

この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXブロードネットのスプレッドや手数料は?
- ✔ スプレッドは変動性?原則固定?
- ✔ 実際、他のFX業者と比べてどう?
「FXブロードネット」は「トラッキングトレード」という自動売買でも人気があるほか、裁量売買派のトレーダーの方からも高い評価を得ているFX業者です。
FX業者選びは、初心者の方が最初にぶつかる壁だと思います。それぞれの業者は、それぞれ独自のサービスを提供していますから、どれがよいのかということはなかなか決めるのは難しいです。
この記事では、FXブロードネットについてスプレッドや手数料を中心に、他社と比較しながら考察していきます。
FXブロードネット





スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FXブロードネットのスプレッド

以下の表は、各FX業者のスプレッドの一覧表です。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
外貨ex byGMO ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.4pips |
外為どっとコム ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
セントラル短資FX |
0.1銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 | 0.69銭 | 0.38pips |
JFX MATRIX TRADER ※原則固定(例外あり) |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
インヴァスト証券 |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
外為オンライン |
1.0銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 1.0pips |
FXブロードネットで取り扱われている通貨ペアのスプレッドは以下の通りです。最新の情報は、各社の公式ページを参考にしてみてください。
また、FXブロードネットでは全24通貨ペアを取り扱っています。上記に紹介した以外の通貨ペアのスプレッドも確認してみてください。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル | ポンド/円 | NZドル/円 |
---|---|---|---|---|---|---|
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips | 1.5銭 | 1.3銭 |
会社 | 南アランド/円 | カナダドル/円 | トルコリラ/円 | スイスフラン/円 | ユーロ/ポンド |
---|---|---|---|---|---|
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
16.4銭 | 4.8銭 | 銭 | 3.8銭 | 2.9pips |
多くは手数料無料だが有料の業者もある
上記の通り、多くの業者で販売手数料は無料となっていますが、一部の業者ではまだ販売手数料を徴収するところもあります。また、販売手数料以外にも自動売買サービスを利用した場合などには、手数料がかかる場合があります。
FXブロードネットでは、裁量売買、つまり自分でトレードする場合には手数料は一切かかりませんが、「トラッキングトレード」という自動売買を利用する場合には、1回につき片道200円、往復で400円の手数料がかかります。
また、その他の業者では口座維持手数料や入出金手数料などその他で手数料がかかるところもあります。FXブロードネットは、上記の通りトラッキングトレードで手数料がかかるのみであり、良心的な業者だといえます。
スプレッドの意味

FXトレーダーの間では当たり前のように使われている「スプレッド」という用語ですが、FX以外ではあまり使われておらず、初心者の方にとってはとっつきにくい概念です。
スプレッドとは、売値と買値の差のことをいいます。例えば、上記の画像の場合は、売値と買値は微妙に異なっていることが分かります。
つまり、売値より買値のほうが0.3銭高いので、約定した直後は0.3銭分の含み損になっているということです。0.3銭分の含み損は、1万通貨の取引ならば金額にして30円、10万通貨なら300円となり、これが実質的な取引コストとなります。
※スプレッドの値は会社ごと、また時期によってに異なります。
スプレッドは拡大することもある
FXブロードネット 公式CM
FXブロードネットのサービス・ツールについて

FXブロードネットは、関東財務局長(金商)第244号の金融商品取引業者です。業界最高水準の取引環境と、トラッキングトレードという独自サービスが特徴的な業者です。
FXブロードネット





スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FXブロードネットの特徴として「トラッキングトレード」という自動売買を行えるということがあります。トラッキングトレードでは、想定変動幅と売り買いの方向を設定するだけで、自動的に相場の動きを追いかけていき、その過程での値動きで利益を上げていくことができます。
特に初心者の方は、感情に流されてあやふやなトレードをしがちですが、トラッキングトレードを利用することで、感情に流されず客観的なトレードが行えるようになります。
画像引用:FXブロードネット公式ページ|トラッキングトレード
ただし、トラッキングトレードをする際には注意してください。新規取引・決済、片道ごとに200円(ライトコース20円)かかります。新規注文が約定ごとに証拠金から引かれますのでご注意ください。
業界最高水準の取引環境で利益を追求しやすい
FXトレード、とりわけスキャルピングなどの超短期トレードでは、取引コストをいかに小さくするかが重要です。上記のようにFXブロードネットは、スプレッドが極めて狭くまた裁量売買の場合には販売手数料が一切かからないため、非常に低コストでFX取引を行えるようになっています。
また、1,000通貨から取引が可能となっており、金額にして5,000円もあればリアルトレードを体験できるようになっているため、初心者の方の練習にも向いています。

元 銀行員|逆瀬川勇造
少額投資の場合は利益も少ないがリスクを考えると初心者にはおすすめ
1,000通貨単位での投資は、1pips10円の儲けです。1日60pips動いたとしても600円程度の利益しか得られませんが、ポジションと反対側に動いた時も600円の損失しかなく、初心者の方にとってはおすすめです。レバレッジ25倍かけて日本円で1,000通貨単位での取引をする場合は必要証拠金4,000円ですが、4,000円で600円の儲けだと1日で15%の利益です。仮に100万円必要証拠金として預け25倍のレバレッジで同率の勝ちをした場合は1日で15万円の利益となります。
このように1,000通貨単位で投資を始める時は、リスクを抑えて勝つ方法を学びつつ、将来は元手を増やして投資することを考えるとよいでしょう。
とてもシンプルで見やすいという印象を受けました。また、注文画面、チャート画面など余計なものは全て省いてあるといった感じです。快適なトレード環境にあると思います。
FXブロードネット





スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
【まとめ】裁量売買から自動売買まで低コストで行える初心者向きの業者
FXブロードネットは、これからFXをはじめる初心者の方に対する配慮が行き届いた業者です。それは、取引条件だけではなくセミナーの開催状況を見てもそう感じます。
トラッキングトレードをうまく使いこなして利益を上げるためのセミナーも充実していますし、もちろん裁量売買を上手に行うためのテクニックを伝授してくれるセミナーもあります。
初心者の方にとって、最初に出会うFX業者というのは思っている以上に重要です。各業者の提供しているサービスや使用感は、実際に口座を開設して利用してみないとわからない側面もありますので、この記事などを参考に信頼できる業者でFXを始めてください。

元 銀行員|逆瀬川勇造
短期売買で取引回数が増える人はスプレッドに注意
スプレッドは取引手数料のようなもので、特にデイトレードで取引回数の多い投資スタイルの方はスプレッドの拡がりに注意する必要があります。
米ドル/円の最も安い水準のスプレッドは1通貨あたり0.3銭ですが、1,000通貨で取引すると1回3円、10,000通貨で1回30円です。10,000通貨の取引を1日で50回行ってもスプレッドによる損失は1,500円ですが、スプレッドが拡がり、1通貨あたり1銭となっている時に10,000通貨で50回取引すると5,000円の損失となります。短期売買する人がスプレッドが拡がっている時に投資する際は、スプレッドの拡がりによる損失に注意しましょう。
元 銀行員|逆瀬川勇造
指標発表や天変地異が起きた際は拡がることが多い
最近のFX会社ではスプレッドは原則固定とされているとことが多いですが、アメリカの雇用統計発表などマーケットに大きな影響を与える指標の発表時や大規模な地震や天災などが起こった時はスプレッドが拡がることがあります。
スプレッドは流動性が低下したり、レートが急激に変化したりすると拡がりますが、指標発表や天変地異時にもカバー先の多いFX業者は安定する傾向にあります。2018年に矢野経済研究所による米国雇用統計発表前後のスプレッドの拡がりについての調査がなされましたが、サクソバンク証券がスプレッドの拡がりがもっとも小さく、他、調査に使われた3つの証券会社の中にはスプレッドが大きく拡がったものもありました。