総量規制対象のアコムに申し込む際の3つの注意点

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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

 この記事に向いている人… 
  • 総量規制について詳しく知りたい!
  • アコムの審査に通過できるか心配…
  • 審査に通過するためには、どうすればいいか知りたい!

アコムは総量規制の対象のカードローンです。

そのため、審査の際に他社からの借入額と年収が非常に重要になってきます。

現在、他社から借り入れをしていない。もしくは初めてカードローンを利用するという人は、少なくとも総量規制の影響で審査に落ちることは無いので、気にせずに申し込みをしましょう。

アコムの基本情報と特徴

アコムは最短30分で審査が終わり、申し込みから最短60分で融資を受けれる、スピード性に特徴があるカードローンです。

また、オペレーターの丁寧さも業界内では有名で、各々の事情に対応してくれるので、「家族にバレたくない!」・「在籍確認の電話をされると困る!」といった、ユーザーの不安にも個別に対処してくれる可能性があります。

また、アコムにはスピード性・オペレーターの丁寧さ以外にも特徴があるので、申し込みをする前に確認しておきましょう。

特徴:30日間無利息で利用できる

アコムには30日間の無利息サービスがあります。しかし、このサービスは誰でも利用できるわけではありません。利用するためには以下の条件を満たす必要があります。

サービスの対象条件
  • ・アコムでのご契約がはじめてのお客さま

※アコムが不適当と判断した場合は対象外となる可能性があります。
※無担保カードローンが対象です。その他の契約(クレジット・借換えローンなど)は対象外となります。

また、このサービスは契約日の翌日から30日間が金利0円適用期間となります。「借入日の翌日」ではないので、アコムに申し込みをしたら、すぐに借り入れをしましょう。

総量規制はユーザーを守るためのルール

総量規制とは、消費者金融や信販会社からキャッシングできる金額を年収の1/3までにするというルールです。これは1社から借りられる金額ではなく、すべての消費者金融・信販会社からのキャッシング額を合計した金額となっています。

総量規制は2010年の貸金業法改正に伴って施行され始めた制度で、利用者が返済できなくなるほどの無理な貸し付けを防ぐために生まれました。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

総量規制が生まれた背景

総量規制が施行される前は、消費者金融や信販会社の過剰貸付によって、まともな生活を送れなくなる人が社会問題になっていました。

そこで、お金を借りる人の生活を守るために、貸金業法の中に新たに総量規制というルールを設け、消費者金融や信販会社に年収の1/3以上の貸付を行うことを禁じたのです。

そのため、絶対にありえませんが、もし、年収の1/3以上を消費者金融や信販会社から借りたとしても罰せられるのは、お金を貸した消費者金融や信販会社になります。

総量規制の対象外のカードローンもある

総量規制がユーザーを守るために作られたルールです。そのためユーザーを守るためであれば、総量規制の対象外となることもあります。

また、総量規制を守らなければならないのは、貸金業法に基づいて運営しているカードローンのみです。実はカードローンの中には、貸金業法ではない法律に則って運営しているものもあります。

総量規制の例外・除外となる事例

総量規制には例外となる事例と、除外となる事例があります。それぞれ具体例と共に確認していきましょう。

例外


例外は、貸付けの残高としては算入するものの、例外的に年収の1/3を超えている場合でも、その部分について返済の能力があるかを判断したうえで、貸付けができるものです。

例えば年収300万円の人が、100万円をすでに借入れている場合、年収の1/3となり新たに借り入れをすることは通常できません。しかし、急を要する医療費として20万円借りたいというような場合、これについては例外規定という形で貸付けができることがあります。

医療費以外に総量規制の例外となるのは以下のような状況です。

総量規制の例外
  • 顧客に一方的有利となる借換え
  • 緊急の医療費の貸付け
  • 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け
  • 配偶者と併せた年収の1/3以下の貸付け
  • 個人事業者に対する貸付け
  • 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け

除外


除外の貸付けとは、総量規制の対象とならない貸付けです。不動産購入のための貸付け、自動車購入時の自動車担保貸付けなどは、同じ貸付けの残高としてあっても総量規制の貸付残高には含まれません。

