スマホATMとは?サービス内容や利用できる金融機関を解説

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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

  1. スマホATMならカード要らずで取引可能
  2. スマホATMが利用できるサービス・金融機関
  3. スマホATMの使い方
  4. スマホATMのメリット
  5. スマホATMのデメリット
  6. まとめ

スマホATMという言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、実際にどのようなサービスなのかイマイチ分かっていないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、スマホATMのサービス内容や利用できる金融機関・スマホATMのメリット・デメリットなどについて、説明していきたいと思います。

スマホATMならカード要らずで取引可能

結論からお伝えしておくと、スマホATMとはその名のとおり「スマホを使ってATMでの入出金が可能なサービス」です。

2017年にセブン銀行とauじぶん銀行が取り入れ始め、徐々にスマホATMを取り扱う金融機関も増えていきました。

本来ATMで入金・出金、借り入れ・返済といった手続きを行うためには、キャッシュカードやローンカードが必要ですが、スマホATMが利用可能であればカードを持ち歩く必要はなくなります。

専用のアプリをあらかじめスマートフォンにインストールしておけば良いだけですので、簡単に利用可能です。

スマホATMが利用できるサービス・金融機関

スマホATMは非常に便利ですが、利用できる金融機関は限られています。また、ATMで利用可能なすべてのサービスに対応しているというわけでもありません。

そこで以下では、スマホATMが利用できるサービスや金融機関について説明します。

銀行の預金口座

まずは銀行の預金口座ですが、今のところスマホATMに対応している銀行はauじぶん銀行や北越銀行の2行です。

それぞれの銀行でスマホATMに対応しているサービスは、以下の通りです。

銀行 利用可能なサービス
auじぶん銀行 入出金・残高照会
北越銀行 入出金・振込・残高照会
カードローンの借り入れ・返済

どちらの銀行でも、実際に利用を始める前に利用手続きが必要です。

auじぶん銀行の場合は、専用アプリをインストールした後、初回起動時に利用登録を行うだけで良いのです。北越銀行では手続きが少し多いため、申し込みしてから実際に利用できるようになるまでには1週間程度かかります。

なお、スマホATMで手続きをする場合にかかる手数料は、キャッシュカードを利用して手続きをする場合に必要な手数料と変わりません。

カードローン・クレジットカード

カードローン会社やクレジットカードでもスマホATMに対応しており、主に借り入れ・返済が行えます。対応している金融機関は以下の通りです。

プロミス
SMBCモビット
アイフル
レイクALSA
エポスカード
NC カード
au WALLET スマートローン

大手消費者金融は、スマホATMに対応しているところが多いようです。

それぞれの消費者金融がリリースしている専用アプリをインストールして利用手続きを行えば、スマホATM取引が可能になります。

アプリローンという商品もある

特にプロミスでは、新規申し込みから借り入れまでのすべての手続きをアプリで完結できる、「アプリローン」というサービスも設けています。

家族にバレたくないなどの理由でローンカードを持ちたくないと思っている人は、アプリローンの利用も検討してみるといいでしょう。

その他のサービス

スマホATMはその他に、アプリ上のプリペイドカードなどに入金するためにも利用できます。
そのような利用方法が可能なサービスは、以下の通りです。

LINE Pay
・プリペイドカード(アプリ)への入金
Kyash
バンドルカード
au WALLET
NC カード
PayPay
WebMoney
ドコモ口座

こういったプリペイドサービスへのチャージはコンビニのレジでも行えます。

ただ、利用しているサービスやチャージする金額をあまり人に知られたくないという人もいると思いますので、そういった人にとってはスマホATMでチャージができるのはありがたいですね。

スマホATMの使い方

スマホATMは、何の準備もなしに利用できるものではありません。

また、いざ準備を終えて手続きを行おうと思っても、手続きの流れが分からなければ戸惑ってしまうでしょう。

そこで、スマホATMを利用するために必要なものや、スマホATMでの入出金の流れについて説明します。

スマホATMを使うために必要なもの

スマホATMを使うために必要なのは、主に以下のものです。

・スマートフォン
・専用アプリ(事前にインストール&登録手続き)
・アプリログインに必要なIDとパスワード

これらを事前に用意しておかないと、スマホATMは利用できません。

とは言え、スマートフォンはほぼお持ちだと思いますし、アプリはすぐインストールして登録手続きができます(北越銀行の場合だけ郵送手続きがあるので時間がかかります)。

アプリで登録手続きさえ終わらせてしまえば、ログインIDとパスワードは発行されますので、用意にかかる時間はほぼないと思っておいていいでしょう。

スマホATMでの入出金の流れ

実際にスマホATMを用いて入出金する際の流れは、おおまかに以下の通りです。

スマホ側操作 ATM側操作
1.アプリを立ち上げてログイン -
2.取引内容を選択 -
(この間にカメラを起動させておくとよし) 3.「スマートフォンで取引」を選択
4.ATM画面に表示されるQRコードの読み取り -
- 5.企業番号を入力
- 6.暗証番号を入力
- 7.取引する金額を入力

