おまとめローンの審査に落ちる5つの原因と審査通過の可能性を上げるコツ

この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

  1. おまとめローンとは
  2. おまとめの方法は2種類ある
  3. おまとめローンの審査は甘い?厳しい?
  4. おまとめローンの審査は時間がかかる
  5. おまとめローンの審査に落ちる5つの原因
  6. おまとめローンの審査に通るコツ
  7. おまとめローンの審査に通らなかった人の解決策
  8. まとめ

 この記事に向いている人… 
  • おまとめローンの審査に通過できるか不安
  • おまとめローンの審査に通過するためのコツを知りたい
  • 審査に落ちた場合の解決策を知りたい

複数の金融機関から借金をしている人が、1つのカードローンに借金をまとめることを「おまとめローン」といいます。

「おまとめ」は、おまとめ専用ローンを利用するか、通常のカードローンを「おまとめ」として利用するかの2つの方法があり、通常のカードローンを「おまとめ」として利用する場合は条件があるので注意が必要です。

おまとめローンの審査は正直言って厳しいです。審査に通過することは難しいので、審査に落ちても不思議ではありません。

しかし、どのような人が審査に落ちるのかを知り、審査に通過する可能性を上げるコツを知ることで、おまとめローンの厳しい審査を通過しましょう!

おまとめローンとは

おまとめローンとは、複数の金融機関から借金をしている人が1つのカードローンに借金をまとめることができるローン商品のことです。

複数の金融機関から借りているお金をを1社にまとめることで、返済負担を軽くするのが「おまとめ」の目的です。始めに、おまとめの仕組みは確認しておきましょう。

A社 B社 C社
借入80万円
金利18.0%
借入50万円
金利18.0%
借入70万円
金利18.0%
おまとめローンに一本化
借入:200万円
金利:15.0%

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットは、返済負担が軽くなることです。

おまとめローンを利用するメリット
  • 毎月の最低返済額を減らせる
  • 返済日も統一できるので延滞のリスクが減る
  • 金利を下げられる

利用している金融機関が増えると、その分だけ返済日も増えます。また金利の設定も各カードローンやキャッシングで異なるので、返済日や返済額の管理を自分でしなければなりません。

そのようなときに、おまとめローンを利用すれば、返済負担を軽くすることが出来ます。

おまとめローンの注意点

おまとめローンには、以下のようなデメリットもあります。

おまとめローンのデメリット
  • 審査に通る可能性が高くない
  • 利息が高くなる可能性もある
  • 完済するまで追加借入できなくなるかもしれない

使用方法によっては上記のようなデメリットが生じる可能性もあります。

おまとめの方法は2種類ある

「おまとめ」は、返済負担を軽くするための手段に過ぎません。

したがって、返済負担が軽くなるのであれば、「おまとめ専用ローン」を利用する必要はないのです。通常のカードローンを「おまとめ」として利用することで、返済負担を軽くすることもできます。

しかし、通常のカードローンを「おまとめ」として利用する場合は、ある条件を満たさなければならないので注意してください。

おまとめ専用ローンで「おまとめ」する

おまとめ専用ローンは、返済に特化したローン商品なので、新しく借入をすることはできません。そのため、何か緊急事態でお金が必要になったとしても、追加で融資を受けることはできないのです。

しかし、複数の金融機関からの借金で、毎月返済に困っている人にとっては非常に便利な商品といえます。

消費者金融のカードローンは、総量規制によって借入額は年収の1/3までと決められていますが、おまとめ専用ローンの場合は、利用者に有利になるということで例外的に借入額に制限がありません。

その例外というのが、おまとめ専用ローンの強みなのです。

通常のカードローンを「おまとめ」として利用する

通常のカードローンを「おまとめ」として利用するという方法もあります。

銀行カードローンを「おまとめ」として使う場合は、銀行法の基で運営されているので、注意すべき点はありません。しかし、消費者金融の場合は条件があります。

借入総額が年収の1/6以下でないと、消費者金融の1社に「おまとめ」することはできません。

これは貸金業法の総量規制というルールで、消費者金融は年収の1/3までしか融資できないと決められているからです。

具体例
年収300万円 借入総額100万円
この場合、消費者金融のカードローンを「おまとめ」として利用できません。

消費者金融のカードローンを「おまとめ」として利用するには、以下のような手順を必要とします。
1.「おまとめ」をするには消費者金融Xで100万円を借りる
2.その100万円を現在借金している金融機関に自分で返済

