AI審査による影響とは?メリット・デメリットを解説

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AI審査による影響とは?メリット・デメリットを解説
この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

AI技術の研究が進み、さまざまな分野で画期的なシステムが利用されてきました。

もちろん金融業界も例外ではなく、審査・分析・相談などでも取り入れている会社があります。

たとえば審査では、AIが代わりに審査を行うというものがあるのです。これまで行ってきた審査と、AIによる審査の違いや、私たちにおよぶ影響をみていきましょう。

この記事の目次

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AIによる融資の審査とは

AIによる融資の審査とは、申込者のあらゆる情報をAI(人工知能)が分析をして、返済の見込みや貸付限度額などを割り出すものです。

もちろん最終的には人の目によるチェックを行うこともありますが、これまで人の手で行われていた工程の多くがAIによって処理されます。

国内外問わず、既に導入している金融機関もあり、今後は更に普及していくかもしれません。

人による審査と比べたときの違い

これまで人によって行われていた融資審査と比べ、AIによる審査ではいくつかの違いが見られます。

 人とAIの審査の違い 
人件費の違い
人による審査では申込みごとに人による細やかなチェックが必要でしたが、AIによる審査では多くの工程を自動化しているため、人の手が不要になるのです。
精度の違い
AIによる審査では人がチェックしきれない細やかな部分もチェックすることで、返済リスクや融資後のさまざまなポイントをAIが分析します。限られた数値だけでチェックするこれまでのシステムと違い、精度があがる可能性があるのです。
スピードの違い
AIによる審査では融資時の分析を機械的に行うため、融資の可否・融資限度額がスピーディーに割り出せます。

金融機関によって異なりますが、これらの違いにより申込者にもメリットがあるかもしれません。

たとえば人件費を削減できれば、それだけ金利を引き下げたり、別のサービスに人員を割いたりすることが可能です。

Q.審査のAI化による人件費削減はユーザーにどういった形で還元されるのか?

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

ローンの金利が低くなります

AIによって審査を行い、人員削減を図ることで私たち利用者には金利という形で還元されます。
実際にAIによる審査を実現したJ.scoreは貸金業者でありながら最高金利は年15.0%と一部銀行よりも低い金利になっており、審査に通過できた人は金利の恩恵を受けることができます。
店舗を持たないネット銀行の住宅ローン金利がダントツで低くなっていたり、ネット銀行の定期預金金利が店舗型銀行の定期預金金利よりも高くなっているなど、無人化や効率化を図ることができた金融商品は金利で顧客に還元することができます。
特に審査というのは様々な人間の目でチェックするものですが、AIの登場によって人手がいらなくなれば今後はさらに金利が低くなるかもしれません。

企業への融資で銀行がAIを活用

多くの銀行では企業に対して、事業性資金を融資しています。そのための審査を、人ではなくAIが行うことがあるのです。

たとえば決算書や事業計画書といった書類の数値を分析して、今後の返済に関するリスクを図ることができます。一部の人ならこれらの分析も可能ですが、多くの人には難しい工程といっていいでしょう。

既にAIの審査を取り入れている銀行


たとえば地方銀行の広島銀行では、都内のIT企業と連携して法人融資の審査にAIを取り入れています。

申込み企業の”入出金履歴データ”や”財務データ”等と、これまでにあったデフォルト(債務不履行)の情報と照らし合わせつつ、融資のリスクを図るのです。

コスト削減はもちろんですが、スピーディーな融資審査・高付加価値サービスを目指した施策といえるでしょう。

個人への融資でもAIが活躍している

企業への融資だけではなく、個人への融資でもすでにAIは活躍をしています。

たとえば海外では自動車大手のフォードが、自動車ローンの審査にAIによる分析を活用しだしています。既存の審査システムではどうしても収入が低い若者に不利な傾向があるため、正確で適切な審査をする必要があるためです。

みずほ銀行とSoftbankの出資で生まれたJ.Score(ジェイスコア)


個人の審査にもAIが使われているのは、なにも遠い海外の話ではありません。みずほ銀行とSoftbankが共同出資をして生まれた、J.ScoreというAIを活用した個人融資サービスがあります。

みずほ銀行がこれまで蓄えた膨大なビッグデータを基に、AIが分析をするといったものです。

申込者がさまざまな質問に回答することにより、膨大な統計を基にした適切なサービス提供ができます。

J.Score(ジェイスコア)

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限度額 最大 1000万円
金利 年 0.8% ~ 15.0%
審査 最短即日
融資 最短即日

