即金掲示板の注意点と借入が必要な方が検討すべき適切な対処法

2018年08月10日更新

Murakami
この記事のアドバイザ
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。

 この記事はこんな人向けです 
  • 即金掲示板って危険なの?
  • どんな危険があるの?
  • 安全にお金を手に入れたい!

即金掲示板には注意が必要

日払いの仕事を斡旋している即金掲示板は、すぐにお金を必要としている人にとっては魅力的に見えるかもしれません。

しかし、即金掲示板で募集しているものには、違法商品の運び屋や振り込み詐欺の手伝いなど、危険なものが含まれています。

【1】運び屋

運び屋とは、ある物を指定された場所へ届ける仕事のことです。物を運ぶこと自体は違法ではないのですが、運ぶ物によっては違法になる場合もあります。麻薬などが一つの例です。

そして、即金のバイトで運ばされるものは違法なものである可能性が非常に高いです。なぜなら、運ぶものが違法でないなら、宅配業者に頼めば良いからです。

もし違法な物を運んでしまった場合、中身を知らなかったとしても運んだ人は逮捕されてしまいます。犯罪行為なので絶対にしてはいけません。

【2】振り込み詐欺の手伝い

振り込み詐欺の手伝いをさせられることもあります。これには、被害者に電話をかけて騙す役割や、振り込まれた口座からお金を引き出す役割などがあります。

しかし、どれも犯罪行為ですので、絶対にしてはいけません。

携帯や免許証を仕事が終わるまで取られて、逃げられなかったりすることもあるので気を付けましょう。

即金掲示板以外の掲示板にも注意

即金掲示板は、仕事内容によっては危険ですが、それ以外の掲示板にも注意が必要です。

例えば、個人融資掲示板と呼ばれるものがあります。これは、掲示板を通して個人間でお金の貸し借りが出来るサイトのことです。

個人間なら大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、先振り込み詐欺である可能性や、裏で個人情報が売られている可能性、闇金融が関わっている可能性もあります。

先振込み詐欺の可能性も

先振り込み詐欺とは、借り手の信用度を確かめるために先にお金を振り込ませ、そのままお金を貸さずに逃げることです。

お金を借りたいのはこちらであるにも関わらず、向こうが振り込むことを求めてきた場合、絶対に振り込んではいけません。

個人融資掲示板ではこのような詐欺も含まれるので、安易な利用は避けた方が良いかと思います。

個人情報が売られているケースも

個人融資掲示板では、借り手と貸し手の間でメールアドレスやSNSアプリのIDを交換することがあります。場合によっては、運転免許証の写真を送ってほしいと言われることもあるようです。

しかし、お金そのものは借りられたとしても、個人情報が売られている可能性がありますので注意してください。

メールアドレスくらいであればすぐに変更できますが、住所などが売られた場合は、例えば引っ越しをしない限りリスクを回避できないケースがあります。

Q.個人情報が流出するデメリットは?

Murakami

ファイナンシャルプランナー|村上敬

それをもとに迷惑行為が行われます


身に覚えのないメールが届いたり、自宅に心当たりのない郵送物が送られてくるようになったりします。また、電話番号が流出してしまった場合には、さまざまな業者から営業や勧誘などの電話が来るようにもなります。
さらに、ネット上に自分の名前・住所・連絡先がさらされてしまう可能性もあります。もっと悪質なものになると、クレジットカードの不正利用などもされかねません。
そうした危険性も考えて、安易な掲示板利用は控えるようにしましょう。

闇金融が潜んでいるケースも

個人からお金を借りていると思ったら、実は闇金融だったということもあるようです。

闇金融は、法外な金利を要求してくるうえ、返済にあたって過度な取り立てを行うことがあるので注意が必要です。例えば、10日で3割の利息を取られる「トサン」や、10日で5割の「トゴ」などがあります。

金利は、利息制限法により借入額が10万円未満の場合でも年2割までと法律で定められています。それ以上の金利を要求してきた場合、闇金融である可能性が非常に高いので、気を付けましょう。

