「ビュー・スイカ」リボカードを利用するメリット・デメリット

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「ビュー・スイカ」リボカードを利用するメリット・デメリット
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

「ビュー・スイカ」リボカードとは

「ビュー・スイカ」リボカードは、JR東日本グループが発行するクレジットカードのひとつです。
基本的な商品スペックは、以下を参照ください。

項目 詳細
商品名 「ビュー・スイカ」リボカード
国際ブランド VISA・JCB・MasterCard
年会費 本人会員 無料・家族会員 無料
利用可能枠 10~80万円
支払方法 リボルビング払い
付帯機能 Suica・定期券・JRE POINT
年利 13.2%
保険内容 旅行傷害保険(国内/海外)

▶参照|「ビュー・スイカ」リボカード:ビューカード

基本的なサービスは、通常の「ビュー・スイカ」カードと変わりありません。

年会費が一切かからない

「ビュー・スイカ」カード同様に、Suica一体型のクレカとなっており、オートチャージや定期券機能も付帯されている便利な1枚ですが、商品スペックにいくつか違いがあります。

1つ目は、「ビュー・スイカ」リボカードの場合、年会費が一切かからない点です。

カード名 年会費
「ビュー・スイカ」カード 477円(税抜)
「ビュー・スイカ」リボカード 無料

上記のように、「ビュー・スイカ」カードだと年会費が477円(税抜)かかってしまいますが、「ビュー・スイカ」リボカードは0円です。

同上のサービスが使えて年会費がかからないのは、利用者にとって嬉しいポイントでしょう。

支払い方法はリボルビング払いのみ

2つ目は、「ビュー・スイカ」リボカードという名称からも分かるように、支払方法がリボルビング払いに特化しています。

カード名 支払方法
「ビュー・スイカ」カード 1回
ボーナス一括
分割
ボーナス併用
リボルビング払い
「ビュー・スイカ」リボカード リボルビング払い

他のビューカードでは、複数の支払方法から選択できるようになっていますが、ビュー・スイカ」リボカードはリボルビング払いのみ。

利用を検討している方の中には、「リボルビング払いを使ってはいけない」と考える人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、リボルビング払いにもメリット・デメリットがあります。まずは正しい知識を持つことが大切なので、どのような支払い方法なのか以下で確認していきましょう。

メリット|毎月の支払い負担が軽い

リボルビング払いの大きなメリットは、毎月の支払いを少額ずつ行っていける点です。
分割払いと混同してしまわれる方も多いですが、全く異なるサービスであることを念頭に置いておきましょう。

「ビュー・スイカ」リボカードでは、以下の4コースから選択できるようになっています。

・5,000円コース
・10,000円コース
・20,000円コース
・30,000円コース

利用金額やお財布事情に応じて、各コースから適切なプランを選びましょう。

毎月の支払額は請求残高によって変動する

ちなみに、上記で紹介した4つの金額のうち、いずれかを必ず毎月支払う訳ではありません。「ビュー・スイカ」リボカードの利用金額に応じて、各コースごとに支払い金額は以下のように変動します。

請求時の利用残高 5,000円コース 10,000円コース 20,000円コース 30,000円コース
1円~100,000円まで 5,000円 10,000円 20,000円 30,000円
100,001円~200,000円まで 10,000円 20,000円 40,000円 60,000円
200,001円~400,000円まで 20,000円 40,000円 80,000円 120,000円
400,001円~600,000円まで 30,000円 60,000円 120,000円 180,000円
600,001円~800,000円まで 40,000円 80,000円 160,000円 240,000円
以後増加額20万円まで毎に 10,000円増加 20,000円増加 40,000円増加 60,000円増加

例えば、「ビュー・スイカ」リボカードで20万円のショッピングを行った場合、10,000円・20,000円・40,000円・60,000円のいずれかを選択できます。
支払いが進むにつれて利用残高が1円~10万円まで減ってくれば、支払い金額も下がる仕組みです。

支払いが始まるのは翌々月

「ビュー・スイカ」リボカードの場合、ショッピングした翌々月から支払いが始まります。支払いの流れがイメージしづらい方も多いかと思いますので、実際に例を挙げて解説していきましょう。

例)2月1日にショッピングした場合

  1. ショッピングした月末(2月28日)に締め
  2. 翌月の3月20日に明細書が届く
  3. 翌々月の4月4日に口座から自動引き落とし

上記のように、資金繰りが難しい状況でもクレジット代金の支払いは2ヶ月後なので、金銭的にある程度ゆとりを持って購入できるでしょう。

デメリット|金利分の利息が発生する

「ビュー・スイカ」リボカードのメリットについて解説していきましたが、もちろんデメリットもあります。

例えば、毎月の支払い負担は軽いものの、手数料として金利分の「利息」を支払っていかなければいけません。年会費が無料なのは、毎月利息を支払っているからです。

気になるリボルビング払いの金利は、年13.2%となっています。
初めてリボルビング払いを利用する方は、金利が高いのか低いのか判断するのが難しいものです。そんな方のために、一般的なクレジットカードの金利と比較してみました。

商品名 金利
「ビュー・スイカ」リボカード 年13.2%
Amazonカード 年15.0%
エポスカード 年15.0%
オリコカード 年15.0%
三井住友カード 年15.0%
楽天カード 年15.0%
ACマスターカード 年18.0%
Yahoo!カード 年18.0%

