食費がない人に知ってもらいたいピンチを脱する方法～高い食費を削る3つの節約術～
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- ✓食費ってこんなにかかるんだ...。
- ✓一人暮らしして厳しさが分かった...。
- ✓食費がない場合、みんなどうしてるの？
食費は、生きていくうえで絶対に必要になってくる費用ですよね。ただ、どうしても食費がピンチになってしまう月もあると思います。そんなとき、あなたはどうしていますか？
節約するっていう人も多いと思いますが、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。
ここでは、「食費がない！」という場合の対処法を解説します。
一人暮らしでも食費って意外と高い
一人暮らしの食費は総務省の家計調査報告(pdf)を見るとわかります。
そこには、単身世帯(一人暮らし)の食料部分を見てみると37,861円と書いてあります。つまり、1人暮らしだと月に平均して4万円近くも食費が掛かっているのです。
一見、家賃や固定費よりも少ないと思われがちの食費ですが、実はこのように月ごとにまとめてみるとかなりの金額がかかっているとわかります。
2人以上の家庭ともなると食費は約1.9倍に！
この総務省の家計調査報告(pdf)には一人暮らしの食費だけでなく、2人以上の家庭の食費も載っています。そちらの場合、食費は72,866円。一人暮らしの2倍とまではいきませんが、約1.9倍とかなり高いですよね。
ですから、ネット上で食費が高い、今月ピンチだ、という声が転がっているのは当たり前のことなんです。食費で悩んでいるのは、あなただけではないってことですね。
“食事”は削らずに“食費”を削ろう
「食費がないから、食事を抜こう・・・」
食費が高い、今月ピンチだ、という人の中には食事自体を削ってどうにかしようとする人がいます。ただし、これをするのは避けてください。
食事は、エネルギーの確保と体の健康を守るために必要な行為です。これを疎かにする行為は、不健康になってしまうかもしれません。食事は削らずに食費を削りましょう。
食費を削る節約術1：食べ過ぎたり作り過ぎたりしていないか見直そう
まず見直してもらいたいのが、食べ過ぎや食事の作りすぎです。
ついつい食べすぎていませんか？また自炊するにしても作りすぎてしませんか？これは食費をかさませる駄目な習慣です。
食事は、適度にお腹がいっぱいになる程度に控えておきましょう。また人数に見合った分だけ作るように心がけてください。
食費を削る節約術2：料理経験がなくても自炊を心掛けよう
食費を節約するなら絶対に外せないのが自炊です。たとえ料理経験がなくても自炊を心掛けましょう。
自炊をするだけで、食費は万単位で変わってきます。平日仕事で忙しくてできないのなら、休日だけでも自炊に切り替えてみてはいかがでしょうか？
ただ、自炊でも高い材料を買っては意味がありません。最近では、野菜が高くなっているので、この買い方について学んでおきましょう。
食費を削る節約術3：野菜は火曜か水曜日に八百屋で買おう
野菜のお得な買い方は、火曜か水曜日に八百屋で買うだけです。
これには八百屋の店休日が関係しています。
野菜を卸す市場は、日曜や水曜日が休みなため(参考：休業日年間カレンダー｜東京都中央卸売市場)、それに合わせて八百屋も水曜日が休みだったり、その翌日の木曜日が休みだったりします。
その結果、店休日前日は野菜が傷んでしまう前に少しでも売り払おうと、安めの値段に設定していることが多いのです。
つまり、八百屋が休みの前日に買えば、野菜を安く手に入れることが出来ます。
もちろん、店休日が水・木以外のところもあるので、自宅近くの八百屋をチェックしておきましょう！
食費を削る節約術4：休日に数日分の夕食を作り置きしよう
「食費を減らすために自炊をしたい。しかし、毎日自炊をする気力もない。」このような方は、休日に料理の作りおきしておくのが良いかもしれません。
数日分の料理を作ったのち、小分けにして冷凍保存をしておきましょう。
食べるときはレンジで温めるだけなので、時間も削減できます。子分けに作っておけば、光熱費の削減にも繋がる可能性もあるでしょう。
食費を節約して少しでも貯蓄しよう
生活をしていれば、何らかのイベントやトラブルによって、大きなお金が必要になるときもやってきます。
このような場合に貯蓄があれば、解決できるでしょう。しかし「毎月お金が足りない」という方は、大金が必要になったら焦ってしまうかもしれません。
このような事態を避けるためにも、日々貯蓄しておくことが大切です。まずは少額でも良いので、食費を節約するように心がけてください。少しのお金でも継続して貯めておけば、まとまった金額になります。
マネープランを立ててみては？