 利息制限法とは

利息制限法とは、個人向けの融資に対して、貸付金額に応じた金利上限を定める法律のことです。
貸付金額と金利上限の関係は、以下の通りです。

貸付金額上限金利
10万円未満20.0%
10万円~100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

どうしてもお金が必要な場合の対処法

どうしてもお金が必要なら、限りなく安全な手段を検討してください。

犯罪に巻き込まれてしまう可能性がある以上、安易に掲示板経由の金銭のやり取りに手を出すというのは、あまりおすすめできません。

まずは、下記のような対処に目を向けてみてください。

大手求人サイトの日払いアルバイトを検討しよう

危険性が高いアルバイトを検討するのではなく、まずは大手企業が運営している求人サイトを利用しましょう。
日払いのアルバイトは単発の仕事が多いので、必要な金額が用意できるだけのシフトに入れば、後腐れなく辞めることができます。

ただし、契約内容によっては、「給与が当日中に支払われる」とは限りません。また、アルバイトの応募から給与の受け取りまでを1日で終えることは難しいので、「今日中にお金が必要」という状況に適しているわけではないという点には注意してください。

 バイト情報サイトの例 

物を売ってお金に換えるという選択肢も

自宅に不要なものがあるなら、それを売ってお金を作るという手段も検討してください。
読まなくなった雑誌・書籍類、袖を通さなくなった衣類、使わなくなったアクセサリー類など…。中古ショップやリサイクルショップ等に持ちよれば、ある程度のお金になるかもしれません。

実店舗がある買取店であれば、当日中に下取り・換金してくれるケースが多いので、参考にしてみてください。
≫最寄りのリサイクルショップを検索

借入をするなら金融機関へ

借入が必要ならば、正規の金融機関に相談してください。

当然ですが、金融機関から借入をすれば利息を上乗せて返済しなくてはなりません。しかし、法律で定められた範囲内で適切な金利が設定されるので安心です。

安定収入があれば申し込み可能

金融機関からお金を借りるには、まず契約手続きが必要となります。

一般的には、各金融機関の窓口や公式サイトから申し込めるのですが、そのためには安定した収入を得ている必要があります。
金融機関としても、回収の目途が立たない相手には貸し付けできないからです。

人によっては、この条件はハードルが高いと感じるでしょう。しかし、例えばカードローンのような商品の利用を検討する場合、アルバイトやパートの収入であっても問題なく申し込めます。

信用情報の状態を確認しておこう

収入が安定していても、信用情報に問題がある人は審査で落とされてしまいます。

信用情報とは「過去に行った金融取引の記録」であり、ここに問題がある人は返済の意思がないと見なされてしまうからです。

信用情報の状態は、保管先である指定信用情報機関に開示請求できます。下記の記事で詳しい手続きを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▶参考|CICで自分がブラックなのか実際に情報開示した体験談
▶参考|CIC・JICC・JBAといった信用情報機関の違いと信用情報を開示する方法

借入先はあくまでも正規の金融機関

実際に借り入れを申し込むにあたっては、あくまでも正規の金融機関を選んでください。
誤って闇金融を選んでしまうと、法外な金利や厳しい取り立てに追い詰められて、きっと後悔することになります。

例えば、銀行が提供しているカードローンなどに目を向けましょう。
消費者金融のようなノンバンクなら、金融庁に登録をしている正規の貸金業者を選んでください。

≫正規の消費者金融を一覧で確認する

借金を返済するためにお金が必要な方へ

何らかの事情でお金が必要な場合は、上記のような対処を検討しましょう。安全な日払いアルバイトが見つかれば、それに越したことはありません。

しかし、すでに借金があり、その返済のためにお金が必要というなら、異なる対処を検討すべきでしょう。

まずは借入先に連絡

まずは、債権者に連絡をとってください。金融機関から借入している場合は、担当者に電話で連絡しましょう。

そして、現状では返済し続けることが難しいこと、いつまでに支払いができるのかの期日について相談してください。どうしても十分なお金を用意できそうになければ、「利息のみの返済」を提案するという手段もあります。

