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2019/12/25

FXの戻り売りの意味と効果的なトレード戦略

Ataka

この記事のアドバイザ

安宅太

大学卒業後、証券会社に勤務。証券外務員一種資格を取得。富裕層のお客様に株式、投信、債券など幅広い商品を組み合わせたコンサルティングを行う。 生命保険会社勤務後独立、生命保険と損害保険、金融商品仲介業の代理店を設立。より幅広い商品でのコンサルティングをワンストップで行う。

目次

  1. 基本的な考え方「順張りと逆張り」
  2. 戻り売りの方法1:トレンドライン分析
  3. 戻り売りの方法2:一目均衡表
  4. 戻り売りの方法3:MACD
  5. 戻り売りで利益を狙うにはFX会社選びも重要
  6. 【まとめ】下落相場でも利益を狙えるFXの魅力
この記事はこんな人におすすめ
  • FXの利益を安定させたい!
  • 押し目買い?戻り売り?
  • 損小利大トレードを身につけたい!

FXの基本は「トレンドに乗ること」です。そのためには順張りをしなくてはなりません。今回は、トレンドのうち下落トレンドで戻り売りをする方法についてご説明します。

まず、FXの基本となる考え方である「順張りと逆張り」について簡単にご案内し、その後トレンドライン、トレンド系指標、オシレーター系指標を用いた戻り売りの技術について具体的に解説します。

基本的な考え方「順張りと逆張り」

FX、というよりも相場の世界では順張りと逆張りという言葉がよくつかわれます。この言葉の意味は、実は一定ではないのですが戻り売り(押し目買い)を考えるうえで基本となる考え方なので、ご説明します。

トレンドの概念

相場には、3つのトレンドがあるといわれます。

上昇トレンド
下落トレンド
横ばいトレンド(レンジ)

これを念頭に置いたうえで、順張りと逆張りについて見ていきましょう。

順張りとは

順張りとは、相場のトレンドの方向にポジションを取ることです。とりわけ、上記の上昇トレンドと下落トレンドでよく使われる言葉です。

誤解しないでいただきたいのは、一見逆張りに見える順張りもあるということです。具体的には、戻り売り(押し目買い)は、そのトレンドに乗るための行為なので、順張りに分類されます。

逆張りとは

逆張りとは、相場のトレンドの反対方向にポジションを取ることです。

例えば、上昇トレンド相場で売りから入ってみたり、下落トレンド相場で買いから入ってみたりという行為がこれにあたります。

Ataka

証券外務員|安宅太

逆張りの方が難易度が高く失敗する可能性も高い


FX投資の手法で順張りと逆張りがあります。順張りはトレンドに合わせて投資をする手法で、順張りは、例えばFOMCの政策金利決定会合で米ドルの金利の利上げが発表され、日米の金利差が開いた時に米ドル/円を買うような場合のこといいます。
逆張りはマーケットが評価され過ぎてオーバーシュートしているのではないかという時に空売りをすることをいいます。順張りと逆張りのどちらのやり方が効果的かといいますとトレンドに沿って買う順張りの方が買いやすく、流れに逆らって空売りをする逆張りの方がやりずらいです。相場で買われ過ぎを判断するのは難易度が高く失敗する場合もあります。

初心者が覚えるべきはまず順張り

相場格言に「トレンドには逆らうな」というものがあります。この言葉が言いたいのは、相場のトレンドは基本的に個人のトレーダーが左右できることではないということと、そのため目の前にあるトレンドを受け入れてポジションをとっていくしかない!ということです。

この記事では、下落トレンド中の戻り売りについてご説明しますが、ここにおける順張りとは実は2つあります。

長期的には下がっている時に、短期的な戻りで売る(戻り売り)
長期的にも短期的にも下がっている時に売る(突っ込み売り)

具体的には、下の図で示した①と②は両方とも順張りです。

2つのポイントはいずれも下落トレンドに乗る!という考え方は共通しています。ただ、突っ込み売りの方が難易度がやや高いため、まずは市のぷるな戻り売りからマスターしましょう。

