銀行カードローンの審査は時間がかかる|即日借入に向けた打開策
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元 銀行員
銀行の支店勤務にて、カードローン(個人向け融資)の申込み受付・審査・管理などを含むあらゆる業務を経験。10年以上の勤続期間中に、延べ10,000名を超える利用者に適切な提案を行った。
- ✓銀行カードローンの審査結果が届かない…
- ✓即日審査って書いてあったのにどうして?
- ✓時間がかかっている…もしかして審査落ち?
銀行ローンと言っても、家や車を買うなら住宅ローンやカーローン、数万円~数十万円の生活費を借りるならカードローンといったように多種多様です。
この記事では、幅広い利用目的で借入できる「銀行カードローンの審査時間」に関する疑問を解消していきましょう。
銀行カードローンの審査について
銀行カードローンは利息負担の軽さが魅力的な借入サービスとして人気ですが、申し込んだからと言って誰でも審査を通過できる訳ではありません。
カードローンを取り扱う銀行側は具体的な通過基準を公表していませんが、すべての申込者に対して厳正な審査をおこなっています。
保証会社が仮審査をおこなっている
カードローンの審査は銀行側がすべて行っていると思われていますが、工程の一部分は保証会社が担当しています。
保証会社とは
提携金融機関にお客さまが個人向け無担保ローンの申込みをした際、 金融機関における申込審査ののち当社が保証会社として保証審査を行い、その結果を踏まえて金融機関がお客さまに融資を行っています。 お客さまの返済が難しくなった場合には当社が金融機関に対してお客さまに代わり弁済を行う仕組みとなっています。
つまり、保証会社に「返済能力なし」と判断されてしまうと、その時点で銀行カードローンは利用できないのです。
スコアリング審査で返済能力を数値化
審査をおこなっている銀行カードローンの保証会社は、スコアリングシステムによって返済能力を数値化して判断します。
統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。
スコアリング審査はコンピューターによる自動システムなので、基準を満たせていない場合はどんな人であれ審査落ちしてしまうのです。
銀行カードローンの審査は時間がかかる
銀行カードローンの審査時間については、結論から言うと早い人で2日、遅い人だと1週間~10日程度かかります。
銀行カードローンは、「銀行」という安心感や消費者金融と比較して低金利であるというメリットから申込者が多く、利用者の中には返済不能になってしまうケースも少なくありません。
このような貸し倒れのリスクを回避するため、銀行側はより慎重に審査をおこなう必要があり、そのぶん時間が長くなってしまうのです。
パターン別|審査時間の目安
銀行カードローンの多くが、口座開設をしていることを利用条件としているので、口座の有無でも、審査時間は異なります。
今回は、それぞれのパターン別で、審査時間を算出したので、ぜひ参考にしてください。
■口座を持っている場合
【WEB】審査は最短2~4日。審査終了後、契約手続きをおこなえば、すぐに利用可能です。
■口座を持っていない場合
【来店】審査は最短2~4日。審査終了後、契約手続きをおこなえば、窓口で利用可能です。
【郵送】審査は最短2~4日。ただし、手元にキャッシュカードが届くまで、1週間~10日間がかかります。
■ネット銀行の場合
【WEB】審査は最短2~4日。審査終了後、契約手続きをおこなえば、すぐに利用可能です。
■口座を持っている場合
【WEB】審査は最短2~4日。ローンカードが届くまで、1週間~10日間かかります。
■口座を持っていない場合
【来店】審査は最短2~4日。ローンカードが届くまで、1週間~10日間かかります。
【郵送】審査は最短2~4日。キャッシュカードの郵送後に、銀行カードローンへ申し込み、ローンカードが郵送されるため、合計2週間程度かかります。
■ネット銀行の場合
【WEB】審査は最短2~4日。ローンカードが届くまで、1週間~10日間かかります。
既に口座を持っていれば数日程ですが、口座がない場合は新規開設しなければいけないのでさらに時間がかかってしまうのです。
審査時間が早い人・遅い人の違いは?
