車検費用が払えない場合に代金を用意する対処法3つ
2018年04月17日更新

- ✓車検のお金が高くて払えない…
- ✓駐車場代・保険など、車の維持費がキツイ…
- ✓車にお金がかかりすぎて生活費もヤバイ
車は私達の日常に欠かせないものですが、車のある生活をするには何かとお金がかかるものです。
とはいえ、きちんとお金を払わなければ、車に乗ることができなくなって、生活に何かと不便な点が出てきてしまいます。
今回は、車検代をはじめとする車関係の支払いについて見ていくとともに、払えない時の対処法なども紹介します。
車検に必要な費用とは?

車検の費用というのは具体的にどれくらいかかるのでしょうか。車検費用以外にも税金や保険料が必要になります。まずは払わなければいけない項目を見てみましょう。
◇自賠責保険料:自動車に掛かる保険料
◇印紙代:車検の登録に必要な書類代金
◇点検費用:車検つまり自動車検査自体の事
車検はまず先に税金を収めて、その後に車検場へ行くのがきほんになりまs
税金の納付証明書が無ければ車検自体を受けさせてもらえないので、まず先に重量税と自賠責保険のお金を納付して、その後に車検を受けるという仕組みです。この中で高いものは自賠責保険料と点検費用でしょう。
車検の費用は合計10万円近くかかる
◆ 自賠責保険料:2万円~4万円程度
◆ 重量税:1万円~4万円程度
◆ 印紙代:数百円
費用をザックリ紹介すると、このような感じです。軽自動車であれば、重量税はかなり安く抑えることが可能です。逆に大きくて重量のある車になればなるほど、車検にかかる費用も上がります。これに加えて、点検代がかかります。
車検は、検査を通すための最低ラインをクリア必要があります。そのために整備工場は安全策として部品の交換を多めに行う傾向にあります。一方で、保有者自身が行う「ユーザー車検」の場合はギリギリの点数で通そうとするので、部品交換も少なくなって費用が安く済むというわけです。
そうして合計で10万円近く掛かる車検代金を払えない事態は十分に考えられます。
カーローンで車検費用を補填できる
車検の度に10万円近くの費用を支払うことになっているものの、自前で調達するのは大変です。特に若い世代の方なら尚更でしょう。
このままじゃ車検代が支払えない…とお悩みの方は「カーローン」の利用を検討してみましょう。カーローンと聞くと自動車の購入費用で用いるイメージがありますが、実は車検代の支払いにも対応しているのです。
自動車ディーラーや整備工場で申し込んだ後、審査を通過すれば利用可能です。一括では無理だけど、数ヶ月かけてなら支払えそう…という方はカーローンを使って車検費用をカバーすると良いでしょう。
車検費用はクレジット支払いできるケースもある

上記でも紹介した通り、カーローンを利用すれば分割での支払いも可能です。ただし、中には審査を通過できるか不安でカーローンを躊躇する人もいるでしょう。
そんな方は、クレジット払いで車検費用を支払うことができます。クレジット払いでも分割は可能なので、こちらも負担がだいぶ抑えられるでしょう。
ただし、お住まいの自治体によってはクレジット払いに対応していない場合があるので、車検を受ける前に利用できるかどうか確認してください。。
カードローンで車検代を準備する人も多い
車検代を準備する方法の1つとして、テレビCMなどで有名な「カードローン」を利用するという手段があります。カードローンの大手と言うと、「アコム」や「プロミス」といったところです。
カードローンを利用する際、面倒な口座開設なども必要なく、PCやスマホから申し込みをすれば、ほとんどの場合で当日中にお金を借りることができます。
これは、スコアリングシステムと呼ばれるコンピューターでの自動審査によって最短30分で審査が完了するためです。
統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。
以下で多くの人に利用されているカードローンを紹介しますので参考にしてみてください。
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金利 | 3.0~18.0% | 審査 | 最短30分 |
限度額 | 最大800万円 | 融資 | 最短1時間※ |
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車検切れは絶対に避けるべき

