賢く生きるには?ライフプラン表の作り方と資金不足への対処法

この記事を執筆した専門家

ファイナンシャルプランナー

鎌倉一江

AFP(FP協会)、終活アドバイザー(終活アドバイザー協会)。
自身の相続問題勃発やカンボジア支援活動の中で、お金が人に与える影響力の大きさに興味を持ち、FP資格取得のため教育業界から保険業界へ転職。その後独立系ファイナンシャルプランナーとして2018年に独立。【人生設計をヒアリングしながらお金のプランニングをすること】【クライアント様がより理想の人生を歩めるように、「おかねの効率の良い使い方」と言った少し特殊なアプローチ】を得意としている。セッションメニューを軸に、基本的にはオーダーメイドの個別セッションを行っている。
>公式ウェブサイト

この記事の目次

  1. ライフプラン表とは何か
  2. ライフプラン表作成の準備と作成方法
  3. 未来を進む中で資金不足になった時の対処方法
  4. まとめ

あなたは「ライフプラン表」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

約1年前の2019年6月に、金融庁の報告書を受けて各メディアで「老後は2000万円必要だ」という情報が流れた時に、もしかしたらこの「ライフプラン表」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。あるいは生命保険に加入するときに営業担当者から「ライフプラン表」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

この「ライフプラン表」は上手に活用するとあなたの人生において非常に優れたツールになります。今回はその活用方法についてお伝えさせていただきます。

ライフプラン表とは何か

ライフプラン表とは「あなたの思い描いている未来をお金で数値化したもの」です。「マネープラン表」「キャッシュフロー表」「ライフプランニング表」「おかねの年表」など色々な呼び方がありますが、基本的にはあなたの人生設計をお金で表したものが「ライフプラン表」です。

ライフプラン表において、一番大切なことは「あなた自身がどのような人生を送りたいか」を考えることです。ざっくりでも細かくてもこのことについての考えがないとライフプラン表を作成することは出来ません。

ライフプラン表を作る効果

ライフプラン表を作る一番の効果は、あなたの人生のビジョンが明確になることでしょう。過去は関係ありません。これから何がしたいのか、今この瞬間から未来だけ考えて様々なシミュレーションをしてみましょう。そしてその時に、人生における様々なリスクについても考える必要があります。

例えば、仮にあなたが25歳独身女性であるとしましょう。ライフプラン表上で様々な人生を考えることが出来ます。

  • 結婚して専業主婦になった場合と、正社員として働き続けた場合のお金の流れの違い
  • 一生独身で過ごした場合と、結婚した場合のお金の流れの違い
  • 一生会社員である場合と、途中で独立した場合のお金の流れの違い
  • 一生今の会社で働いている場合と、スキルアップして転職した場合のお金の流れの違い
  • 一生賃貸で暮らした場合と、持ち家で暮らした場合のお金の流れの違い
  • 不妊治療をした場合と、しなかった場合のお金の流れの違い
  • 子供を授かった場合と、授からなかった場合のお金の流れの違い
  • 働き盛りに病気やケガで働けなくなった場合と、そうでなかった場合のお金の流れ違い
  • 家族が介護を必要となった場合と、そうでない場合のお金の流れの違い
  • 現在かけている美容代や服飾費を、一生確保できるかどうかのシミュレーション
  • 子どもが医学部や海外留学を志望した場合と、そうでない場合のお金の流れの違い
  • 老後を趣味で過ごした場合と、仕事で過ごした場合のお金の流れの違い
  • 相続において収入が発生した場合と、そうでない場合

などです。

考えても考えても予期せぬことが起こるのが人生です。でも、その時にそのリスクに対処できる方法を知っていたらどうでしょうか?「私の人生こんなはずではなかった」と後悔をすることが減り、冷静にそのリスクに対処できるのではないでしょうか。

ライフプラン表作成の準備と作成方法

では、あなた自身のライフプラン表を作成するための方法をお伝えさせていただきます。

方法は、自分で作成する方法人に作成してもらう方法と2つあります。少し面倒くさいですが、自分の人生ですので私は自分で作成する方法をお勧めしています。どうしても、それが難しい場合はプロのFPと一緒に作成しましょう。