この手順だと、1で一時的に200万円借りなければなりません。
しかし、総量規制で年収の1/3。つまり100万円までしか借りることができません。

したがって、年収の1/6。つまり借入総額が50万円であれば、この方法で「おまとめ」できます。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

おまとめローンの審査は甘い?厳しい?

おまとめローンの審査は、通常のカードローンと審査基準が異なります。

通常のカードローンの場合は、他社借入があると審査に通過しにくくなることもあります。しかし、おまとめローンの審査では、そもそも他社から借入をしている人が申し込むので、他社借入の有無は大きな要素ではない可能性があるのです。

しかし、年収に対して借入金額が多すぎる場合、おまとめをしても返済の可能性なしと判断されることもあるので、他社借入金額に関しては審査で重要なポイントと言えるでしょう。

おまとめローンの審査は時間がかかる

おまとめローンの審査には時間がかかります。

消費者金融が提供している「おまとめ専用ローン」や通常のカードローンであれば、審査は遅くても1日程度しかかからないでしょう。

しかし、銀行カードローンの場合は、「おまとめ専用ローン」であろうと無かろうと、審査に時間がかかります。

したがって、審査の結果が数日程度来なくても焦る必要はありません。

おまとめローンの審査に落ちる5つの原因

おまとめローンの審査通過の基準は明かされていません。しかし、厳しい審査を行っていることは確実です。

おまとめローンの審査に落ちる人には、以下のような5つの共通した原因があります。

審査落ちの5つの原因
  • 虚偽記載をした
  • 他社借入が多すぎる
  • 収入が安定していない
  • 複数のカードローンに申し込んだ
  • 信用情報に傷がある