ただし、電話をしたからといって返済義務が免除されたり、延滞利息の発生を防げたりはしません。
しかし、無断で返済を怠るというのは、債権者からの信頼を大きく損ねる行為です。

人によっては、「電話をするのが怖い」と感じるかもしれません。しかし、無断で滞納し続ける方がリスキーなので、ぜひ連絡をとっておいてください。

専門機関に相談しよう

利息分のお金も用意できそうにない場合は、借金に関する相談ができる専門機関に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

例えば、下記のような専門機関に相談すれば、中立的な立場から適切なアドバイスを行ってもらえることでしょう。

 国民生活センター・消費生活センター 
現在の状況に至る経緯を相談
カードを使った内訳、支払い状況、支払い可能になる日時など説明してみてください。相談に乗ってもらえます。

※最寄りのセンター・連絡先は公式サイトで確認してください
独立行政法人 国民生活センター

 金融サービス利用者相談室 
金融商品やサービスの相談窓口
預金・融資・保険商品・保険制度・投資・証券・貸金業など、お金に関しての適切なアドバイスをしてくれます。

金融庁:金融サービス利用者相談室

どうしても自己解決できなければ債務整理という手段も

自分自身の力でお金を用意して返済を行うことができれば、それが理想的かもしれません。

しかし、借入金額や収入状況次第では、どうしても返済し続けることが難しいという人もいらっしゃるかと思います。

万が一、自己解決ができそうになければ、債務整理で返済負担を減らすという手段も考えておいてください。

返済負担を法的に軽減する

債務整理とは、借金の減額や返済期限の延長などにより、返済負担を軽減する法的な手続きです。
具体的には、「任意整理」や「個人再生・民事再生」、「自己破産」といったいくつかの種類があります。

必ずしも借金が全額免除されるわけではなく、可能な限りは自力での返済が求められますが、少なくとも自分の力で無理なく返済できる状態を目指すことはできるでしょう。

ただし債務整理にもデメリットがある

債務整理は、ノーリスクで借金問題を解決できる手段ではありません。
例えば、下記のようなデメリットに注意してください。

  • ・信用情報が最長10年間ブラック化する
  • ・財産の一部が処分される場合がある
  • ・一部の資格が取得できなくなる場合がある

実際に生じるデメリットの内容は、債務整理の種類によって異なってきます。少なくとも、債務整理は自己解決する方法を熟考したうえで検討すべきであり、安易に実行すべき選択肢ではないことは覚えておきましょう。

まずは借金がどれくらい減額されるか診断

債務整理によって借金の負担がどの程度軽くなるかは、個人差があります。

実際に手続きを進める前に、まずはあなたの借金がどれくらい減額できる可能性があるのか診断してみてはいかがでしょうか?

無料で利用できる診断ツールを紹介しますので、一度試してみてください。

 借金相談Cafe 
「どれだけ借金が減るか」診断できる無料ツール
現状の借入状況から、あなたの借金がどれくらい減る可能性があるのか無料診断できます。ぜひ、試してみてください。
借金相談Cafe 公式サイト

実際に債務整理をする際は弁護士に相談

債務整理は法的手続きですので、基本的に債務者本人が個人的に行うことはありません。

弁護士に相談・手続の委任をしたうえで、債務整理の手続きを進めるケースが一般的です。実際に債務整理を行おうと考えている方は、ぜひ弁護士に相談してください。

 日本弁護士連合会 
借金・債務状況の相談
ローンの支払い総額や、その他のお金関連の悩み等を相談してみましょう。
日本弁護士連合会 公式サイト

まとめ

即金掲示板で紹介されているアルバイトには、危険なものも多く含まれています。確かに安全に働ける可能性もありますが、安易に手を出すべきではないでしょう。

どうしてもお金が必要なら、大手求人サイトの日払いアルバイトを検討してください。その他、場合によっては金融機関から借入する手段もあります。

ただし、借金返済を目的としてお金が必要なら、異なった対処を検討すべきです。まずは借入先に連絡し、そのうえで今後の行動を考えましょう。

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