学生でも可能なキャッシングの方法とおすすめの借り入れ先

この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

この記事の要点

  • 学生向けのおすすめキャッシングサービスが知りたい
  • そもそも学生でもキャッシングできる?
  • 学生がキャッシングする際の注意点は?

学生がキャッシングを検討する場合は、借入先はどこが良いのか。今回はその疑問を解決するべく、おすすめを紹介します。

また、そもそも学生はキャッシングの利用条件を満たしているのか、注意点はどんなところか、といった疑問にも回答します。

学生でもキャッシングは可能

結論からいえば、学生であってもキャッシングを利用できます。ただすべてが普通の社会人同様というわけではありません。

おすすめのキャッシングを紹介する前に、学生でも借りられる条件について解説します。

未成年の学生はキャッシングができない

キャッシングできる学生は20歳以上の方に限られ、未成年の方は借入できません。(ただし一部の学生向けローンを除く)例えば、大学生や専門学生の方で成人している方は、申し込みをすることができます。

「同じ学生なのに...なぜ」と感じるかもしれませんが、どの会社も「未成年保護規定」というルールによって、未成年に融資できないようになっているのです。

民法第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
2 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる

出典: 電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ

アルバイト収入がないとキャッシングできない

これは学生に限らずの話ですが、働いておらず収入がない場合は、キャッシングを利用することができません。学生の働くとは、アルバイトを指します。

アルバイト収入がない人は、お金を借りても返済できないだろうと判断されて、断られるのです。申し込み手続きをする際には、アルバイト先の名称や電話番号、年収を申告する必要があります。

学生がキャッシングする方法とおすすめの借入先

学生がキャッシングする方法は3種類あります。それは、学生ローン・クレジットカードのキャッシング・カードローンです。

基本的に未成年の学生はキャッシングできませんが、一部の学生ローンでは借入が可能です。

クレジットカードに関しては、18歳以上でカードの発行はできますが、キャッシング機能は20歳以上となります。カードローンについても20歳以上です。

学生がキャッシングする方法

  • 学生ローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • カードローン
  • 方法1:学生ローンでのキャッシング

    学生ローンとは、融資専門の金融機関である消費者金融が用意しているサービスです。

    20歳未満の学生であれば、学生ローンを検討してください。こちらも一般的なキャッシングと同様に、借りたお金の用途は自由です。

    学生ローンという名称から、勉学に使うものなのかと思われがちですが、バイクやギターの購入、旅行費用など、あらゆるシーンで使えます。

    未成年が借りられるのはごく一部

    学生ローンを用意している業者は多くありますが、未成年で借りられるのはごく一部。

    具体的に利用できる消費者金融は、「学生ローンカレッジ」と「フレンド田(デン)」で、18歳以上であれば申込ができます。

    ただし、フレンド田(デン)に関しては、親権者の保証と同意が必要なので注意しましょう。

    利便性が高いとは言えない

    学生ローンのサービスを大手のカードローンを比較すると、利便性の面で高いとは言えません。

    学生ローンの主なお金の借り方としては、銀行振り込みか店舗での現金受取が主になります。学生ローンカレッジは、セブン銀行でも使えますが、それ以外のほとんどの業者がATMと提携していません。

    おすすめの借入先

     学生ローンカレッヂ

    【評価】★★★☆☆(3.2)
     金利 :17.0%
    限 度 額:最大50万円
    返済期間:最長5年
    友人から紹介されて利用する学生が多い学生ローンです。専用のATM以外にもセブン銀行と提携しているので使い勝手が良いのが特徴です。

     フレンド田

    【評価】★★☆☆☆(1.7)
     金利 :15.00~17.00%
    限 度 額:最大50万円
    返済期間:最長5年
    読み方は「フレンドデン」です。商品性については他社とほとんど変わりませんが、お菓子をプレゼントするキャンペーンを実施するなど、ユニークな一面があります。

    方法2:クレジットカードのキャッシング

    楽天カードやエポスカード等、多くの学生でも持っているクレジットカードですが、クレジットカードでもキャッシングが可能です。海外通貨のキャッシングも可能なので、海外旅行時には非常に役に立つでしょう。

    ただし、20歳以上でないとキャッシングはできません。キャッシング機能は、決済をするショッピング機能とは別です。たとえ、未成年でクレジットカードを持っていても、キャッシング機能をつけることはできないでしょう。

    コンビニATMや振込で借りられる

    多くの場合クレジットカードのキャッシング機能は、コンビニATMで利用することができます。お手持ちのクレジットカードを挿入して、借りたい金額を入力するだけです。

    そのほか、銀行振込でも借りられます。クレジットカードの公式サイトから、振込申請をしましょう。早いクレジットカードだと、時間帯にもよりますが、即時振り込んでもらうことも可能です。

