カードローンの返済は繰り上げ返済をすればするほどお得|少しでも利息を減らすポイント

この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

こんな人に必読の記事です
  • すでにカードローンを利用中で返済中だ
  • まだ利用していないがお得に使いたい
  • 繰り上げ返済をすべきか悩んでいる

カードローンを利用したときの返済方法に、『繰り上げ返済』というものがあるのをご存知でしょうか。

繰り上げ返済は賢く利用することができれば、カードローンの返済時にかかる利息を節約することができます。

利息を抑えられる根拠や、毎月の定期的な返済との違いを把握して、上手にカードローンを利用しましょう。

この記事の目次

  1. お得な返済=積極的な返済
  2. カードローンの2つの返済方法
  3. 繰り上げ返済はどれくらいお得か
  4. 利息をさらに節約するには
  5. まとめ

お得な返済=積極的な返済

お得に返済とはつまり、「利息を含めた総返済額が少ない返済」を指します。

借りた分は絶対に返さなければならないので、お得かどうかはいかに利息を抑えられるかということです。

結論をいってしまうと、積極的に返済をすれば利息を抑えられます。

利息の計算方法を知っておく

積極的な返済方法が、なぜ利息を抑えられるのか理解しているのと理解していないのでは、返済への意気込みが変わります。
まずは、積極的な返済が利息の節約につながる理屈を知るために、利息の計算方法を把握しましょう。

利足の計算式

基本的に利息は、『借入金×金利÷365×返済までの日数』で計算します。実際の計算式を確かめてみましょう。

金利18.0%で10万円を借入た場合
30日後の利息
10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円

このように利息は、『元金(借入金)』と『金利』と『返済にかかる日数』によって計算されます。この数字が低ければ低いほど、利息の金額は減るのです。

このことから、いかに効率よく元金を減らせるかが利息節約のポイントといえます。

カードローンの2つの返済方法

カードローンの返済方法は主に2つあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

コツコツと着実に返済実績を積み上げる約定返済と、積極的な返済ができる繰り上げ返済です。

理想はこの2つを適切に使い分けて、着実かつお得に返済をしていくことでしょう。

コツコツと返済する約定返済

コツコツと返済できる約定返済の、メリットとデメリットを把握しておきましょう。

メリット
  • ・借入ごとに決まった最低額から返済可能
  • ・口座振替を併用で返済を忘れずに済む
デメリット
  • ・返済が長引くとなかなか元金が減らない
  • ・返済が長引くと支払う利息が多くなる
  • ・返済が長引くと返済の意識が薄れる

繰り上げ返済にもデメリットはありますが、それらとは比較にならないほど大きなメリットがあります。

単純に利息が減るという金銭的なメリットもありますが、返済期間が縮むという精神的なメリットも非常に魅力的です。

支出が黒字のときや臨時ボーナスがあったときは、可能な限り繰り上げ返済を行いましょう。

繰り上げ返済はどれくらいお得か

実際に、7月と12月のボーナス月に繰り上げ返済を行った場合と、毎月一定の返済をした場合の総返済額を比較してみましょう。

条件は金利15.0%で、100万円を借り入れて、平常月は3万円、ボーナス月は10万円の返済をした場合で計算します。

- 繰り上げ有 繰り上げ無
平常返済額 30,000円 30,000円
ボーナス月返済額 100,000円
回数(期間) 31回(2年7ヶ月) 44回(3年8ヶ月)
支払総額 1,216,917円 1,307,775円
差額 -90,858 -

そもそも借り入れが大きいということはありますが、最終的に支払う利息の差は90,858円にもなります。

また返済期間にいたっては1年1ヶ月も差が出ました。返済について悩む期間は、なるべく短いほうがうれしいですよね。

しかも今回のシミュレーションでは、ボーナス月しか繰り上げ返済はしていません。それ以外の月でも積極的に繰り上げ返済をしていれば、もっと利息や返済期間を抑えられるでしょう。

無茶な繰り上げ返済は絶対にNG

繰り上げ返済は非常にメリットが多く、積極的に行っていきたいものです。だからといって、無理をしてはいけません。

支出状況に見合っていない無茶な繰り上げ返済をしてしまうと、必須になっている『約定返済』ができない場合があります。

約定返済と繰り上げ返済は切り分けられているので、繰り上げ返済をしても翌月の約定返済ができないと、返済遅延になるためです。

利息をさらに節約するには

確かに、繰り上げ返済は、効果的に利息を節約できる手段です。
しかし、より効果的に利息を節約したいなら、やはり金利を下げることが一番でしょう。

借り換えで金利を下げてから繰り上げ返済

金利を下げるシンプルな方法のひとつに、借り換えがあります。
今よりも金利が低い金融機関から借入を行い、現状の借入先に一括返済するのです。

金利が下がれば、発生する利息そのものが安くなり、繰り上げ返済の効果がより大きくなります。

より短期間で完済できる可能性も

金利が下がって利息総額が安くなると、完済までにかかる期間が短くなる可能性もあります。

金利の下がり幅にもよりますが、場合によっては今より早く完済できるでしょう。

借り換えの例
借り換えを行うと、実際どれほどの効果があるのか? 例えば、50万円を金利18.0%で借りている方が、金利10.0%の金融機関に借り換えたとしてシミュレーションしてみましょう。
借り換え前 借り換え後
借入金額 ¥500,000
返済額/月 ¥20,000
金利 18.0% 10.0%
返済期間 32ヶ月 29ヶ月
利息 ¥133,234 ¥64,918
差額 - ¥68,316
ご覧の通り、借り換えにより完済までの期間が3ヶ月早まり、利息は6万8,316円も節約できることがわりました。

注意!必ずしも金利が下がるわけではない

カードローンの金利は、金融機関各社が別個で設定しているものであり、基本的には限度額に応じて上下しています。

その変動に、借り換え目的かどうかは関係ありません。

借り換えで必ずしも金利が下がる保証はないので、金利は事前にしっかり比較しておいてください。

金利が低い金融機関

金融機関 通常金利
J.score (ジェイスコア) 最大 年15.0%
みずほ銀行 年2.0~14.0%
三菱UFJ銀行 年1.8~14.6%
auじぶん銀行 年1.48~17.5%

まとめ

カードローンを利用すると、借入残高に応じて一定金額を返済し続けることになります。

その負担は基本的に軽くなるよう設定されていますが、最低限の返済を続けていては利息が大きくなってしまうでしょう。

効果的に節約するためには、繰り上げ返済が重要です。
より計画的に返済を行い、少しでも負担を軽くしていきましょう。

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