医療ローンの金利は高い?銀行の低金利なローンに申し込む際の注意点

この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

内藤潤一

同志社大学卒業後に、大手都市銀行に入行。個人顧客に近い窓口業務など、基本業務を経て資産家向け資産運用の提案、アパートローンの新規融資や期中管理、法人向けの融資やM&A、外為業務を担当。その他、カードローン・住宅ローンといったさまざまな個人向けのローン事業にも従事。

 この記事はこんな人向け 
  • 病院やクリニックの費用が高額で払えない
  • まとまったお金がないので医療ローンを検討中
  • 利用したいけれど金利が気になっている

日常生活の中で、予測できない病気やケガは誰にでも起こり得ます。他にも、脱毛やエステなどの長期的な支払いが必要になる人もいるのではないでしょうか?

そんな時に頼りになるのが銀行の「医療ローン」ですが、どれくらいの金利で借り入れできるのか気になるものです。

医療ローンとは

医療ローンとは、病院やクリニックなどで発生した様々な費用を少額ずつ支払っていける金融商品です。

一般的にはメディカルローンとも呼ばれており、ケガや病気だけでなく、歯の治療や脱毛などの美容施術にかかった費用にも対応できます。

利用方法はシンプルで、受診した病院やクリニックに用意されている医療ローンへその場で申し込むだけです。

金利分の利息が発生する

脱毛やエステ、さらには整形手術など、費用を一括で支払うのが難しい場合に利用されるのが一般的です。

しかし、銀行やクレジット会社からお金を借りることになるので、月々の支払い+「金利分の利息」が発生します。

医療ローンを検討する人の中には、この金利に不安を感じてしまうケースも多いのではないでしょうか?

Q.医療ローンの金利相場はどの程度か

Naito

元 銀行員|内藤潤一

一般的に3%〜10%程度です。

医療ローンの金利は、一般的に3%~10%が相場となっています。他のカードローンなど、個人向けのローン商品と比べて金利相場は低めに推移しています。

とはいえ、金利は低い分審査に時間がかかる傾向が強いと言えます。金利が低いのは利用者からすればメリットになりますが、銀行からすると金利が低い分貸し倒れた場合のリスクが高くなります。

なので、審査は貸し倒れリスクを考慮して慎重に行われます。これは、各会社の金利水準が比較的低いため同様と考えてもいいでしょう。加えて提出しなければならない資料もカードローンなどに比べると多くなっているのが現状です。

一般的な医療ローンの金利は低めに設定されている

気になる医療ローンの金利ですが、実際に利用できるローン商品をいくつか確認してみましょう。

ちば銀医療ローン
ご利用利率 年5.20%(変動金利・保証料込)
ご利用金額 10万円~500万円(1万円単位)

つくばメディカルローン(一般医療費プラン)
ご利用利率 3.50%(変動金利)
ご利用金額 10万円~300万円(1万円単位)

上記はほんの一例ですが、銀行の提供する医療ローンの多くは10%以下の金利でご利用いただけることが分かります。

利息負担はそこまで大きくない

銀行の医療ローンをご利用するにあたり、10万円をお借入れした場合のシミュレーションを立ててみました。

基本的な利息の計算方法
借入額 × 金利 ÷ 365 × 借入日数 = 利息
借入額を10万円、金利を10.0%、借入日数(返済までかかる日数)を30日とした場合、以下のような計算になります。

100,000円×0.10÷365×30日=821.91

小数点以下は切り捨てになるため、支払う利息は821円です。

毎月1万円ずつ返済していった場合、完済までに10ヶ月、合計の利息は4,640円程となります。

「ローンを組むとなると高い利息がつくのでは?」と不安を感じるかもしれませんが、上記の結果を見ると過度に心配する必要はないでしょう

医療ローンを組むには審査を通過しなければいけない

銀行の医療ローンは利息負担が少ないため、一回で医療費を支払えない方にとってメリットのあるローンといえます。そのため、多くの人が医療ローンの利用を検討していますが、誰でも組めるわけではありません

