リボ払いの注意点とは?気を付けるポイントと仕組みを丁寧に解説

この記事を執筆した専門家

ファイナンシャルプランナー

菊地 祥

宮城県出身。2018年2月に個人事業主として開業し、webライター・投資家として活動中。webライターとしては、資産運用や社会保険を中心に幅広く執筆している。また、SEOコンテンツも意識した執筆にも対応。投資家としては主に株式投資と投資信託へ投資を行っており、経験を基にした執筆をはじめ初心者向けの解説記事も行っている。
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この記事の目次

  1. リボ払いの仕組みを再確認
  2. リボ払いの注意点とは
  3. リボ払いを利用する前に確認すべきポイント
  4. まとめ

リボ払いの仕組みを再確認

何となくリボ払いを利用している方もいるのではないでしょうか。しかし、注意点を知るためには、仕組みから理解しておくのが大切です。

まずはリボ払いの仕組みを再確認していきましょう。

リボ払いは毎月の支払額が一定

リボ払い(リボルビング払い)とは、買い物などでの支払を毎月一定額にした支払方法のことです。また、クレジットカードだけでなく、銀行などのカードローンでも提供されているサービスです。

たとえば、10万円のバッグを毎月5,000円のリボ払いにて購入した場合、20回(20ヶ月)払いとなります。

主なメリットは、毎月の支払額が一定という点と考えられています。カードローンなどの場合は、借入額と分割回数に応じて毎月の返済額が設定されます。そのため、支払能力を超える返済額で設定してしまうリスクもあります。

一方リボ払いは、購入金額に関わらず毎月の支払額は固定ですので、毎月の支払額を把握しやすいといえるでしょう。

他には一括払いできない状況であったとしても、商品を購入できる点です。

リボ払いの種類

リボ払いの設定に関しては、一般的に以下3種類から選択できます。

1つ目は定率方式です。定率方式は残高(購入額)に対して、定率と呼ばれる係数をかけて毎月の支払額を算出します。

たとえば10%の定率の場合、10万円の購入額に対して毎月の支払額は1万円です。そのため購入額に応じ毎月の支払額は変わります。

2つ目は定額方式です。定額方式はリボ払いによって購入した金額に関わらず、事前に設定した支払額で毎月支払ます。また、定額方式は手数料に関する取扱によって、以下2パターンに分かれています。

  • 元利定額方式:手数料を含めて一定の支払額
  • 元金定額方式:手数料を除き一定の支払額

3つ目は残高スライドと呼ばれる方式で、利用残高(購入額)によって支払額が変化します。たとえば10万円で毎月の支払額5,000円、50万円で支払額1万円といったように残高と支払額は比例する仕組みです。

リボ払いの注意点とは

リボ払いの基本的な仕組みと特徴を知った上で、注意点を確認していきましょう。

リボ払いは、負担の少ない支払方法という側面もありますが、支払が長引いたり手数料負担が増えたりといった注意点もあります。

手数料が上乗せされている

リボ払いは、単に商品の購入額を分割している訳ではありません。利用残高に応じて手数料が上乗せされるので、実際の支払額は元金+金利のような関係性です。

たとえば元金定額方式で手数料15%(年率)、利用残高10万円を毎月1万円で支払う場合は、支払回数10回の総額11万5,000円の負担です。

手数料はカードローンなどの金利と同じく、元金にかかります。

今まで単に分割払いと勘違いして買い物をしている方は、この機会に利用明細を確認してみてください。

リボ払いの種類によって支払額などが変わる

前半でおさらいしましたが、リボ払いの種類によっては支払額の設定も変わります。そのため、定額方式など各方式の仕組みも理解しておかなければ、適切に支払計画を立てられません。

まだリボ払いを利用していない方は、クレジットカードの契約時に支払方式についても確認・説明を聞くことが大切です。

また、既にリボ払いを利用している方は、利用明細書or電子明細書で支払額やリボ払いの種類を確認してみてください。

手数料が金利と比較しても高い水準

リボ払いでは、利用残高に対して手数料が上乗せされています。そして手数料は、カードローンなどの金利と同じ役割です。

たとえば手数料率10%(年利)の元利定額方式であれば、以下のような支払額となります。

  • 手数料の計算式:金利×利用残高×日数(次回の支払日までの日数)÷365
  • 毎月の支払額:総額10万円、1万円の設定では10回で完済予定
  • 10%×10万円×30日(仮)÷365日=初回手数料822円程度