作成するときに必要なのものは2つです。

  • 「あなたの人生のビジョン」
  • 「家計の収支」

ライフプラン表を作成してみよう

家計の収支は、現状をざっくりと「生活費」「住居費」「教育費」「旅行や冠婚葬祭などの一時支出」の4つを把握していれば充分でしょう。

一からエクセルを使って作らなくても、無料で使用できるテンプレートやソフトが出ているのでそれらを使用すると簡単にライフプラン表を作成することが出来ます。

ライフプラン表作成ツール

簡単な質問に答えるだけでライフプラン表が作成できるものから、プロのFPも使用しているツールまで、いくつかご紹介しますので参考にしてください。

未来を進む中で資金不足になった時の対処方法

ライフプラン表を作成すると、ある一定の年齢から「赤字家計が続くことが判明した」なんてこともあるかもしれません。

そうなった場合の対処法は下記の3つです。

  • 生活費の見直し
  • 収入を増やす
  • 貯蓄

①生活費の見直し

まずは保険や住宅ローン、通信費などの固定費の見直しから始めてみましょう。用途不明金がないかも要チェックです。

②収入を増やす

今の収入だと将来的に赤字になるということが分かっているのであれば、資格を取得したり転職をしたりしてキャリアアップをして収入を増やすことを考えてみるのも一つの方法です。働き方も変化してきているため、体力に影響が出ない程度の副業を考えてもいいかもしれません。

③貯蓄

赤字家計になることが15年以上先のことであれば、今からそれに備えて貯蓄しておくという方法もあります。貯蓄方法もお金を効率よく運用させる方法を勉強しておくといいでしょう。

お金の運用方法については、「30代3人家族の私のお金の増やし方―投資と非課税制度をライフプランに合わせて活用しよう―」という記事で詳しく紹介されていますので、こちらも参考にしてみてください。

まとめ

「ライフプラン表」を作成することにより、現状を把握し未来への備えに対しても今から行動することができます。また、社会保険や会社の保障が曖昧な場合はそれらを知るきっかけにもなるでしょう。

しかし、未来は「ライフプラン表」通りに進まないこともあります。未来はどうなるか現時点では誰も分からないですし、常に不確実なのが未来です。

だからこそ、「ライフプラン表」の結果は絶対視せず、年に1回定期的に見直しをすることをお勧めします。今の家計収支が10年20年続いたとして、健全な収支が継続できるのかどうかを検証し、予測不能な変化が起きた場合はそれに合わせて収支の見通しを変えていきましょう。

ライフプラン表を作成することにより、きっとあなたは未来の変化に柔軟に対応できるような知識と考え方を身に付けることができるでしょう。ぜひ作成し、今後の未来に役立ててみてはいかがでしょうか。

おすすめの特集ページ

ファイナンシャルプランナーに相談に関する記事一覧

記事についてのお問い合わせ・ご相談

マネットカードローンでは、専門家の意見を取り入れながら、正確性に細心の注意を払って正しい情報の発信を追求し続けています。

万が一、内容に誤りがある場合、真摯に向き合って修正にあたっております。

また、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。(詳細は注意事項をご確認ください。)

> 記事についてのお問い合わせ
  • 1.本サイトの目的は、ローン商品等に関する適切な情報と選択の機会を提供することにあり、当社は、提携事業者とお客様との契約締結の代理、斡旋、仲介等の形態を問わず、提携事業者とお客様の間の契約にいかなる関与もするものではありません。
  • 2.本サイトに掲載される他の事業者の商品に関する情報の正確性には細心の注意を払っていますが、金利、手数料その他の商品に関するいかなる情報も保証するものではございません。ローン商品をご利用の際には、必ず商品を提供する事業者に直接お問い合わせの上、商品詳細をご自身でご確認下さい。
  • 3.当社及び当社アドバイザーでは、本サイトに掲載される商品やサービス等についてのご質問には回答致しかねますので、当該商品等を提供する事業者に直接お問い合わせ下さい。
  • 4.本サイトに関して、利用者と提携事業者、第三者との間で紛争やトラブルが発生した場合、当事者間で解決を図るものとし、当社は一切責任を負いません。
  • 5.編集方針、免責事項・知的財産権、ご利用いただく上での注意、プライバシーポリシーの各規程を必ずご確認の上、本サイトをご利用下さい。
  • 6.カードローンお申し込み時に保険証を提出する場合、保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。その他、バーコードなど個人情報にアクセス可能な情報についても隠したうえでご提出ください。
この記事に関するキーワード

注目の特集

アドバイザ一覧バナー
返済シミュレーション
ページトップに戻る