戻り売りの方法1:トレンドライン分析

トレンドライン分析は、相場分析の基本となる分析です。現在のトレンドを視覚化し、戻り売りのポイントをわかりやすくしてくれます。

トレンドラインの引き方

ラインの引き方はシンプルで、下落トレンドの場合には目立つ高値と高値同士を結び、右下がりの線になるように引きます。こうして引いたのが、メインの下落ラインです。

そして、次に戻りを示すラインを引きます。戻りは上昇ですから、今度は安値と安値を結びます。具体的には、下の図のようになります。

トレンドラインに対する基本的な考え方は、トレンドラインの向きはトレンドの方向を表し、トレンドラインの内側にいる間はそのトレンドが継続していると考えることです。逆に、そのラインをブレイクした場合は、そのトレンドが終わったことを意味します。

そして、長い期間で引かれたトレンドラインはより強いトレンドを意味し、逆にそのラインをブレイクした場合には大きな値動きにつながる可能性を示唆します。

Ataka

証券外務員|安宅太

日足、60分足、5分足など様々なチャートで分析をする


初めてトレンドラインを引く時は、どのようにラインを引いていけばいいのか迷うこともあると思います。最初からきちんとしたラインを引くことは難しく、まずはたくさん引いてみることをお勧めします。そのポイントとしてはまずローソク足の目立つ安値同士を引くと上昇トレンドが出来、目立つ高値同士を引くと下降トレンドが出来ます。
たくさんトレンドラインを引いてみて徐々に消していきます。その際に短いラインを消して長いラインを残しておくと分かりやすいです。自動でトレンドラインを引いてくれるツールもありますが、まずは出来るだけ自分の手で引いて相場感覚を覚えながら引いてみることをお勧めします。

戻り売りのポイント

基本的な考え方は、下落トレンドラインに接近するか上昇トレンドラインを割ったポイントで戻り売りをする、ということです。具体的には、下の図において丸で示したポイントです。

トレンドラインの応用

一度ブレイク(上抜け、下抜け)したラインであっても、そのラインに反対側から再び接近した場合には、そのラインが抵抗となることが知られています。上の図でも細かくラインを引いていくとそのようなポイントが出てきます。

ところで、トレンドラインをうまく引くためには、経験が必要です。特に現在進行中のチャートの場合、明確な高値や安値が定まっていない場合も多いですから、こういった場合にどうやって(どういうときに)ラインを引くのかは、個人差が出てきます。

しかし、あまり難しく考えないでとにかくたくさん線を引いてみる(特に過去チャート)ことが重要です。トレンドラインの基本は、トレンドの可視化にありますので、それを念頭に置いてやられるといいでしょう。

戻り売りの方法2:一目均衡表

一目均衡表も、相場の戻りの限界を見極めるのに非常に有効です。ほとんどのFX会社は、チャート上で一目均衡表を表示できるようになっています。

一目均衡表の要素

一目均衡表には「五役」とよばれる5つの要素が含まれています。

一目均衡表の構成要素
  • 基準線と転換線
  • 先行スパン1と2(いわゆる抵抗帯、雲)
  • 遅行スパン

具体的な運用

先ほどと同じチャートに、今度は一目均衡表をあてはめてみますと、以下のようになります。
赤:転換線 青:基準線 オレンジ&青:抵抗帯(雲) 緑:遅行スパン

まず、基準線と転換線ですが、これが上値抵抗(レジスタンス)になることがあり、ここで上げ留まるなら戻り売りをします。

次に抵抗帯(雲)ですが、この相場では最もよく機能しています。抵抗帯に接近してきたら、上抜けない限りそこが戻り売りポイントになります。特に抵抗帯が分厚い場合、より強い上値抵抗になるため、より自信をもって戻り売りをすることができます。

最後に、遅行スパンですがこれはロウソク足との位置関係を見ます。つまり、ロウソク足の下にある場合はロウソク足が上値抵抗になるため、そこが戻り売りをするポイントになります。