原因1:虚偽記載をした

おまとめローンの審査は、申し込みフォームに記入した情報を基に実施されます。

ちょっとした入力ミスであれば、訂正をすれば済むので、審査に落ちる原因に直結するわけではありません。

しかし、意図的に虚偽の内容を記入したと判断できるような場合は、詐欺の可能性が高いとされ、その段階で審査に落ちてしまいます。

おまとめローンの審査の場合、「他社借入額や他社借入件数を減らした方が審査に通りやすいのでは?」と偽った内容を記入してしまう人も珍しくありません。

素直に申し込めば審査に通過する可能性はありますが、嘘をついたら100%審査に落ちるので、絶対にやめましょう。

原因2:他社借入が多すぎる

おまとめローンの審査は、申込者の現在の借入状況も審査の基準に含みます。

他社からの借入件数や借入額が多すぎると、返済能力に問題がある多重債務者と判断され、審査に落ちる可能性が高まるでしょう。

特に、年収の半分以上にあたる金額を借入していたり、4社以上から同時にお金を借りている人は、多重債務者と判断されやすく、審査通過は厳しいかもしれません。

原因3:収入が安定していない

おまとめローンの審査に通過するためには、返済能力があることを証明する必要があります。返済能力を判断する上で、特に注目されるのは、収入が安定しているかどうかです。

具体的には、

  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 業種/職種
  • 会社規模
  • 年収金額

といったポイントが注目されます。

上記の中でも、特に大事なのは勤続年数です。大企業で働いている人でも、就職して間もない場合、安定性が低いと判断され、審査に通過できない可能性があります。

おまとめローンは、融資額が大金になりやすいので、勤続年数が長くないと安定した返済が保証されていないという判断をされるのです。

原因4:複数のカードローンに申し込んだ

借入件数のみならず、他社への申込件数も審査に落ちる原因となります。

「何件に同時に申し込んだら審査に落ちる」という情報は明かされていませんが、1ヶ月以内に4社以上に同時に申し込んでいる人は、審査に通過できないかもしれません。

同時に数件の金融機関に申し込んでいる人は、お金にかなり困っている人と判断され、返済能力に問題があると判断されるからです。

原因5:信用情報に傷がある

おまとめローンの審査は、過去5年間に行われた金融取引も信用情報で確認します。

信用情報とは個人情報と連携したカードローン・クレジットカードなどの使用履歴のことです。

信用情報の中に「金融事故情報(複数・長期の返済遅延など)」があると、返済をする姿勢や態度に問題があると判断され、審査に落ちてしまいます。

信用情報は思いがけないところで傷ついているかもしれないので注意が必要しましょう。スマートフォンの本体代や奨学金などを分割で支払っていたり、家賃を保証会社を立てて支払っていたりした場合、その返済を遅れたら信用情報に記録が残ります。

必ずしもクレジットカードやカードローンの使用履歴だけではないのです。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

※以上の条件を満たしている場合であっても、審査に通過できない可能性があるので、注意してください。また、実際の審査基準は公表されていないため、弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

おまとめローンの審査に通るコツ

おまとめローンの審査に通過する可能性を上げるコツは、
・借入額を減らす
・借入件数を減らす

この2つです。

借入額と借入件数が多いと、借金の返済の見通しが立てれない多重債務者と判断されるかもしれません。

そのため、少しでも借入額と借入件数を減らすことができれば、審査に通過する可能性を上げることが出来ます。

借入額を減らす

借入額を減らすことができれば、おまとめローンの審査に通過する可能性を上げることができます。

借入額が年収の1/3以下まで減らすことが出来れば、審査に通過する可能性はかなり高くなるはずです。

最低返済額だけでなく、随時返済を積極的に行い、借入額を減らす努力をしましょう。しかし、毎月の返済で手一杯という人も中にはいるかもしれません。

そのような場合は、ボーナスなど臨時収入が入った際に、まとめて返済するという方法もあります。

借入件数を減らす

借入件数を減らせば、おまとめローンの審査に通過する可能性は上がります。完済したという実績を作ることができれば、返済に対しての姿勢を評価してもらえるからです。

完済した経験があるという実績は、特におまとめローンの審査において効果的な働きをします。

そのため、もう少しで完済できるカードローンがあれば、そちらから完済していくべきです。ボーナスなどの臨時収入を返済に充てる際も、なるべく完済に近いものから優先しましょう。

おまとめローンの審査に通らなかった人の解決策

おまとめローンは誰でも利用できるわけではありません。審査がある以上、どうしても審査に落ちてしまう場合があります。

しかし、どうしてもおまとめローンを利用して、返済負担を軽減したいという人は他のおまとめローンに目を向けてみてください。

審査基準は金融機関によって異なるため、1社の審査で落ちたとしても、他社のおまとめローンを利用できる可能性はあるのです。

おすすめの「東京スター銀行 おまとめローン」

商品 東京スター銀行おまとめローン
金利 年率12.5%
最高おまとめ借入額 1,000万円
仮審査期間 最短3日間

東京スター銀行のおまとめローンは、おまとめ専用ローンです。金利も12.5%で固定されているので、審査に通過しさえすれば、低金利でおまとめをすることが可能です。

おまとめローンの審査に落ちた事がある人にとって、銀行カードローンでおまとめと聞くとハードルが高いように感じるかもしれません。しかし、東京スター銀行はおまとめ専用ローンであり、審査基準は各金融機関で異なります。そのため、1社で審査に落ちたからといって、他のカードローンでも審査に落ちるとは決まっていないのです。

まとめ

おまとめローンの審査に通過するのは簡単ではありません。

多額の融資をする上に、すでに借金を抱えている人を対象としているので、審査する側も慎重にならざるを得ないので、基本的には審査に時間がかかります。

審査落ちしないためには、借入額や借入件数を減らすなど、審査に通過する可能性を上げましょう。

借入額が年収の1/6まで減れば、消費者金融で「おまとめ」することもできます。

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