総量規制の除外となるのは以下のような場合です。

総量規制の除外
  • 不動産購入または不動産に改良のための貸付け
  • 自動車購入時の自動車担保貸付け
  • 高額療養費の貸付け
  • 有価証券担保貸付け
  • 売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付け
  • 手形(融資手形を除く)の割引
  • 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
  • 貸金業者を債務者とする金銭貸借契約の媒介

アコムには総量規制対象外の商品もある

アコムには、総量規制対象外の商品が2つあります。

貸金業法に基づく借換え専用ローンビジネスサポートカードローンです。

それぞれ、どのような商品なのか見ていきましょう。

貸金業法に基づく借換え専用ローン

借換え専用ローン
金利 7.7%~18.0%
限度額 1万円~300万円
貸付条件 【貸付条件】
返済方式 元利均等返済方式
返済期間 借入日から最長13年7ヵ月・2~162回
遅延損害金 20.00%

複数の貸金業者からの借金をアコムにまとめることができるのが、アコムの借換え専用ローンです。この商品は、債務者の負担を減らすことが目的なので総量規制の対象外という位置づけになっています。

ただし、全ての借金をまとめることができるわけではなく、まとめることができるのは貸金業者(みなし貸金業者を含む)」からの借金に限るので注意しましょう。銀行カードローンや、クレジットカードのリボ払いはアコムの借り換え専用ローンではまとめることが出来ません。
関連記事『アコムの借り換え専用ローンのメリットとデメリット|審査落ちする人の4つの特徴』

ビジネスサポートカードローン


ビジネスサポートカードローン
金利 12.0%~18.0%
限度額 1万円~300万円
貸付条件 【貸付条件】
返済方式 定率リボルビング方式
返済期間 最終借入日から最長8年7ヵ月・1~89回
遅延損害金 20.00%

このローン商品は、ビジネス目的の借り入れなので総量規制の対象外となっています。そのため、業歴1年以上の個人事業主の方でアコムの基準を満たす方しか利用することができません。

ビジネスローンに関して、もっと知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
関連記事『無担保融資が当たり前のビジネスローンのメリットとデメリット』

銀行カードローンは総量規制対象外

総量規制は貸金業法を守らなければいけない会社に対応されます。カードローンの中には、総量規制対象外のカードローンもあるのです。

銀行カードローンは銀行法という法律の基で運営しているので、総量規制を守る必要がありません。そのため、法律上は銀行カードローンであれば、年収の1/3以上の融資をうけることも可能です。

しかし、以前に消費者金融や信販会社による過剰貸付が社会問題になったのと同様に、銀行カードローンの過剰貸付も社会問題になってきています。その対応として全国銀行協会は、自主的な融資規制を行うことを発表しました。

 銀行カードローンの自主規制について

信用保証会社による代弁率や応諾率の推移、年収に対する借入の状況と代弁率との相関関係等を定期的に分析・把握し、審査の適切性について信用保証会社と深度あるコミュニケーションに努める。例えば、個人の年収に対する借入額の比率を1/3以内に制限する総量規制の効果として、多重債務の発生が一定程度に抑制されている状況等を踏まえ、銀行カードローンにおいても、個人の年収に対する借入額の比率を意識した代弁率のコントロール等を行うべく信用保証会社と審査方針等を協議するよう努める。

このように、法律で制限されてはいないものの、銀行カードローンも年収の1/3までしか融資を行わないように方向転換しています。しかし、銀行カードローンは低金利という魅力があるので、利息を抑えたい人にはおすすめです。低金利ではありますが、即日融資はできないので注意してください。

総量規制対象のアコムに申し込む際の3つの注意点

アコムの通常のカードローンは総量規制の対象です。そのため不用意に申し込みをすると、審査に落ちてしまう可能性があります。

特にすでに他社から借金をしている人は、以下の3点に注意してください。

アコムに申し込む際の注意点
  • 1.安定した職業に就いていることが条件
  • 2.他社から借入をしている人は借入希望額に注意
  • 3.虚偽申告すると審査に落ちる

特に3つめの虚偽申告は、二度とアコムに申し込みができなくなる危険性もあるので、絶対にしないでください。

【1】安定した職業に就いていることが条件

アコムは総量規制の対象なので、年収の1/3までしか融資を受けることができません。したがって、年収が0。つまり無職の人はアコムにそもそも申し込むことができないのです。