    ショッピング枠との兼ね合いに注意

    キャッシングが利用できる金額は、多くの場合ショッピング枠に含まれます。例えば、ショッピング枠の利用限度額(総利用枠)が10万円・キャッシング枠5万円と書いてある場合です。

    この場合5万円をキャッシングすると、ショッピング枠で利用できるのは残り5万円です。旅行など多くの支払いが予想される場合、キャッシングは控えておいた方が良いでしょう。

    また返済についても注意が必要。ショッピング枠の支払いとキャッシング枠の返済金額をあわせて考慮に入れる必要があります。

    おすすめの借入先

    エポスカード

    学生に人気高いクレジットカードはエポスカードです。株式会社丸井グループ系列のカードで、学生には人気があります。

    入会金・年会費はかからないので、学生にも優しい待遇と言えるでしょう。そのほかエポスカードを提示するだけで、あらゆるところで優遇を受けられます。

    例えば、魚民・笑笑・白木屋といった居酒屋や、ビッグエコー・カラオケ館などで割引があるのでおすすめです。

    方法3:カードローンのキャッシング

    カードローンのキャッシングは銀行系のカードローンや、消費者金融系のカードローンなど、カードローンはお金を借りるためのサービスです。専用のカードを発行して、提携しているATMからお金を借りることができます。

    もちろん、インターネット上で申請をして、お金を振り込んでもらうことも可能です。借りた金額は何ヶ月かに分けて返済をしていくので、直近でお金がないという人でも返済していけるでしょう。

    消費者金融のカードローンがおすすめ

    カードローンというと、「銀行カードローン」と「消費者金融のカードローン」に分かれてきます。このうち学生におすすめなのは、消費者金融です。

    銀行にもよりますが、利用条件に「学生不可」と記載されている場合もあります。大手の消費者金融であれば、学生でも申込可能です。

    イオン銀行カードローンの利用条件
    ご本人に安定かつ継続した収入の見込める方。※ パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方もお申込みいただけます。学生の方はお申込みいただけません。

    出典: イオン銀行カードローン |イオン銀行

    消費者金融なら最短60分で借りられる

    できることなら即お金を手元に用意したい...。そのような方は、消費者金融を検討してみてください。申込者にもよりますが、最短で60分後には借りられる可能性があります。

    ネットから申込をして、問題がなければ通知のメールが来るので契約ができます。あとはお近くに無人店舗に足を運び、カード発行すれば、コンビニATMで借りられます。

    もちろん、カード発行をしなくても、ネット上から銀行口座に振込をしてもらうことも可能です。

    おすすめの借入先

    プロミス
    限度額 最大500万円
    金利 4.5~17.8%
    審査 最短30分
    融資 最短1時間
    ・30日間無利息で借入可能
    ・最短10秒で口座振込融資
    公式サイト
    ※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

    アコム
    限度額 最大800万円
    金利 3.0~18.0%
    審査 最短30分
    融資 最短1時間
    ・すぐお金が必要な方におすすめ
    ・初めてのお借入れにおすすめ
    公式サイト
    ※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

    学生がキャッシング方法を選ぶ際のポイント

    キャッシングの借入先は、目についたものから申込みをするのではなくて、どれが自分にとって良いのか吟味してから決めましょう。

    お金を借りる際に手間がかからないか、また返済をする際のお金の管理が楽かどうかという点についても、考えてみてください。

    【1】近場でいつでもキャッシング可能か

    キャッシングをするのであれば、近場で借入ができるかどうかを重視しましょう。必要なときに現金を手元に用意できることが、利便性を考えるうえでのポイントです。

    その点で考えるのであれば、カードローンが良いでしょう。カードローンの多くは、コンビニや提携している銀行のATMからキャッシングが可能です。
    わざわざ店舗に向かったり、銀行営業時間を気にしたりなどの手間はありません。

    【2】金利に関するサービスがあるか

    借入をする際に気になるのが金利です。しかし、キャッシングをするのであれば相場はだいたい年率18%となります。

    奨学金と比較すると高いように思えますが、これがキャッシングの相場です。

    だいたいが横並びではありますが、大手のアコムやプロミスといったカードローンであれば、初めて契約する人に限り、無利息期間のサービスも受けられるので検討してみましょう。

