カードローンの限度額に大きな影響を与える総量規制について解説

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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

総量規制とは?

総量規制とは、消費者金融や信販会社からキャッシングできる金額に関する、とても重要なルールです。

2010年の貸金業法改正にともなって徹底され始めた制度で、利用者が返済できなくなるほどの無理な貸し付けを防ぐために生まれました。

総量規制
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
=中略=
個人顧客から、新たな貸付けの申し込みを受けた場合、貸金業者は指定信用情報機関が保有する個人信用情報を使用し、他の貸金業者からの借入残高を調査します。
=中略=
また、貸金業者が、自社の貸付残高が50万円を超える貸付けを行う場合、あるいは他の貸金業者を含めた総貸付額が100万円を超える貸付けを行う場合には、収入を明らかにする書類の提出を求めることになります。

難しく感じるかもしれませんが、キャッシングする側にとって具体的な影響は以下の2点です。

年収の1/3までしか借りられない


総量規制最大の影響は、年収によってキャッシングできる上限金額が決まっていることです。

これは1社から借りられる金額ではなく、すべての消費者金融・信販会社からのキャッシング額を合計した上限となっています。

年収300万円の場合
借入上限:300万÷3=100万円A社から借入:60万円B社から借りられる金額:100万円-60万円=40万円

収入証明書の提出を求められる


もうひとつの影響は、キャッシング希望額によっては収入証明書を提出する必要があるということです。

具体的な条件は、
・50万円を超える借入を希望するとき・他社借入と希望額の合計が100万円を超えるとき
このようになっています。

条件 収入証明書
 年収:300万円 希望額:51万円 他社借入:0万円 必要
 年収:300万円 希望額:41万円 他社借入:60万円 必要
 年収:300万円 希望額:50万円 他社借入:0万円 不要
 年収:300万円 希望額:41万円 他社借入:59万円 不要

総量規制には穴がある

一見すると厳しいルールに感じる総量規制ですが、実際にキャッシングをしてみると意外なほど穴が残っています。

その穴に注意しておかなければ、利用者にとっては意図せずに借りすぎてしまうというリスクもあるので、念のために把握しておいてください。

総量規制の穴
借りていなければ限度額は無関係

総量規制の穴とは、限度額がついているだけでは他社の借入に何の影響も与えないということです。

収入証明書なしで100万円超えの借入ができる


通常、合計100万円を超える借り入れをしようと思うなら、いずれかの消費者金融に収入証明書を出さなくてはいけません。

しかし、以下の手順で借入をすると、返済能力を超えた限度額をつけられてしまう恐れがあります。

A社に申込み
借りずにB社で申し込み
借りずにC社で申し込み
合計限度額が100万円を超えるまで繰り返し
限度額が100万円を超えたら初めてキャッシング

これは、明らかに総量規制の穴であると言えるでしょう。

年収の1/3を超える借り入れもできてしまう

上記と同じ手順で限度額を増やし続ければ、総量規制の最重要ルールである「年収の1/3」という基準を超えた借入すらできてしまうのです。

実際、年収300万円に満たない方が連続でカードローンに申し込み、合計200万円の限度額を得た例はいくらでもあります。

しかし、これは返済困難に陥るきっかけになる異常事態であり、その先には自己破産という最悪の結末が待ち構えているのです。
はっきり言いますが、絶対にやってはいけない手段と心得ておきましょう。

※注意※
総量規制の穴を突いた借入は、大きすぎる返済負担に直結します。この方法は裏ワザではなく、絶対に手を出してはいけない禁じ手として頭に入れておきましょう。

少額なら総量規制対象のカードローンが良い

余裕をもった借り入れができるというのは、総量規制対象外カードローンの大きな強みです。しかし、審査の厳しさはどうしてもネックになってしまいます。

そもそも、キャッシングは必要以上に行わないものなので、少額利用を考えているなら、敢えて総量規制対象のカードローンを選んだ方が良いでしょう。

具体的には、50万円以下の借入を検討している場合、総量規制対象のカードローンこそが助けになってくれます。

総量規制対象だからこそ審査が早い!

総量規制対象のカードローンは、簡単には大口貸付ができない仕様になっています。しかし、だからこそ審査のハードルは低くなっているのです。

ハードルの低さはスピードアップにもつながっているため、今日中にお金を用意したいといったシーンでも安心できます。

特に、以下のカードローンなら必ず力になってくれるでしょう。

 プロミスSMBCコンシューマーファイナンス
【評価】★★★★★(4.8)
金 利:4.5~17.8%
限度額:最大500万円
審 査:最短30分
他消費者金融よりも金利が安くてお得!銀行閉店後も最短10秒で振込可能!※1アルバイト・パートでも当日利用可能!30日分の利息が完全ゼロ円!※2

※1:三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の口座が必要です※2:メールアドレスの登録とWeb明細の利用が条件です

 アコム三菱UFJフィナンシャル・グループ
【評価】★★★★☆(4.4)
金 利:3.0~18.0%
限度額:最大800万円
審 査:最短30分
利用者数が全国でダントツNo.1!30日分の利息が完全ゼロ円!最短60分で借りられる!

 SMBCモビット三井住友銀行グループ
【評価】★★★★☆(4.0)
金 利:3.0~18.0%
限度額:最大800万円
審 査:公式サイト参照
公式サイトで10秒簡易審査が受けられる!WEB完結申し込みなら完全電話連絡なし!

 アイフルアイフル株式会社
【評価】★★★☆☆(3.4)
金 利:3.0~18.0%
限度額:最大800万円
審 査:最短30分
30日分の利息が完全ゼロ円!郵送物が届く時間を指定できる!

まとめ

総量規制とは、無理な借入を防ぐ目的で作られた制度です。確かに穴は残っていますが、そこを突いてキャッシングするのは絶対にやめてください。

何より、総量規制対象のカードローンであっても必要なお金は十分に用意できるものです。
まずは本当に必要な金額を計算して、適切なカードローンでキャッシングしてください。

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