
この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXでの資金管理について知りたい!
- ✔ リスクマネジメントって何?
- ✔ みんなの投資額が知りたい!
おそらく多くの人が一度は、「投資は資金管理が大事」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
ネットのFX関連サイトや、書店に並んでいるFX関連の本にも、資金管理の重要性は必ずといって良いほど書かれています。FXで安定的に利益をあげている人は、必ずと言っていいほど、資金管理(リスクマネジメント)ができていると言われています。
プロが推奨する正しい資金管理を実践できれば、FXで利益をあげられる可能性は飛躍的に高まります。資金管理の重要性とともに見ていきましょう。
資金管理(リスクマネジメント)ができない人はFXには向かない
FXに限った話ではなく、投資をする際には資金管理が重要であるのは言うまでもありません。投資には必ず「リスク」が伴います。投資方法を間違えてしまうと、自分の大事な資金が大きく減ってしまうかもしれません。
自分がFXで勝っている場合でも負けている場合でも、資金管理は絶対にやっておいた方が良いでしょう。むしろ、資金管理ができない人は、FXの世界では生き残っていけないと言っても良いでしょう。
やめる人の99%は資金面に問題がある
FXで勝つことは、さほど難しいことではありません。FXは極論、値動きが上がるか下がるかのどちらかなので、素人がやっても半数近くは負けないからです。
しかし、FXは勝ち続ける事が難しいのです。FXをやめてしまう人の99%は、資金管理ができないことが原因だと言われています。どんなに勝てる手法を学んでも、どれだけ優れたタイミングでエントリーができても、資金管理ができずにやめていく人は後を断ちません。
株やFXは損切りが基本です。損切りができないトレーダーは、3流だと言われています。それがつまり、資金管理を徹底できるかということに直結します。次項でもう少し掘り下げてみていきましょう。
資金管理(リスクマネジメント)は大きく分けて3つ

どんなにFXを極めたデイトレーダーでも、100戦して100勝することは難しいはずです。プロと素人の決定的な違いは、リスクマネジメントにあると言っても良いでしょう。
FXの世界では、最初に証拠金を準備して、そこから1回1回の取引でその資産を増やしていくことを目的としています。1度の取引で、まとまったお金をガツっと稼ぎたいという人は、残念ながらFXには向いていないと言えます。
FXにおけるリスクマネジメントを大きく3つに分けるとするならば、以下のようになります。
- ここがポイント!
- ✓管理すべき3つの項目
- 【1】1回の取引ごとの資金管理
- 【2】月単位や長期で見た時の資金管理
- 【3】建てているポジションの管理
1回の取引ごとの資金管理
エントリーする時には、今回の取引のゴールを定める必要があります。ゴールは明確であればあるほど望ましく、ぼんやりとしたまま走り出すのは愚の骨頂です。
◆「今回の取引で、最大どれだけの損失なら許容できるのか」
◆「今回の取引で、どれぐらいの利益が出るのが望ましいのか」
◆「今回の取引で、相場が急落した場合の備えはできているか」
これを常に万全にしておかなければなりません。一般的に、1回の損失で許容できるのは「自分の資金の2%程度」が適正だと言われています。つまり、証拠金が10万円の人は、1回の取引で負けても良いのは2,000円程度にしておくべきだという計算です。
10万円しか証拠金がないのに、1回の取引で1万円を失ったら、多くの人はFXを続けるのをやめようかと頭をよぎるでしょう。そうならないように、エントリーする時には、利食いラインと損切りラインを明確に決めて、ルール化する必要があります。プロのトレーダーは、取引ごとの資金管理を確実にやっています。
自身の取引ルールは決めておいたほうが良い?
1日単位・月単位で見た時の資金管理
スイングトレードやデイトレードをメインにおこなっている人も、基本的には同様です。長期でポジションを持つ場合には、急騰・急落するリスクが高くなりますので、それに対しての備えは万全にしておかなければなりません。
◆「1日にどれだけの損失までなら許容できるのか」
◆「月の投資可能額はいくらなのか」
◆「深夜・あるいは土日に相場が大きく動いた時の対策は万全か」
これらを確実に管理できていなければ、いつ大負けして大きな損失を出してしまうか解りません。なので、こちらも同様に、損切りと利食いのラインを確実に決めておく必要があります。
プロトレーダーと呼ばれる人のほとんどは、月単位や年単位でどれぐらいの利益を出せるかを常に計算(シミュレーション)しています。偶然勝つのは素人・勝つべくして勝つのがプロなのです。
ポジションの管理も重要
FXの値動きに関しては、上がるか下がるかしかありません。しかし、FXトレーダーの選択肢は、買いと売りだけでなく「様子見」という方法もあります。プロは勝てると踏んだ時しかポジションは持たず、様子見を多用します。
これは、ポジションを持っている時間が長ければ長いほど、リスクが大きくなるからです。デイトレーダーをメインとしているプロは、寝る前には必ず持っているポジションを決済します。スイングトレードの人の多くも、金曜日のうちにはポジションを決済しているはずです。
何が起こるか解らないのが、投資やFXの世界です。数年に1度の「スイスフラン・ショック」がまたいつ訪れるかも解りません。備えは万全にしておきましょう。
プロの資金管理の手法とは?

