賢いお金の借り方と失敗しないための基礎知識
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
●ヤバイ。お金がない、どうしよう。
●銀行?アコム?両親?誰に借りようか。
●借りる場合は何が必要?利息や返済は?
「お金を借りる」と口で言うのは簡単ですが、その場合には色々と考えなくてはいけないことがあります。
借りる場合はいくら必要なのか
誰に借りるのか
いつ頃までに返済できそうなのか
そもそも、本当に借りる必要があるのか
今回はこうした点を踏まえて、賢い人のお金の借り方について見ていきます。お金に対しての考え方は人それぞれですので、あくまでも参考意見として考えてください。
賢い人のお金の借り方
では早速、賢い人のお金の借り方について見ていきます。
お金借りるには、誰に借りる場合であっても「お金を貸して欲しい」と頼まなければいけません。そして、定められた約束をきちんと守って返済をしなければなりません。
それらをできるだけ穏便に、かつ負担無く済ませるには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
まずは両親や知り合いで頼れる人を
もしも身近な所にお金の相談をできる人がいるなら、迷わずその人を頼るべきです。
金融機関からお金を借りる場合には、申し込み手続きをして、書類の提出をして、契約をして、期日までに返済しないと遅延損害金が発生して・・・といった手間が生まれます。
知り合いや身内からお金を借りる場合には、ほとんどの場合でそうした手続きなしにお金を借りることができるはずです。もちろん信頼関係にヒビが入る可能性はありますが、単純にお金で済ませることができる点では優れています。
誰も頼れない時は利息ゼロの金融機関で
お金のことを相談できる人が周りにいない場合には、金融機関で借りるしかありません。その場合でも、賢い借り方がありますので、ぜひ覚えておきましょう。
いくつかの金融機関であれば、一定期間であれば利息が発生しないところがあります。ほとんどの場合は1ヶ月に設定されていますので、次の給料日に返せるなら、借りた分だけそのまま返済すればOKです。
もしも「今月だけ厳しい!」「次の給料日が来れば楽になる!」という場合には、利息ゼロの(無利息期間のある)金融機関でお金を借りるのが賢い借り方です。
返済に数ヶ月~半年以上かかるなら低金利の所で
まとまったお金が必要で、返済までに数ヶ月~半年以上の期間がかかりそうな場合は、どうしても利息が発生してしまいます。その場合の賢い借り方は、金利の低い金融機関で借りるという事になります。
カードローンでお金を借りる場合には、どこで借りる場合でも「金利設定」が定められています。この数字が低ければ低いほど、発生する利を安く済ませることができます。
審査に通る可能性があるか振り返っておこう
銀行や消費者金融といった金融機関からお金を借りる場合、かならず「入会審査」を受けなくてはなりません。
審査とは、過剰融資(貸し過ぎ)や貸し倒れを防止するために、「返済能力」の有無を確認する手続きです。
どのような金融機関を選んだ場合も、審査に通るためには一定の条件を満たしておく必要があります。
審査で見られる3つのポイント
金融機関は、審査において申込者のあらゆる情報を確認し、それらを総合的に判断して「返済能力の有無」を測ります。
詳細な審査内容や通貨基準は、どの金融機関も明かしていませんが、一般的に重視されるポイントは下記3点です。
ポイント1:収入の安定性
安定的な収入の有無は、お金を借りる最低条件です。
借りたお金は、翌月から少しずつ返済していくことになるので、その支払いを継続できるだけの収入が無いと審査は通りません。
なお、アルバイトやパートのみの収入であっても、「安定的」であれば問題ありません。
ポイント2:他社借入状況
すでに他社からお金を借りている場合、その金額(残高)や返済状況も、審査の重要な判断材料となります。
特に、年収の1/3ギリギリまで借りていたり、61日以上継続して延滞していたりすると、基本的に審査は通りません。
ただし、他社借入があるからといって、無条件で審査に落ちるということではないです。
返済能力に余力があれば、十分に審査が通る可能性があります。
ポイント3:信用情報の状態
審査で特に重視されるのが、信用情報に記載されている「過去に行った金融取引の内容」です。
・クレカやローンでの長期延滞
・割賦払いの長期未払い
・自己破産などの債務整理
etc
上記のようなトラブルを、過去5~10年間に起こしている場合、基本的にどのような金融機関の審査でも落ちます。
審査が甘い金融機関は無い
借りられるかどうかに不安を感じると、人によっては「審査が甘い金融機関」を探してしまうかと思います。
しかし、審査が甘い金融機関など存在しません。どこであろうと、上記で解説した3つのポイントから、しっかりと「返済能力の有無」を確認しています。
審査が甘い=闇金融
「ブラック歓迎」「在籍確認なし」「無審査キャッシング」といった宣伝文句をご覧になったことはありませんか?
