西日本シティ銀行のカードローン審査は厳しい?審査に落ちた場合の解決策も紹介
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貸金業務取扱主任者
元 信用金庫職員
短期大学の秘書課程を卒業後、信用金庫で1年7ヶ月間勤務、カードローン審査のサポート業務を担当。金融事務全般も担当し、オペレーターとして数多くのお客様に対応した。第二種証券外務員資格を所有している、金融商品取引のプロ。
西日本シティ銀行カードローンは6種類
西日本シティ銀行カードローンは6種類あり、それぞれ特徴があります。各商品で金利や限度額などが異なるので、審査基準も異なると考えた方が良いでしょう。
まずは、西日本シティ銀行カードローンには、どのような種類があるのか紹介します。
NCB キャッシュエース
NCBキャッシュエースは、西日本シティ銀行カードローンの中で利用条件が最も限定されていません。
そのため、6種類ある西日本シティ銀行カードローンの中では、金利が高めに設定されています。
NCB カードローン キレイのトビラ
キレイのトビラは、女性専用カードローンという特徴があります。金利はキャッシュエースより少し低く設定してあるので、女性の方はこちらのカードローンを利用した方がお得です。
NCBカードローン V CLASS
キャッシュエースの利用条件に、前年度税込年収400万円以上の給与所得者または会社代表者の方という条件が加わったのがV CLASSです。
利用条件は厳しくなった代わりに、上限金利が7.1%まで下がっているので、利息を減らしたい人にはおすすめのカードローンです。
NCB EZ教育カードローン
教育に関する資金にしか利用できないので、カードローンというよりも教育
ローンと言った方が正しいかもしれません。
教育ローンとして扱うのであれば、国の教育ローンは年率2%を切るものもあるので、そこまで金利の面でお得とは言えないかもしれません。
NCB学生奨学ローン
NCB学生奨学ローンは、EZ教育カードローンと異なり、学生自ら借りる奨学金としてのカードローンです。
そのため、申し込み者の条件は短大・大学・大学院・専門専修学校に在学または進学される満18歳以上満30歳以下の方となっています。
NCB リバースモーゲージ 輝く明日へ
リバースモーゲージは自宅を担保に、自宅を手放すことなく、生活資金等を借入できるローンです。契約者が亡くなった際に、原則自宅を売却することで借入金を返済するというシステムになっています。
西日本シティ銀行カードローンの審査
種類も豊富で、非常に利便性が高い西日本シティ銀行カードローンですが、借り入れするためには審査を受ける必要があります。
西日本シティ銀行に限らず、カードローンという金融商品はどれも審査に通過しないと利用できないのです。
審査は返済能力を確かめるために行う
西日本シティ銀行カードローンの審査に通過するには、返済能力があることを示さなくてはなりません。
返済能力とは、月々の返済を遅れなく継続できる能力です。
クレジットカード代金の支払いに遅れたことがなく、一般企業に長期間勤めているような方であれば、問題なく通過できるでしょう。
審査の一部は保証会社が担当している
実のところ、西日本シティ銀行はカードローン審査のすべてを行っているわけではありません。審査の一部を保証会社に委託しています。
商品名 | 保証会社 |
---|---|
キャッシュエース | アコム株式会社またはワイジェイカード株式会社 |
キレイのトビラ | 九州カード株式会社、九州総合信用株式会社のいずれか |
V CLASS | 九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれか |
EZ教育カードローン | 九州カード株式会社または株式会社オリエントコーポレーション |
NCB学生奨学ローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
リバースモーゲージ | 九州総合信用株式会社 |
元 信用金庫職員|高澤志保
回答2:仮審査は保証会社が、本審査は銀行が担当します
銀行カードローンでは、カードローン契約者が万が一返済できなくなった場合も損害を回避するために、一定の金額を支払って保証会社と契約を結んでいます。保証会社としても仮に契約者が返済できなかった場合、損害を被る恐れがあるので、自社の基準によって厳しく審査しています。
この保証会社の審査が、いわゆる仮審査です。