医療ローンをご利用になるには、銀行の審査を通過しなければいけないのです。

銀行はお金を貸しても大丈夫な人であるのか「返済能力の有無」で判断しています。審査で返済能力があると判断されなければ、医療ローンを利用できません。

低金利な分だけ慎重に進められる

医療ローンを利用する人にとっては、低金利な分だけ利息負担が軽くなりますが、銀行にとっては大きなリスクとなるのです。

仮に、何らかの原因で融資した人が返済できなくなってしまった場合、銀行側がお金を回収するのは難しくなってしまいます。

このような貸し倒れのリスクを避けるために、銀行側が時間をかけて慎重に審査するのは必然と言えるでしょう。

審査落ちして医療ローンが利用できなかったケースも…

金融取引に関するトラブルはないと思っていても、中には審査落ちしてしまう人もいます。

そのため、「自分は大丈夫」と過信せずに医療ローンを申し込みされる際には、ご自身でセルフチェックをしておくことが大切です。

銀行側から審査基準が公表されることはありませんが、通過できない原因はある程度絞り込めます。

Q.審査通過の最低条件とは

Naito

元 銀行員|内藤潤一

安定した収入があることです。

医療ローンなどの資金使途が決まっているローンで審査を通過する最低条件は、安定した収入があることです。ここでいう安定した収入とは、年収250万円以上で最低でも勤続年数が1年以上ある人を指します。

これは、他社で借入がないという前提です。また、大前提として他の借入で延滞や滞納をしていないということも条件に含まれています。カードローンなどに比べて金利が低い分審査条件が厳しくなっています。また、提出しなければならない書類もあったりします。

とはいえ、年収が250万円よりも低いから必ず審査に通らないということではなく、勤務先が上場会社であったり勤続年数が長かったりすることで多少低くても問題ないケースもあります。また、借入希望額によっても変わるので注意が必要です。

審査落ちする原因1|虚偽申し込み

医療ローンを取り扱う銀行では、申し込みフォームに記入された内容をもとに審査がおこなわれます。

多少の誤入力程度なら訂正を求められるだけですが、明らかな虚偽申し込みが発覚すれば、詐欺の恐れがあるとして当然審査落ちします。

※ここに注意※
勤務先に関する虚偽は必ずバレます
すでに退職した勤務先を申告したり、架空の社名で申込んだりしても、その嘘は必ずバレてしまいます。
こういった虚偽は明らかに不正申し込みとみなされ、審査落ちするだけでなく二度と申し込み直せなくなる恐れもあるでしょう。

審査落ちする原因2|収入が安定していない

安定した収入がない人も、医療ローンに申し込んでも審査落ちしてしまう可能性があります。

継続的に支払っていける人かどうかを判断するうえで、収入の安定性は重要な要素です。

安定収入を確認するポイント
  • 勤続期間の長さ
  • 雇用形態
  • 業種/職種
  • 会社規模
  • 現在の年収金額

審査落ちする原因3|他社からの借入が多すぎる

一般的な医療ローンの審査では、申込者の他社借入状況も確認されます。

借入件数・金額が多すぎると、返済困難な多重債務者であると見なされる可能性があります。

下記のような場合は、審査通過が困難になると考えておいてください。

審査に不利な借入状況
年収に対して借入金額が多すぎる
4社以上から同時に借り入れしている

審査落ちする原因4|短期間に複数社へ申込んでいる

借入件数だけでなく、場合によっては他社への申込件数も審査落ちの原因になります。

短期間に複数申込している人も、多重債務状態になる可能性があるからです。

一般的に1ヶ月以内に4社以上申込している人は、審査落ちする可能性があるので注意してください。

審査落ちする原因5|過去に金融事故を起こしている

一般的な医療ローンの審査では、申込者の信用情報から過去に行った金融取引状況も確認されます。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

信用情報内に、大きなトラブルである金融事故情報があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、審査落ちは免れません。

特に、借入先が審査を担当している他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合、通過は難しいと考えてください。

※以上の条件を満たしている場合であっても、審査に落ちる可能性があるので、注意してください。また、実際の審査基準は公開されていないため、弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

医療ローンが使えない…そんな人向けの打開策

 ここから先はこんな人向け 
  • 低金利な医療ローンがいいけど審査が不安…
  • 審査を通過できなかったらどうしよう
  • 万が一、審査落ちしてしまったら?