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Q.AIスコアレンディングとこれまでの個人向融資との違いとは

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

先に融資条件が表示される

スコアレンディングは先にスコアを診断し、融資条件をスコアから算出します。
AIから提示された条件に納得できる場合には実際に融資に申し込むことができるようになっています。
これまでの融資とは全く逆です。
これまでの融資は、申込を行い、個人情報を提供し、審査を行い、審査の結果で融資条件が決定するので、融資条件は最後になってみないと分かりません。
スコアレンディングでは申込をして個人情報を提供する前に融資条件が分かるため、条件に納得ができないのであれば申し込まないという手段が残されています。
このため、審査側にとっては効率的に審査ができ、利用者にとっては時間をかけずに条件が分かるというメリットがあります。

私たちがJ.ScoreなどのAI審査で受ける影響とは

私たち一般人がJ.ScoreといったAIを活用した審査を受けるときにも、少なからずこれまでとは違うことを実感できます。

たとえば審査時には多くの質問に答えなければいけなかったり、審査の回答時間がこれまでのものより早いのです。

なによりこれまでと比べて、審査時に確認される本人情報が違います。

AIによる審査時に見られる情報

これまでの審査では収入の状況であったり、勤務先といった少ない情報でしか審査をすることはできませんでした。

しかしAIはビッグデータを参考にして審査を行うため、あらゆる申込者情報から審査をするのです。

それは直接お金に関することだけではなく、パーソナルな部分にもおよぶ場合があります。

勤務先や年収といった収入状況


勤務先や年収といった収入状況については、従来どおりの人による審査でも重要な項目でした。金融機関によっては、最も詳しくチェックをする項目といえる可能性さえあるでしょう。

しかしAIによる審査では、収入だけではなく職種や今後の出世の可能性までもチェックすることがあります。

それは単純に申込者が現状維持と仮定するのではなく、成長するのか衰退するのかまでチェックしているかも重要だと考えているためです。

投資やお金の使い方などの資産状況


一般的な審査において、資産状況といえばせいぜい貯金額や家が持ち家かどうか、といった程度のものでしょう。

たとえばJ.ScoreのAIスコア・レンディング審査においては、上記に踏まえて株式・FX・仮想通貨などの投資に関する情報や、これまでのリスク性投資商品に関する情報を集めることもあります。

また日頃の買い物で重視することや、支払い・返済に対する姿勢などをヒアリングして審査に反映させることもあるのです。

性格や趣味といった人格情報


J.Scoreでは審査に用いるAIスコアの算出のために、上記のようなお金に関することを含めさまざまな申込者情報を収集しています。

趣味や休日の過ごし方や使っているパソコンのメーカー、日頃よく行くコーヒーショップの銘柄まで質問があるのです。

単純にお金を見て貸せるかどうかではなく、パーソナルな部分まで見た上で審査を行います。少なくとも収入だけで審査の可否を決めるよりは、適切な審査が可能なのではないでしょうか。

Q.今後、どのような項目がAI審査の確認対象になっていくと思いますか?

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

ビッグデータで構成される人格

今後AIによる審査はさらに情報源の幅を広げていくものと思われます。
今もネット広告のターゲット広告などはビッグデータに基づきその人が興味があると思われるものを自動的に表示されるようになっていますが、これはAIがその人の人格や興味をビッグデータから推測しているためです。
AIによる審査も今後はビッグデータから人格や興味や将来像まで予測してリスクを判定するようになるのではないでしょうか?
今はJ.scoreでは質問に答えなければなりません。
今後は登録を行い、ヤフーやグーグルやツイッターなどのアカウントと連携させるだけで、自動的にその人の情報を拾い、人格を特定してスコアが瞬時に判定されるようになるのではないでしょうか?