銀行カードローンの審査時間は利用者によって異なり、早く終わる人もいれば、大幅に時間がかかってしまう人もいるのです。
審査時間が早い人・遅い人の特徴を、自分と照らし合わせてみてください。
■年収が高い人
■上場企業・公務員の人
■正社員の人
■勤続年数が長い人
■ローンやクレジットで遅延がない人
■年収が低い人
■中小企業・零細企業の人
■アルバイト・パート・派遣の人
■勤続年数が短い人
■ローンやクレジットで遅延がある人
Q.どのような人は審査時間が長引く?
元 銀行員|武藤英次
個人事業主や零細企業勤務の方は長引きやすいでしょう
公務員であったり、上場企業のような名の知れた大手企業勤務の場合、優良属性と認められることから非常に短い審査時間で済む場合が多くなります。
これに対し、個人事業主や名の知れぬ零細企業勤務の場合、営業実態等の確認を別途行う必要があるので、審査時間が長くなりがちなのです。
また、申込情報をきちんと過不足なく入力していなかったり、正直に入力せずに年収を過大に申告してしまったりする人も、確認のために審査時間が伸びてしまう可能性が高くなります。
返済能力の有無が大きく影響する
銀行カードローンの審査は、返済能力の有無が基準となります。
毎月安定して返済できると見なされれば、審査時間は早くなり、逆に遅延や滞納する可能性があると見なされれば、審査時間は遅くなるのです。
特に、ローンやクレジットで過去に遅延をしたことがある人は、審査時間が遅いことが多くなっています。
きちんと理由があって、審査に時間がかかっていることを十分理解しておきましょう。
「審査時間が長い=審査落ち」ではない
銀行カードローンの審査時間が遅いからといって、それが審査落ちに繋がるわけではありません。審査に時間がかかっても無事に通過した利用者は数多くいます。
銀行側から慎重に審査をされているだけなので、安心して結果を待ってください。
申込者によっては審査落ちしている可能性も…
前述した通り、時間がかかっているからと言って審査落ちに直結する訳ではありませんが、申込者の状態によってはその逆も十分あり得ます。
銀行カードローンの審査に時間がかかっている人は、下記に該当する要素はないか確認しましょう。
「即日融資」と「即日審査」を勘違いしている人も多い
「即日」と付くサービスには、即日融資と即日審査の2通りがあります。
2つの言葉は似て非なるもので、「即日審査」はあくまで審査が最短即日で終わるということを意味します。
今日中にまとまったお金が必要な人は、「即日融資」のカードローンを選ばなければならないのです。
かつての銀行カードローンのほとんどが即日審査だった
かつて、銀行カードローンの多くは、即日融資ではなく即日審査と明示していました。
しかし、現在の審査は2営業日以上を要するものになっています。これは、審査の工程に警察庁データベースへの照会が追加され、そこに1営業日以上が必要になるためです。
また、「即日審査」であった当時も、決して即日融資が基本というわけではありませんでした。当時も、申し込みから融資までには数日~1週間程度かかるケースが少なくなかったのです。
Q.即日審査可能=即日融資可能と判断してもいい?
