カードローンと年収の関係性とは|アコム利用者の平均年収から読み解く審査の難易度

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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

  1. 審査では絶対に嘘の年収はNG
  2. 年収はローンの返済能力を見る目安
  3. 消費者金融カードローンと年収との関係
  4. アコムを例に年収とカードローンとの関係を見る
  5. 銀行カードローンと年収の関係

審査を受ける前にそのような不安をお持ちの方もいるかもしれませんね。もちろん関係ありますし、それは消費者金融カードローンと銀行カードローンではそれぞれ事情が異なります。

それぞれのカードローンと年収との関係を、マネットが独自試算したアコムユーザーの平均年収も参考にしながら見ていくことにいたしましょう。

審査では絶対に嘘の年収はNG

審査には年収を入力する項目があるのですが、年収が低いと不安になってしまうことがあります。だからといって嘘を記入するのは絶対にダメです。審査に落ちてしまいます。

収入証明書(源泉徴収票など)と照合すれば一発でわかりますが、それがなくてもわかってしまうのです。

Q.年収が少ないと審査に不利?

Murakami

ファイナンシャルプランナー|村上敬

年収が高いと有利なのは間違いありませんが、それだけでは判断されません。

貸金業法に従って営業している金融機関からお金を借りる場合は、年収の1/3までしか借りることができないという「総量規制」が関係してくるので、年収が低い人よりも高い人の方が有利であると言えます。
しかし、年収が低いからといって、借りられないという話ではありません。借り入れの希望額・勤務形態や勤務先情報・年齢や住まいなど、審査の基準は全てを総合的に判断したうえで決定されます。年収はあくまでも判断材料の1つと考えましょう。

消費者金融カードローンの膨大な年収データ

消費者金融は、過去長年にわたる膨大なカードローン審査の中で年収データを蓄積しています。そのため、年齢、会社名、勤続年数などの要素でほぼ年収を言い当てるくらい豊富なデータベースを持っています。

だから、年収で嘘を言っても絶対にバレてしまいますし、審査落ちになります。

くれぐれも年収の申告は嘘がないようにしましょう。

年収はローンの返済能力を見る目安

審査を受けるにあたって、年収の低さはあまり大きなネックになりません。もしもこれが住宅ローンといった、高額な借り入れであれば影響があるかもしれませんが、カードローンの場合は違います。

あくまでどのくらいの返済能力があるかを見る目安なので、年収が低いから審査が通らないということは、杞憂かもしれません。

ただ点数制の審査においては、大きな要素になるということは間違いありません。

年収は手取りではなく額面でみる

カードローン審査で目安とする年収は、手取り額ではなく額面で数えます。

仮に手取り年収でいくと、年収1,000万円なら最大で720万円と30%近く減ってしまいますし、年収500万円なら手取りは400万円弱となってしまいます。

もちろん、カードローンの申し込みにあたっては税込みの年収で考えてください。

その一方で、返済のケースでは、手取り年収で考えることを習慣づけておかれると良いでしょう。

年収はカードローン審査の大きな要素になる

カードローン審査とは返済能力を見るものですが、とりわけ「年収」は大きな要素となります。

年収に対して借入希望額が大きすぎると、審査落ちする可能性が高くなりますし、それに対して余裕があれば審査に通りやすくなるでしょう。

もちろん、その他の要素も複雑に関係してきますのでその限りではありませんが。

見込み年収でも申し込める

カードローンを申し込むときは、必ず年収を記載しなければなりませんが、これは見込み年収でも問題ありません。

場合によっては給料明細といった収入証明書の提出を求められるかもしれませんが、申し込み自体は可能です。

消費者金融カードローンと年収との関係

消費者金融カードローンと年収との関係は、法的に非常に厳密なものとなっており、ここが銀行カードローンとは完全に異なっている点です。

ユーザー保護の観点から改正貸金業法によって、年収3分の1以上の貸付は禁止されることになりました。

消費者金融カードローンの大きな特徴でもあり、その代わりに少額融資が中心になりますから、審査が早いというようなメリットもあります。

まずは消費者金融カードローンと年収との関係を見てまいります。



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消費者金融の限度額上限は年収の3分の1

消費者金融カードローンでは総量規制によって、年収の3分の1以上は貸付を禁止しています。

そうならないように、次の条件に該当する場合は収入証明書の提出が求められて年収の確認作業が行われます。


・借入希望額が1社で50万円以上
・カードローンで合計借入額が100万円に達する

また、大手消費者金融カードローンの場合は、年収0円の専業主婦の申し込みは受け付けていません。

一方で、パートなどがある主婦の申し込みは年収があるために受け付けています。

アコムを例に年収とカードローンとの関係を見る

アコムは年間約140万人以上が利用する国内大手の消費者金融カードローンです。

まずは、カードローンの特徴を見ておきましょう。

アコムユーザーの平均年収を独自試算

アコムの2016年3月期の公表数値によりますと、8割以上のユーザーが年収500万円以下でした。そして、マネットが独自に試算したユーザー平均年収は約360万円となりました。