ただし一般的な審査と同様の部分もある

J.ScoreといったAIを活用した審査システムであっても、一般的な審査と同様の部分もあります。

たとえばこれまでのクレジット・ローンに対する返済・支払いの姿勢を確かめるために、過去の支払い履歴を確認するといったものです。

これらは個人信用情報機関に照会するのですが、以下のようにJ.ScoreもCICという機関に加盟をしています。

信用は数ある審査項目の中でも、特に大切な項目といってもいいでしょう。

こればかりは、どれだけAIの技術が進んだとしても過去の状況を参考にするしかありません。

J.ScoreでAIに審査をしてもらうメリットとデメリット

人による審査とAIによる審査の違いはわかったものの、それがどのようにメリット・デメリットとして影響するかが大切です。

たとえばJ.ScoreのAIスコア・レンディングを申し込んで審査を受ける場合は、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット|収入状況といった少ない情報での審査を受けずに済む

たとえばまだ収入が優れていない若年層や学生では、どうしても審査には不利になってしまうでしょう。

しかしAIによる多角的で精密な審査であれば「年収が高くない」、「大手企業に就職をしていない」、「出世ポジションに居ない」などの理由で、将来有望な人が行き詰まってしまう状況を避けられるかもしれないのです。

メリット|コスト削減による適切な金利で借入可能

AIによる審査を導入することで、金融機関は審査にかかる人員を削減できます。さらなるサービス展開も可能ですし、単純に人が少なければ機材やスペースの削減が可能です。

J.Score側のあらゆる小さなメリットが積み重なることで、利用者にとっても大きな魅力となりえます。

たとえば多くの金融機関での似たサービスでは年間上限金利が18.0%ですが、J.ScoreのAIスコア・レンディングでは年間上限金利15.0%です。

デメリット|人による臨機応変な判断がなくなる

たとえば人による審査では、AIが知りえない情報を申込者にヒアリングすることで臨機応変な審査・判断をすることがありました。

しかしAIでは特定の質問による回答でのみ、申込者の情報を得ています。

申込者の背景を鑑みた人情的な判断や、人同士のコミュニケーションでしか伝わらない臨機応変な判断はAIには不可能といえるでしょう。

担当者を介した審査を希望するならカードローン

AIによる判断だけでなく、人同士のコミュニケーションもあったほうがいいと考えるのであれば、カードローンを検討してみてはいかがでしょうか?

カードローンとは、借入専用のカードを発行して、ATMから現金を借りられるサービスです。

一般的なカードローンは、申込後に担当者から本人確認の電話連絡があるので、不安や疑問を解消しやすくなっています。

少しでも早く審査結果が知りたい人は大手消費者金融

ネット上で申し込みフォームの項目を入力し、電話連絡時に簡単な質疑応答を済ませれば、あとは審査結果を待つだけです。

結果を早く知りたい人には、審査が最短20分で完了する大手消費者金融のカードローンがいいでしょう。

おすすめのカードローン|プロミス

3項目を入力すれば借入できるかすぐ判断!
プロミスの「1秒パパっと診断」を使えば、生年月日・年収・他社借入金額を入力するだけで簡易診断してくれます。
「お借入可能と思われます。」という表示が出れば、借入できる可能性はあるでしょう。
プロミスの成約率は44.9%
成約率とは、新規申込者の中で実際に借り入れできた人数の割合を示す数値です。
ちなみに、プロミスの成約率は44.9%となっており、たくさんの方に利用されていることが分かります。(2020年4月時点)
スマホユーザーにはアプリローンがおすすめ
プロミスの「アプリローン」は、手持ちのスマホひとつあればキャッシングできるサービスです。
審査落ちしてお急ぎの方でも、ネット申し込み後にアプリをDLすれば、セブン銀行ATMですぐ借入できます。

プロミス

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限度額 最大 500万円
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J.ScoreのAIスコア・レンディングで融資を受ける方法

J.ScoreのAIスコア・レンディングで融資を受けるためには、AIスコアを取得して借り入れ申し込みをする必要があります。

webから24時間いつでも取得・申込みが可能なので、忙しい人のライフスタイルの中で無理なく申し込むことが可能です。

申し込み前にAIからの質問に回答しよう

J.ScoreのAIスコア・レンディングでは、AIスコア取得と同時に借り入れ申し込みが可能ですが、急いでいるわけでもなければ質問には可能な限り答えておきましょう。

J.Scoreでは質問の回答によって計算されるAIスコアで、年間金利・貸付上限額を算出します。スコアポイントは多ければ多いほど、利用者にとってメリットが大きいのです。

具体的なスコアアップ方法については、以下を参考にしてみてください。

まとめ

まだまだ研究段階であるAIは、あまり生活の中に浸透している実感はないかもしれません。しかし金融機関が導入することによって、すでに私たち個人にも影響があるほどに普及しているのです。

多くの場合は金融機関・利用者の双方が有利になるものですので、必要であれば利用を検討してみるのも良いかもしれません。

しかし身近な技術になってきたとはいえ、金融機関での借り入れ利用は計画的かつ必要最低限にしておきましょう。

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