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2019/03/14

FXで10万円の損失を出した時の気持ちの切り替え方【証券アナリスト監修】

Na2

この記事のアドバイザ

中島翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行に入行し、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。

目次

  1. 損失に対する基本的な考え方
  2. 初心者が10万円の損失を出してしまったとき
  3. 中上級者以上の方の場合
  4. 損失は利益を出すための必要なステップ
この記事はこんな人におすすめ
  • FXで10万円の損失を出してしまった…
  • 10万円の損失がメンタルに影響しそう…
  • 損失を克服して利益を出せるようになりたい!

本来ならば利益を追求しなければならないFXで、10万円の損失を出してしまうのはつらいことです。しかし、その損失を乗り越えなければ利益を出せないというのも事実です。

この記事では、FXで10万円の損失を出してしまった人を主な読者として想定しているほか、これからFXに取り組まれる初心者の方にも参考になると考えています。

まず、損失に対する基本的な姿勢と、それを克服して利益につなげていくにはどのような考え方をすればいいのかということをご説明します。

損失に対する基本的な考え方

10万円の損失を出してしまったとしても、その意味は人によって異なります。

したがって、まずはどのような人が10万円の損失を出してしまったら、反省すべきなのかということをご説明し、次に損失に対する基本的な考え方をご紹介します。

取引資金によって10万円の価値は変わる~10万円の資金で10万円損した時~

例えば、10万円の資金しかない人が10万円全額を失った場合と、100万円の資金を持っている方が10万円失った場合とでは、その意味が異なります。

まず、10万円の資金しかない人についてですが、そのトレードをするにあたりどのような考え方をしていたかも重要です。つまり、10万円の資金で10万円を稼いで20万円にしようと思っていたのか、毎月コツコツ数万円を稼ごうと思っていたのか、です。

稼ごうと思っている金額が多ければ多いほど、取らなければならないリスクは大きくなります。ですから、多くの金額を稼ぐためのリスクをとって10万円を失ったのであれば、それはリスク相応のことが実現しただけです。

一方で、10万円の資金でコツコツ稼ごうと思っている方が10万円全額を失ったなら、それは大問題です。なぜなら、稼ごうと思っている金額に対するリスクが大きすぎるからです。一般に、損切りの幅は利食いの幅よりも小さくしていなくてはなりません。そうではなく、小さな利益を積み重ねる反面、1回の損失で大きな損をしてしまう状態を「コツコツドカン」といい、修正しなければならないことです。

取引資金によって10万円の価値は変わる~100万円の資金で10万円損した時~

一方で100万円の資金で10万円失ったという場合は、資金の10%を失ったということを意味します。リスクの取り方は人によって様々ですが、10%の損失はまだ十分に挽回可能です。問題は、自分が狙おうとしている利益が10%の損失を許容できるほど大きいかどうか、です。

もしも、30万円の利益を狙っていて10万円損した場合にはその損失は利益を得るための必要経費だとみなすことができます。しかし、5万円の利益を狙っていて10万円損した場合には、利食い幅と損切り幅も設定が誤っているので、修正が必要です。

Na2

元 金融機関為替ディーラー|中島翔

自身が許容できる損失額を考えておこう


トレードで最初に決めるべきことは、自分自身が心理的にどこまでの損は許容できるのかという金額です。それは元金を10万入れたとしてもその元金10万が全て失っても精神的に全く大丈夫な人と、半分なくなったら大変な人でリスク許容度が違うため、一概に元金だけで判断ができないからです。この金額がわからないという方は、まず取引をしてみて実際に動いている評価損益をみて自分がどう感じているのか感じて見てください。そうすることで自分が再発見できると同時にどの程度リスクを取っていけるのか判断がつくと思います。

損失に対する基本的な考え方

FXは、ほかのお仕事と異なり「これをすれば必ずこうなる」というものはありません。つまり、正しいトレードをしていても運よく利益が出たり、運悪く損失になってしまうということが起こりうるのです。

重要なのは、自分が行ったトレードが、総合的に見れて利益を出せるトレードだったのか、ということです。

例えば、トレンドフォロー型のトレードでは、トレンドにうまく乗れれば利益が出ますが、そのトレンドが早期に終了してしまった場合は損切りになります。この時、損切りが早ければ、次のトレンド発生に向けて備えることができますが、一方で「またトレンドが再開するだろう」と思ってポジションを持ったままにしておくと大きな損失につながってしまいます。

失敗を振り返ることが重要

上記のように、自分が誤ったトレードをしている場合にはそのことを振り返り、反省が必要ですが、正しいトレードをしてそれがたまたま損失になってしまった場合は、必要経費と割り切って次のトレードに影響を与えないようにすることのほうが重要です。

