セゾンカードキャッシングの返済方法と返済できないときの対策
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元 保証会社 社員
保証会社(クレジットカード会社)にて、カードローン・クレジットカード・キャッシングの審査業務に従事、5,000名を超える顧客を担当。審査業務だけでなく、滞納者への対応や法務部での経験も豊富な、貸金業のプロ。
- ✓セゾンカードを使っている
- ✓返済で滞納したときのリスクを知りたい
- ✓返済できないときの対処法は?
日常のお買い物から毎月の支払いまで、セゾンカードは非常に便利な存在です。
しかし利用している人の中には、毎月の返済が厳しいと悩んでいる人もいるでしょう。
今回はセゾンカードのキャッシングで返済できないリスクと、その際の対処法を解説します。
セゾンカードのキャッシングとは
セゾンカードのキャッシングとは、所持しているセゾンカードで、現金が借り入れできるサービスを指します。
・利用限度額は利用者の年収の3分の1以内 ※セゾンカード・UCカードのキャッシング限度額は合算して設定されます。 ・無収入の場合は利用不可 ・利用額が100万円を超える場合には所得証明書類の提出が必要 ・金利はカードの種類によって異なる |
急遽現金が必要になった際や、銀行を利用出来ない状況などにおいて、コンビニ等に設置されているATMまたはセゾンATMにて現金を借りられます。
セゾンカードキャッシングの特徴
キャッシングは、電話での問い合わせやインターネットを使用して行い、即日利用が可能です。
全国にある大型スーパー「西友」や、商業施設「PARCO」にあるセゾンの ATMは勿論のこと、郵便局、銀行、コンビニのATMでも10,000円単位でキャッシングの利用が出来ます。
セゾンカードキャッシングの3つの返済方法
返済を行う際には、自身のキャッシング返済残金を確認してから各手続きを行いましょう。
二重振込などのトラブルになる場合もあります。
主な返済方法は3つ、自分に合った返済方法で、期限を守って返済を行ってください。
返済方法1|口座振替による返済
カードを作成した際に指定した銀行口座から、セゾンカードの「キャッシングご利用金額」という名目にて、キャッシュディスペンサーやATM でのキャッシング金額を合算し、毎月末日締めの翌々月4日に口座から引落とされます。
銀行の休業日の場合は翌日に引き落としが行われます。口座に残高を残しておくことを忘れずに。
返済方法2|提携ATMを利用した返済
全国に多数設置されている「セゾンATM」を使用することで、無料で返済を行うことが可能です。
セゾンのキャッシングは、コンビニのATMでも返済が可能です。セブンイレブンやローソンなど、大手コンビニエンスストアの「セブン銀行」「ローソンATM」「Eネット」の表示があるATMで返済を行うことが出来ます。
セゾンカードを扱っている銀行でも返済が可能です。セゾンのシールが貼っているATMで対応しています。
銀行のATMでも、コンビニのATMと同額の手数料が必要となります。
ATMでの返済を検討している場合、最もおすすめの返済方法は「CREDIT SAISON ATM」を利用することです。
返済は1円単位で可能であり、利用時間も早朝6時から夜の23時までと長時間利用が可能です。手数料は無料であるため、最も無駄がなく返済をすることが出来る方法です。
セゾンカードの公式サイトにセゾンATMを検索するサービスがあります。
近くのセゾンATMをチェックしておきましょう。
返済方法3|振り込みによる返済
セゾンカードのキャッシングでは、バーチャル口座へ振り込みによる返済も可能です。ただし、手数料がかかります。
振込先の口座情報、手数料等は会員限定のサービス画面でのみ確認することが出来ます。
キャッシングを利用した際には会員登録を行っておきましょう。
セゾンカードキャッシング返済が遅れる2つのリスク
キャッシングの返済は、少しでも遅れてしまうと後に大きな問題へと発展します。
将来的に、取り返しのつかない問題にもなります。リスクを確認した上で、キャッシングの利用や金額、計画を検討しましょう。
【1】信用情報に傷がついてカード・ローンが利用できなくなる
将来のことを考えると、最も問題となるのは5年間ローン組むことが出来ないという事。
返済が遅れることによって一括請求や強制解約などの措置が取られた場合、信用情報に傷が付くためすべてのローン審査を通過できなくなってしまいます。
ブラックリストに登録後5年間は、住宅ローン・自動車ローン・教育ローンなども組めなくなり、人生設計まで大きく崩れてしまう事になります。
【2】限度額が減らされて最悪の場合は利用停止になる
返済が滞ると、セゾンカードの利用停止措置が取られる可能性があります。
支払い予定日に請求額分の引落しができなかった場合、引き落とし日からクレディセゾンのクレジットカード機能の利用が出来なくなります。
クレジットカードの利用が出来ないという事は、ショッピングなどは勿論、公共料金の支払いなどでセゾンカードを利用している場合は滞納している状態となります。
また、何度も返済の遅延を繰り返すことで信用を失い、限度額が引き下げられる可能性が非常に高くなります。
慢性的に返済ができないなら専門家へ相談する手もある
返済が不可能となってしまった場合、専門家への相談が解決への近道です。
いきなり弁護士に相談となると気が引けるという方も多いのではないでしょうか。
顔を合わせて話をすることが難しい、相談料が心配という方は、各弁護士事務所の無料相談を利用してみるのも良いでしょう。
また、法テラスや、賃金業協会などであれば気軽に相談が出来ます。
・法テラス
電話番号:0570- 078374(PHS可) (IP電話からは03-6745-5600).
・賃金業協会
電話番号:03-5739-3861
Q.信用情報とは?
元 保証会社 社員|井上拓馬
信用情報機関に登録される情報です。
ローンやクレジットカードなどを使用したこと、支払に関する情報は、各社が加盟する「信用情報機関」に記録されます。例えば支払いが遅れたり、過剰にカードの申し込みをしたりすると、その旨もしっかり機関に記録されます。新規にカードを申し込んだり、ローンを申し込むとき、各社はこの情報を材料に審査を通すべきかを判断するのです。新規に申し込む時は、過去の利用状況を見られることを留意しましょう。