これで、スマホATMでの取引は完了です。

入金の場合は暗証番号入力の後にお金を入れる必要があったり、そもそも暗証番号の入力が不要だったりと細かな違いはあるものの、特に難しい手続きはないと思います。

スマホとATMの両方を操作しなければならないのが少々面倒かもしれませんが、それぞれの画面に出てくる指示に従って手続きを進めていけば、まず間違えることはないでしょう。

スマホATMのメリット

スマホATMのサービス内容や利用の際の流れは理解していただけたと思いますので、スマホATMのメリットやデメリットについても触れておきましょう。

スマホATMを利用するメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

メリット

  • スマホさえあれば入出金が可能
  • セキュリティ面で安心
  • 借り入れがバレるリスクを減らせる

スマホさえあれば入出金が可能

ちょっとした外出のときにお金が必要になるかもしれませんし、外出先で返済期日当日であることを思い出すかもしれません。

そんなときに、キャッシュカードやローンカードを持っていればいいですが、最近はキャッシュレスでいろいろなものが支払えるので、財布もカード入れも持たずに外出する人も多いでしょう。

しかし、スマホを持たずに外出する人はほぼいないと思います。

スマホATMは、スマホとATMさえあれば取引が可能なので、現代人の生活スタイルにマッチした方法だと言えるでしょう。

セキュリティ面で安心

キャッシュカードやローンカードを用いた取引の場合、暗証番号がセキュリティの役割を果たします。

しかしスマホATMだと、取引に使うスマートフォンのロック解除を生体認証などにしておくことで、セキュリティがさらに強固になります。

お金が絡むサービスなので、より安全に利用できる可能性が高いほうが望ましいことは、間違いないですね。

借り入れがバレるリスクを減らせる

特にカードローンの場合、家族や友人に借り入れを内緒にしている人もいますが、何かの拍子でローンカードが見られてしまえば一発でバレてしまいます。

しかしスマホATMではローンカードなしで取引が可能なので、ローンカードを持ち歩く必要がなく、借り入れをしていることがバレてしまうリスクを減らせます。

ただ、消費者金融のアプリをインストールしていることがバレてしまうと疑われますので、その点には注意しておきましょう。

スマホATMのデメリット

反対にスマホATMのデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

デメリット

  • スマホを忘れると利用できない
  • 現状利用できるATMがセブン銀行ATMのみ
  • 入出金に必要な操作が多い

それぞれについて、説明します。

スマホを忘れると利用できない

当たり前のことですが、「スマホATM」というサービスである以上、スマートフォンがなければ利用できません。

スマートフォンを持たずに外出することはあまりないとは思いますが、ついうっかりで自宅に置き忘れてしまうことなどもあるでしょう。

また、スマートフォンがあるにしても、充電が切れていてアプリを利用できないという場合も、同様に利用できません。

モバイルバッテリーを持ち歩いていない人は、スマートフォンの電池残量には十分気を付けておく必要があります。

現状利用できるのがセブン銀行ATMのみ

スマホATMというサービス名ではありますが、実はこのサービスを利用できるATMは現状セブン銀行ATMしかありません。

セブン銀行ATMは、セブンイレブンや商業施設など多くの場所に設置されているため、少し探せば近くにあるセブン銀行は見つけられると思います。

ただ、セブンイレブンが家の近くや普段の行動圏内にない人は、スマホATMを利用するためだけにいつもと違うコンビニを利用しなければならなくなるため、少々不便かもしれません。

今後スマホATMを利用できるATMは増えていくことが期待されていますが、現在のところはセブン銀行だけであるということは、念頭に置いておきましょう。

入出金に必要な操作が多い

カード類を用いてATMで取引をする場合は、カードの挿入・暗証番号の入力・取引金額の指定と、必要な操作はあまり多くありません。

しかしスマホATMでは、スマートフォンとATMという2つの端末を操作しなければならないので、必要な操作が増えて面倒です。

操作が増えて時間がかかると言っても、30秒で終わるところが1分必要になるぐらいのものですが、急いでいるときにはこれぐらいの時間でもイライラしてしまうものです。

セキュリティ面での安全と手間の少なさはどうしても引き換えになってしまうので、何を優先するかによって、スマホATMと従来のカードを用いての取引のどちらを利用するかを決めるといいでしょう。

まとめ

スマホATMは、スマートフォンとATMさえあれば手軽に入出金などの取引が行える非常に便利なサービスです。

スマホATMでの取引が可能な金融機関および、スマホATMが利用できるATMは現状まだ少ないですが、今後どんどん増えていくことが予想されます。

メリットばかりというわけではなくデメリットもありますので、自分にとってそれらのメリットやデメリットがどれほど重要かを考えたうえで、スマホATMを利用するべきかどうかを決める必要があります。

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