信用情報がホワイトだと審査が不利になるという噂の真相

この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

武藤英次

銀行の支店勤務にて、カードローン(個人向け融資)の申込み受付・審査・管理などを含むあらゆる業務を経験。10年以上の勤続期間中に、延べ10,000名を超える利用者に適切な提案を行った。

クレジットカードの長期滞納、借金の踏み倒し、自己破産。
こういった大きなお金のトラブル(金融事故)を起こすと、信用情報がブラックになってローンの審査に通らなくなる。

最早これは常識になりつつありますが、まったくお金の取引情報が無いホワイトでも審査に不利であること、ご存知ですか?

そもそも信用情報ってなに?

信用情報は、信用情報機関という会社に保管されている個人情報の一種です。

保管先の信用情報機関は、以下の3社です。

・指定信用情報機関のCIC
・JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)
・一般社団法人 全国銀行協会

お金に関する取引情報の記録
信用情報とは1

信用情報とは、端的に言うとお金に関する取引情報を記録したものです。
カードローンやキャッシングなどの借入・返済状況はもちろんのこと、クレジットカードの決済情報までも詳細に記録されています。

ローン審査で必ず確認される
信用情報とは2

信用情報は、あらゆるローン審査において必ず確認される情報です。

審査において確認される主な項目は、他社での借入金額金融事故情報の有無となっています。

ひとことポイント

クレジットカードの利用額は、他社での借入金額に含まれません。これは、リボ払いを利用している場合も同じです。

信用情報の保管期間は5年間
信用情報とは3

信用情報は、一生保管され続けるわけではありません。
基本的な取引情報については、5年間で登録内容が破棄されます。

なお、クレジットカードやカードローンを「利用している」という情報については、解約後5年間たってから破棄されます。

Q.信用情報のブラック化はなぜ恐ろしいのか


元 銀行員|武藤英次
ホワイトに復帰してからも厳しい道のりが待っています

信用情報は5年(銀行系は10年)を超えない範囲で保存されるという規定が存在するため、その期間経過後はいわゆるブラック情報も抹消されることになります。
信用情報はまっさらな状態に回復するので、そこで新規の借入申し込みには一見何の問題も無さそうに感じられる方もいらっしゃるでしょう。
しかしながら、一般的にはクレジットカードもこれだけ普及している中、信用情報がまっさらというのは特異な状況という見方もできます。
つまりブラック明けの信用情報まっさらな状況であるのではと疑われやすいということになります。
そのためブラックが消えた後も新規の借入は困難な状況が続いてしまうことになるのです。

ブラック化の後に待ち受けるホワイト

大きなお金のトラブルは、金融事故として取り扱われ信用情報のブラック化を招きます。

一度ブラックになってしまうと、5年経って事故情報が破棄されない限り、どんな審査にも通過できません。

しかし、このブラック期間を乗り越えた後にはホワイト化した信用情報の悪影響が待ち受けています。

信用情報に何の記録も残っていないホワイト

ホワイトとは、文字通り真っ白な信用情報を指す言葉です。どういう状況下は、ホワイト化までの流れを見るのが一番わかりやすいでしょう。

お金のトラブル発生
信用情報ブラック化
5年間あらゆる金融取引ができない
5年後
何の情報も記録されていない信用情報

要するに、ブラック化している間は新しい取引状況が追加されないため、5年経ったときに全く記録が残っていない信用情報が出来上がるわけです。

Q.なぜスーパーホワイトな信用情報が審査に悪影響なのか


元 銀行員|武藤英次
過去のブラックを疑われるためです

いったん信用情報に異動情報が登録されてしまいますと、全ての金融機関において新規借り入れが極めて難しくなってしまう状況になります。
信用情報は5年間保存されるため、その間新規の借入ができないことで5年経過後には借入の記録も全く残らない、まっさらな信用情報が出来上がります。
このスーパーホワイトな状態の信用情報は、借入やクレジットカードなどを全く利用したことが無い方と実は全く変わりありません。
一見理想的な状況ですが、金融機関としては全く借入が無かったとは捉えず、むしろブラック状態があったのではと疑ってしまうのです。
そのためスーパーホワイトは審査上かなりの不利となってしまいます。

ホワイト=過去にブラック化していた証拠

ホワイトな信用情報は上記の流れで出来上がるため、審査を行う側の目にはかつてブラック化していた証拠として映ります。

そのため、せっかくブラック状態を脱却したとしても、ローン審査に対しては依然として不利な状況が続くわけです。

ひとことポイント

ホワイト化したのが20代の内であれば、審査で不利になる可能性はある程度低減されます。若いうちは金融取引を行う機会が少ないため、「単純に記録が残るような取引がなかった」と判断されるからです。

ホワイト状態を脱却する方法

ブラックを経験してホワイトになった方は、通過基準が厳しい審査には不利なままです。

これを改善するには、正常な金融取引実績を積んでいくしかありません。

Q.ブラック解消直後でも審査に通る可能性があるローン商品とは


元 銀行員|武藤英次
携帯電話や家電製品の割賦販売などがあげられます

信用情報のブラック状態が解消されホワイトな状態になった時、いきなりカードローンに申し込みをしても審査にはねられる可能性が大きくなります。
なんとかして信用を一から積み重ねていく必要があるわけですが、なかなかその状態でローン審査に通過するのは困難です。
そのようななか、比較的利用しやすいと言われているのが携帯電話代金や家電製品の分割払いです。
割賦販売の返済履歴も信用情報に登録されるため、地道に延滞無く返済を続けることで、少しずつですが信用の回復を図ることができるのです。

スマホの本体料金を分割支払い
実績の作り方1

身近な方法では、スマートフォンの本体料金を分割払いにするというものがあります。

分割払いは保証会社が関係する支払い方法なので、これも信用情報として記録が残るからです。

もちろん、1度も滞納せずにしっかり支払い続けなければ意味はありません。

大型家電製品を分割払い
実績の作り方2

スマートフォンの支払いと同じ理由で、テレビや冷蔵庫、パソコンといった家電製品の分割払いも効果的です。

ただし、あまりに高価な商品ではホワイトが影響して分割払いができないケースもあります。ある程度手ごろな商品を選び、分割払いを申請しましょう。

消費者金融でキャッシング
実績の作り方3

最も確実に実績を作る方法は、借入をしてしっかり返済を行うことです。

銀行と違って審査が甘い消費者金融を選べば、ホワイトであってもキャッシングはできます。
滞納しないことは大前提ですが、短期間で信用情報の状態を回復できるでしょう。

ひとことポイント

あくまでも、まともな消費者金融でキャッシングするのが重要です。闇金融などの違法業者は信用情報に登録を行わないので、決して申し込み先を間違えないでください。

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