一見すると数100円程度の手数料は、安く感じるかと思います。

しかし、一般的にリボ払いの手数料率は15%程度と、融資の法定上限金利20%(10万円未満の融資)・18%(100万円未満の融資)に近い水準です。

高い手数料率で設定されることも多く、負担の大きなサービスでもあります。そのため安易にリボ払いを利用せず、計画的に利用・支払を進めましょう。

利用し過ぎてしまうリスク

リボ払いは、クレジットカードの契約時などに設定してもらえる身近なサービスです。さらに住宅ローン等の融資と違い、簡単に利用できるのも大きな特徴です。

このような性質から、つい日常的にリボ払いでバッグや服飾、趣味に充ててしまっている方も多いのではないでしょうか。

リボ払いは後からキャンセルできませんし、購入額が増える程支払期間も長くなります。手数料負担も増えるため、元金の支払に達する前に自己破産してしまうリスクも存在します。

まずは安易に多用せず、1ヶ月の利用回数・利用額を事前に決めておくことをおすすめします。

手数料負担を感じにくい

前述と関連していますが、気軽に利用できる上に毎月の支払額は一定のため、手数料負担を感じにくい方もいるかと思います。

リボ払いは、どの支払方式でも手数料が発生します。たとえば10万円のバッグをリボ払いで購入した場合、支払総額は11万円や12万円となります。

手軽に商品を購入できる便利なサービスですが、手数料負担による収支バランスの崩れるリスクに注意しましょう。

キャンペーン目的でリボ払いを安易に利用してしまう

リボ払いを提供しているカード会社では、新規契約者などに向けてキャンペーンを不定期に実施しています。しかし、キャンペーンを目的にリボ払いを利用しても、支払額が減少したり手数料無料となったりする訳ではありません。

キャンペーンによるお得な特典と、リボ払いのリスクやメリットは別として考えます。また、あくまでキャンペーンではなくリボ払いを目的として、利用検討するのが大切です。

リボ払いを利用する前に確認すべきポイント

リボ払いにはリスクもあることを理解した上で、計画的に支払額を設定し利用するのが大切です。そこで最後にリボ払いを利用する前に、確認すべきポイントを紹介します。

利用残高を定期的に確認

リボ払いを利用する時は、利用残高を定期的に確認しましょう。

リボ払いを活用することで、手元に資金がなくても高額な商品は購入し続けられます。また、支払総額は高額になり支払期間も長くなりますが、毎月の支払額は変わりません。

このような性質があるため利用残高を確認せず商品やサービス購入していると、いつまでも支払を続ける状況から抜け出せません。

利用残高は毎月送付される利用明細書・電子明細で確認できるので、これ以上リボ払いを利用してはいけない、など判断材料として活用可能です。

定期的に利用明細を確認する習慣も身に付けましょう。

手数料率や手数料額を確認

リボ払いでは利用残高確認の他、毎月の手数料や手数料率も確認することが大切です。

手数料率はカードローンや状況によって変わりますし、手数料を知ることで支払総額も把握できます。

手数料率は年率で、支払方式によって毎月の負担額は変わります。また、商品の購入が増えると、手数料額も増加するため注意が必要です。

まとめ

リボ払いは便利な反面、安易に利用してしまうと支払期間が長くなったり支払能力を超える利用残高になったりといったリスクもあります。

まずはリボ払いの仕組みを理解し、今回紹介したような注意点も意識しながら商品の購入・リボ払いの計画を立てることが大切です。また、利用前に手数料率も確認しておきましょう。

今回の記事を参考に、リボ払いの良さだけでなく注意すべき点について確認し、改めて利用方法を検討するのが重要です。

【参照】
SMBC三井住友カード
JCBカード
SMBC三井住友カード クレカの基礎知識「リボ払いとは?3つの支払い方式とメリット・注意点について」
Relib(リリブ) 「リボ払いのメリットは本当にお得?メリットに潜む危険な落とし穴」
借金返済の相談所:リボ払いはなぜ「やばい」のか。リボ払いの仕組みとたまった借金の返済方法を解説
auじぶん銀行「リボ払いは損?仕組みと手数料の計算方法を解説」
日本貸金業協会

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