SBI新生銀行カードローン エルで借り換えをしない方が良い3つの理由
- ✓利息の負担を軽くしたい
- ✓SBI新生銀行カードローン エルで借り換えを考えている
- ✓自分はどこで借り換えをすべきか知りたい
SBI新生銀行カードローン エルはSBI新生銀行が提供している銀行カードローンです。借り換え先として、低金利の銀行カードローンを念頭に探している人も多いのではないでしょうか。
しかし、SBI新生銀行カードローン エルの上限金利は18.0%。銀行カードローンの中では低金利とは決して言えません。大手消費者金融と比較しても大差が無いからです。
この記事の目次
SBI新生銀行カードローン エルの特徴
消費者金融から譲渡され、銀行カードローンへと生まれ変わったのがSBI新生銀行カードローン エルです。
そのため銀行カードローンながら消費者金融のような利便性を持っています。
その他にどんな特徴があるのか知りたいという人のために金利や無利息期間、ATM手数料についてこれから説明していきます。
どの位の金利なのか、どんな無利息期間なのか、ATM手数料は幾らなのか気になる人は参考にしてみて下さい。
SBI新生銀行カードローン エルの金利は18.0%
SBI新生銀行カードローン エルは元々消費者金融といった関係上、銀行カードローンの中でも高めの金利となっています。
4.5%~18.0%となっており、最小金利から最大金利までの幅があります。
契約額や残高によって異なりますが、初めての方は最大18.0%の金利が設定される事が多いです。
他の大手消費者金融カードローンと似たような金利水準となっています。
SBI新生銀行カードローン エルはATM手数料が無料
他のカードローンではコンビニなどに設置している提携ATMから借入や返済を行うと利用手数料が発生する事がありました。
SBI新生銀行カードローンエルでは提携ATMを利用しても手数料無料となっています。
SBI新生銀行カードローン エルの金利が若干高めでも提携ATMを良く利用する人にはメリットが大きいです。
専用ATMでは夜間でも休日でも利用手数料無料となっています。
SBI新生銀行カードローン エルで借り換えをしない方が良い3つの理由
借り換えとはクレジットやローンなど現在の借入を全て他社に移動させる事を言います。
他の大手消費者金融や銀行カードローンでは無く、SBI新生銀行カードローン エルで借り換えしたほうが良い人にはある特徴があります。
それは高い金利で借りている人、借り換え金額が低い人、なるべく早く完済したい人です。
借り換え目的のためにSBI新生銀行カードローン エルを利用しない方が良い理由は3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1:上限金利が18.0%
SBI新生銀行カードローン エルの最大金利は前述したように18.0%となっています。
この18.0%より高い金利で借入している人は、SBI新生銀行カードローン エルに借り換えすると利息分の節約ができます。
しかし、借り換えは低金利のカードローンほど、利息の負担を減らせるので得になるので、18.0%のSBI新生銀行カードローン エルに借り換えを行うのは得策とは言えません。
銀行カードローンのような15%前後の上限金利のカードローンを利用しましょう。
理由2:長期的な利用だと利息を抑えられない
借り換えローンとして、SBI新生銀行カードローン エルを利用しても、無計画に借入を繰り返すと、利息を抑えることができません。
借り換え先として、SBI新生銀行カードローン エルを利用する場合は、事前に借入金額や期間を決めてから利用しましょう。
理由3:借り換えに特化したカードローンではない
借り換えに特化したカードローンというものがあるのを知っていますか?
銀行カードローンで借り換え特化の商品は少なくなってきましたが、消費者金融はまだ借り換え特化の商品を揃えています。
消費者金融の借り換え特化商品の場合、銀行カードローンからの借入はまとめられないというデメリットがあるので、銀行カードローンからも借入している場合は、auじぶん銀行が提供しているじぶんローンの借り換えコースの利用を検討しましょう。
借り換えなら「auじぶん銀行じぶんローン」
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同で出資したインターネット銀行です。auフィナンシャルホールディングスが出資しているので、au IDをお持ちの方は特典を受けることができます。またATM手数料が無料なので利便性にも優れているのも魅力の1つです。
auじぶん銀行じぶんローンの借り換えコースは、上限金利が12.5%と銀行カードローンの中でも非常に低金利なカードローンなので、利息の面でもかなりお得になります。
利用には2つの条件がある
auじぶん銀行じぶんローンには通常の「誰でもコース」と借り換え専用の「借り換えコース」があります。
この借り換えコースの金利は最大でも12.5%。SBI新生銀行カードローンエルが18.0%前後、銀行カードローンでも15%前後ということを考えると、最大でも12.5%はかなりお得な金利といえます。
しかし、その利用には2つの条件をクリアしている必要があります。
au IDに登録が必要
auのスマートフォンや携帯電話を持っていないという人も、auじぶん銀行じぶんローンを利用することはできます。ちなみに、他キャリアの携帯を利用している場合も、au IDがあれば「借り換えコース」を利用可能です。
限度額が100万円以上
「借り換えコース」を利用するための条件は、限度額が100万円を超えていることです。そのため、審査で限度額が100万円未満と判断された場合、このコースを利用することができません。
注意点として、「借り換えコース」に申し込んだとしても、審査の結果で限度額が100万円未満と判断された場合、「誰でもコース」の金利が適用されてしまいます。
au限定割を使っていない場合、上限金利は17.5%に設定されますが、大手消費者金融に比べたら低金利のカードローンに借り換えできるので、ひとまずは成功といえるでしょう。
「借り換えコース」になるかどうかは申し込まなければ分かりません。
審査が終わってから契約するかしないかを自分で決められるので、au IDを持っているならば、まずは審査を受けてみましょう。
auじぶん銀行じぶんローン
ネット上で手続きを済ませたい方におすすめ!
au IDをお持ちの方はお得に利用可能!
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。
SBI新生銀行カードローン エルに関するよくある質問
まとめ
SBI新生銀行カードローン エルで借り換えを行うのは、あまり得策とは言えません。
理由は3つありましたが、基本的にはSBI新生銀行カードローン エルの上限金利が18.0%と低くないのが最大の理由です。
条件は多少厳しいですが、auじぶん銀行の「じぶんローン」が借り換えにはおすすめなので検討してみてください。
特に、複数の金融機関から借入をしている人にとって、通常のカードローンで借り換えを行うのは審査に通過しない可能性が非常に高いです。
しかし、auじぶん銀行じぶんローンの借り換えコースなら、そもそも複数借入していて、返済に困っている人をターゲットにしているので、審査に通過する可能性が十分あります。
Q.借り換えに特化したカードローンは何が良いの?
元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男
長期的に利息を軽減できることです
別のローンを新たに借り入れることで、現在のローンを完済することを借り換えと言い、中には借り換えに特化したローンもあります。金利の低さが特徴で、長期的な視点で利息を軽減したい方や、返済能力や信用情報に問題がないのに、何らかの事情で金利が高めのローンを利用している方には大きなメリットがあります。反面、追加の借入ができなかったり、一定額以上の融資額でなければ利用できないローンもあり、注意が必用です。