借金があっても借りられるカードローンはどれ?条件と選択肢をイチから解説

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元 銀行員

中川秀人

地方銀行の法人営業担当として6年勤務。主に不動産業や製造業に対する融資を担当しつつ、地元富裕層へのコンサル型営業を行い、中小企業及び資産管理会社のコンサルタントとして総額300億以上を融通。

貸金業務取扱主任者

林良光

大学卒業後、大手ノンバンク系金融機関にてコンサルティング営業に従事。カード事業において、個人事業主を中心に1,000名以上の審査を行ったプロ。米国公認会計士、日本証券アナリスト、日商簿記2級、銀行業務検定・財務2級など多数の資格を有し、金融の専門家として第一線で活躍。

 この記事に向いている人… 
  • 借金があってもカードローンは利用できる?
  • どんな状況だと審査に落ちやすい?
  • おすすめのカードローンを知りたい!

借金があっても、お金を追加で借りたいという状況は訪れるものです。

しかし、お金を借りられるかどうかは、他社からの借入金額や件数といった現状によって変わります。

どのような場合なら、審査に通過する可能性があるのか。この記事で解説します。

すでに借金があるけど、どうしてもお金が必要になった…

既に他社からの借金があるけど、さらに追加でお金が必要になったというケースは意外と多いものです。良く見られるケースは以下の通りです。

お金が必要になるケース
  • 何枚ものクレジットカードでリボ払いした
  • 今月から家賃が上がった
  • 親戚や友人などの冠婚葬祭が続いた
  • 急病で治療費がかかった
  • 税金の支払が発生した
  • 事故で車の修理費が必要になった
  • 車検費用が必要になった
  • 急に決まった海外旅行や国内旅行
  • 連帯保証人になったが借主が返済できなくなった

ケースによっては緊急事態になってしまいます。
そのため何とかお金を借りたいと思う方は多いのではないでしょうか?

借金があっても借りられるカードローンはあるの?

現時点で借りているカードローンがあり、その限度額がいっぱいになりそうという場合には、以下のような方法があります

さらにお金が必要な時の対応
  • 借りているカードローンの限度額を増やす
  • 両親や専門家に相談をする
  • 他のカードローンへ借入申し込みをする

どの選択肢をとるかは、利用者の状況によって変わってきますし、一概にどれが良いとも言えません。

ただし、イメージとして「新しいカードローンでお金を借りるには審査が厳しいのでは?」という意見は多く聞かれます。

結論から言って、カードローンの審査では「他社でどれぐらい借りているか」は必ずチェックされるので、少なからず影響が出ると言えます。

他社での借金はカードローン審査に影響が出る

カードローンの審査では他社からの借入額や借入件数を申告する必要があります。

カードローンサービスを提供している金融機関側からすると、「すでに他からも借金している人」には、お金を貸しにくいと考えるのが普通です。

それを察して嘘の申告をする人もいますが、多くの金融機関では融資審査をする時に「信用情報機関」に照会をかけているので、他社カードローンでの借金やクレジットカードの未納など、お金周りの状況は手に取るように分かるようになっています。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

借金があると返済能力が低下する

カードローンでお金を借りることができるのは「返済能力がある」とみなされた人だけです。お金を貸す金融機関側からしても、返済してくれない人にお金を貸すわけにはいきません。

その判断基準となるのが返済能力です。申し込み時に申告する年齢・勤務先・家族状況・住まいの情報などから総合的に判断します。

年収の3分の1まで借金があるとカードローンを使えない

貸金業者のカードローンは総量規制の対象です。総量規制では借金額年収の3分の1までと決められており、幾らでも借金できる訳では無いのです。

この総量規制により借金額が年収3分の1ギリギリまであると審査が厳しくなってしまいます。年収300万円の方が既に95万円の借金がある場合、残り5万円しか余力がありません。

お金が必要でも借りられないというケースがあるのです。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

Q.なぜ年収の1/3以上の借入ができないのか

Nakagawa

元 銀行員|中川秀人

総量規制というルールがあるため

カードローンの借入可能金額の上限は総量規制と呼ばれる国のルールによって「年収の1/3」と定められております。これは国が貸金業者に課しているルールであり、このルールに違反した場合には貸金業者登録を消されてしまうため、各業者が徹底しているルールの一つです。ではこの「年収の1/3」の根拠についてですが、個々人の収入が異なるために一律に課すべきではないという批判もありますが、当時の金融庁が貧しい家計でも無理なく返済できる水準が「年収の1/3」と計算したため、この水準が採用されるようになりました。このため、一部例外はありますが規制内容が変更されるまでは年収の1/3以上となるような契約はできません。