    【3】返済がしやすい環境があるか

    キャッシングをしたら返済をしていかなくてはなりません。この際に返済がしやすいであろうサービスを選択する必要があります。

    例えば、クレジットカードであると、ネット上で返済額を選択し、次回の引き落とし日に支払うケースもあります。

    それでは利便性が低いので、選ぶのであれば、コンビニATMなどでいつでも追加返済ができるものを選びましょう。

    学生がキャッシングをする際の注意点

    学生がキャッシングを使うときには、いくつか気をつけるべき点があります。学生ならではの注意点もありますが、卒業してからも引き続き気をつけるべきポイントです。

    それぞれをしっかりと理解しておいて、キャッシングで失敗しないようにしましょう。

    Q.学生が借入する際に満たすべき利用条件とは

    Teduka

    貸金業務取扱主任者|手塚大輔

    バイト収入があること

    学生ローンといえども学生であれば誰でも借りることができるわけではありません。
    学生でも、バイトをして自分で働いて稼いだ収入があるということが重要になります。
    「仕送りがあるからそれも収入」と考えている学生も多いかもしれません。
    しかし、仕送りは親の収入で、子供の収入ではありません。
    そのため本人名義で本人が働いて稼いだ収入がある必要があります。
    「学生であれば審査なしで融資」などと謳っている業者がありますが、これは闇金です。
    学生ローンであっても、本人名義の収入のない学生に対しては、合法の業者は絶対に融資をしないため、学生ローンを借りたいのであればバイト収入などを得ているということが条件になります。

    限度額が低くなる

    学生が消費者金融といった貸金業者でキャッシングをする場合、限度額が低く設定されることが多いです。

    貸金業者は、貸金業法で決められた総量規制というルールを守らなければなりません。この影響で、最大でも年収の3分の1までしか貸し付けられないのです。

    とはいえ少なくとも年間30万円の年収があれば、10万円の限度額は設定されます。高額融資を希望していなければ、充分といえるでしょう。

     総量規制とは

    総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
    総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
    ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

    仕送りは収入にカウントされない

    一人暮らしをしている学生の中には、仕送りをしてもらっているという人もいるでしょう。では毎月7万円の仕送りをしてもらってるのであれば、年収84万円とカウントできるのでしょうか。

    答えは、「カウントされない」です。以下の専門家回答をご参考ください。

    Q.なぜ仕送りは収入にならないの?

    Murakami

    ファイナンシャルプランナー|村上敬

    法的な年収の定義的に、仕送りが当てはまらないためです。

    貸金業者は基本的に、貸金業法という法律に則っています。貸金業法の中で「年収(所得)を証明する書類」には、源泉徴収票・所得証明・納税証明書などがあるのです。これらに記される数字こそが、”所得”といえます。仕送りはあくまで”支援”となるため、収入とは考えられないのです。

    借りすぎ・返済遅延は絶対NG

    これは学生だけではなく、すべてのキャッシングをする人が注意しなければならない点です。

    借りすぎてしまうと一時的には楽しいかもしれませんが、返済に追われて多くの楽しみを手放さなければならなくなります。

    また返済の遅延は信用情報に傷がついてしまい、将来的に自動車ローンや住宅ローンが組めないといった、ライフプランが崩れる可能性があるでしょう。

    どちらもしっかりとした返済シミュレーションを行い、きちんと返済計画をとれば問題ありません。必ず計画的なキャッシングを心がけましょう。

     信用情報とは

    信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
    =中略=
    信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

    Q.返済遅延等が就職活動等に影響することはあるのか

    Teduka

    貸金業務取扱主任者|手塚大輔

    大きな遅れでない限りはありません

    返済に遅れると信用情報に「遅れた」という記録がつきます。
    これは他のローンやクレジットカードの審査には確実に不利になりますが、就職活動とは無関係です。
    就職先の企業は本人の信用情報までは照会しないためです。
    このため、数日程度の遅れは就職活動には影響しません。
    しかし、延滞が長引くと法的な手続きによって差し押さえの手続きが行われることがあります。
    差し押さえが行われると、口座が凍結されるため、内定をもらった企業に給与振込口座を申請したけどその口座が使えないということになったら、内定先企業から内定取消を言われる可能性も十分にあります。
    バイト代も差し押さえられることになるため、返済期日は必ず守りましょう。

    まとめ

    学生のみなさんにとって、キャッシングは初めての経験になるかもしれませんが、怖がる必要はありません。

    返済シミュレーションを利用して返済プランをたてて、計画的に利用できれば非常に便利なサービスです。

    中でもクレジットカードも持てるアコムと、カードレスキャッシング可能なプロミスは、はじめてのキャッシング先としてピッタリといえます。

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