ここからは、具体的にプロがやっている資産管理の方法を見ていきましょう。
とは言っても、プロと呼ばれる人達も決して難しい手法を取り入れているわけではなく、時間をかければ誰にでもできることを確実にやっているだけです。それを継続できるかどうかで、FXの世界で生き残っていけるかどうかが決まります。
長期的に見た資産運用の計画を立てる
当たり前の話ですが、プロ投資家はFXをギャンブルなどとは考えていません。きちんとした資産運用の計画を立てて、どれぐらいの利回りでどれぐらいの期間運用すれば、最終的にいくらになるといった計画を立てています。
調子が良いからと言って必要以上の利益を追うこともしませんし、負けて熱くなってムキに取り返しに行くようなこともしません。
「今ある資金100万円が、1年後に◯◯円になる運用をしよう」と、長期的に見て戦略を立てていくのが、プロトレーダーなのです。
アプリやエクセルの表で細かい資産管理をおこなう

数字や表計算に強い人ほど、FXは向いていると言われています。プロのトレーダーは自分の収支表を必ずつけていると言っても良いでしょう。手書きの表か、エクセルの表か、アプリでの管理か、それぞれの管理しやすい方法で必ず記録しています。
そこから自分の資金の育て方を割り出して、確実に勝ちを積み上げていくものです。一流のプロになればなるほど、この計画と実績とのブレが少なくなります。

証券外務員|中川聡
自身のトレードを振り返ることが大切
FXトレードで勝つ為に行うべきことは、やはり売買の反省の為にノートにトレード日誌をつけることでしょう。ノートをつけることで一番効果があることは売買を振り返れるようにすることでしょう。トレードは相場次第で利益になるときもありますし、逆に大きな損失となることもあり得ます。同じようなトレードをしたとしても、相場の状況やタイミングで損益が変わってしまいますので、トレードの判断が正しかったかもしれないですし、間違えていたかもしれません。「利益が出たから正しい」わけではないからこそ、トレードの内容を振り返る為の作業を行うことが良いでしょう。
勝ち組へ道は「負けの質」にこだわること
先程も少しだけ触れましたが、どんなFXのプロトレーダーでも、必ず負けは経験します、大事なのは、その負けを意味のあるものにできるかどうかです。
為替の動きが上がるか下がるかを、運や勘だけで決めているようでは、それこそギャンブルになってしまいます。プロは負けの質にこだわり、常に試行錯誤を繰り返しているのです。
◆「その負けは想定外なのか、想定の範囲内なのか」
◆「今回の負けは許容の範囲内なのか」
◆「この負けにおける反省点・改善点はどこなのか」
資金管理と並行して、これらのことを常に考えながらFXトレードをしているのが、プロトレーダーです。
資金管理を万全にして安定したFX資産運用を