銀行は保証会社からの保証を得ることができる人物と確定した時点で、今度は自社の基準によって審査を行います。こちらが本審査です。
西日本シティ銀行カードローンの審査の流れ
西日本シティ銀行カードローンは6種類あり、それぞれ審査基準などは異なりますが、概ね審査は以下のような流れで行われるはずです。
- スコアリング審査
- 信用情報の確認
- 在籍確認
- 警察庁のデータベースへ照会
1|スコアリング審査
スコアリング審査はコンピューターによる自動システムなので、基準を満たせていない方は問答無用で否決となります。
スコアリングとは
クレジットスコアリングモデルは、低コストかつ迅速であること、ならびに中小企業特有の情報の不透明性リスクを回避することが可能であること等、中小企業金融の拡充において一定の意義が認められる。また、クレジットスコアリングから得られる情報を定性情報とともに活用することによって、リレーションシップバンキングの補完的な役割を担いうる。
信用情報の確認
西日本シティ銀行カードローンは、過去の金融取引履歴を信用情報から確認し、審査の判断材料にしています。
出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。
特に、保証会社には注意が必要です。過去に担当する保証会社で返済遅延などを起こした経験があるなら、審査通過は難しいと考えておきましょう。
在籍確認
在籍確認は 申し込み者が本当に会社などの勤務していて、安定した収入を得ているのか確認するために行います。
基本的に個人名または銀行名で電話を勤務先にかけ、「◯◯様はいらっしゃいますか?」というように、在籍確認を行います。
消費者金融では、在籍確認の方法を電話以外で行うカードローンもありますが、銀行カードローンは基本的に在籍確認の方法は電話のみです
警察庁のデータベースへ照会
銀行カードローンの審査では、申し込み者が反社会的勢力と繋がりがないかを警察庁のデータベースに照会して調べます。
警察庁のデータベースから情報が返ってくるのに時間を要するため、銀行カードローンでは最短即日融資となります。
西日本シティ銀行カードローンで審査落ちする5つの原因
通過基準が公開されていないため、西日本シティ銀行カードローンの審査について対策しようにも、詳細を知る術がありません。
しかし、ほとんどの場合、審査落ちの原因は以下の5つに絞られます。
審査落ちの原因1|虚偽申し込み
西日本シティ銀行カードローンは、申し込みフォームに記入された内容をもとに審査を進めます。単純に誤入力をしただけなら、訂正を求められるだけで審査落ちはしないでしょう。
しかし、意図的な虚偽申し込みを行った場合、詐欺と判断され審査落ちに直結します。
過去の勤務先を申告したり、存在しない社名で申込んだりした場合、その嘘を隠し通すことはできません。
虚偽申し込みは不正行為なので、審査落ちしたうえで再申し込みすらできなくなります。
審査落ちの原因2|不安定すぎる収入
審査において、返済能力の測定にあたり収入の安定性はとても重視されます。
働き方や業種によっては、この時点で審査落ちするケースも珍しくありません。
Q.収入の安定性は具体的にどのように判断されるか
貸金業務取扱主任者|林良光
回答1:安定性は収入額の大小だけではない
銀行や消費者金融などの金融業者の審査において、融資申込者の「収入の安定性」は、返済能力を判断する上で非常に重要な要素です。
この際にポイントとなるのは、収入額の大小だけではなく、将来に渡って一定の収入の確保を維持できるか、です。
例えば50万円を期間2年で借りた場合、月々の返済は23,000〜24,000円程度になりますが、金融業者の審査では、この金額と、その他のローン等の返済額および生活費を合計した額以上の収入を2年以上に渡って維持できるか、という目線で審査します。
そのため、いくら収入が高くても、勤続期間が短い場合や申し込み金額が大きい場合、「収入の安定性」が低いと判断されてしまいます。
元 信用金庫職員|高澤志保
回答2:勤務形態・勤続年数・職業で収入の安定性が判断されます
カードローンの審査において安定収入があると判断されるには、勤務形態・勤続年数・職業がそれぞれ一定の基準を満たしている必要があります。例えば、勤務形態ならば正社員が有利で、次に契約社員や派遣社員などのフルタイム勤務です。
パートやアルバイト勤務の人は、シフトによって収入に波があるため、安定収入とは言いきれません。正社員であっても、勤続年数が1年未満の人は評価が低いため、一流企業に勤務して年収が高い人でも審査に不利なことがあります。
