SMBCモビットの金利を引き下げる事は可能なのか?効率的に使いたい人向けのコツ
>提携企業一覧
貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
- ✓初めて利用するけどモビットってどうなの?
- ✓他の融資先と比べると金利が気になる…
- ✓金利を下げることが出来るって本当?
モビットの金利は引き下げることができますが、ちょっとしたコツが必要です。
ここでは、どのように金利を下げる交渉を進めたらいいのかを紹介していきます。
モビットを既に利用している、またはこれから利用を考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
SMBCモビット
30代〜40代にオススメのモビット!【最短30分OK!】原則電話連絡・郵送物なし!PC・スマホからWEB完結
全国のコンビニや銀行などの提携ATMネットワークからご利用可能!
SMBCモビットを初めて利用する時の金利は「実質年率18.0%」が一般的
モビットの金利は実質年率3.0%~18.0%ですが、最初に適用されるのは最大金利の年18.0%です。
最も高い金利が適用されるのは不満に感じやすいものですが、これは一般的な設定なので、素直に受け止めてください。
モビットでなくても、他のカードローンを新規で利用するときは、最も高い金利が適用されます。
大手のほとんどが最大金利を適用している
モビット以外の大手カードローンも、そのほとんどが年18.0%に設定されています。
大手消費者金融として有名な「アコム」や「アイフル」も最大金利は年18.0%です。
銀行のカードローンと比べると高金利な印象を持ってしまいますが、それを補えるお得なサービスが豊富に用意してあります。
SMBCモビットの金利は引き下げることができる
結論から言うと、モビットの金利は引き下げることができますが、どれくらいお得になるのかを確認していきます。
金利が18%から15%まで下がった場合を例にシュミレーションしてみましょう。
◆金利18%の場合
⇒ 9,190円
◆金利15%の場合
⇒ 7,527円
たった3%ですが、最終的には1,663円の差が生じるのです。
半年以上利用している人はチャンス!
金利を下げるには、モビットのお客様デスクに電話して交渉してください。その後の審査に通過できれば、金利を下げることができます。
誰でも交渉できるわけではなく、どれくらい金利が下がるかはモビット次第となっています。
SMBCモビットで金利引き下げを有利に進めるコツ6つ
『引き下げたいけど、交渉は難しそう…』
誰もが金利を下げるのは難しいと考えてしまうのもですが、交渉のコツを覚えておけば成功する確率が格段にアップします。
金利を引き下げて、少しでも返済負担を軽くしたい人は、下記のコツを確認してからお客様デスクに電話交渉してみてください。
【1】コツコツと信用を築く
モビットから信用してもらうために、以下の2点を意識してみてください。
・期日までにきっちり返済をする
・他社の利用でもトラブルを起こさないようにする
「他社のカードローンまで何で気をつけないといけないの?」と思うかもしれませんが、カードローン会社は信用情報機関により繋がっています。
それにより、利用者のトラブルや借り入れ状況が共有されているので、たとえ他社であってもトラブルは避けなければなりません。
【2】借入金を年収の1/3以下にする
借入金を年収の1/3から大きく下回るようにしてください。これはモビットに「他社への借り換えを検討されたら困る」と思わせるためです。
なぜ年収の1/3なのかは、総量規制という賃金業法が関係しています。
出典: 日本貸金業協会『総量規制とは』総量規制とは
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。
モビット側としては、よりお金を借りようとしたとき、他社に流れてしまうのは当然避けたいものです。それを危惧して、現在の金利を低くしてくれる可能性があります。
【3】最低でも半年利用する
Q.優良顧客になる条件とは?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
返済実績に問題がないこと
優良顧客になる条件は様々ですが、既存のカードローンの利用期間が半年以上あり、その期間1度も返済遅れがない点が重要です。ほとんど利用がない状態では、金利を下げても新たにお金を借りてもらえる見込みがないためです。ある程度お金を借りてくれる人で、その中でも返済に問題がない人は、ローン会社にとって優良な顧客とみなされます。
モビットに優良顧客であることをアピールするのも有効で、それには継続的に利用する必要です。
利用期間が長くなればなるほど、交渉も有利に進めることができます。お得にカードローンを使うには、交渉の時期を伺いましょう。
【4】利用限度額を増やす
利用限度額を増額すれば、金利を下げやすくなります。
さらに、限度額が100万円を超えれば利息制限法の関係上、確実に15%まで金利を下げることが可能です。
「金利を下げるために利用限度額を増やす」というのは矛盾していそうですが、とても有効な手段です。
増額するのは難しいですが、金利引き下げの交渉を有利に進めるために、申請してみましょう。
利用限度額を増額すれば、金利を下げやすくなります。
さらに、限度額が100万円を超えれば利息制限法の関係上、確実に15%まで金利を下げることが可能です。
「金利を下げるために利用限度額を増やす」というのは矛盾していそうですが、とても有効な手段です。
増額するのは難しいですが、金利引き下げの交渉を有利に進めるために、申請してみましょう。
Q.初めての増額で増える金額の目安は?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
状況によってさまざま
増額でいくらまで増えるかは、ケースバイケースです。返済に全く問題ないと見なされれば、総量規制の限度額ぎりぎりまで増額してくれる場合もあるようです。ただし、これは半年程度では難しく、1年以上の長い期間の利用実績が必要になることが多いようです。利用実績が半年ぎりぎりのような場合には、とりあえず様子見で10万~20万円程度の少額となるでしょう。
【5】他社での借り入れをSMBCモビットに借り換えよう
他社からの借り入れがある場合は、モビットに借り換えするのもおすすめです。
借り換えをすると、複数の借入金をひとつにまとめられるので、金利を下げやすくなります。
※他社ご利用の方でも審査可能ですが、お客様のご状況によってご利用いただけない場合もございます。
【6】他社への借り換えを伝える
上記の方法とは逆に、他社への借り換えを伝えるのも、金利を下げるには有効な交渉手段です。
他社に借り換えされるのは、融資しているモビットとしては、できることなら避けたいものです。
他社から借り換えの案内が来ていると伝えれば、金利交渉が有利に進められるかもしれません。
まとめ
モビットの金利は実質年率3.0~18.0%となっていますが、初回利用時は最大金利が適用されるので、申し込む際には注意が必要です。
しかし、継続して利用したり、年収が上がったり、返済に問題がなければ交渉次第で金利を下げることができます。
交渉の土俵に立てるのは、利用期間が半年経ってからなので、紹介したコツを抑えつつ、時期にあわせて交渉してみてください。
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
優良顧客であれば金利が下がる可能性があります。
半年以上の利用実績があり、限度額の8割程度まで使用して、返済に遅れがない人であれば、金利の引き下げや増額に応じてくれる可能性は十分にあります。入会審査時よりも属性が悪化しておらず、上記の優良な利用実績があれば、金利が下がる可能性は十分あります。