バンクイックで借り換えはおすすめできない3つの理由

この記事に関するアドバイザ

元 銀行ローンセンター長

佐藤喜三男

銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

この記事の目次

  1. 借り換えとは
  2. バンクイックには借り換え専用ローンがない
  3. おまとめ専用ローンを利用すべき3つの理由
  4. 借り換えにおすすめのauじぶん銀行じぶんローン
  5. まとめ

 この記事に向いている人… 
  • 利息の負担・返済の負担を軽くしたい
  • バンクイックの利用を検討している
  • バンクイックがオススメできない理由を知りたい!

利息の負担を軽くしたいと思い、バンクイックの利用を考えている人もいるでしょう。

しかし、バンクイックに借り換えるのは得策とは言えません。1社から1社への借り換えであるなら問題無いのですが、複数社からバンクイックへの借り換え(おまとめ)はオススメできない理由があります。

借り換えとは

借り換えとは金利の高いローンを金利の低いローンへと組み直す事を言います。金利が高いほど利息の負担が増えるため、利息を節約する目的で借り換えを行うのが基本です。

借り換えを行うと毎月の返済額も下がるため、毎月の返済も楽になります。複数社の借入を1社のローンに組み直す事はおまとめとも呼ばれます。

1社の借入でも低いローンへと組み直せば借り換えとなりますが、複数社の借入でも借り換えとほぼ同じです。

借り換えの流れ

1社から1社へ借り換える場合

借り換えの仕組み

複数社から1社へ借り換える場合

おまとめ1
おまとめ2

バンクイックには借り換え専用ローンがない

バンクイックは大手消費者金融のカードローンと比較して低金利です。三菱UFJ銀行で提供しているカードローンなので、初めてカードローンを利用する人でも安心でしょう。

しかし、三菱UFJ銀行には借り換え専用ローンがありません。借り換え専用ローンとは文字通り、借り換え目的のみで利用できるローンの事を言います。バンクイックも借り換え専用ではなく、資金使途自由なカードローンとなっています。

バンクイック
金利 1.8%~14.6%
限度額 10万円~500万円
貸付条件 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム(株))の保証を受けられる方
原則安定した収入がある方
返済方式 残高スライドリボルビング方式
遅延損害金 年率20.00%

現在1社からの借入ならバンクイックで借り換えすべき

借り換え専用ではないバンクイックでも次の条件を満たせば借り換えする意味があります。

・現在1社から借りている
・現在組んでいるローンの金利がバンクイックの上限金利より高い

バンクイックでは年1.8~14.6%の金利を設定しています。新規で申し込みをする場合、基本的には上限金利の14.6%の金利が設定されます。

つまり現在のローンで金利14.6%以上の人は、バンクイックに借り換えすると利息の節約効果が期待できるということです。複数社から借りている人や、現在低い金利のローンを組んでいる人は向かないので注意して下さい。

借り換えの場合は、低金利のカードローンであればあるほどお得です。バンクイックよりも低金利なカードローンもあるので検討してみてください。
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複数借入があるなら審査に落ちる可能性が高い

なぜ複数社から借りていると向かないのか、それはバンクイックの審査が厳しいからです。

カードローンの審査は借入件数が多くなるほど厳しくなります。銀行のカードローンは消費者金融より厳しいため、さらに審査に落ちやすいです。

4社以上から借りていると多重債務者と判断される可能性があるため、借入件数には注意して下さい。

おまとめ専用ローンを利用すべき3つの理由

複数社から借りている人、借入件数の多い人に便利なのがおまとめ専用ローンです。

なぜおまとめ専用ローンの方が良いのか、主に3つの理由があります。

おまとめに積極的、融資額が制限されない、借入件数が多くても審査に通る可能性があるの3つです。借り換え専用ローンではなくおまとめ専用ローンである事がポイントとなっています。

Q.おまとめ専用ローンのメリットは?

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

返済総額や毎月の返済額の低減です

利息が下がることにより、返済総額や毎月の返済額の低減を期待できることです。より低金利のローンへの借り換えでも同じ効果を得られますが、借入先が複数社の場合、多重債務者と判断され審査に通らなかったり、総量規制で必用な融資を受けられない危険性があります。その点、おまとめローンは複数社から借りている事を前提にし、しかも総量規制の対象外ですから安心できます。
返済期間にも留意し、検討すると良いでしょう。