もちろん、年収がすべての審査要素ではありませんが、これからお申し込みする方は一つの審査の目安にはなるのではないでしょうか。ちなみにアコムの成約率は44.8%です。
参考:アコム『DATE BOOK』

また、借入限度額で見てユーザーがどの金利に分類されるかは次のようになります。

限度額 金利 口座数 割合
100万円以下 15.0〜18.0% 95万 67.8%
110万円以上 10.0〜15.0% 34万 24.4%
高額 10%以下 7万 5.0%

ちなみに、プロミスは約129万人、アイフルは口座数で約86万件とユーザー数は公表していますが、ともに年収区分は公表していません。

年収別の平均借り入れ額はどのくらいか

アコムについてもう一つデータをご紹介しておきます。

年収カテゴリーごとの初回の平均貸付額です。

年収毎の初回平均限度額
200万円以下 11.7万円
200万円〜500万円 14.8万円
500万円〜700万円 19.2万円
700万円〜1000万円 23.3万円
1000万円超 30.6万円

当然ですが、年収が上がるごとに平均貸付額は上がっていきます。

これから消費者金融カードローンに申し込みを考えている人は、融資希望額をこの平均額よりも下にしておけば、審査に通過しやすくなる可能性があるでしょう。

銀行カードローンと年収の関係

銀行カードローンは消費者金融カードローン以上に高額融資を行っています。

中には住信SBIネット銀行、横浜銀行、東京スター銀行などのように1,000万円以上が限度額に設定しているところもります。

では、年収とは関係があるのでしょうか。

もちろん、審査の内情に関係してくるので、「ある」とも「ない」とも銀行は言っていません。

それでは、銀行カードローンと年収との関係を見てまいりましょう。

銀行カードローンは年収の2分の1が目安

銀行カードローンは業法が銀行法なので総量規制(年収の3分の1以上の貸付は禁止)の対象ではありません。だから、極端な話として、いくらでも貸付はできるのです。

もちろん、ユーザーの年収や資産レベルは大いに関係するところです。ただ、法律で規定がないだけに銀行カードローンと年収との関係はわかりません。

Q.銀行カードローンならどこでも2分の1も借りられる?

Murakami

ファイナンシャルプランナー|村上敬

銀行独自の自主規制があり、今後は法規制も考えられるので目安のひとつでしかない。

消費者金融は貸金業法、銀行は銀行法のもとで営業をしています。銀行法には貸金業の総量規制のような、借りすぎを抑制する法律はありませんが、近年では銀行の過剰な貸付が問題視されてきています。将来的には、銀行の貸付可能額についても法規制がされても、おかしくはないでしょう。
とはいえ、銀行の審査基準は公にはされていませんので、年収と借入可能額との関係性は不明です。同じ借り入れ額を希望した場合、年収が多い人ほど有利にはなりますが、あくまでも判断要素の1つとして考えるべきでしょう。

銀行カードローンの成約率

消費者金融カードローンは年収の3分の1という明確な法規制があります。

もちろん銀行カードローンは低金利という要素もありますが、審査の成約率は消費者金融カードローンよりも低くなると見られています。

大手の消費者金融カードローンは40%台に対して、銀行カードローンは30%前後だと見られています。

銀行カードローンのユーザーの年収について興味深いデータが公表されているので、ご紹介します。

世帯年収1000万円以上の世帯は30%以上が継続的にカードローンを使っていることがわかりました(ジャパンネット銀行調べ、有効回答数2,251名)。

世帯年収ですので、アコムのデータとは単純には比較はできませんが、一つの目安とはなります。

この調査で見えてくるのは、低金利に魅力を感じる高年収世帯は銀行カードローンを利用するということです。そのかわりに審査は厳しくなってきます。

Q.銀行のカードローンはなぜ審査が厳しい?

Murakami

ファイナンシャルプランナー|村上敬

審査基準は非公開だが、銀行のメインの商品でないため融資に積極的ではない結果、そう感じる利用者は多い。

消費者金融はお金を貸すことがメインの業務ですが、銀行にはお金を預かったり、他の金融商品を販売したりといった業務もあります。貸付時の審査基準が公開されていない以上、銀行の方が審査が厳しいと言い切ることはできませんが、そう感じている利用者が多いのは事実です。
銀行が返済能力のない人にお金を貸してしまうことにより、多重債務者が生まれてしまっているという意見も、ここ数年で問題視されてきています。そうした背景もあり、銀行でお金を借りられるのは、とりわけ所得の高い人だけという見方が一般的になってきています。

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