キャッシング枠とショッピング枠が別々に設定される理由とカードの適切な使い分け

この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

  1. 枠とは利用可能限度額のこと
  2. キャッシング枠とショッピング枠に区別するのはクレジットカード
  3. キャッシングを重視するならクレジットカードは不適切
  4. カードローンは枠に余裕があり返済もしやすい

 この記事はこんな人にオススメ 
  • どうしても現金が必要
  • クレジットカードしか持ってない
  • キャッシング枠をつけようか迷っている

クレジットカードを普段使いしている人にとっても、キャッシングは馴染み深い物ではないでしょう。
これから利用を検討している場合、手元のカードにキャッシング機能を付けるか、専用のカードを作るかは迷いどころですよね。

枠とは利用可能限度額のこと

ここでいうとは、クレジットカードやカードローンの利用可能限度額を指します。

お金に関係するカードは、どの種類も枠内でしか利用できません。
枠は利用する毎に残高が少なくなりますが、支払い(返済)を済ませるとその分だけ回復します。

枠の金額は審査によって決まる

クレジットカードにせよカードローンにせよ、利用するためには入会審査を受けなくてはいけません。
この審査の目的こそが、収入状況などをもとにして「枠」の金額を適正に設定することです。

ここがポイント!
審査落ちとは枠がつかなかった状態
「審査に落ちた」という表現を耳にすることは多いでしょうが、これは要するに「あらゆる情報を加味した結果、枠を1円もつけられなかった状態」です。
なお、初期設定時の枠が足りないと感じた場合、再度審査を受けて増額するという手段も用意されています。

キャッシング枠とショッピング枠に区別するのはクレジットカード

カードローンにおいて、枠は端的に限度額として表現されます。対してクレジットカードは、明確に「キャッシング枠」と「ショッピング枠」を区別しています。

そのため、例えばショッピング枠50万円のクレジットカードにキャッシング機能を付けたとしても、50万円分の借入ができるというわけではありません。

キャッシング枠の設定は基本的に任意

どのようなクレジットカードにもショッピング枠は必ずついていますが、キャッシング枠をつけるかどうかは利用者の自由です。

もちろん、入会時につけていなかった場合も、必要に応じて途中からキャッシング枠を設定してもらうことができます。
ただし、キャッシング枠は無条件で設定できるわけではありません。

キャッシング枠の設定には別途審査が必要

キャッシング枠を設定するにあたっては、改めて審査を受けなおさなくてはいけません。
入会時にキャッシング枠を設定する場合、ショッピング枠の審査と同時に行われる手続きですが、後日追加する場合は再び収入状況などの確認を取る必要があります。

キャッシングは、カード会社側にとってはいわゆる「貸金業」に当たる行為です。
そのため、貸金業法に定められている総量規制という制度を守る義務があります。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
また、貸金業者が、自社の貸付残高が50万円を超える貸付けを行う場合、(与信枠が50万円を超える場合も含みます。)あるいは他の貸金業者を含めた総貸付額が100万円を超える貸付けを行う場合には、収入を明らかにする書類の提出を求めることになります。

要するに、利用者の年収をより正確に確認することで、年収の1/3を超えないキャッシング枠が設定されるわけです。

キャッシングを重視するならクレジットカードは不適切

ショッピングではなくキャッシングを重視するのであれば、はっきり言ってクレジットカードだけでは不十分です。
なぜなら、クレジットカードのキャッシング枠は一般的にとても安い金額しか設定してもらえないからです。

確かに、法制度的には年収の1/3までは枠がついても問題ありません。
しかし、枠の増加は利用者の「使い過ぎ」につながり、使い過ぎは「踏み倒し」につながるリスクがあります。

実際のところ、クレジットカードのキャッシング枠は10万~20万円程度になるのが通常です。

一括返済が基本であるカードも多い

枠が少ないだけでなく、クレジットカードのキャッシングは一括返済が基本であるケースも少なくありません。
もちろん、リボ払いや分割払いへの変更ができることもありますが、場合によって別途手続きが求められることもあります。

ここがポイント!
クレカのキャッシングは少額利用向き
クレジットカードのキャッシングは、まとまったお金の借入に向いていません。
枠が少ないだけでなく、返済の負担も大きいので、基本的には少額利用向きだと考えておきましょう。

カードローンは枠に余裕があり返済もしやすい

まとまった金額を必要としているなら、手元のクレジットカードにキャッシング機能を付けるよりも、カードローンを作る方が確実かつ安心です。

キャッシング専用の商品というだけあり、カードローンはクレジットカードよりも余裕があり負担が少ない借入ができるよう整備されています。

これは、カードローンとクレジットカードの性質を比較すればよくわかるでしょう。

カードローン クレジット
審査時間 最短30分 即日~2営業日以上
高めに設定 安めに設定
借入方法 ATM
振込
ATM
返済方法 口座振替
ATM返済
振込返済
口座振替

この通り、カードローンには借り入れ可能枠が大きく月々の返済負担は軽いという特徴があり、短期間では完済できないキャッシングにも無理なく対応できるようになっているのです。

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