【学生がお金を借りる5つの方法】気になる年齢制限や審査基準とは?

この記事に関するアドバイザ

元 信用組合職員

滝口誠

信用組合に20年以上勤務し、金融業務全般に従事する中で、カードローン受付・審査等の業務も経験。銀行業務検定法務3級、銀行業務検定財務3級、銀行業務検定金融コンプライアンス2級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士等の資格を保有する、金融業界のプロ。

この記事の目次

  1. 学生がお金を借りるための条件
  2. 条件を満たしている学生向けの選択肢
  3. 未成年者はローンが組めない
  4. 20歳未満の学生がお金を借りる方法
  5. SNSを使った個人融資は絶対に利用しない
  6. お金を借りる以外の選択肢もある
  7. まとめ

学生がお金を借りるための条件

学生と言っても、人によってステータスは様々です。分かりやすい例を挙げれば、高校生だったり大学生だったりしますよね。

という訳で、まとまったお金が必要な学生は「自分がお金を借りることができるのか」を確認してみましょう。

その1:年齢が20歳以上である

大前提として、銀行や消費者金融などの金融機関からお金を借りるには、申込時の年齢が20歳以上でなければいけません。

つまり、融資対象となるのは20歳以上の大学生や専門学生など。19歳以下の学生は、原則としてお金を借りることができないのです。

これは日本の法律に定められたルールなので、例外はないと考えておきましょう。

その2:安定した収入がある

年齢制限をクリアしている学生でも、毎月無理なく返済していけるだけの収入がなければ、金融機関からお金を借りることは出来ません。

例えば、今月は10万円の収入があるものの、来月以降も同額の収入が見込めない人がお金を借りるのは正直難しいです。

アルバイトやパート収入でも融資してくれる金融機関はあるので、少額でも毎月安定した収入があるかどうか、現在の収入状況を確認しておきましょう。

その3:支払いトラブルがない

年齢や収入面だけでなく、日常的な支払い状況も確認されます。

例えば、クレジットカード代金や携帯本体料金の分割払いなど。このような支払いで、2~3ヶ月以上の長期的な滞納をしていなければ、特に心配する必要はありません。

もし、上記のようなトラブルや、クレジットカードを強制解約された経験などがある場合は、信用情報に問題がある可能性大です。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

万が一、何らかのトラブルに身に覚えがある学生は、信用情報に問題がないか確認してみてください。

条件を満たしている学生向けの選択肢

すでに3つの条件をクリアしているのであれば、お金を借りるための選択肢はある程度広がります。

学生でも申し込めるものの中から、自分にマッチングしたサービスを検討してみましょう。

選択肢1|学生ローン

20歳以上で安定した収入があるのなら、まずは学生向けのローンに目を向けてみてください。

一般的には「学生ローン」と呼ばれている融資サービスで、条件を満たしていれば基本的には保証人や担保不要でお金を借りることができます。

メリット
借りたお金はどんな用途にでも使える
アルバイトやパート収入でも問題ない
親や学校、バイト先に内緒で借りやすい
毎月少額ずつ返済していける
デメリット
学生向けなので、借りられるのは10万円程度
場合によっては親の同意が必要になる
毎回、店頭窓口で借りなければいけない場合あり
月々の返済と一緒に利息を支払っていくことになる

知名度のある学生ローンをまとめた記事があるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

Q.学生がお金を借りる際の注意点は?

Takiguchi

元 信用組合職員|滝口誠

学生のうちに返済しておきましょう

学生の時にお金を借りるうえで注意してほしいのが、社会人になるまでには全額返済できるようにしておくことです。社会人になったとき借金が残っていると、マイナス域から資産運用を始めなければいけません。奨学金を利用している学生の場合、さらに返済負担が大きくなってしまうことが予測できます。初任給がそれほど高くない新卒の社会人は、今後の生活に支障がないよう、計画的にお金を借りるようにしましょう。

選択肢2|カードローン

学生ローンと同じような融資サービスとして、「カードローン」も挙げられます。

Q.学生ローンとカードローンの違いは?

