
この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 忙しいけどFXでお小遣いを稼ぎたい!
- ✔ 短期トレードではなく中長期でトレードしたい!
- ✔ どこのFX会社を使えばいいの?
FXのトレードスタイルはスキャルピングやデイトレードだけではありません。「FX=パソコンの前に張り付いている」というイメージを持っている人もいるようですが、時間に余裕を持ってトレードすることも可能です。
ここでは、短期トレードと長期トレードの間でもあるスイングトレードの特徴や利益を狙う方法について紹介しています。
特にFX経験が浅い方は、ぜひ参考にご覧ください。
スイングトレードとは
スイングトレードとは、トレード期間が「数日〜数週間」のトレードスタイルのことを言います。デイトレード(1日以内)と長期トレード(数ヶ月〜)の間のトレードスタイルです。
トレードの頻度は決して高くありませんが、1度のトレードで大きな利益を確保します。
スイングトレードの期間に決まりはありますか?
スイングトレードの3つのメリット

- スイングトレードのメリット
- 忙しい人でもトレードしやすい
- スワップポイントも得られる
- 大きな利益を狙える
忙しい人でもトレードしやすい
スキャルピングやデイトレードであれば、常に相場をチェックしておく必要があり、仕事や家事で忙しい人だと現実的に厳しいことが多いです。
しかし、スイングトレードであれば、数日〜数週間というスパンでトレードするため、忙しい方でも無理なく管理・対応ができます。
スワップポイントも得られる
スキャルピングやデイトレードは1日以上保有しないため、スワップポイントとはほぼ無縁です。
しかし、スイングトレードであれば数日以上保有するためスワップポイントを得ることができ、利益の押し上げが可能です。
大きな利益を狙える
スキャルピングは1〜10pips程度、デイトレードは〜100pips程度の利幅を狙うトレーダーが多いです。
スイングトレードの場合は期間が長い分、100〜500pips程度の利幅を狙うことが可能であり、大きな利益を狙える可能性があります。

元 証券会社勤務|櫛笥大和
利益確定はじっくり引きつけてから
スイングトレードで利益を出すコツは、あらかじめ計画しておいた利益確定のポイントにじっくり引きつけて取引を行うことです。利益が出始めたからと言って慌てて利益確定をしてしまっては十分な利益を出せず、最終的に利益を残すことができなくなります。
大切なのは事前に利益確定と損切のポイントを決めておくことです。取引前にチャートを分析し、トレンドを見極めながら取引ポイントを決めます。トレンドに沿って動いている限りはポジションを保持し、利益確定ポイントまで我慢して保持しましょう。時には逆方向に動くこともありますが、トレンドが変わったと判断するポイントに達しない限りは決済を行うべきではありません。スイングトレードは待つ時間の方が長いため、忍耐力が必要です。
基本はトレンドフォロー

スイングトレードで利益を狙う際の基本はトレンドフォローです。数日〜数週間保有して大きな利幅を狙うため、しっかりと相場分析を行い中長期のトレンドに乗ったトレードをすることが大切です。
トレンドに逆らったり、相場分析ができていないと大きな損失を負う可能性があります。短期的には相場が逆方向に進むこともありますが、小さな動きに惑わされないことも大事です。
例えば、以下のようなチャート(「外為どっとコム」日足チャート)であれば下降トレンドに沿ったトレードをすることで、利益を得ることができます。トレンドに逆っていたら大きな含み損を負い、場合によってはロスカットになっているかもしれません。

日足や週足など長い足を見る
スキャルピングやデイトレードの場合は分足〜日足などでいいですが、スイングトレードの場合はトレード期間が長めなため、日足・週足・月足など長い足を見て分析するようにしましょう。
タイムスパンが長いほど中長期の相場動向の予測がしやすく、スイングトレードによる勝率を高めることが可能です。月足→週足→日足とテクニカル指標をも利用し、しっかりと分析をしましょう。
スイングトレードの注意点

スイングトレードは急な相場変動には対応ができないため、ある程度証拠金維持率を高くしておく必要があります。
重要指標の発表や要人発言などで大きく値動きしても、相場を頻繁にチェックしていない限り対応はできません。余裕のある証拠金を入れたうえで、「●●pipsで損切りする」と決め、ストップ注文を念のため入れておきましょう。