初心者が10万円の損失を出してしまったとき

以下では、「誰が10万円の損失を出してしまったのか」という点に着目して、損失に対する対処方法をご説明します。

まずは、初心者の方が10万円の損失を出してしまったときについてご説明します。

初心者で10万円の損失を出してしまう原因

初心者の方の場合は、中上級者以上の方とは投資資金に対して異なる考え方をすることが重要です。つまり、ある程度相場に慣れるまでは大きな資金を投入することは避けることが賢明です。

ただ、初心者の方であればあるほど「一刻も早く稼ぎたい!」という思いが強いため、初期段階で多額の資金を投入してしまう例が多いようです

最初に投入する資金は全額失ってもよいと考えていたか

FXを始めて最初に投入する資金は、「稼ぐための元手」というよりも「FXについて学ぶための学習資金」だと思うようにしましょう。
つまり、うまくトレードすれば確かにいくらかは儲かるかもしれませんが、トレードを続けていくと色々な山と谷を経験します。その中で、投入した資金は減っていくのが通常です。

したがって、初心者の方が10万円投資して10万円失ったならば、その10万円について自分が相場について学ぶために価値のある、教育効果に見合うものであったのかということを考えましょう。

人によって10万円の価値は変わりますが、一般的には半額の5万円ぐらいを投資して1万通貨や1000通貨の取引でも相場について十分に学ぶことができます。

損失が次のトレードに影響しないようにしよう

とりわけ「稼ぎたい!」と思っている初心者の方が10万円失った場合によくあるのが、次は20万円や100万円を投入して、当初失った10万円を取り返そうとすることです。

しかし、この心理状態はとても危険です。確かにうまくいって取り返せる場合もあるかもしれませんが、取り返せなかった場合には投資金額がさらに増えていって当初想像もしなかったほどの資金を失うことにもつながります。
※このような、取引に失敗したらより多くの資金を投入して取り返そうとする考え方のことを「マーチンゲール」といいます。

したがって、そのような考え方をしてしまう人はいったん頭を冷やし、初心に戻ってトレードを再開することが重要です。

一日のトレードの中で決めておくべきことはありますか?

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元 金融機関為替ディーラー|中島翔

損失の許容額を限定しよう


トレードをするに当たって重要なことがいくつかあります。もちろん勉強や経験というのは大事ですがそれ以上に大事なことは「メンタルコントロール」です。これはリスク管理も含まれており、メンタルコントロールができないとリスク管理も曖昧な運用となり結果的に負けることは目に見えています。特に損失に関してのリスク管理は厳密にするトレーダーが継続的な勝利に繋がりやすいのはどの教科書でも記載していますが、実際に行うことになると、損失を確定した後に相場が戻ったりすることもあり、ルールを変更してしまう方もいるため厳禁です。自分に厳しく厳格な損切りを心掛けて取引するようにしましょう。

中上級者以上の方の場合

中上級者以上の方でも、10万円を失う場合というのは考えられます。ここでは、中上級者以上の方が10万円の損失に対してどのような考え方をしているのかを簡単にご紹介します。

中上級者はPDCAサイクルを実行している

PDCAサイクルとは、計画を立てて実際にやってみて、その結果を評価して新たに行動するという、FX以外でも有効性が確かめられているやり方です。

中上級者の方は10万円の損失を出してしまっても、それに対して落ち込まず、その原因を淡々と分析します。そして、その損失を繰り返さないために、相場を再度分析し、次のトレードに活かしています。

初心者が中上級者になるには

初心者の方と中上級者以上の方とでは損失に対する考え方が異なります。一番の違いは、損失に対して感情的にならないことです。

そのため、初心者の方は10万円の損失を出してしまっても、必要以上に落ち込んだり、反対に熱くなって取り返そうと考えることは避け、客観的に自分のトレードを分析できるようになりましょう。

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元 金融機関為替ディーラー|中島翔

FXでは自分なりの勝ちパターンを見つけましょう


FXではよく分析して、考えてからポジションを持つ方が好ましいと言いますが、実際この分析というのは多岐に渡ります。もちろん何をルールに取引するのかによっても変わりますが、投資家が行なっている分析というのは、ファンダメンタルズ(金融政策、国の経済情勢等)分析、そしてチャートから判断するテクニカル分析があります。トレードの期間で中長期的な投資家はファンダメンタルズは必ず見ていますし、数分間でトレードを完了させる投資家はチャートだけしか見ない等、個人でルールが決まっているケースが多いです。継続的に勝てるようになるとそのルールに沿って勝負すれば安定的な利益になるためまずはこれを見つける努力をしましょう。

損失は利益を出すための必要なステップ

10万円の損失は、確かに精神的に結構ショックかもしれません。しかし、まずはその事実を受け入れ、必要以上に動揺しないことが重要です。

そのうえで、なぜ損失を出してしまったのかを分析し、次のトレードに活用しましょう。このステップを積み重ねていくことで、最終的には利益を出せるトレーダーになることができます。

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