金利を重視して医療ローンを選ぶのは理想的ですが、審査を通過できなければ利用できません。

上記のような状況にある場合は、医療ローン以外の選択肢にも目を向けてみてください。

※審査落ち直後に再申し込みしても受け付けてもらえない

一度審査落ちとなってしまうと、すぐに再申し込みをしても一定期間は医療ローンの申し込みを受け付けてもらえません。

「ここでダメなら別の医療ローンを…」と選びなおしても、同じように低金利であれば審査落ちを繰り返してしまう可能性もあります。

万が一、銀行の医療ローンで審査落ちしてしまった場合は、別の方法も検討してみましょう。

カードローンを利用するのも選択肢のひとつ

万が一、医療ローンの審査を通過できなかった人は、カードローンを利用する手段もあります。カードローンとは、ローン専用カードを利用してATMから現金を借入できる商品です。

事業性資金以外であれば、借りたお金はどのような用途に使っても問題ありません。もちろん、借入したお金を病院やクリニックの高額な支払いに充てることもできます。

消費者金融のカードローンに目を向けてみる

例えば、消費者金融のカードローンに申し込むという選択肢もあります。

もちろん、消費者金融も厳正な審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。

しかし、銀行と消費者金融では審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。

大手消費者金融は成約率を公開しています

大手消費者金融の中には、投資家向けのIR情報として成約率を公開しているものがあります。

例えば、代表的な大手消費者金融のひとつであるアコムの成約率は、 44.8%です。参考:アコム『DATE BOOK』

確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているのも事実。他の申し込み先を検討する際は、こういった点も参考にしてみましょう。

大手消費者金融は最短で即日融資も可能

ちなみに、大手消費者金融の審査は最短30分で完了するため、即日融資も可能というメリットがあります。

また、手続きにあたっては特定の銀行口座を開設する必要も無いので、手続きも非常にシンプルです。

公式サイトから申し込み
必要書類を提出
最短30分のスピード審査
契約完了
無人契約機でカード発行
近くのATMでキャッシング

できれば期日までにお金を用意したい、そういった状況でも、大手消費者金融なら大きな助けになってくれるでしょう。

金利が不安ならシミュレーションがおすすめ

金利によって発生する利息はどれくらいになるのか、申し込み前に把握できる便利なツールとして「返済シミュレーション」があります。

返済シミュレーションは、カードローン公式サイトに用意されている無料サービスで、借入希望額と金利をもとに、月々の返済額や完済までの期間を確認できます。

マネットでも返済シミュレーションを用意しているので、ぜひ活用してみてください。

返済金額を計算

毎月の返済金額を計算します

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金額
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金利 %
完済までの期間 ヶ月

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返済期間を計算

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千円
金利 %
毎月の返済額 千円

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「これくらいなら大丈夫」と判断できた人は、下記のような大手消費者金融のカードローンを検討してみてはいかがでしょうか?

アコム

限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
審査 最短30分
融資 最短1時間

すぐお金が必要な方におすすめ。
初めてのお借入れにおすすめ。

公式サイトはこちら
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

プロミス

限度額 最大500万円
金利 4.5~17.8%
審査 最短30分
融資 最短1時間

スマホでお借入れ可能。
20代・30代の方から人気。

公式サイトはこちら
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

アイフル

限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
審査 最短30分
融資 最短1時間

内緒で借りたい方におすすめ。
銀行振込で借りたい方におすすめ。

公式サイトはこちら
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

銀行のカードローンも選択肢のひとつ

医療ローンと比較すると金利は上がってしまいますが、銀行のカードローンなら
消費者金融に比べると上限金利が低めなのが特徴です。

審査に時間がかかるため、消費者金融ほどスピーディーに利用できるわけではありませんが、急ぎでなければぜひ銀行カードローンをご検討ください。

三井住友銀行カードローン

限度額 10~800万円
金利 1.5~14.5%
審査 -
融資 -

サポート体制がしっかりしているので初めての方でも安心。
銀行ならではの金利が魅力。

公式サイトはこちら
※申し込み終了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況などによって異なります。

まとめ

まとまった医療費が必要なときに役立つのが、医療ローン。この記事では、銀行の医療ローンをいくつか確認しながら解説させていただきました。

一般的な医療ローンの金利は低いので魅力的ですが、審査を通過しなければ残念ながら利用できません。

銀行の審査には通らないかも…もしくは医療ローンが利用できなかった方は、記事中に紹介した他の選択肢も検討してみてください。

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