ビジネスパートナーで安易に増額を申し込まない方が良い理由と対処法

この記事に関するアドバイザ

元 銀行ローンセンター長

佐藤喜三男

銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

 この記事はこんな人向けです 
  • 今月、事業資金が足りないな…
  • ビジネスパートナーで調達しよう
  • あ!限度額が足りない!

事業を運営する人にとって強い味方のビジネスパートナー。しかし、資金を借り続けていれば限度額不足に陥る場合もあります。

そんなとき、増額という手段が思いつくでしょう。しかし、必ずしも増額できないことをご存知ですか?

ビジネスパートナーのスモールビジネスローンとは

ビジネスパートナーのスモールビジネスローン
金利 9.98%~18.0%
限度額 500万円
貸付条件 ・当行と融資取引のない方
・スモールビジネスローン取扱窓口と取引のある方
・従業員数30名未満の法人及び個人事業主の方
・設立及び営業2年以上の方
・青色申告されている方
返済方式 最長5年(60回以内)
返済期間 借入時残高スライド元金定額リボルビング返済
遅延損害金 20%

ビジネスパートナーのスモールビジネスローンは、事業性資金専門のカードローンです。多くの法人や個人事業主に利用されており、ビジネスマンの心強い助っ人になっています。

実際の限度額は審査によって決定される

最大限度額が500万円なので、ビジネスパートナーなら必要なだけ資金を用意できると感じる人もいるでしょうが、実際に利用できる金額は入念な審査で決められます。

審査とは、個人の収入状況や信用情報から返済能力を測る行程です。
つまり、現状の限度額はあくまでも「個人の返済能力に合わせた金額」になっています。

Q.増額基準はどの経営数値を目安に考えれば良いのか

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

月商かフリーキャッシュフローです

ビジネスローンの限度額は、月商、又は、フリーキャッシュフローを目安に考えれば良いでしょう。
特に、フリーキャッシュフローが重要です。フリーキャッシュフローとは、簡単に言えば自由に使える資金のことで、大まかには税引き前利益に減価償却費を加えた金額で、このフリーキャッシュフローがあって初めて、借入金の返済や預金の増加が可能になります。
フリーキャッシュフローは、多ければ多いほど経営状態が良好なことを示していると考えて良い指標です。

ビジネスパートナーの増額方法

ビジネスパートナーで増額するためには、所定の手続きを行ったうえで増額審査を受ける必要があります。

しかし、増額をするには、大きく分けて以下のような手順を踏まないといけません。

  1. 担当者に増額申し込み
  2. 申込内容確認・本人確認
  3. 増額審査
  4. 限度額の再設定

申し込みはHP記載の問い合わせフォームから

ビジネスパートナーの増額手続きは、問い合わせフォームから申し込めます。

以下のフォームから問い合わせれば、増額に関する回答が帰ってきます。

ビジネスパートナー
お問合せ・苦情相談窓口フォーム

増額すると金利が下がる可能性もある

ビジネスパートナーで限度額を増やすと、それに伴い金利が下がる可能性があります。

融資額が増えれば月々の返済額も増えるので、金利の引き下げによってその負担が軽減されるように配慮されているのです。

もちろん、増額したからといって確実に金利が下がるわけではありませんが、場合によっては今までよりもお得に資金を借りられるでしょう。

審査落ちするとビジネスパートナーは増額できない

先述した手続きにもある通り、ビジネスパートナーで増額するためには再び審査を受ける必要があります。

増額審査では、ビジネスパートナーの利用状況も加味されるので、初回申し込み時と同じ結果になるとは限りません。

増額審査に落ちやすいケース

増額の審査に通過するには、ビジネスパートナーの利用状況・他社借入状況・売上状況の全てで問題がない状態が好ましいです。そして、増額審査で落ちるのには、共通の特徴があります。

 増額審査に落ちやすいケース 
ビジネスパートナーの利用状況が悪い
ビジネスパートナーへの返済に遅れていたり、無計画な利用をしていると判断されると、増額審査に通過できません。
他社借入状況が悪化していないこと
他社借入金額・件数が増加していると、返済能力がないほど経営状況が悪化していると見なされて、増額審査に通過するのは難しくなります。
売上状況が悪化していないこと
売上状況が改善されていないまま、増額を申し込むと、融資金額の回収できる可能性が低いとして、増額が難しくなります。

