットカードの支払いが滞る人の特徴は?

ファイナンシャルプランナー|隅倉広樹

月々の支出を把握できてない方

毎月の支払いの内訳や金額を把握している人は、クレジットカードの支払いに困っていない場合が多いです。

家計簿まではいかなくとも、何にいくら使ったかのメモ程度でも残しておけば、返済の計画も立てやすくなります。

滞納が多い方は、まずはご自身の支出の全体像を把握する所から初めてはいかがでしょうか?必ず何か気づくことが出てくるはずです。

滞納リスク1:電話・郵送物での督促

クレジットカードの支払い期日を1日でも過ぎてしまうと、あなたの携帯に連絡が来るか、もしくは自宅に郵送物が届くといった処置がとられます。
電話の内容は、支払いが滞っていることを通知し、入金を求めるものです。しかし、これは決して無視しないでください。
滞納時に音信不通となると、カード会社からの信用を大きく損ねてしまいます。

また、NTTグループカードの利用規約に記載がある通り、滞納時には日毎に「遅延損害金」という違約金が生じます。督促と同時に、金銭的負担も多くなっていくのです。

滞納リスク2:強制解約・一括請求

滞納状態が長期にわたって続くと、NTTグループカードは強制解約となり、遅延損害金を含めた利用代金を一括請求されます。

こうなると、たとえ未納分の支払いに応じたとしても、NTTグループカードを再度利用することはできません。

また、一括請求を無視し続けると、最終的に訴訟を起こされ、財産の差し押さえが行われる可能性もあります。

滞納リスク3:信用情報のブラック化

強制解約が行われるころには、NTTグループカードへの滞納状況が「信用情報の傷」となり、あらゆるローン審査に通過できなくなります。
NTTグループカードの利用規約にも記載がある通り、この状態は未納分の支払いを終えてから5年間は継続します。

Q.信用情報が傷ついた時のもっとも大きなダメージは?

ファイナンシャルプランナー|隅倉広樹

完済しても数年以上解けません

信用情報がブラック化してしまうと、CICやJICCでは滞納金を完済しても5~10年はブラック化を解いてくれません。

その間は、クレジットカード作成不可、賃貸物件の家賃保証も審査落ち、住宅や自動車ローンなども組めなくなります。

どれが大きなダメージかは人それぞれでしょうが、誰もが不便に感じる事ばかりです。こうなる前に対応しておきましょう。

クレジットカードの滞納リスクはあくまで一般論であり、会社ごとに特徴や傾向は異なります。

滞納時の対処法1:カード会社に連絡

NTTグループカードを滞納し続けていると、最終的にはライフプランに悪影響を及ぼすようなリスクがあります。
後悔しないためにも、開き直って滞納を続けるのではなく、適切な対処をするべきでしょう。

まずは、NTTファイナンスに電話をして担当者に事情を説明しましょう。
NTTグループカードの場合、フリーコールは0120-883-563です。

支払い可能な期日を約束

担当者に電話すると、未納分の利用代金をいつまでに支払えるのかを確認されます。

ここで明確な期日を約束すれば、それ以降、当日まで督促の電話がかかってくることはないでしょう。

もちろん、約束を反故にしてはいけません。基本的には支払いを先延ばしするだけですが、無断滞納はカード会社からの信用を大きく損ねる行為なので、必ず連絡してください。

請求日前ならリボ払いへの変更も可能

まだ請求日を迎えていないなら、支払方法を一括からリボ払いに変更することで、滞納を回避できる可能性があります。

リボ払いとは、利用額に応じて決まる一定の金額を数ヶ月に渡って支払い続けるというシステムで、月々の支払い負担を減らすことができます。

「まったくお金が無いわけではないけど、全額は用意できない」
そういった方は、一度担当者に問い合わせて、支払い方法の変更を願い出てみましょう。ただし、請求日を過ぎている場合、支払い方法の変更には応じてもらえないので注意してください。

滞納時の対処法2:専門機関に相談

すでに支払い日を過ぎて滞納しているなら、適切な相手に相談しましょう。公的機関や専門家なら、適切な対応方法を指導してくれます。

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検討したい相談先

  • 国民生活センター(消費生活センター)
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 弁護士などの専門家

相談先1|国民生活センター(消費生活センター)

国民生活センター(消費生活センター)は、消費生活全般に対する苦情・問い合わせに専門担当者が対応してくれる、様々な商品・サービスに関する相談を受け付けている公共機関です。

無料で公正な立場から適切なアドバイスを受けられるので、まずは連絡してみてください。

・国民生活センター/消費生活センター
電話番号:042-758-3161
国民生活センター公式サイト

相談先2|日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会(通称:JCCO)は、公正かつ中立的にカウンセリングを、消費者保護の観点から行う公共機関です。

債務関連の専門家からアドバイスをもらえるので、お金のトラブルに関してはより適切なアドバイスを得られるでしょう。

・JCCO
電話番号:03-3226-0121
JCCO公式サイト

相談先3|弁護士などの専門家

その他、法律の専門家に相談するという選択肢も検討してください。
ただし、弁護士事務所に行くと相談料を支払わなくてはなりません。「取り合えず専門家の意見が聞きたい」「弁護士に依頼するだけの費用が無い」といった方は、無料相談できる法テラスに連絡してみてはいかがでしょうか。

・法テラス
電話番号:0570-078374
法テラス公式サイト

滞納時の対処法3:お金を借りる

場合によっては、不足している請求額分を借りるという選択肢にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。

具体的な方法としては、
知り合いから借りる
クレジットカードのキャッシング機能を使う
金融機関から借入する

といったものがあります。

借入方法1|知り合いに頼む

まずは、ご両親や親せき、友人といった知り合いに相談してみましょう。
もちろん、確実にお金を借りられるわけではありませんし、頼み方によっては人間関係にひびが入るリスクもあります。

しかし、事情を説明すれば快く助けになってくれる可能性がありますし、この手段で解決できるならそれに越したことはありません。

ただし、当たり前ですが借りたお金はしっかり返す必要があります。相手が誰であっても、不誠実な対応はしないよう心掛けてください。

借入方法2|クレジットカードでキャッシングする

一部のクレジットカードには、商品代金の決済に利用するショッピング機能の他に、現金を借り入れするキャッシング機能があります。

クレジットカードのメイン機能ではないので、利用可能額は少なく設定されるケースが多いですが、今月のカード代金分の金額なら十分に借入できるでしょう。

ただし、現在滞納しているクレジットカードはキャッシング機能も停止しています。また、キャッシングの返済方法が一括のみとなっているクレジットカードもあり、その場合は来月の支払い負担が大きくなるので注意してください。

借入方法3|金融機関から借りる

キャッシング機能がついたクレジットカードが手元に無いなら、金融機関に借入を申し込むという選択肢も検討してみてください。

もちろん、借りたお金には利息を上乗せして返済する必要があります。しかし、金融機関から借りたお金は、数ヶ月かけて少しずつ返済していくのが基本です。

借入金額にもよりますが、この方法なら、来月以降の支払い負担が過度に大きくなる心配はないでしょう。

カードローンという選択肢

具体的な借入方法ですが、カードローンに目を向けてみてください。

カードローンとは、どのような請求もローン払い(分割・リボ払い)にできるカード商品です。
そのため、「クレジットカードの支払いに充てたい」といったニーズにも対応してくれます。

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