アコムの借り換え専用ローンのメリットとデメリット|審査落ちする人の4つの特徴

この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

 この記事に向いている人… 
  • アコムの借り換え専用ローンってなに?
  • メリットとデメリットを知りたい!
  • どのカードローンを使えば得になるの?

アコムの借り換え専用ローンは、実のところデメリットが多いです。

借り換えを効果的に行うには、現状より低金利のカードローンに借り換えるのが定石になります。しかし、アコムの借り換え専用ローンの上限金利は18.0%で、お世辞にも低金利とは言えません。

そして、銀行カードローンからの借入は借り換えの対象に含まれないという事実を、あなたは知っていましたか?

アコムの借り換え専用ローンの基本情報

アコム 借換え専用ローン
金利 7.7~18.00%
※貸付金額100万円以上の場合、7.70%~15.00%
限度額 1万円~300万円
貸付条件 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
返済方式 元利均等返済方式
返済期間 借入日から最長13年7ヵ月・2~162回
遅延損害金 20.00%

大手カードローンのアコムが提供する「借換え専用ローン」は、通常のカードローンと異なります。

通常のカードローンは目的使途は自由です。楽器を買うためでも、旅行の資金のためでも構いません。

しかし、借換え専用ローンは資金使途が貸金業者債務の借換えと限定されています。つまり、返済のためだけのカードローンなのです。

Q.借り換えローンと通常のカードローンの違いとは?

Teduka

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

借り換え以外に利用できるかどうか

借り換え専用の借り換えローンは、借り換え以外には1円も使用することはできません。
借り換えの資金は一括で融資され、借り換え後は返済をして行くためだけのローンになります。
一方、カードローンは借りたお金を完全に何に使用しても自由なローンです。
このため、カードローンを借り換え目的で使用することももちろん可能になっています。
また、カードローンは借り換え以外にも使用することができます。
例えば100万円を借り換えで使用して、50万円は別の用途に使用したいという場合には、150万円のカードローンの審査に通過できれば希望通りの借入も可能です。
ただし、すでに複数の借入がある人は審査通過が難しいというデメリットがあります。

電話で申込可能

アコムの借換え専用ローンに申し込みをする方法は電話だけです。インターネットからは申し込めないので注意してください。

電話をすると、担当者から必要な書類や事前の手続きの説明を受けることが出来ます。

アコム(フリーコール)の電話番号は「0120-07-1000」です。電話は24時間繋がりますが、深夜だとオペレーターが対応してくれません。

疑問点などを聞きたい場合は、遅くとも夕方には電話をかけるようにしましょう。

必要なものは本人確認書類と印鑑

アコムの借り換え専用ローンにも申し込むのに必要なものは、基本的に本人確認書類と印鑑だけです。

本人確認書類の例
  • 運転免許証
  • 各種健康保険証
  • パスポート
  • 個人番号カード

本人確認書類は顔写真付きのものが適切です。顔写真がない本人確認書類、または書類住所が現在住んでいる住所と異なる場合、現在住んでいる住所が記載された以下のいずれかの書類をあわせて用意しなければなりません。

本人確認書類と合わせて提出する書類
  • 住民票
  • 公共料金の「領収書」・・・電気、ガス、水道、固定電話(携帯電話を除く)、NHK等
  • 納税証明書
  • ※確認時に発行日または領収日から6ヵ月以内のものに限ります。

また、借換え専用ローンは原則、返済は口座振替のみです。そのため、引落口座がわかるもの及び、その口座の届出印を用意する必要があります。

収入証明書が必要な条件

以下の条件に当てはまる場合は収入証明書も提出しなければなりません。

収入証明書による年収確認が必要なケース
●当社のご利用限度額が50万円を超える場合
●当社のご利用限度額と他の貸金業者からのお借入の合計額が100万円を超える場合
●既にご提出済の収入証明書類が3年以上経過している場合

アコムに提出できる収入証明書は下記の通りです。

収入証明書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税類通知書・所得(課税)証明書
  • 給与明細書

契約は店頭窓口か自動契約機のみ

本人確認書類・印鑑(収入証明書)を用意した状態で、店頭窓口か自動契約機に行くことで申し込みをすることが出来ます。

その場で審査の結果を聞くことができ、審査に通過した場合はそのまま契約という流れです。

最寄りのアコム店舗は以下より検索

店舗情報
アコム自動契約機 営業時間08:00~22:00
※年中無休
(年末年始除く)