※増額審査の基準は公開されておらず、金融機関により異なります。弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

増額に申し込む際は注意も必要

上記の項目に心当たりが無い方も、ビジネスパートナーでの増額をしたい場合は申込時に注意すべきことがあります。

 増額申込時の注意点 
希望額を大きくしすぎないように
申し込み額が事業の財務状況に対して大きすぎると、希望通りの増額ができません。場合によって、審査落ちにつながることもあります。
増額までに時間がかかる可能性も
もともと最短で即日融資が可能なビジネスパートナーですが、増額の際は注意が必要です。増額の審査は、入会時の審査と比較してより慎重に行われるため、場合によっては数日かかってしまう可能性も否めません。
書類の提出が求められる
増額審査には、決算書や確定申告書の提出が必要になります。この際、書面にて業績が悪化していると判断される場合、増額審査に通過する見込みは低くなってしまうでしょう。

※注意※増額手続きには3つのリスクがある

「入会の審査に通過したので、増額の審査も問題ないだろう」
そう感じた方も注意が必要です。実際にビジネスパートナーの増額申し込みを行うなら、それに伴うリスクも確認しておいてください。

安易に申込んでしまっては、思いもよらない結果となりかねません。

リスク1|増額審査には時間がかかる可能性も

ビジネスパートナーの増額は、必ずしもスピーディーに完了するとは限りません。
入会時の審査とは異なる基準で行われているため、増額申し込みから結果が出るまで数日以上かかる可能性もあります。

「すぐにお金が必要」

そのような場合も、増額は決して最良の手段とは言えないこともあるでしょう。

リスク2|審査結果次第で減額・利用停止の恐れも

ビジネスパートナーの利用状況によりますが、増額審査により減額処分や利用停止になる可能性も否めません。

特に、返済遅延をしたことがある場合は、増額は返ってリスクがあると言えるでしょう。

つまりビジネスパートナーの利用中にトラブルを起こしてしまった人は、増額申し込みをしないほうが良いと言えます。

リスク3|利用制限がかかり借り入れ自体ができなくなるリスクも

一度ビジネスパートナーに増額を申し込むと、残りの限度額さえも利用できなくなる可能性もあります。

そもそも増額とは、契約内容を改めることです。

現在の限度額が「利用者の返済能力と比較して大きい」と見なされることがある以上、過剰融資のリスクも挙げられます。そのため、ビジネスパートナーからしても一定の制限は設けないといけないのです。

どうしてもお金が必要、そんなときは…

「新規事業に資金が必要」
「設備投資を行う資金が不足している」
「現在の資金繰りが良くない」

お金がないとマズい状況下で、ビジネスパートナーでは限度額不足。それでも、増額時に起こりうるリスクを加味すると、限度額を増やすか不安でしょう。

しかし、事業資金の悩みは放っておけませんよね。

どうしてもお金が必要である場合、他の選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

Q.業績が良い時に資金需要がなくても枠や借入先を増やしておくことはいいことなのか

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

業績が好調な時こそ絶好の機会です

ビジネスローンなどの増額は、例え現時点では資金需要が希薄でも、業績が好調の時にこそ申請しておくのが有効です。
同様に、信用力があるうちに、可能であれば借入先を増やしておくことも重要です。借入先が増えると言うことは、増額と同様の効果があるからに他なりません。
資金繰りはいつ危うくなるかわかりませんし、いざ必用な時に希望する条件で融資が得られる保証はどこにもありません。また、今は利用しなくても、今後のつなぎ融資の手段としても活用できます。
業績が好調な時こそ、増額申請や借入先の追加に絶好の機会であると考えて良いでしょう。

他のビジネスローンに目を向けてみてください

別のビジネスローンに新規申し込みをするという、他の選択肢も検討してみましょう。
もちろん、入会審査を受ける必要はありますが、銀行カードローンの増額審査とは異なる仕組みが採用されています