将来、どのように生活していきたいと考えていますか？自動車やマイホーム購入を考えているなら、ある程度の長期的なマネープランを立てておきましょう。
いつまでにどの程度のお金が必要で、現状いくら足りていないのかを振り返ってください。その後、どのように行動していくのか考えていきましょう。
もちろん、立てた計画は実行しないと意味がありません。これまで、計画なしでお金を使っていた方は、一度今後のことを考えてみましょう。
食費がなくなりそうな場合の解決策は？
食費がない！と感じるほどの金欠から脱すためには、家計を見直して節約を図るのが良いでしょう。
しかし「今月足りないお金の問題」が解決できていない方もいるかもしれません。そういった型は、一時的にお金を用意する方法がないか探してみましょう。
対処法1：物を売ってお金に換える
まずは何かを売ってお金に換えるという手段を検討してみてください。
最近着ていない洋服や、使っていない家電など、周りを要らないものがなにか分かるでしょう。
ブランド物でも無い限り、高く売れる可能性は期待できませんが、リサイクルショップに持ち寄れば、ある程度まとまったお金になる可能性があります。
維持費がかかる物の売却が効果的
自動車のように高額かつ「維持費」がかかるものをお金に変えるという手段があります。
売却することで得られる金額も大きいですし、これまで支払っていた維持費がなくなれば月々の出費も下げられます。
もしかしたら、それだけでもお金が足りないという問題は解決できるかもしれません。ただ一度手放したものを再び手に入れるのは容易でないため、売る前に十分考えましょう。
対処法2：副業で稼ぎを増やす
副業によって、もともとの収入を上げるという方法も考えてみましょう。
確かに仕事の合間を縫って、更に働くというのは確かに大変なことかもしれません。しかし内職を行うなどして、自分のペースで余裕がある時に稼げる方法もあるのです。
クラウドソーシングという選択肢
代表的な副業方法のひとつにクラウドソーシングというものがあります。クラウドソーシングとは、ネット上で個人が仕事を受注できる媒体です。
クラウドソーシングで発注されている仕事には専門性が高いものもあれば、誰でも手軽に行えるものまであります。
例えばプログラミングは難しいかもしれませんが、コラム作成やライティング案件なら、初めての方でも応募できるでしょう。
ただし専門性が低い案件は単価が安い傾向にあり、思ったように稼げない可能性もあるのでご注意ください。
対処法3：知り合いや身内に助けてもらう
どうしてもお金に困っている場合は、ご両親や身内の方にお願いして、お金を借りるというのも一つの手です。
必要な金額や金欠になった理由にもよりますが、場合によっては助けてくれるかもしれません。お金は借りられれなくても、食材を送ってもらうのもありですね。
もちろんお金を借りた場合は、誰が相手であっても返済していかなくてはなりません。お金の貸し借りは人間関係を悪化される可能性もあるので、誠実な対応を心がけましょう。
対処法4：金融機関にお金を借りる
純粋に収入を増やすことができたり、身内の助けで問題が解決するのなら、それに越したことはありません。
しかし副業でお金を用意したり、親しい相手には相談しにくいという方もいるでしょう。
それでも、「お金が足りない」という状況は放置できません。場合によっては、金融機関からお金を借りるという選択肢にも着目してみましょう。
大きな負担を数ヶ月に分散
金融機関からお金を借りた場合、金利によって導き出された利息も加えて返済していく必要があります。
しかし、返済そのものは数ヶ月に渡って行うので、一ヶ月あたりの返済額は小さくなるのです。もちろん借入金額によりますが、基本的には月々の金銭的負担は大きくならない可能性が高いでしょう。
つまり金融機関からの借入は、目の前の大きな金銭的負担を分散するということになるのです。
少なくとも、今月の「お金が足りない」という問題を一時的に解決できるでしょう。
カードローンという選択肢
代表的な借入方法のひとつに、カードローンがあります。カードローンとは、ATMから現金を直接借りられるサービスです。
コンビニに設置されているATMからでも借入可能なので、急ぎでお金が必要になってもすぐに対応できます。
例えば、「明日、なんらかの支払いがある」という場合でも、対応できるのです。
Q.一般家庭の平均的な月間の食費はどの程度か
ファイナンシャルプランナー｜隅倉広樹
2人以上なら平均72,866円
一人暮らしが一番割高で、平均は4万円近くになります。2人以上になると自炊などで多少は節約できるでしょうが、それでもやはり平均7万円以上は食費として毎月消費されている様です。毎月の支出の内、かなりの割合を占める分野ですので、食費が足りずにお金を借りるパターンも良く耳にします。現代では多少は仕方の無いことなのかもしれません。意識してコストダウンしたいものですね。