無職の人はコンビニで即日借入できない|融資を受ける条件は3つ

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無職の人はコンビニで即日借入できない|融資を受ける条件は3つ
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

無職の人は借入すること自体できません

コンビニで即日借入するケースに限った話ではなく、無職で収入が全くない人はお金を借りること自体できません。

例えば、働いて毎月給料を貰っている人のように一定の収入がない場合、継続的に返済していくのは難しいと判断されてしまいます。

緊急でお金が必要な状況かもしれませんが、無職の人は即日借入を希望するのではなく、物を売ったり働いて稼いだりする手段を検討してみましょう。

コンビニで即日借入できるのは大手消費者金融

最近では、コンビニに設置してあるATMを利用することで、実質24時間365日借入できるカードローンも数多く存在します。

中でも、即日融資に対応しているのは「大手消費者金融のカードローン」です。

申し込んだその日にカード発行できれば、あとは最寄りのコンビニで借入できます。

  1. WEB申し込み
  2. 必要書類をアップロード
  3. 最短30分の審査
  4. ネット上で契約手続き
  5. 自動契約機でカード発行
  6. 提携先のコンビニで借入

このようなコンビニで即日借入できるカードローンの申し込み条件には、「安定収入があること」と記載されています。

つまり、無職で収入ゼロの人は、残念ながら申し込むみすることも出来ません。

即日借入するための最低条件は3つ

大手消費者金融のカードローンは即日融資にも対応、さらにはコンビニでも借入できる便利なサービスです。

しかし、無職の人がこれから利用するには最低でも3つの条件をクリアしておく必要があります。

条件1.働いて安定した収入を得ること

無職の人にとって重要なのは、働いて安定した収入を得ることです。

毎月決まった金額を給料としてもらえるようになれば、安定した収入があると判断されるので即日融資してもらえる可能性があります。

大手ならアルバイトやパート収入でもOK

ちなみに、即日融資に対応している大手消費者金融のカードローンは、アルバイトやパート収入でも問題ありません。

具体例としては、テレビCMでもおなじみのアコムやプロミスなどが挙げられますね。

無職の人は、アルバイトやパートでも構いませんので、まずは働いて毎月一定の収入が得られるような状況を作りましょう。

条件2.現在の年齢が20歳以上であること

アルバイトやパート収入があったとしても、申込時の年齢が20歳未満だと原則借入できません。

これは日本の法律に定められているルールなので、どの大手消費者金融でも同じことです。

逆に言えば、アルバイトもしくはパート収入があれば、学生でも20歳以上なら即日融資してもらえる可能性がある、ということになりますね。

親の同意があれば即日借入できる可能性あり

ちなみに、前項で「原則借入できない」と解説したのは、一部例外があるためです。

確かに、20歳未満の未成年者が自分ひとりでローンを組むことは出来ませんが、親権者からの同意が得られれば、ローンを組める場合があります。

分かりやすい例を挙げるなら、学生ローンやクレジットカードの家族カードなど。以下の記事で詳細に解説しているので、該当する方はぜひ参考にしてみてください。

条件3.過去に金銭トラブルを起こしていない

これまでに行ってきた金融取引上で、何らかのトラブルを起こした履歴がないかも、カードローンで即日借入できるかどうかの重要なポイントになります。

各種支払いや返済時に起こりやすいトラブルとしては、以下のような事例が挙げられます。

■クレジットカードの代金を長期滞納してしまった
■借金が払えずに債務整理を行ったことがある

このようなトラブルは「金融事故」と呼ばれており、過去に何らかの問題を起こしていなければ、きちんと返済してくれる人だと判断してもらえる仕組みです。

心当たりのある人は信用情報をセルフチェック

万が一、先ほど解説したような金融事故に心当たりがある人は、「信用情報」に記録が残っている可能性があります。

信用情報に記録された金融事故に関する情報は、一定期間経過するまで消えません。この状態でカードローンに申し込んでも、審査を通過することは出来ません。

気になる節がある人は、現在の信用情報がどんな状態か確認してみるのをおすすめします。

無職が即日借入を目指す際の注意点

収入のない無職の人でも、最低条件をクリアしていけば今後即日借入できる可能性はありますが、注意点もあります。

今すぐ借入するのが難しいことも、しっかりと理解しておきましょう。

勤続期間があまりにも短すぎると審査落ち

「アルバイトやパートでもいいので、まずは働きましょう」と解説しましたが、勤続年数に注意してください。

例えば、1週間くらい働いたからと言って大手消費者金融のカードローンに申し込んでも、審査を通過できません。

正確な基準を把握することは出来ませんが、一般的な目安としては最低でも半年~1年程働いている状態が理想です。

とはいえ、ネット上で調べてみると「勤続年数3ヶ月でも通った」などの口コミも確認できるので、実際申し込んでみなければ分かりません。あくまでも、指標の一つとして捉えておきましょう。

年収によっては借入できる金額が少ない

アルバイトやパートとして働く人と、大手企業で正社員として働く人とでは、やはり収入に差が出てしまうものですよね。

どちらにも即日借入できる可能性はありますが、申込者のステータスに応じて借入できる金額は変化します。収入が多ければそれだけ高額な借入も見込めますし、逆もまた然りです。

例えば、50万円必要だったとしても「借入できる限度額は10万円まで」といったように制限されるケースもあります。

借入できる上限額は"年収の1/3"が目安

実際、アルバイトやパートとして働きながら安定収入を得たとして、どれくらい融資してくれるのか気になりますよね?

大手消費者金融のカードローンは、貸金業法に定められる「総量規制」というルールに基づいて融資しています。簡潔に説明すると、個人融資できるのは年収の1/3まで、といった内容です。

例えば、年収90万円なら30万円程度が上限になるイメージですね。

1万円~800万円といったように明示されていても、希望額を借入できる訳ではないことを理解しておきましょう。

どうしてもお金が必要な人は親や友人に相談

どうしてもお金が必要だけど、無職なので収入なし。物を売っても、今から働いても間に合わない…そんな人は、親や友人に相談してみましょう。

以前、編集者が行ったアンケート調査でも、同様の手段を選ばれた方が圧倒的に多い結果となりました。

なぜこのような状況になってしまったのか、どうしてお金が必要なのか、誠意を持って説明すれば、金銭的にサポートしてくれるかもしれません。

国の制度や法的な解決策も検討すべき

お金の相談はできない、迷惑はかけられない…そんな人は、国の制度を利用できないか確認してみましょう。どうしても働くことができない人向けに、様々な制度が用意されています。

他にも、弁護士などの専門家に相談することで、借金問題を法的に解決する手段が見つかるかもしれません。

無職の状態で今すぐ借入するのは現実的に難しいので、ひとりで悩まず、相談ベースで解決できる手段を検討してみてください。

まとめ

今回は「無職でもコンビニで即日借入できるのか?」という内容で解説していきましたが、結論としては「NO」です。

記事中の大切なポイント

  • 即日借入できるのは大手消費者金融のカードローン
  • 即日カード発行すればコンビニATMから借入できる
  • 毎月一定のアルバイトやパート収入があればOK
  • 収入がまったくない無職の人は即日借入できない

コンビニで即日借入できるサービスはあるものの、無職の状態で利用することはできません。

どうしても今日中にお金が必要であれば、親や友人・役所・弁護士などの専門家に相談し、対処可能な手段を検討してみてください。

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