お金を借りたい!ブラック向けの悪質な掲示板を使うべきでない理由

この記事のアドバイザ
ファイナンシャルプランナーとしての知見を活かし、顧客のマネーライフを見据えた提案を行う社会保険労務士。年金・保険にとどまらず、雇用・労働など多角的な視点から、お客様のご希望を第一に考えて、マネープランの作成・ライフプランの構築を行っている。
- ✓お金を借りたいのにブラックかもしれない…
- ✓ブラック期間はいつになったら終わるの?
- ✓ブラックなのは解ってる。でもお金が必要…
ブラックはお金の自由を奪われる

結論から言うと、信用情報がブラックになってしまったその時点で、マトモな金融機関からは、お金を借りることができなくなってしまうのです。
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。
どれだけ収入が安定していようが、問答無用で審査が否決になるわけです。では、具体的に何をするとブラックになってしまうのでしょうか。
まずはセルフチェック|あなたは本当にブラック?
まず、あなたが本当にブラックかどうかを確認しておきましょう。
そもそも、ブラックというのはそう簡単になるものではありません。
ちょっとしたトラブルでも、当人としては不安の種でしょうが、調べてみたら全くブラックではなかったというケースが多々あるのです。
まずはセルフチェック | |
✓ | クレカの強制解約を経験していない |
✓ | スマホ代を一括請求されていない |
✓ | 賃貸の部屋から追い出されていない |
✓ | 自分自身、債務整理したことがない |
いかがでしょうか?全てにチェックがついたなら、あなたは自分を「ブラックだ」と思い込んでいただけかもしれません。
適切なカードローンに申し込めば、問題なく審査通過することもあるでしょう。
とはいえ、審査に対する不安はありますよね。そういった方は、利用者人気の高さで借入先を選んでみてください。
人気の高さは、それだけ多くの利用者が満足のいく借入に成功している証拠です。
ブラック情報はいつまで続くのか?
借金を踏み倒された金融機関は、その情報を信用情報機関に登録します。金融機関は個人に融資する際、この信用情報機関に登録された内容を必ず閲覧する事を義務付けられています。
要するに、金融事故は決して隠し通すことができません。
◆JICC(株式会社 日本信用情報機構)
日本にある多くの消費者金融の、およそ80%が加盟していると言われています。プロミス・アイフルといったCMでおなじみの消費者金融はもちろん、楽天カードやクレディセゾンなども加盟しています。
◆CIC(株式会社シー・アイ・シー)
クレジットカード会社や各種ローンなどを取り扱う銀行の多くは、基本的にはCICに加盟しています。消費者金融でもCICに加盟している所もあります。
◆全国銀行個人信用情報センター
メガバンクと呼ばれる3社(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)をはじめ、各地方銀行は必ずと言っていいほどに加盟しています。
最低でも5年間は記録が残る
事故情報が残っている限り、どんな金融機関の審査も通過できません。ちなみに事故情報は、信用情報機関で最低でも5年間は登録されます。
自分がブラックかどうか解らない場合は、それを確かめることもできます。以下を参考にしてみてください。
ブラックの人に迫る掲示板やヤミ金の罠

繰り返しますが、本当にブラック化している人はまともな会社からお金を借りることはできません。
ブラックにも融資しているのは、闇金だけです。当然、ネット掲示板上で「ブラックでも貸します」と言っている人も、投稿者は闇金か詐欺師であると判断してください。
ブラックでも借りられる掲示板に注意
✓ブラックの人にも貸します
✓水商売や自営業の人にも貸します
✓大手で借りられない人にも貸します
ネット上には、こうした甘い言葉を囁く業者が多数存在します。いわゆる「お金貸します掲示板」と呼ばれる場所には、こうした悪徳の業者(個人も含めて)がたくさん居るのです。
こうした場所でウッカリ借りてしまったら、もう逃げられません。違法な契約書や、個人情報を渡してしまったら、目もあてられません。違法な金利、違法な取り立て、場合によっては裏の世界で生きている人が絡んでいるケースもあります。
お金貸します掲示板の利用は絶対にNGと覚えておきましょう。
ブラックの人はヤミ金にも注意
ヤミ金業者は一時期に比べるとかなり減ったと言われていますが、今も街中やネット上でブラックの人を狙っています。
大手カードローンで借りられなかった人に対して、「ウチは審査が甘いですよ」と囁き、もう頼るところのない弱さにつけ込んでお金を貸すといった手法です。
こちらも一度契約してしまったら、違法な金利、違法な取り立てなどで、手段を選ばずにプレッシャーをかけてきます。
どうしてもお金が必要…そんな状況になったら

どうしてもお金が必要な場合であっても、ヤミ金融には絶対に申し込んではいけません。まずは自分が本当にブラックなのかどうかを確かめましょう。以下の信用情報機関に、情報を照会してもらうことから始めてみてください。
その結果、もしブラックでなかった場合は、大手カードローンでお金を借りられる可能性が出てきます。その際には、以下を参考にしてみてください。
ブラックでなければ成約率の高いカードローンに着目!
信用情報の開示を行う人の多くは、カードローン審査に不安がある人がほとんどです。そんな方は、成約率を基準に借入先を検討してみてください。
成約率は、新規でカードローン申し込みをした人が、実際にお金を借り入れできた件数をあらわす割合です。
この成約率が高水準なカードローンであれば、審査を通過できる可能性は高いと考えても良いでしょう。
「信用情報は問題なかった」「でも、やっぱり審査は不安…」そんな方は、成約率の高いカードローンを検討してみてはいかがでしょうか?
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金利 | 4.5~17.8% |
限度額 | 最大500万円 |
即日融資 | 可能※1 |
無利息期間 | 初回30日間※2 |
※2.メールアドレスの登録とWeb明細の利用が条件です。
大手で借りられない場合は中小の消費者金融へ
もしも上記で紹介したカードローンが利用できなかった場合は、中小規模の消費者金融を頼るしかありません。しかし、その場合でも「ある程度の知名度がある企業」にしてください。
以下で、中小の消費者金融一覧を紹介していますので、どうしてもお金が必要な人は参考にしてみてください。
まとめ
お金を借りたいのにブラックだから借入できない、そんな八方塞がりの状況になってしまえば、ヤミ金業者や掲示板の毒牙にかかるリスクも出てきてしまいます。
そのような状況を避けるためにも、キャッシングする際返済の遅延だけは絶対に避けるようにしてください。万が一遅れそうな場合は、速やかに借入先に相談しましょう。大手消費者金融であれば、丁寧な対応が望めるはずです。
Q.最も代表的な「信用情報がブラック化するトラブル」は?
ファイナンシャルプランナー|高橋淳也
返済の遅れがあるとブラック化します
キャッシングやクレジットカードの支払が遅れると、ブラックになります。
数日程度の遅れであれば大丈夫ですが、2ヶ月以上遅れるとブラックになる可能性が高いです。返済が遅れているなら早めに返済して、少しでも早く問題を解決しましょう。
また、短期間でキャッシングやクレジットカードの申込みを複数すると、特にお金に困っているとみなされ、お金を貸すリスクが高いと判断され、ブラック化する恐れがあります。