元 銀行員|武藤英次
必ずしも即日融資が約束されている訳ではありません
即日審査可能というのは、審査結果がその日のうちに出る可能性がある旨を意味するに過ぎません。審査と融資の実行は、別物であると考えておかねばならないのです。
たとえば、即日審査で無事審査を通過したとしても、金融機関への振込は午後3時以降は基本的には即日融資できません。
ローンカードを発行するにしても、自動契約機の稼働時間以外ですと翌営業日の開店時間まで待つ必要が出てきます。
また、即日審査であっても、在籍確認ができないなどの理由で審査結果が翌営業日以降にずれ込んでしまう場合もあるので注意してください。
即日融資できる銀行カードローンはない
これまでの内容を踏まえていただくともうお分かりかも知れませんが、即日融資してくれる銀行カードローンは存在しません。
法律の改正により、2018年から銀行のカードローン審査では警察庁への照会が必要になったので、即日融資してもらうのは手続き上不可能なのです。
どうしても急いで借り入れしなければいけない人は、銀行以外のカードローンを検討しましょう。
緊急でお金を用意したい人には消費者金融のカードローン
銀行のカードローンは確かに魅力的なサービスですが、申し込みから借入までに最短でも2~3営業日かかってしまいます。
今日・明日までに借入したい人には、残念ながらおすすめできません。とはいえ、どうしてもお金を用意しなければいけない場合もあるでしょう。
そんな時は、銀行ではなく即日性に特化した消費者金融の取り扱うカードローンを検討してみてください。
大手消費者金融なら審査時間は最短20分
TVCMでもおなじみのプロミスやアイフルなど、大手消費者金融の取り扱うカードローンなら審査時間は最短20分となっています。
様々な銀行の保証会社を務めるだけあり、審査に関するノウハウは他の金融機関よりも群を抜いていると言えるでしょう。
もちろん、最短20分だからと言って甘い審査を行っている訳ではありません。スコアリングシステムを使って厳正な審査を行っていることを十分理解しておいてください。
公式サイトで成約率を公表している
大手消費者金融の中には、投資家向けのIR情報として成約率を公開しているものがあります。
代表的な大手消費者金融として知られる「プロミス」や「アコム」の成約率は、おおむね40%前後で推移しています。
確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点も参考にしてみましょう。
無利息期間を利用すればお得に借入れができる
無利息期間とは、借入れ金額に対して一定期間利息がかからないサービスです。
大手消費者金融では無利息期間を設けているところが多く存在しています。例えば、アコムでは30日間無利息でお金を借りることができます。
少額の借入れであれば、無利息期間内で返済をすることで、利息を0円にすることも可能です。
大手消費者金融は即日融資にも対応している
ちなみに、大手消費者金融の審査は最短20分で完了するため、即日融資も可能というメリットがあります。
また、手続きにあたっては特定の銀行口座を開設する必要も無いので、手続きも非常にシンプルです。
- 公式サイトから申し込み
- 必要書類を提出
- 最短30分のスピード審査
- 契約完了
- 無人契約機でカード発行
- 近くのATMでキャッシング
遅くても20時までに申し込めば、銀行の営業していない土日祝日でも即日融資してもらえます。
できれば今日・明日中にお金を用意したい、そういった状況でも、大手消費者金融なら大きな助けになってくれるでしょう。
おすすめのカードローンはこちら
アコム
来店不要で最短20分融資可!周りにバレずに内緒で借入れ可能!
三菱UFJフィナンシャル・グループだからサービスが充実!初めてなら「最大30日間金利0円」でコンビニ利用も可能!
プロミス
20~30代にオススメ!即日融資ならネット申し込みがおすすめ!
30日間"無利息期間"があり!カードレスでも可能だから郵送物なし!
アイフル
初めての利用なら最大30日間の利息ゼロ!
バレずに使いたい人ならアプリが充実している安心・信頼のアイフルで。
銀行カードローンと即日融資に関するよくある質問
まとめ
銀行カードローンの気になる審査時間と、即日融資が見込める理想的な借入先を紹介していきました。
✓即日審査はあくまでも最短だった場合の目安になる
✓即日融資を希望するのであれば消費者金融
銀行カードローンは審査に時間がかかってしまうケースが非常に多いです。
急いでお金が必要な人にとって、借り入れできなければ意味がありません。
緊急性の高い人は、記事中で紹介した即日融資向けの消費者金融カードローンを検討してみてください。
Q.銀行口座の利用状況はカードローン審査に影響する?
元 銀行員|武藤英次
ほとんど影響を受けることはありません
銀行カードローンでは多くの場合、申込先銀行の口座開設が利用条件とされています。
しかしながら、公共料金の引落し状況などの情報は審査部門に共有されない場合が多く、利用状況によって審査が左右されることは原則的にはありません。
ただし、銀行口座が何かしらの理由で利用停止となっていたり、差押えなどの状況にある場合、申込み段階ではじかれてしまう可能性が高くなるので注意してください。