Hayashiyoshimitsu

貸金業務取扱主任者|林良光

過剰な貸し付けを防止するため

一般的に総量規制と呼ばれる「年収の1/3」ルールは、銀行と、信販会社や消費者金融などを分けて考える必要があります。

総量規制は、個人向けの過剰な貸し付けを防止するために、貸金業法と言う法律で規定されたルールです。
貸金業法の対象は、ざっくりと言いますと消費者金融や信販会社などで、銀行は対象外です。

しかし、消費者金融等が総量規制によって個人顧客の1/3までしか融資できない状況下、同様にカードローンを展開する銀行が年収の1/3を超える融資をしていたため、過剰貸し付けの防止を目的とした総量規制が意味をなさなくなり、これが社会問題化し、銀行も2017年10月頃より自主的に同様のルールを設定しました。

借金状況によってはカードローンを利用できる可能性があります

結論から言って、現時点で他からの借金がある人でも、カードローン申し込みは可能です。

ただし、借金がまったくない人と比べると、審査の面で不利になるという点は覚えておきましょう。

審査に通るかどうかは、実際に申し込みをしてみないと解りませんが、一般的に借金がある人で審査に通りやすい状況は以下の通りです。

条件1:借金が多すぎない

1つは借金額が多すぎないという状況です。年収3分の1と比べた場合、借金額に余裕があるという状況だと追加で借金しやすくなります。

借入件数も少なければお金を借りるチャンスが残されています。大手消費者金融の場合、2件や3件までなら借りられる事があります。

しかし、絶対に借りられる貸金業者というものは存在しません。審査落ちも十分あり得る事を事前に考えておいてください。

条件2:借金の返済に遅れたことがない

他で借りているカードローンの返済に遅れたことがある人も、新しいカードローン申し込み時の審査で不利になります。

カードローンの返済遅れも、信用情報機関に記録として残ることとなります。新規申し込み時の審査で「返済遅れを起こした事がある人」と認識されるので、きちんと返さないかもしれないという判断をされます。

Q.借金返済のための借入を考えている人が検討すべき選択肢とは

Nakagawa

元 銀行員|中川秀人

資金の出入りを再確認する必要あり

なかなか思うように収入が伸びなかったり、支出だけが増えていく状況のなかで既に借入をしている人は追加融資を受けることに心理的なハードルがほぼありません。

しかし、他の借入を別の業者からの借入で返済するという選択肢は余りにも危険な行為であるため、一度立ち止まってこれまでのお金の使い方を見直してみましょう。

特に収入に対する生活費の割合が高すぎる場合、衣服や雑貨類の購入を少し抑えるだけで返済のゆとりが増えるはずです。
それでもダメな場合は恥を忍んで親族に無利子でお金を借りてそのお金で返してください。利息付の借入で他の借入を返済しても支払う利子が増えるだけでその場しのぎにしかならないことを肝に銘じましょう。

Hayashiyoshimitsu

貸金業務取扱主任者|林良光

金融業者へ状況を相談する

借金の返済のために新たな借入の申し込みを検討する状況は、多重債務者となる可能性が高く、非常に危険です。

そのような人がまず最初に検討すべき選択肢の一つが、借金をしている金融業者への相談です。
状況を正直に伝えることで、支払いサイクルなどの返済プランを見直してくれる場合があります。

合わせて行うべきは、収入・支出の見直しです。
現在の収入から税金・社会保険料を引いた残りの金額と、家賃などの生活費や趣味に使う支出を列挙し、月々の返済を行うために抑えるべき支出を決めて節約を実行することです。

決して専門的な知識の要る作業ではありませんが、一人でできない場合はファイナンシャルプランナーなどへ相談するのも良いでしょう。

借金があっても借りられるカードローン3選

借金がある人が新たにカードローン申し込みをする場合は、利用者数の多い大手のカードローンを選ぶのが正解です。

大手であればあるほど質の高いサービスを提供していて、多くの人の支持を得ているからです。

さらに、ここで紹介している3社はいずれも「無利息期間サービス」を提供しているので、最初の1ヶ月は利息ゼロで使うことができます。一時的に返済の負担が楽になるので、合わせて検討してみてください。

おすすめカードローン
アコム 金利 
限度額
審査 
:3.0~18.0%
:最大800万円
:最短30分
アイフル 金利 
限度額
審査 
:3.0~18.0%
:最大800万円
:最短30分
プロミス 金利 
限度額
審査 
:4.5~17.8%
:最大500万円
:最短30分

まとめ

すでに借金がある場合でも、新たなカードローンでお金を借りられる可能性は十分にあります。

しかし、他社で借金がどれぐらいあるのか、あるいは返済遅延を起こしていないかなどにより、審査の結果は変わってきます。

新たに申し込む場合には、紹介した無利息期間を提供しているカードローンなどを上手に使ってみてはいかがでしょうか。

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