ゴルフにかかる初期費用の相場とビギナーが妥協せずに済む解決策
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
この記事の目次
div class='nonStyleTxt'>

- ✓最近、同僚が次々ゴルフを始めている
- ✓そろそろ自分もゴルフやってみようか
- ✓ゴルフって、初期費用はどれくらいかかるの?
これからゴルフを始めようという方は、どうしてもどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
良い物を使いたい気持ちはあるけど、あまりお金に余裕があるわけではない。
そういった方は、ここでゴルフにかかる費用の相場と妥協せずに済む解決策を確認しておきましょう。
紳士のスポーツ「ゴルフ」を趣味にしたい
取引先をゴルフ接待、コンペで上司を出し抜き優勝、連休は避暑地でゴルフ三昧…。
社会人として生活していると、趣味のひとつにゴルフを検討するタイミングがくるもの。
ドラマなどのイメージもあり、子供のころから将来は一流ビジネスマンになってゴルフを趣味にしたいと考えていた人も、決して少なくはないでしょう。
憧れのゴルフライフ

イメージしてみてください。
キャディバッグに愛用のゴルフクラブを入れて、お気に入りのゴルフウェアに袖を通し、愛車を高原のゴルフ場に向かって走らせる休日…。
ステレオタイプかもしれませんが、その優雅さにはどうしても憧れてしまいますよね。
もちろん、そのためにはゴルフを始めるための費用が最低限必要になってきます。
ゴルフを始めるための初期費用は約50,000円
はっきり言って、ゴルフはお金がかかる趣味です。
道具を一式そろえるだけでも、それなりの初期費用を用意しなくてはなりません。
具体的には、以下のような用具と費用が必要です。
用具 | 費用相場 |
ゴルフウェア | ¥5,000~10,000 |
グローブ | ¥500~20,000 |
ゴルフクラブ(セット) | ¥20,000~100,000 |
ゴルフシューズ | ¥8,000~35,000 |
キャディバッグ | ¥8,000~20,000 |
合計 | ¥41,500~185,000 |
どうせなら良い物を揃えたい…

正直なところ、こだわってしまえば初期費用だけでも天井知らずです。
有名なブランドのゴルフセットを購入しようと思えば、初期費用だけでも平気で10万円以上が飛んでいきます。
もちろん、ゴルフブランドもピンキリ。安く済ませたいなら、5万円未満に抑えることもできるでしょう。
しかし、どうせなら良い物を揃えたいという気持ちはありませんか?
長く使いたいなら新品を買い揃えたいところ
「ビギナーなんだからまずは中古でいいだろう」と考えていませんか。
中古のゴルフセットは安く買えるのがメリットですが、状態によってはすぐに壊れてしまうデメリットがあるのです。
すぐに壊れて、また買いなおすのは非常に手間ですし、結果的に出費も多くなります。
そうであれば、多少高くても新品を買い揃えるほうが、長く使えるので結果的に出費も抑えられる可能性は高いです。
ビギナーだからこそ、ゴルフデビューを新品で飾ってはいかがでしょうか。
ゴルフに必要なのは初期費用だけじゃない
ちゃんとゴルフを始めようと思うと、初期費用だけでなく実際にプレイするための必要経費もある程度は必要です。
初期費用以外の出費 | |
打ちっぱなし利用料 | ¥1,600~2,000 /1h |
ゴルフコンペ参加費 | ¥3,000~5,000 |
ゴルフレッスン | ¥5,000(入会費) |
¥10,000(月謝) |
趣味として楽しむならそれなりの出費になる

スポーツである以上、ゴルフで上達したいなら定期的な練習をしなくてはなりません。例えば、週1回以上打ちっぱなしに通うだけでも、月間で1万円以上は支払わなくてはなりません。
さらに上を目指すなら、ゴルフレッスンで講師からレクチャーを受けたいところ。そうなると、数万円の費用が毎月発生することになります。
ストイックに趣味を楽しみたい方ほど、ゴルフには高額の費用がかかってしまうのです。
正直、初期費用の捻出も難しい…
毎月発生する費用については、ゴルフへの打ち込み方によって上下します。人によっては、まったくのゼロ円にすることもできるでしょう。
しかし、ゴルフを始めるためには、やはり一定額以上の初期費用は回避しようがありません。
その費用は、たとえば20代の若者などにとっては簡単に用意できないこともあるでしょう。
中古でも良いの?ゴルフ場での自分をイメージしてみてください
確かに、中古のゴルフセットを選ぶなどすれば、初期費用も大幅に節約できるものです。しかし、せっかく新しい趣味を始めるのに、用具一式が中古というのは寂しくありませんか?
一式をそろえてゴルフデビュー。そのときの自分を、一度想像してみてください。
整備されたゴルフ場で、あなたの身を包むゴルフウェアは下ろしたての新品の方が気持ちいいはず。握りしめるゴルフクラブは、傷一つない方が愛着を持てるはず。
理想のゴルフセットを購入するために足りないお金を用意する方法

満足のいく形でゴルフを始めたいけど、残念ながらお金が足りない。そんな状況でも、できるだけ理想は下げたくありませんよね。
正直言って、こだわりたい。そこで、理想のゴルフセットを購入するためのお金を用意する方法をいくつか紹介します。
こつこつと貯金することが理想的
一度、ゴルフセットを買いたい気持ちを抑えて、自分の収支を見直して貯金に励むことも検討してみましょう。
もしも、ゴルフを始める予定がまだ先なのであれば、より良いゴルフセットを買うために、今日からこつこつと貯金をしていくことも方法のひとつです。
不用品を売ってお金に換えるという手も
お金を用意するために不要品を売るという手段があります
不用品の例として、使わなくなった時計や財布などがあります。
それらをリサイクルショップ等に持っていくことで、高く買い取ってもらえる可能性があります。
理想のゴルフクラブを手に入れるために、ブランドものを手放すことは心苦しいことですので、本当に使わなくなったものを買い取ってもらうようにしましょう。
金融機関からお金を借りるという選択肢も
貯金に励んだり不用品を売ることで、理想のゴルフセットを買うことができるのであればそれに越したことはありません。
しかし、貯金をするには時間がかかり、不要品を売っても理想のゴルフセットを買えるくらいの金額にならない可能性があります。
ゴルフセット選びで絶対に妥協したくないという場合は、金融機関で借入れるという選択肢を検討してみてください。
クレジットカードでキャッシングする人もいる
クレジットカードには、カード決済を行う際に利用するショッピング機能のほかに、現金を借入れするキャッシング機能があります。
現金を借りる機能はメインではないため、利用限度額は低く設定される傾向にありますが、ゴルフの始めるのに必要最低限の初期費用だけであれば十分に用意できるでしょう。
ただし、キャッシングの返済方法が一括のみのクレジットカードもあり、その場合は来月の返済負担が大きくなることに注意が必要です。