職業は、離職率の低さや業界的な安定性も評価基準になります。
審査落ちの原因3|他社での借り入れが多すぎる
西日本シティ銀行カードローンは、審査において他社借入状況も確認しています。
借入件数・金額が多すぎると、返済困難な多重債務に陥っていると疑われ、審査落ちの可能性が高くなるのです。
特に年収の半額以上の借入があったり、4社以上から同時借り入れしていたりする人は、審査に通過できないと考えておきましょう。
審査落ちの原因4|複数社への同時申込
西日本シティ銀行カードローンでは、借入件数だけでなく他社申し込み件数が多すぎる人も審査落ち対象となります。
"具体的に何件以上の申し込みが審査落ちにつながるのか"は公開されていませんが、1ヶ月以内に4件の申し込みが一般的なボーダーラインと考えてください。
複数社への申し込みが問題視される理由は、抜き差しならないほどお金に困っていると判断されるからです。
審査落ちの原因5|過去5年間に生じた金融事故
ローンの返済遅延などの金融事故を起こすと、信用情報がブラック化することがあります。信用情報がブラック化していると、いかなる信用取引の審査も通過できないので、審査落ちしてしまうのです。
Q.よくある"信用情報のブラック化"の原因とは
貸金業務取扱主任者|林良光
回答1:自己破産やカードの強制解約も
よく言われる「ブラック化」とは、銀行や消費者金融などの金融業者がカードローンなどの申込者や利用者の支払い能力のチェックのために照会をかける信用情報機関と呼ばれる企業等のデータベースの中で「異動情報」が登録された状態や、各金融業者固有のデータベースで「取引禁止先」等の登録をされた状態を指します。
このうち、信用情報機関で「異動情報」が登録される条件は、クレジットカードや各種ローン等の長期遅延のほか、自己破産となった場合や、カードの強制解約を受けた場合などです。
一度ブラック化すると、返済能力が低いと判断されるため、その記録が残る5〜10年程度に渡って、クレジットカードや各種ローンの申し込みは通りません。
元 信用金庫職員|高澤志保
回答2:携帯料金や奨学金の滞納でブラック化する若者が多いです
金融事故情報とは、債務者が返済課程において何らかの支障をきたした場合の「特記事項」として登録されたものです。一般的に、延滞や遅延が事故情報として登録されるには、61日以上または3カ月以上の遅れや3回以上滞ったことが条件になっています。
中でも多いのが、「携帯料金の滞納」と「奨学金の滞納」です。携帯料金の場合は携帯電話本体を月賦で払っているとローンを組んだことになるため、信用情報に登録されてしまいます。奨学金も、独立行政法人日本学生支援機構が滞納者を信用情報機関に記録する処置を取っているため、3カ月以上の延滞で事故情報として登録されてしまいます。
どうしてもお金が必要な人向けの解決策
どうしてもお金が必要だけど、西日本シティ銀行カードローンの審査に落ちてしまった。
そういった場合も、お金を用意できないリスクは無視できません。
そんな"お金がないと本当に困る状況"にあるなら、その他の選択肢も検討してみてください。
審査の早い消費者金融に目を向けてみる
例えば、審査スピードに定評のある「消費者金融のカードローン」を利用する選択肢もあります。
TVCMでもおなじみのプロミスやアイフルなどの大手消費者金融では、最短20分で審査が完了。もちろん、消費者金融も厳正な審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。
しかし、西日本シティ銀行と消費者金融では審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。
自分のスマホを使って指定口座に振込
また、手続きにあたっては特定の銀行口座を開設する必要も無いので、手続きも非常にシンプルです。
「できれば今日・明日中にお金を用意したい」
そういった状況でも、以下のフロー通りに進めれば1時間程度で借入できるでしょう。
- 公式サイトからネット申し込み
- 必要書類を提出
- 最短20分のスピード審査
- ネット上で契約完了
- スマホから借入依頼
- 指定した口座に入金
お手持ちのスマホから振込依頼をすれば、ほんの2~3分で指定口座に振り込んでもらえます。
特に、大手消費者金融が提供するカードローンは利用者数が多く、一般的に信頼度も高いです。西日本シティ銀行カードローンの審査が長引きそうなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