理由1:おまとめに積極的

カードローンはあるが、おまとめ専用ローンは扱っていないという会社が見られます。

カードローンの利用は歓迎するが、おまとめ目的は歓迎しない事があるのです。おまとめ専用ローンは借入目的のローンではなく、おまとめ目的のローンです。

そのため、おまとめ目的の人には積極的に融資を行っており、複数社から借りている人でも利用しやすいです。

理由2:融資額の制限が適応されない

銀行のカードローンは2018年より融資額年収3分の1という自主規制を始めています。消費者金融のカードローンは借入額年収3分の1までという総量規制の対象です。

しかし銀行のカードローンは対象外のため、消費者金融の顧客が銀行へと流れました。その結果、個人への過剰融資が問題になったために自主規制が始まったのです。

融資額年収3分の1という制限を受けると、おまとめするのが難くなります。しかしおまとめローンは融資額の制限は受けませんので、利用しやすくなっています。

 総量規制とは

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

理由3:多重債務者でも審査に通過できる可能性がある

カードローンと違い、おまとめローンでは複数社から借りている事が前提となっています。

そのため、審査の厳しい銀行カードローンでは落ちてしまうような借入件数でも審査に通る可能性があるのです。ただし多すぎる借入件数ではおまとめローンでも審査が厳しくなるために注意が必要です。

おまとめした後は当然ながら返済する事が必要です。

借り換えにおすすめのauじぶん銀行じぶんローン

KDDIと三菱UFJ銀行が共同で出資して設立したインターネット銀行が「auじぶん銀行」です。

auフィナンシャルホールディングスが出資していることから、auのスマ―トフォンや携帯電話を利用している人には様々なメリットがあります。またATM手数料が無料なので利便性にも優れているのも魅力の1つです。

auじぶん銀行じぶんローンにはau限定割の借り換えコースがあります。このコースを利用できれば、上限金利が12.5%と銀行カードローンの中でも非常に低金利なカードローンに借り換え可能です。

auじぶん銀行じぶんローンで借り換えるには条件がある

auじぶん銀行じぶんローンには通常の「誰でもコース」と借り換え専用の「借り換えコース」があります。

この借り換えコースの上限金利は12.5%です。大手消費者金融が18.0%前後、銀行カードローンでも15%前後ということを考えると、最大でも12.5%はかなりお得な金利といえます。

しかし、その利用には2つの条件を満たしている必要があるのです。

au IDに登録が必要

「借り換えコース」を利用するにはau IDを取得している必要があります。au IDはauのスマートフォンや携帯電話を利用している人なら、誰でも取得可能です。覚えていないという人はauの店舗に行くか電話で確認することができます。

auのスマートフォンや携帯電話を持っていないという人も、auじぶん銀行カードローンを利用することはできます。しかし、他のキャリアの携帯を利用していた場合は、「借り換えコース」を利用することはできないので注意してください。

限度額が100万円以上

「借り換えコース」を利用するためには、限度額が100万円を超えていなければなりません。そのため、審査で限度額が100万円未満と判断された場合、このコースを利用することができないので注意してください。

注意点として、「借り換えコース」に申し込んだとしても、審査の結果で限度額が100万円未満と判断された場合、「誰でもコース」の金利が適用されてしまいます。

au限定割を使っていない場合、上限金利は17.5%に設定されますが、大手消費者金融に比べたら低金利のカードローンに借り換えできるので、ひとまずは成功といえるでしょう。

「借り換えコース」になるかどうかは申し込まなければ分かりません。でも安心してください!審査が終わってから契約するかしないかを判断できるので、au IDを持っているならば、まずは審査を受けてみましょう。

auじぶん銀行じぶんローン

限度額 最大800万円
金利 通常 1.48~17.5%
誰でもコース 1.38~17.4%
借り換えコース 0.98~12.5%
審査 最短翌営業日以降
融資 最短翌日以降

ネット上で手続きを済ませたい方におすすめ。
au利用者におすすめ。

公式サイトはこちら
※誰でもコースは、auユーザー限定の金利となります。また、借り換えコースは、auユーザー限定かつ借り換えの場合の金利となります。

まとめ

ここまで借り換えとは何か、借り換え専用ローンやおまとめ専用ローンの特徴などについて説明してきました。

借り換え専用ローンとおまとめ専用ローンでは同じようなローンに見えますが、目的が微妙に異なります。借り換え、おまとめする際は金利だけじゃなく、返済期間にも注意して下さい。

返済期間が長くなると利息の節約効果が薄まる事があります。

借り換えとは?メリット・デメリットと注意点|おすすめのカードローンも紹介
借り換えについて、仕組みやメリット・デメリットなどを解説。そのほか気になる、審査や注意点についても紹介しますので、ぜひご参考ください。

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