来店できない場合は郵送でも契約可能

アコムの店頭窓口や自動契約機が生活圏内にない場合、郵送でも借り換え専用ローンに申し込むことが出来ます。

しかし、郵送で書類のやり取りをしなければならないので、1週間程度の時間がかかるのは覚悟しておきましょう。

郵送で申し込みをする場合も、まずはアコムに電話をしなければなりません。

アコム(フリーコール)の電話番号
➡➡➡「0120-07-1000」

借り換えの審査に落ちやすい人の3つの特徴

借り換えの審査は、新規でカードローンに申し込むよりも厳しくなります。借り換えをするということは、既に他社から借りている状態=借金を背負っている状態ということです。

借金をしていない状態に比べて「審査に通りにくい」ことは覚悟しておく必要があります。

特に、審査に落ちやすい人の特徴は以下の3つです。

審査に落ちやすい人の3つの特徴
  • 借入額が年収の1/2を超えている
  • 信用情報に傷がある
  • 収入が安定していない

それぞれの特徴を細かく見ていきましょう。

【1】借入額があまりにも多い

借り換え専用ローンは総量規制の例外貸付となります。そのため、年収の1/3を超える金額でも借り換えが可能です。

これは総量規制例外貸付の条項で、段階的に債務を減らす借り換えと記載されているためです。

貸金業法施行規則第10条23第一項

原文:当該貸付けに係る契約に基づく定期の返済により、当該貸付けの残高が段階的に減少することが見込まれること。

総量規制の例外にはなりますが、あまりにも多い希望額を申し込むと希望額より少ない契約となるか審査落ちする可能性が高くなるので注意しましょう。

【2】信用情報に傷がある

過去5年の間に、 返済を遅延・滞納していたり、自己破産などをしていたりすると信用情報に傷がつきます。

信用情報とは、クレジットやカードローンといった信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの取引事実の情報です。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

信用情報内に大きな問題である「金融事故情報」があると、返済に対する姿勢に問題があると判断され、審査に落ちてしまいます。

【3】収入が安定していない

収入が安定していないと、返済能力が無いと判断され、審査落ちしてしまいます。

収入が安定しているかどうかは、主に以下のような項目を見て、判断しているのです。

項目
  • 勤続期間
  • 雇用形態
  • 業種/職種
  • 会社規模
  • 年収金額

特に注意が必要なのは勤続期間です。高収入だったとしても転職して間もない状況では、安定性が低いと判断され、審査落ちするかもしれません。

アコムの借り換え専用ローンのメリット

アコムの借り換え専用ローンのメリットは主に以下の3つです。

メリット
  • 総量規制の対象外
  • 毎月の返済額が一定に
  • 即日融資可能

特に、総量規制の対象外というのは、借り換え専用ローン独自のメリットです。

総量規制の対象外

アコムの通常のカードローンは貸金業法によって、年収の1/3以上はお金を貸すことが出来ません。これは貸金業法の総量規制というルールによって定められています。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

このルールは、利用者が多重債務で返済不可能となり、路頭に迷うことがないために作られたルールです。したがって、利用者が得をするのであれば、この法律の例外となるのです。

アコムの借り換え専用ローンは、1社または数社からの借金をアコムにまとめることで返済の負担を軽くなるので、利用者に損がありません。したがって、総量規制外に当てはまるというわけです。

貸金業法施行規則第10条23第一項

原文:当該貸付けに係る契約に基づく定期の返済により、当該貸付けの残高が段階的に減少することが見込まれること。

毎月の返済額が一定に

アコムやプロミス、銀行カードローンを含めたカードローンの大半が、毎月の返済額を借入残高に応じて変動するように設定しています。これがいわゆる残高スライド式リボルビング払いというシステムです。

借入残高が減っていくことで、毎月の返済額も減り、支払いは楽になっていきます。しかし、元金の減りも同時に少なくなっていき、返済がなかなか終わらず、利息を多く支払わないといけないようになっているのです。

しかし、アコムの借り換え専用ローンは、返済方式が元利均等返済方式となっています。そのため、毎月の返済額が一定となり確実に元金を減らすことができるのです。

即日融資可能

数社からの借金をまとめるとなると、審査に時間がかかると思うかもしれません。

しかし、アコムの借り換え専用ローンならば、申し込みをしたその日のうちに借入れをすることが可能です。ただし申し込みをする時間帯や現在の借入状況、年収などにもよるので注意してください。