銀行の営業時間外でもカード発行すれば借入可能
上記の方法で借り入れするには、銀行の営業時間内に振込申請をしなければいけません。つまり、遅くとも14時までにはネット申し込み~契約までの手続きを済ませる必要があるのです。
仕事や家事が忙しくてそんな余裕はない…そんな時は、以下の方法でATMから借入する方法があるので、活用してみましょう。
- 公式サイトから申し込み
- 必要書類を提出
- 最短20分のスピード審査
- 契約完了
- 無人契約機でカード発行
- 近くのATMでキャッシング
一般的な消費者金融の自動契約機は22:00まで営業していますが、審査対応の時間なども考慮すると、遅くても20:00までには申し込みを始めるのがおすすめです。
銀行の営業していない土日祝日でも、コンビニなどのATMから現金を借り入れ出来るでしょう。
大手消費者金融は成約率を公開している
ちなみに、大手消費者金融の中には投資家向けのIR情報で成約率を発表している企業もあります。
例えば、大手消費者金融のひとつであるプロミスの成約率は、44.9%です。
(参照:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標|2020年3月期)
審査落ちしている人もいますが、お金を借りられている人がいるのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点に着目しても良いでしょう。
おすすめのカードローン1|プロミス
プロミスの成約率は44.9% | |
成約率とは、新規申込者の中で実際に借り入れできた人数の割合を示す数値です。 ちなみに、プロミスの成約率は44.9%となっており、たくさんの方に利用されていることが分かります。(2020年4月時点) |
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3項目を入力すれば借入できるかすぐ判断! | |
プロミスの「1秒パパっと診断」を使えば、生年月日・年収・他社借入金額を入力するだけで簡易診断してくれます。 「お借入可能と思われます。」という表示が出れば、借入できる可能性はあるでしょう。 |
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スマホユーザーにはアプリローンがおすすめ | |
プロミスの「アプリローン」は、手持ちのスマホひとつあればキャッシングできるサービスです。 審査落ちしてお急ぎの方でも、ネット申し込み後にアプリをDLすれば、セブン銀行ATMですぐ借入できます。 |
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2023年12月時点で約174万人が利用している | |
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西日本シティ銀行カードローンの審査に関するよくある質問
まとめ
博多に本店を構える、西日本シティ銀行は九州に広く店舗を展開しています。近くに居住している人にとっては、馴染みのあるカードローンと言えるでしょう。
しかし審査に通過しないと、お金を借りることはできません。審査に落ちてしまった場合は、焦る気持ちもあるでしょうが、まずは落ち着いて、他の選択肢を考えてみてください。
例えば、他銀行カードローンへ申し込みしてみるのも1つの手です。
もちろん厳正な審査があるため、必ず利用できるとは限りませんが、たくさんの人が借りられているのも事実です。
Q.保証会社はどの程度審査を請け負っているのか
貸金業務取扱主任者|林良光
回答1:詳細な審査をするのは保証会社
銀行カードローンの審査では、信販会社や消費者金融が保証会社となるケースが多いです。
保証会社は、個人向けの審査をスピーディに進めるノウハウを持ち、また、利用者が支払い不能となった場合には、利用者に代わって銀行へ返済することとなります(その後、保証会社が利用者に対し請求します)。
つまり、利用者の返済リスクを実質的に負っているのは銀行ではなく保証会社です。
そのため、保証会社がまず各種の個人信用情報(勤務先、勤続年数、年収、家族形態など)や信用情報(クレジットカードや各種ローンの返済履歴・利用状況など)をもとに詳細な審査を行うのに対し、銀行はその後に形式的なチェックを行う流れが一般的です。
提携先の保証会社は、各カードローンのwebページ等で確認できます。