元 証券会社勤務|櫛笥大和
ラインによる分析をして焦ってポジションを持たないこと
スイングトレードにおいてエントリーのタイミングを見極めるコツは、トレンドラインなど取引の根拠となるテクニカル指標を使うことです。トレンドラインはトレンドを見極めるために使う最も基本的な指標です。トレンドラインを使った取引のエントリーポイントは、できるだけトレンドラインに近いところに設定します。相場の動きがトレンドラインに沿って動くことを想定しているため、ラインに近いほど有利な条件でエントリーできるからです。ラインから離れたところでエントリーしてしまうと、ラインに向かって価格が戻ってくる可能性があるため損失になる可能性が高くなります。取引を始めるには必ず最適なポイントがあるので、忍耐強く待つことが大切です。
短いスパンで一喜一憂しない
また、長い期間保有することで大きな利益を狙えるのがスイングトレードのメリットなのに、相場変動が気になってすぐに決済してしまい、結果的にデイトレードになる人もいます。
仕方がない場合もありますが、しっかりと投資ルール・戦略に沿ってトレードをしましょう。
初心者におすすめのFX会社
まだ利用するFX会社が決まっていない方は、まずは多くの人に選ばれているFX会社で口座を作るといいでしょう。利用者数が多いFX会社は、総じてサービス面で優れているFX会社と言えるからです。
SBI FXトレード
SBIグループ「SBI FXトレード」は、スワップポイントが業界最良水準でスプレッドは業界最狭水準となっており、数日〜数週間保有するスイングトレードがやりやすい環境となっています。
ある程度、頻繁にトレードをしても低コストですし、長い期間保有しても高いスワップポイントを得ることができます。
会社 | 米ドル/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買 | 買 | 買 | 買 | |
SBI FXトレード | 57円 | 18円 | 22円 | 12円 |
また、最小取引単位が1通貨なので、細かい資金管理が可能です。新規口座開設時には「500円」が支給されるのも嬉しい特典となっています。
2020年オリコン顧客満足度調査FX取引初心者部門1位にも輝いている、多くのトレーダーから選ばれているFX会社です。
バランスの取れた「FXブロードネット」
特徴は何といっても自動売買ツールである「トラッキングトレード」です。あらかじめ決めたルールに従って24時間自動で売買を繰り返してくれるので、利益獲得のチャンスを逃しません。
新規口座開設時には、最大20,000円のキャッシュバックも使えますので、上手に活用してみてください。
FXブロードネット





スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
【まとめ】
トレードスタイルの1つであるスイングトレードは、大きな利幅を獲得できるのがメリットでもあります。ただし、相場予測を誤れば大きな損失を負うリスクもあります。
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析を徹底して、しっかりと相場分析を行ったうえで、最適な場合はスイングトレードで利益を狙いましょう。
出典: 野村證券公式ページーファンダメンタルズ分析とはー
経済活動等の状況を示す基礎的な要因をもとに分析すること。例えば、一国経済を分析する際の基礎的条件は、経済成長率、物価上昇率、失業率、財政収支の赤字(黒字)率、経常収支の赤字・黒字額などの指標を使う。(一部抜粋)
- この記事で紹介したFXサービス
- ●SBIグループ「SBI FXトレード」
- ●株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
元 証券会社勤務|櫛笥大和
一般的には数日〜数週間だが明確な決まりはない
スイングトレードの取引期間は数日~数週間が一般的ですが、明確に決まっているわけではありません。取引期間は人それぞれですが、厳密に取引期間を決めなくてはいけないわけではないので、期間に縛られた取引はしないようにしましょう。基本的に、期間が長くなればなるほど狙う利益は大きくなります。
また、重要視するチャートの期間も変わりますので、トレンドがはっきりしているなど、チャンスの多いチャートを見つけて取引を行うと良いでしょう。チャートを見てトレンドが出ていないといった時には待つことも重要です。その場合は他の通貨ペアを見てチャンスを探ることもできるので、いくつか扱える通貨ペアがあると良い条件の取引がしやすくなるでしょう。