Ataka

証券外務員|安宅太

最初のうちは雲の上にいるか下にいるかだけでOK


チャート分析の中で一目均衡表が1番難しいと言われています。一目山人という日本人が戦前に作り上げた日本発祥のテクニカル手法です。数多くの理論がありますので、まずはポイントだけ抑えておくことをお勧めします。雲というチャートの位置がかわるサインがあります。
一目均衡表を見て雲よりもチャートが下にあるなら下落トレンドになり、チャートが雲の中に突入すると反転のポイントのサインで上昇トレンドになる確率が高くなります。雲よりチャートが上に来ると上昇のトレンドになります。まず最初のうちはこれだけ抑えておけばよろしいかと思います。

戻り売りの方法3:MACD

MACDは、移動平均の考え方を応用して作られたテクニカル指標で、現在の相場の状況を分析するのに適しています。

MACDの要素

MACDの要素としては、MACDのラインと、シグナルのラインの2種類があります。そして、それのギャップを棒グラフで表示することもあります。
下の図は、先ほどのチャートにMACDを表示させたものです。(赤:シグナル 青:MACD)

ここで注目すべきなのは、MACDとシグナルのクロスです。MACDがシグナルを上回っている状態をゴールデンクロス、下回っている状態をデッドクロスといいます。図では、デッドクロスのポイントに青で丸を付けています。

基本的に、MACDのデッドクロスは売りサインです。つまり、それまで上昇していたものが、下落に転じたということで戻り売りのポイントとなります。

MACDの注意点

MACDは、移動平均系のテクニカル指標の一種なので、シグナルが遅れがちです。つまり、戻り売りをするにしても結構後になってからしかシグナルが出ません。ですので、トレンドラインや一目均衡表など、ほかのテクニカルとうまく組み合わせてやることで真価を発揮します

戻り売りで利益を狙うにはFX会社選びも重要

チャート分析&戻り売りを活用して安定して勝つために、もう1つ忘れてはいけないのが、FX会社選びです。

「どこのFX会社を使っても結局は同じ」と考える人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。FXの世界は、勝ち組のトレーダーであればあるほど、FX会社の選び方にはこだわりを持って選んでいます。

 プロのFX会社の選び方 
  • 低コストで取引できる所を選ぶ
  • 約定力が安定しているFX会社を選ぶ
  • チャートやツールが使いやすい所を選ぶ
  • ニュース・情報量が豊富な所を選ぶ

特に戻り売りで利益を狙うなら、チャートを自在にカスタマイズできるFX会社がいいでしょう。ここで、上記の条件を満たすFX会社を紹介します。もしも今のFX取引で勝てない状態が続いている場合は、FX会社の乗り換えも検討してみてください。

利用者数ナンバーワンのSBIグループ

FX口座数ランキング
画像引用:矢野経済研究所

上記が国内FX会社の口座数ランキングです。グループ単位で見た時にもっとも口座数が多いのが「SBI FXトレード」などを手がけるSBIグループです。

チャートのカスタマイズ性に優れ、自宅でも外出先でも快適なFXトレードができます。スワップの設定値が高いので、中長期トレーダーからも人気。コスト面でも優れた満足度の高いFX会社です。

SBI FXトレード

総合力の高いDMM.com証券

DMM FX

証券会社単位で見た時にもっと多いのが「DMM FX」などを手がけるDMM.com証券です。こちらも業界最狭水準スプレッド、見やすく使いやすいスマホ&PCの取引ツールで、初心者からもベテランからも人気です。

情報量も多く、新鮮なニュースをリアルタイムで配信してくれるので、ファンダメンタルズ分析の人にもおすすめです。

Dmmfx 300x250

DMM FX

満足度
full star
full star
full star
full star
half star
4.4
スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.7銭
取引単価 通貨ペア数
10000通貨 20

【まとめ】下落相場でも利益を狙えるFXの魅力

FXは、株と違って気軽に売りから入ることもできます。したがって、下落相場の場合には積極的に売りから入っていって、戻り売りを狙いましょう。

もっとも、売りから入った場合は上昇すると損失になるため、買いから入る場合と同様にタイミングだけではなく、リスク量も適切にコントロールする必要があります。

この記事で紹介したFX会社

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