車検の費用を払えないからといって無視したまま運転していると、無車検車運行という「法律違反」になります。当然、警察が介入することとなりますので、「前科・前歴」がついて経歴に傷がつきます。
また、車両保険が切れている状態で運転すると「無保険車運行」に当たり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。
事故を起こしても車両保険の適用対象外
車検切れしてしまうと、上記にもある通り無保険車運行になってしまいます。
つまり、車検切れを起こしたまま自損事故や物損事故を起こしたとしても、車両保険が適用されないため、全て自己負担になってしまうのです。
特に公道で対人・対物事故を起こしてしまうと、一気に数百~数千万円の賠償を保険無しで背負うことになりかねません。
免許停止・免許取消
さらに、免許から各6点減点され計12点減点となり、違反が初回であれば90日の免許停止で済みますが、一回でも新たに違反すれば免許取消となります。
これらはあくまでも刑事事件としての話であり、事故を起こした場合には民事事件としての不幸が待っています。あなたが違反者のために損害賠償額の上限もおよそ検討がつきません。
仮ナンバーは超面倒
車検の期限が過ぎてしまってから車検を受けようとすれば、仮ナンバーの交付を申請しなければいけません。それは、車検に持っていくために運転をしなければならないからです。
最寄の市役所などで仮ナンバーの申請を行い、使用した後は期限終了後から5日以内に返却しなければいけません。たかが車検と思っていても、期限をすぎてしまうとかなり面倒なことになるのです、
本当に支払えない時は売却も選択肢
車検費用の代金を捻出できないために、車検切れを起こしてしまう可能性がある場合は売却も選択肢に入れてください。
車社会の地方部ではなかなか難しいものの、公共交通網が行き届いている地域のにお住まいの方には有効な手段です。
買取業者が売却手続きをすべて代行する
自動車の売却手続きを行う際、下取りや買い取りを行う業者に依頼を出せば自賠責の解約など面倒な手続きを代行してもらえます。
車検切れを起こした後もレッカーけん引などで輸送してもらうサービスがあるので心配ありません。
何としてでも車検の費用を捻出したい、そんな方は…
紹介した通り、車検の費用はどうしても「10万円前後」のお金が必要になります。
それがどうしても払えないと、車に乗れなくなるだけでなく、手続きなどでかなり面倒になります。
売却までしたくはない、でも車検代が足りない…そんな方はお金を用意する3つの方法を実践してみましょう。
対処法1|親や兄弟に相談する
まずは、素直に身内を頼ってください。
両親や兄弟に相談すれば、必要なお金を一時的に貸してくれるかもしれません。説教を受ける可能性はありますが、これで解決できるならそれに越したことはないでしょう。
もちろん、家族が相手でも借金は借金です。期日を決めて、必ず返済するよう注意してください。
対処法2|物を売る
不要になったものをリサイクルショップ等に持ち込めば、ある程度のお金は用意できるかもしれません。正直なところ、車検に必要な金額を全て用意することは難しいです。
しかし、少しだけ足りない程度なら、その問題を解決することはできるでしょう。
ただし、売却したものを取り戻すことは簡単ではありません。一度手放したものは、基本的に取り戻せないと考えましょう。
対処法3|金融機関から借りる
銀行や消費者金融といった金融機関からお金を借りる、という選択肢もあります。昨今はコンビニATM等で借入できるカードローンが充実しているので、想像より手間をかけずにお金を用意できるでしょう。
また、カードローンは誰にも迷惑や心配をかけずにお金の問題を解決できます。自分の責任で解決したい方は、ぜひ検討してみてください。
ただし、借りたお金は利息をつけて返済する義務があります。その点は、必ず念頭に置いておいてください。
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車検は切らさない!払えない場合は色々な方法を検討して

10万円ほどかかる車検代は、思いのほか負担になるものです。払えないからといって、車検代をそのままにして運転してしまうと、取り返しのつかない事になってしまうかもしれません。
必要に応じてクレジットカード払いやカードローン払いを検討してみてください。特に、生活するうえで車が絶対に必要な方は、考えてみてはいかがでしょうか。
Q.車検代がどうしても払えない時の相談先は?
ファイナンシャルプランナー|金本絵美
車検業者に分割払の相談をしてください
車検業者に分割払いにできないか、相談します。車検業者によっては、クレジットカードでの支払いを受け付けてくれるところもあります。車検切れの車を運転しますと道路運送車両法の規定により、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
分割払い、クレジットカード払いのいずれも利息や手数料がかかってしまうというデメリットはありますが、法を犯して免許停止や罰金を支払うよりは良い方法と考えられます。