借り換え専用ローンは追加で融資を受けることが出来ないので、あまり即日中に結果を知る必要が無いかもしれません。そのため、審査を待つのがじれったいという人にはピッタリのカードローンかもしれません。

アコムの借り換え専用ローンのデメリット

アコムの借り換え専用ローンのデメリットも3つに絞ることが出来ます。

デメリット
  • 銀行からの借入は対象外
  • 元金部分しか借り入れできない
  • 金利が高い

特に、銀行カードローンは対象外となるので注意してください。

銀行からの借入は対象外

アコムの借り換え専用ローンは、借り換えできる借り入れは貸金業者からの借り入れのみに限定されています。

つまり、銀行カードローンからの借入は対象外というわけです。

総量規制外の金額を借りることはできますが、実際は貸金業者からの借入しか対応しておらず、貸金業者は総量規制を守らなければならないので、年収の1/3以上借りることは実質不可能なのです。

元金部分しか借り入れできない

アコムの借り換え専用ローンは、元金部分しか借入できません。借入れ分を一括で返済する場合、元金だけでなく前回支払い時から一括で返済する日までにかかる利息分をあわせて返済する必要があります。

つまり、完済するならば「元金+利息」を返済しないといけなく、一括で返済をするのであれば利息分は自分で用意しなければなりません。

利息額が大した金額でなければ問題ありませんが、すぐに用意できないような金額であれば、アコムの借り換え専用ローンを利用しても完済できないのです。

金利が高い

アコムの借り換え専用ローンの金利は、7.7%~18.0%の間で設定されます。

総返済額が100万円を超す場合は利息制限法で15.0%になりますが、それまでは18.0%という上限金利が適応されるのです。

この金利は、アコムと双璧をなすプロミスの上限金利17.8%よりも0.2%高く設定されています。

 利息制限法

金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
 元本の額が10万円未満の場合 年2割
 元本の額が10万円以上100万円未満の場合 年1割8分
 元本の額が100万円以上の場合 年1割5分

借り換えの基本は、現状より低金利のカードローンを選択しなければ得にならないので、複数社からの借入をアコムにまとめる以外は、アコムで借り換えをする必要性がないのです。

仮に複数社からの借入をまとめるのであっても、他のカードローンの方が低金利で「おまとめ」することができます。

アコムの借り換え専用ローンを使うべき人は?

アコムの借り換え専用ローンを利用すべきかどうかは、利用する人の状況によります。

利用金額が100万円を越すと金利が下がるので、100万円以上の借入れを希望しているのであれば、多少金利が下がり総返済額も抑えられる可能性はあるでしょう。

しかし、借入額が100万円を越さないのであれば、金利は18.0%なので他のカードローンを利用したほうがお得なはずです。

借り換えにも利用できるカードローン

アコム以外で、借り換えにも利用できるカードローンを紹介します。

借り換え専用ローンだと、返済にしか利用することが出来ません。もし何かのタイミングで急にお金を借りなければいけなくなった場合、借り換え専用ローンでは対応できないのです。

 じぶんローンじぶん銀行
金利 
限度額
審査 
融資 
:2.2~17.5%
:最大800万円
:公式サイト参照
:公式サイト参照
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 公式サイトへ▶ 

 プロミスSMBCコンシューマーファイナンス
金利 
限度額
審査 
融資 
:4.5~17.8%
:最大500万円
:最短30分
:最短1時間
他消費者金融よりも金利が安くてお得!銀行閉店後も最短10秒で振込可能!※130日分の利息が完全ゼロ円!※2
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※1:三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の口座が必要です※2:メールアドレスの登録とWeb明細の利用が条件です

まとめ

アコムの借り換え専用ローンは、返済に特化したローン商品です。そのため、お金が必要になっても新しく借入することはできません。

また、銀行からの借入を借り換えることができないので、銀行カードローンで作った借金は借り換えられないのです。

金利も他社と比較して、お世辞にも低いとは言えません。ただし、元利均等返済方式での返済になるので、返済を毎月行っていれば、自然と元金が返済されていくというメリットもあります。

おすすめカードローン
じぶんローン 金利 
限度額
審査 
:2.2~17.5%
:最大800万円
:公式サイト参照
プロミス 金利 
限度額
審査 
:4.5~17.8%
:最大500万円
:最短30分

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