編集部が確認してみたところ、他のクレジットカードよりお得な金利となっていることが分かりました。リボルビング払い専用のカードとなっているだけに、他カードよりも金利面が優遇されていると考えられます。

実際に利息をシミュレーションしてみました

とはいえ、他のクレジットカードよりもお得な金利だとしても、毎月利息が発生することに変わりありません。
実際にどれくらいの利息が発生するのか、例を挙げ、公式サイトのシミュレーション機能を使って確認してみます。

例)2月1日に10万円のパソコンを購入、支払いは5,000円コース

支払日 毎月の最低返済額 利息 残高に充てられる金額 利用残高
3月4日 0 0 0 100,000
4月4日 5,000 0 5,000 95,000
5月7日 5,000 1,045 3,955 91,045
6月4日 5,000 1,001 3,999 87,046
7月4日 5,000 957 4,043 83,003
8月5日 5,000 913 4,087 78,916
9月4日 5,000 868 4,132 74,784
10月4日 5,000 822 4,178 70,606
11月5日 5,000 776 4,224 66,382
12月4日 5,000 730 4,270 62,112
1月6日 5,000 683 4,317 57,795
2月4日 5,000 635 4,365 53,430
3月4日 5,000 587 4,413 49,017
4月6日 5,000 539 4,461 44,556
5月7日 5,000 490 4,510 40,046
6月4日 5,000 440 4,560 35,486
7月6日 5,000 390 4,610 30,876
8月4日 5,000 339 4,661 26,215
9月4日 5,000 288 4,712 21,503
10月5日 5,000 236 4,764 16,739
11月4日 5,000 184 4,816 11,923
12月4日 5,000 131 4,869 7,054
1月4日 5,000 77 4,923 2,131
2月4日 2,154 23 2,131 0

▶参照|お支払シミュレーション(ショッピングリボ払い)

「ビュー・スイカ」リボカードの場合、初回支払い時にかかる利息は無料となっているので、上記の表のように利息は2回目以降から発生します。

支払いが終わるのは購入から2年後、毎月の利息は少額ですが、代金とは別に「12,154円」かかることが確認できました。

代金の支払いは長期的になりやすい

確かに少額ずつ支払ってはいけるものの、支払い額における利息の占める割合は意外と大きいので、利用残高が中々減らず長期的になってしまう傾向があります。

「毎月きちんと支払っているのに中々終わらない…」

リボルビング払いを行っていく際、上記のように感じるのは利息などの仕組みを理解していないためです。予めどれくらいの期間で支払いが終わるのか、利息はいくらかかるのか確認しておくようにしてください。

支払い途中に再度カードを利用する方も…

ちなみに、毎月の支払い負担が軽いからと言って、リボルビング払いを行っている最中に再度ショッピングに利用してしまうケースも多いです。中には、ショッピング枠いっぱいまで利用してしまう方もいます。

利用残高が増えれば、それに比例して支払額もどんどん高くなってしまうので、利息の負担だけでなく、支払いそのものが難しくなってしまうリスクもあるのです。

無計画に利用すると支払いトラブルに繋がる可能性もあるので、「ビュー・スイカ」リボカードを検討している方は、デメリットとしてしっかり認識しておきましょう。

リボルビング払いを利用する際は計画的に!

「ビュー・スイカ」リボカードでリボルビング払いを行う際にはデメリットもありますが、計画的に利用すればとても便利なサービスです。

利息はかかるものの、効率的に支払っていけばある程度節約してくことは出来ます。支払い計画の立て方や、実践すべき支払い方法について、申し込みする前に確認しておきましょう。

繰り上げ返済を活用していく

記事中でも説明したように、毎月の支払い額は各コースによって決められていますが、最低支払額以上を支払う「繰り上げ返済」と呼ばれる方法が利用できます。

繰り上げ返済した金額には利息が含まれないので、効率よく利用残高を減らしていくことが可能です。決められた金額だけを支払っていくよりも早く完済できるので、利息を確実に節約できます。

通常の口座引き落としでは対応できないので、繰り上げ返済を行う際は駅内に設置してあるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)を利用しましょう。

毎月の返済上限を決めておく

しかしながら、むやみに繰り上げ返済を行うのはおすすめできません。毎月の収入からどれくらいまで支払いに充てられるのか、上限を決めておくことが大切です。

  1. 完済までの希望期間を設定
  2. 毎月最低限必要な返済額を算出
  3. 収入から捻出できる金額と比較

上記のようにシミュレーションしていけば、最短期間で無理なく支払いを終わらせることが出来るでしょう。

ボーナス等の臨時収入を使って、一度に繰り上げ返済を行うのもおすすめです。最低額だけ支払っていくのではなく、金銭的に余裕がある際は積極的に行っていくようにしてください。

まとめ

「ビュー・スイカ」カードと同等のサービスを年会費0円で利用できる魅力的なクレジットカードですが、リボルビング払い専用カードとなっています。

リボルビング払いを利用する場合は、以下を確認しておきましょう。

メリット
・毎月少額ずつ支払っていける
・4つのリボ払いコースから選べる
・支払いは購入した翌々月からスタート
デメリット
・毎月金利分の利息が発生する
・長期的な支払いになりやすい

メリット・デメリットはありますが、支払い計画を立てて繰り上げ返済を行っていけば、過度に心配する必要はありません。

毎月の支払い負担が軽いからと言って、リボルビング払い中に何度もカードを利用しないように注意して、賢く運用していきましょう。

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