バンクイックをおまとめローンとして利用すべきでない3つの理由

この記事に関するアドバイザ

元 銀行ローンセンター長

佐藤喜三男

銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

 この記事の要点 
  • おまとめは返済負担の軽減可能
  • バンクイックでおまとめすべきではない
  • オススメのおまとめローン

バンクイックの基本情報と特徴

三菱UFJ銀行ではカードローンのバンクイックを提供しています。

主な特徴は次の通りです。

バンクイックの特徴
  • 申し込み年齢満20歳以上65歳未満
  • 利用限度額最高500万円
  • 資金使途自由(事業性資金は除く)
  • 金利年1.8%~年14.6%
  • 返済期日毎月指定日返済、35日ごとのご返済
  • 担保や保証人不要

返済期日が近くなるとメールでお知らせするサービスを提供しており、35日ごとのご返済を選んでも支払いを忘れる心配は要りません。

特徴1:口座開設不要

中には当行の口座を持っていないと利用できないカードローンがあります。自動引き落としで返済する場合、返済用の口座が必要だからです。持っていない場合は新規口座開設が必要です。

そのようなカードローンは口座開設完了まで日数がかかるため、借入までが長引いてしまいます。

しかし、バンクイックは新規口座開設しなくても利用することが可能です。手間を掛けずに申し込みできるカードローンとなっています。

特徴2:ATMが無料で利用できる

提携ATMから借入・返済を行うと、ATM利用手数料が発生するというカードローンは少なくありません。一般的に1万円以下の取引で108円、1万円超の取引で216円かかります。

提携ATMにて何度も借入・返済を行うと、手数料だけでも大きくなるのです。

しかし、バンクイックなら提携ATMでの借入・返済が手数料なしで可能です。

特徴3:低金利

バンクイックの金利は上限14.6%となっています。消費者金融の場合、上限金利の相場は18.0%なので、バンクイックは低金利なカードローンと言えるでしょう。

上限金利の年14.6%は他の銀行カードローンの中でも低いため、利息を少しでも安く抑えたい方にピッタリのカードローンです。

おまとめローンとは…

おまとめローンは、複数社からの借入を1社にまとめられるローン商品です。

銀行や消費者金融が提供している、返済を効率的に行うためのローン商品となっています。

おまとめローンには様々なメリットがあります。

おまとめローンのメリット1:返済日が統一される

カードローンの返済日は、各社で個別に設定されるものです。そのため、複数のカードローンから借りていると、返済日がバラついて支払い忘れの原因になりかねません。

返済を忘れてしまうと、遅延損害金が発生して余計なお金を支払うことになってしまいます。

おまとめローンを利用すれば、返済を月1回に減らせるので、支払いが楽になるうえに忘れる心配も少なくなります。

おまとめローンのメリット2:毎月の返済負担が軽くなる

返済先が増えれば、その分月々の支払金額も大きくなっていくもの。おまとめローンで一本化すれば、多くの場合で月々の返済額を減らすことができます。

毎月の負担が減れば「返済できない」という状況を回避しやすくなり、余裕をもって支払いが続けられるでしょう。

バンクイックをおまとめローンとして利用すべきでない3つの理由

金利18%の消費者金融3社から合計120万円借りている場合、上限金利14.6%のバンクイックにおまとめできたら、確かに利息の節約が期待できます。

しかしバンクイックをおまとめローンとして利用することは、最適な手段とは言えません。

それには以下の3つの理由があります。

理由1:バンクイックはおまとめ専用ローンではない

バンクイックは、おまとめ専用のローン商品ではありません。

冒頭で紹介したとおり、生活費や旅費など様々な用途のためにお金を借りられるカードローンです。

あくまでも「必要なお金を借りるため」のバンクイックは、他社への返済を目的とした利用には適していません。

理由2:自主規制で融資額に制限がある

総量規制により、消費者金融など貸金業者のカードローンは、年収3分の1までの借入となっています。そのため、2010年の貸金業法改正後、総量規制対象外である銀行カードローンの顧客が増えました。

しかし、2017年に銀行カードローンの過剰融資が問題となったのです。総量規制の施行により一時的に自己破産件数が減りましたが、2016年からは再び増えたという結果も出ました。

そこで、銀行では2018年より融資額年収3分の1程度への自主規制を始めるようになりました。

バンクイックも例外ではなく、たとえ審査に通ったとしても、そもそも必要な限度額を設定してもらえない可能性があるのです。

理由3:他社借入が多い人はそもそも審査に通過しにくい

カードローンの審査では、借入額や借入件数もチェックしています。バンクイックの申し込みフォームにも、借入額や借入件数の記載があることから、しっかりチェックされていることがわかります。

特に、借入件数が多いと、多重債務者と見なされることがあるのです。バンクイックはおまとめ専用のローンではないため、他社借入が多い人は「返済能力が低下している」とみなされ、そもそも審査で落ちる可能性があります。

おまとめ専用ローンを利用しよう!

上記の通り、バンクイックはおまとめ専用ローンではないので、借入先を一本化する目的での利用には向いていません。

そもそも、三菱UFJ銀行にはおまとめ専用ローンが無いので、他銀行が提供しているものに目を向けてみましょう。

返済に特化しているおまとめ専用ローンを利用すれば、効率的かつ余裕をもって支払いを進められるでしょう。

Q.おまとめ専用ローンのメリットは?

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

返済額軽減と返済計画の立てやすさ

おまとめ専用ローンとは、複数の借入を一本化した後、確実に返済を進めていくタイプのローンの事です。実はおまとめローンには明確な定義はなく、商品内容が大きく異なる場合もあることに注意が必用です。複数の債務を集約することで、金利の低減、結果として毎月の返済額、返済総額の軽減が期待でき、返済計画が立て易くなることがメリットでしょう。ただし、以前の借入を完済するためのサービスで、新たな借入はできません。

東京スター銀行のおまとめローン

ここでお勧めするのは、東京スターのおまとめローンです。金利は12.5%に固定されていますが、一般的なカードローンと比較すればとても低金利であると言えるでしょう。

ただし、アルバイトやパートの人は利用できないので注意してください。また、年収が200万円以上必要です。

このように、利用するための条件は通常のカードローンに比べて厳しいものの、12.5%という金利は魅力的なので、是非検討してみてください。

公式サイトへ

まとめ

バンクイックはおまとめ目的に向いているのかどうか説明してきましたが如何でしたか。

バンクイックは低金利なので利息の負担も軽く、お得な借入ができます。返済時にも便利であるものの、おまとめ専用ローンではないので、おまとめには向きません。

おまとめをしたい人は、おまとめ専用ローンを利用しましょう。

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