Takiguchi

元 信用組合職員|滝口誠

特に大きな違いはありません

学生ローンもカードローンも、特段変わりはありません。お金を借りれば月々の返済があり、反復利用できると言った点ではどちらも同じでしょう。強いて言えば、学生ローンを取り扱う金融機関と、テレビCMでもおなじみのカードローンを取り扱う大手消費者金融とでは、審査基準が異なります。その他には、融資方法や無利息期間などの各種サービスに注目してみるといいでしょう。

取扱先も銀行から消費者金融まで幅広く、学生の状況に応じたカードローンが選べるでしょう。

メリット
借りたお金はどんな用途にでも使える
アルバイトやパート収入でも問題ない
親や学校、バイト先に内緒で借りやすい
毎月少額ずつ返済していける
金利が気になる人には銀行のカードローン
お急ぎの方には消費者金融のカードローン
デメリット
借入限度額が低く設定される可能性あり
場合によっては保証人が必要になる
月々の返済と一緒に利息を支払っていくことになる

最近では、手持ちのスマホを使って申し込みから借入まで対応できるのも、カードローンの魅力と言えます。

お金を借りた経験のない学生も多いかと思うので、そういった方は初心者向けのカードローンに関する記事を参照ください。

未成年者はローンが組めない

確かに学生でもお金を借りられる可能性はありますが、未成年者の場合、自分ひとりでローンを組むことができません。

これは日本の法律に定められているルールで、20歳以上でなければローンを組めない決まりになっているのです。

仮に未成年者がお金を借りようとした場合、何らかの形で親権者の手を借りなければいけません。残念ですが「親には内緒で借りたい」という方は20歳になるまで待つか、申し込みを諦めましょう。

親の同意があればお金を借りられる

逆に言えば、親権者の同意が得られる方は、20歳未満の学生でもお金を借りることが可能です。

未成年者ひとりでローンを組むことはできませんが、返済能力がない学生の保証人になってくれれば、お金を貸してもらえる可能性はあります。

20歳未満の学生がお金を借りる方法

では、実際にどのような方法があるのかを紹介していきましょう。

年齢制限をクリアできなかった未成年者は、親権者の同意や保証人を必要とすることを十分理解してから確認していってください。

その1|奨学金制度を利用する

学生がお金を借りる方法としてメジャーなのは、やはり日本学生支援機構(JASSO)の取り扱う奨学金制度でしょう。

在学中は国からお金を借り、卒業してから少しずつ返済していく「貸与型」と呼ばれる奨学金制度が一般的ですね。

JASSOの定める学力基準・家計基準を満たしていれば利用できます。

メリット
国の制度なので安心感がある
返済は社会人になってからでOK
デメリット
保証人を立てなければいけない
申請期間内に申し込まなければいけない
毎月の返済額は最低でも3万円程度

Q.奨学金を滞納すると信用情報に影響する?

Takiguchi

元 信用組合職員|滝口誠

保証人に返済請求が行ってしまうと影響アリ

奨学金の利用状況も、個人の信用情報に一定期間登録されます。社会人になってから返済が始まれば、その状況が随時登録されることになるでしょう。2016年に日本学生支援機構へ確認したところ、返済が遅れても保証人などに代位弁済を求めらる等しなければ、事故情報として登録されることはないようです。とはいえ、前述した内容がいつまで維持されるのかは分かりませんので、奨学金の返済は滞りなくおこなっていくようにしましょう。

2020年4月から奨学金制度がリニューアル

余談ですが2020年4月から、今までとは異なる給付型の奨学金制度がスタートします。

これまでのように成績の良し悪しだけで判断されることは無くなり、「学校へ行きたい!」という学生を支援してくれる新しい制度です。

メリット
大学や専門学校等の授業料・入学金も免除、もしくは減額可能
成績に不安があった学生でも利用できる可能性アリ
デメリット
保証人を立てる必要がある
申請期間が限られている

新しくスタートする給付型奨学金の申請期間は、2019年11月1日~2019年11月30日です。お金が必要な学生は、ぜひ検討してみてください。

その2|クレカでキャッシング

20歳未満とはいえ、大学生ともなれば自分のクレジットカードを持っている方も多いのではないでしょうか?

もしクレジットカードを持っているのであれば、「キャッシング枠」の有無を確認してみてください。

キャッシング枠が付いているクレジットカードは、提携ATMなどから現金を借りられます。初めての方でも、操作に迷うことは特にないでしょう。

メリット
既にキャッシング枠があれば手続き不要
デメリット
キャッシングするとショッピング枠が減る
返済は「次月に一括引き落とし」が一般的
 (※リボ払いに変更可能なカードもある)
未成年がキャッシング枠付きで発行するのは難しい

家族カードを発行してもらうのもおすすめ

クレジットカードを自分で発行するには、18歳以上で収入があることが一般的な条件です。とはいえ、未成年者がキャッシング枠を付けてカード発行するのは法律的に見ても厳しいでしょう。