そういった広告を出しているのは、間違いなく闇金融です。
闇金融に手を出すと、法外な金利や脅迫的な取り立てに遭い、精神的にも社会的にも追いつめられるリスクがあります。
甘い誘いの宣伝文句を見かけても、絶対に手を出さないでください。
審査を過度に不安がる必要はない
どんな金融機関の審査も厳正ですが、だからといって過度に不安がる必要はありません。
実際、銀行や消費者金融から借入している方は全国に1,000万人以上いて、それだけ多くの人が審査に通っているということです。
継続的に返済できる方であれば、審査に通る可能性は十分にあります。
「今日中」や「明日まで」に急ぎでお金が要るなら
・何らかの請求日目前なのにお金がない。
・突然の冠婚葬祭でまとまったお金が必要。
・金欠なときに友達から急な誘いがあった。
具体的な事情は人それぞれでしょうが、どうしても今日・明日中にお金が必要な緊急事態にある方も居ると思います。
そういった場合にお金を借りるなら、金利・限度額・その他サービスよりも、どれだけ手続きがスピーディーかが重要です。
審査が早い金融機関なら当日中に借りれる
では、何に着目すれば今日・明日中にお金を借りられる金融機関を見つけられるのか。
賢い人は、審査時間に着目しています。
実は、審査時間には金融機関の種類によって大きく差があるのです。
審査時間を比較 | |
消費者金融 | 最短20分~即日 |
都市銀行 | 最短2営業日~1週間 |
地方銀行 | 最短1週間~10日間 |
ご覧の通り、審査時間に着目すれば、消費者金融が特に優秀であることがわかると思います。
賢い人は利用者の多いところで借りる
借り入れ先を選ぶ基準として忘れてはいけないのが、その金融機関の利用者の数です。多くの人が借りているということは、それだけ多くの人の信頼を得ているという事だからです。
ここで注意しなければいけないのは、銀行は利用者数こそ多いものの、多くの人が預金を利用しているのであって、カードローンを利用しているのではないという事です。銀行の仕事はお金を貸すだけでなく、預かったり、運用したりという業務もあるのです。
それに対して消費者金融は、基本的にはお金を貸すだけです。つまり、利用者の数がそのまま借りている人の数なのです。
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賢いお金の借り方を覚えて上手に世渡りを
お金を借りるのは悪いことのように思われがちですが、きちんとルールを守ったうえで借りて返せば、全く問題はありません。
賢い人は誰にも知られずに、金利の低い金融機関を使っています。また、急ぎの場合など用途に応じて使い分けたりもしています。
お金は借りないに越したことはありませんが、万が一の場合は参考にしてみてください。
Q.借入に失敗しないために特に注意すべきこととは
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
申込内容を間違えないこと
カードローンには審査があり、審査では嘘をつくことはできませんし、嘘をついても大抵バレてしまうため、審査に通りやすくするためにはどうすればよいかを考えても仕方がありません。
最も注意すべきなのは、申込時の申込内容を間違えないことです。
特に勤務先の電話番号や、年収は間違えないように十分注意しましょう。
これらの情報が間違ってしまうと、審査が最初からやり直しになり審査に時間がかかってしまいます。
また、間違えではなく意図的な嘘と判断されてしまうと、審査側からの信用を失い審査に落ちてしまうこともあります。
申込時には会社の名刺や源泉徴収票などを手元に用意して、申込内容の確認を怠らないようにしましょう。