一応、アコムの貸付条件を確認しておきましょう。

貸付対象者 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

安定した収入が必要とありますが、アルバイトでも派遣社員でも契約社員でも、何か仕事に就いていて、毎月一定の金額以上を稼いでいれば申し込みすることができます。

【2】他社から借入をしている人は借入希望額に注意

アコムは年収の1/3までしか借りることが出来ないので、すでに他社で借金をしている人は、申し込みをする際に『借入希望額』の欄に注意しましょう。年収の1/3を合計で超える借入希望額を記入しても、限度額を自動的に減らされるか、最悪の場合は審査に落ちます。

以下の具体例で確認しておきましょう。

年収300万円の場合
借入上限:300万÷3=100万円A社から借入:60万円B社から借りられる金額:100万円-60万円=40万円

つまりB社に申し込む際に、『借入希望額50万円』としても、そもそも法律上貸せないのです。その上、他社からの借金も返済しなければならないので、返済能力も弱いと判断されやすく、審査に落ちる可能性は高いといえます。

【3】虚偽申告すると審査に落ちる

他社から借り入れをしている人が、審査に落ちる原因の1 つに虚偽申告があります。

「少しでも年収を多く見せれば、借入限度額が増えるかも」。
「少しでも他社からの借金を減らして申告すれば、審査に通るかもしれない」。

このような、ちょっとした出来心で虚偽申告をする人がいます。しかし嘘は絶対にバレるのでやめましょう。

虚偽申告が発覚すると、二度とアコムに申し込みをすることができなくなります。それだけではなく、アコムは他のカードローンの審査も請け負っていることがあるので、そのカードローンも同様に申し込みできなくなるのです。

正直に申告すれば、審査に通る可能性は0ではありませんが、虚偽申告をすると審査に通過する可能性は0ということは覚えておいてください。

総量規制には注意点がある

厳しいルールに感じる総量規制ですが、実際にキャッシングをする際には注意点があります。

これから紹介する注意点に気をつけなければ、利用者にとっては意図せずに借りすぎてしまうという危険性もあるので、念のために把握しておいてください。

借りていなければ限度額は無関係

総量規制の注意点とは、限度額がついているだけでは他社の借入に何の影響も与えないことです。限度額は他社からの借り入れや年収などを総合的に判断し決定されます。

そのため、申し込みだけをしていて、借り入れさえしなければ限度額の判断基準は基本的には年収によって決められるのです。つまり、複数のカードローンを契約だけして借り入れしなければ総量規制以上のお金を借り入れできてしまう危険性があります。

収入証明書なしで100万円超えの借入ができてしまう恐れも


通常、合計100万円を超える借り入れをしようと思うなら、いずれかの消費者金融に収入証明書を出さなくてはいけません。これはアコムも同様です。

しかし、以下の手順で借入をすると、収入証明書を提出せずに100万円を超える借り入れになる恐れがあります。

A社に申込み
借りずにB社で申し込み
借りずにC社で申し込み
合計限度額が100万円を超えるまで繰り返し
限度額が100万円を超えたら初めてキャッシング

この方法を利用すれば、身分証明書1枚だけで100万円を超えるお金が借り入れできてしまう危険性があります。

年収の1/3を超える借り入れもできてしまう危険性がある

上記と同じ容量で限度額を増やし続ければ、総量規制の「年収の1/3」という基準を超えた借入すら可能なのです。

実際、年収300万円に満たない方が連続でカードローンに申し込み、合計200万円の限度額を得た例はいくらでもあります。

※注意※
総量規制の注意点を突いた借入は、大きすぎる返済負担に直結します。この方法は裏ワザではなく、絶対に手を出してはいけない禁じ手として頭に入れておきましょう。

まとめ

アコムは総量規制の対象です。そのため他社から借金をすでにしている人は申し込む際に以下の3点に注意してください。

アコムに申し込む際の注意点
  • 1.安定した職業に就いていることが条件
  • 2.他社から借入をしている人は借入希望額に注意
  • 3.虚偽申告すると審査に落ちる

虚偽申告は多くの人が出来心でやってしまいがちです。「どうせ、バレないだろう」という油断が命取りになります。

また、総量規制の穴はあくまでも注意喚起のために紹介しました。年収の1/3以上を超える借り入れは、生活を破綻させる可能性があります。絶対にやめましょう。

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