そこでおすすめなのが、親の名義で家族カードを発行してもらう方法です。

通常のクレジットカードと同様のスペックで使える場合がほとんどなので、キャッシング枠が付いていることを親が承認したうえで発行してもらえれば、お金を借りることができます。

その3|一部の学生ローン

一部の学生ローンは、未成年者でもお金を貸してくれる場合があります。

もちろん、無条件という訳ではありません。
アルバイトやパートなどで一定収入がある、親の同意が得られる等の条件を満たしている必要があるのでご注意ください。

別の記事で未成年者でも申し込める学生ローンやその他の対処法をいくつか紹介しているので、気になる方はそちらも参考にしてみてはいかがでしょうか?

SNSを使った個人融資は絶対に利用しない

最近では20歳未満の学生など、訳あってお金を借りるのが難しい人を狙った個人融資がSNS上で目立ちます。

試しにTwitter・Facebook・Instagram等で「#個人融資」「#個人間融資」といったタグで検索してみると、怪しいアカウントや投稿が数え切れないほど出てきました。

このような個人融資に関する内容を毎日のように投稿しているのは、ほとんどが違法業者や詐欺グループです。

生年月日や住所等の個人情報を狙っている

ではなぜ、Twitter等のSNS上で個人的にお金を貸しているのか?一般的には、法外な利息を請求する闇金のようなものだと思われている場合が多いです。

確かに、そういった違法な金融業者である可能性は十分ありますが、最近の主流は個人情報を聞き出す詐欺が増加しています。

本人確認として免許証等の写真を請求することで、名前や生年月日、連絡先や住所などが盗まれているのです。

金銭トラブルに発展するケースも多い

奪われてしまった個人情報は、闇金で不正借入されたり郵送物転送詐欺に使われたり、様々な方法で悪用されてしまう可能性があります。

保証金の持ち逃げも多く、前金代わりに〇万円分のプリペイドカードを買わされ、IDを送った後アカウントごと消えてしまう、といった事例も起こっているようですね。

こういったSNS関連の詐欺にあっても、その多くは泣き寝入りする場合がほとんどです。

「どこからもお金を借りれない…」そんな状況でも、こういった詐欺行為には絶対に手を出さないよう注意してください。

お金を借りる以外の選択肢もある

どうしてもまとまったお金がいるのに…というケースに見舞われた場合、なによりも大事なのは「冷静になること」です。

金銭的につらい状況が続くと、正常な判断ができなくなってきます。

例えば、支払期日が迫っていたりすると尚更、無謀な決断に走ってしまう人もいるのではないでしょうか?

本当に必要なお金なのか考えてみる

まずは、本当にお金を借りる必要があるのか、もう一度考え直してみることから始めてください。

落ち着いて考えてみれば、無理して借りる必要はないかもしれません。

金融機関からお金を借りる前に、自分で出来ることはまだあるかもしれないので、他の選択肢にも目を向けてみましょう。

不要な物を売ってお金を作ってみる

すでに試みた学生が多いかもしれませんが、念のために「ものを売る」という選択肢を挙げておきます。

できれば、不要なもの以外も断捨離するつもりで売却を検討しましょう。そういった物の方が、まとまったお金になる可能性は十分あります。

意外な物も売れるかもしれませんので、金欠時に売れるものをランキング形式でまとめた記事もぜひ参考にしてみてください。

家族や友人に相談してみるのもおすすめ

お金に関する悩みは、周囲に知られたくないものですよね。

とはいえ、自分だけでは解決できないような金銭問題を、ひとりで抱え込んでいても正直仕方がありません。

まずは親や兄弟姉妹、家族へ相談するのが難しければ親しい友人に一度話だけでもしてみましょう。自分が思っている以上に、意外とすんなり解決するかもしれませんよ?

まとめ

学生がお金を借りる方法として、様々な融資サービスや制度を紹介していきました。

記事中の大切なポイント
20歳以上で安定収入があれば可能性あり
未成年の学生は原則として借りられない
SNS等の個人融資は絶対に利用しない
お金を借りる前にもう一度考えてみよう

結論としては、学生でも申込時の年齢によって借りる方法が異なる、ということを覚えておきましょう。

20歳以上の学生におすすめ
・学生ローン
・カードローン

20歳未満の学生におすすめ
・奨学金制度
・クレカのキャッシング機能
・一部の学生ローン

未成年者向けに紹介した方法も、20歳以上であれば特に問題ありませんので、年齢制限が気にならない方はそちらも検討してみてください。

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