そもそも、審査基準というものは各金融機関で独自に設定されているので、「増額審査に落ちてしまった」「増額審査に通過する自信がない」といった方でも、融資を受けられる可能性があるのです。

新規申し込みの方が時間がかからない可能性がある

一般的には、どのビジネスローンも、申し込みから融資が行われるまでのだいたいの日数を公式サイトに記載しています。

増額に関する日数の記載があれば問題ありませんが、ない場合は入会審査と同様の日数通りに行かない可能性も考えられます。入会時には求められなかった事業関連の資料を求める可能性も否定できません。

そう考えると、融資までの日数を記載したある金融機関に新規申し込みをした方が時間がかからない可能性があるのです。

※借入希望額や金融機関の判断によっては提出する書類が異なる可能性があります。

人気のビジネスローンなら1週間以内の借り入れも可能

事業性資金を調達するとなると、公的機関や銀行など様々な借り入れ先を想像するでしょう。

もし、「どうしても急ぎで資金を調達したい」というのであれば、ビジネスローンがおすすめです。

資金が必要なタイミングが迫っていたとしても、最短3営業日で融資を受けられるので、対応できる可能性が高いでしょう。

融資までが早い人気のビジネスローン

たとえば、人気のビジネスローンの1つにアイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンというものがあります。

これまでビジネスパートナーを利用していた人には、不安は大きいでしょう。しかし、アイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンにも以下のようなメリットがあります。

 ビジネスローンのメリット 
3日程度で融資してもらえる
アイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンに申し込んで、必要書類を提出してから、3日程度で融資してもらえます。
限度額1,000万円まで融資可能
ビジネスパートナーの融資限度額は500万円ですが、アイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンに関しては最高で1,000円の融資をしてもらえる可能性があります。
決算内容だけにこだわらない柔軟性
アイフルビジネスファイナンス株式会社は「赤字決算でも可能か」という質問に対して、過去の財務内容だけでなく、現在のビジネス状況も踏まえて融資すると謳っています。そのため、赤字の場合でもアイフルビジネスファイナンス株式会社に相談すれば、融資される可能性もあります。

比較的、早い融資が見込めるので、緊急で資金を要するタイミングの場合はご検討ください。

 融資までにどのくらいの日数を要するのか。

審査必要書類を提出いただいてから3日程度(土日祝日を除く)とお考えください。

金利 3.1%~18.0%
限度額 最大1,000万円
即日融資 可能
無利息期間 不要
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。
公式サイトへ

ただし個人事業主は総量規制に注意!

総量規制とは、個人がお金を借りる場合、年収の1/3までしか借りることができないと定められた制度です。アイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンは「総量規制」の対象外とされています。ビジネスローンの用途は事業性資金であるため、個人への融資とは異なるという認識なのです。

しかし、注意が必要です。個人事業主の方がビジネスローンを利用する場合、ある条件を満たさないと総量規制の対象外になりません。

総量規制の対象外になる条件
個人事業主の方は以下を満たす必要がある!
・資金使途が事業資金であること
・確定申告書および所定の事業計画、収支計画、資金計画を提出できること
・借入金額が返済能力を超えない範囲であると認められること

上記の要件を満たさないと、個人事業主の方は総量規制の対象外になりません。しかし、要件を満たすことができれば、アイフルビジネスファイナンス株式会社のビジネスローンは力強い味方になってくれるでしょう。

※他のローンへ新規申し込みをする際は、返済の計画をしっかりと立てて、無理のない範囲で利用してください

まとめ

ビジネスパートナーは、事業性資金の借り入れ先として定評があります。しかし、利用を続けていると、限度額不足となる可能性もあるのです。

このような場合、増額という手段が浮かぶかもしれません。しかし、その手段をするにはリスクに関しても把握しておく必要があるでしょう。

どうしても増額に伴うリスクに不安を感じるなら、他の手段を検討してみてもよいかもしれません。

例えば、事業性資金の借入先として、ビジネスローンが挙げられます。

人気のビジネスローンであれば、最短3営業日での融資も可能なので、急ぎで資金を調達したい場合におすすめです。

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