FXでの資産運用は、一見難しいようなイメージがありますが、実際はそこまでハードルの高いものではありません。事実として、サラリーマントレーダーや主婦トレーダーとして、限られた時間で確実に収益をあげている人達もたくさん存在します。
FXは勝ちを積み上げることも大事ですが、「負けを受け入れること、その負けを最小限に留めること」がもっと大事だと言われています。
負けた時に「ツイてなかった」で終わらせてしまっては、いつまでも勝ち組トレーダーにはなれません。自分の資金管理を確実にして、安定収益をあげらえるトレーダーを目指しましょう。
プロが使っているFX会社は?
資金管理が重要であるとともに、その資金をきちんと管理できるシステムが整っているFX会社を選ぶことも重要です。
多くの利用者から選ばれているFX会社は、取引のシステムだけでなく、自分の資産管理なども非常に分かりやすくなっています。
プロトレーダーはどのような基準でFX会社を選ぶのかを見た後に、プロトレーダーに選ばれているFX会社を紹介します。
- プロのFX会社の選び方
- 情報量が多いFX会社を選ぶ
- 狙った所で決済できる「約定力」の高いFX会社を選ぶ
- チャートや取引ツールが使いやすいFX会社を選ぶ
- 利用コストの安いFX会社を選ぶ
選ばれているFX会社「DMM FX」
DMMと聞くと,タレントのローラさんがイメージキャラクターを務め、ゲーム・仮想通貨・アダルトなどさまざまなサービスを手がけています。
実はFX業界では、「DMM FX」は超がつくほど大手の会社として知られています。コスト面では業界最狭水準、スマホアプリは見やすくサクサクと動き、短期トレーダーでも長期トレーダーでもどちらも対応できます。
利用者数急増中のFXブロードネット

上記のグラフを見て分かる通り、ここ数年で急激に口座数を伸ばしているのが、FX業界の新鋭とも言える「FXブロードネット」です。コスト面ではDMM FXとほぼ変わらず、通貨ペアの取扱数ではDMM FXを上回ります。
最大の特徴は、自動売買ツール「トラッキングトレード」です。最初に設定したルールに従って、24時間休まずに売買を繰り返してくれます。中長期派のプロトレーダーからも高い注目を集めていますので、ぜひ試してみてください。
こちらも新規で申し込みする時には、「最大20,000円のキャッシュバック」を受けることができます。
FXブロードネット





スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FX口座は複数申し込みをしても問題がない?

証券外務員|中川聡
目的に応じてFX口座を使い分けるのも一つの手
FX 口座はいくつ持っていても口座管理費のようなものは取られず、むしろキャンペーンの対象になればキャッシュバックが行われる可能性もあります。また FX 口座は会社ごとに特徴が大きく異なりまして、それぞれの強みがあります。なので、複数開設してドル円の取引はAで、長期保有はBの口座で、情報収集はCでする。などと目的別に使い分けて頂く方が各社の良いとこ取りができて、満足度の高い結果となると思います。もちろん不要なのに沢山作る必要はないですがとりあえず2.3口座開設し使ってみるのが一番いいと思います。
証券外務員|中川聡
あらかじめ利確・損切りのルールを決めておきましょう
トレードを上達させるには取引ルールはあらかじめ決めておくのがいいでしょう。まず、何%で利益確定をして、何%で損切りするかを明確にルール化してトレードをしてみましょう。この時は根拠もなくめちゃくちゃなルールでも構いません。 そのルールでトレードしていくと、ルールを調整する必要があると思うはずです。その時にはまたルールを変更して、以降どういった結果になったかを確認しましょう。この試行錯誤を繰り返していくうちに自分に合った取引ルールに辿り着くと思いますので、そのルールを徹底することによって収益を上げられるようになるはずです。