セディナカードキャッシングの繰り上げ返済手順と注意点
∨【コンテンツの広告表記に関して】
>提携企業一覧
貸金業務取扱主任者
2014年より中堅消費者金融に入社。一般消費者向けのローンを中心に専門家として幅広い知識を身に着け、2015年には貸金業務取扱主任者試験に合格。その後は経験を積みながら実績を残しつつ、不動産担保ローンの領域でも活躍。現役の貸金業務取扱主任者として、無理のない返済計画を意識した業務に取り組んでいる。
- ✓セディナカードを利用している
- ✓早く完済したい!
- ✓繰り上げ返済の方法は?
セディナカードは、毎日のお買い物から、現金の借入(キャッシング)まで行える、非常に便利なクレジットカードです。
しかし、利用した分は翌月に返済していかないといけません。利用者の中には「早く完済したい!」と感じている人もいるかもしれません。
今回は、セディナカードの特徴や繰り上げ返済の方法について解説します。早く支払代金を返済したいという方は参考にしてみてください。
セディナカードのキャッシング
セディナの展開するキャッシングについて、商品概要を確認しましょう。
セディナカードキャッシング | |
ご利用可能枠 | 1万円~200万円 ※新規申込は上限50万円まで |
利息(実質年率) | 上限18.0% |
遅延損害金 | 年20.0% |
返済方法 | 翌月1回払いまたは残高スライド定額リボルビング払い |
返済期間・回数 | 最終借入日から最長8年2ヵ月・1回~98回 |
利用可能額、利息は一般的なキャッシングサービスと差はありません。
また、返済方法は、借り入れのときに選択することで、一括支払いか、リボ払いを使い分けることができます。
セディナカードのメリット
次に、セディナカードのメリットですが、大きく3つあります。
年会費無料
セディナカードは年会費が無料です。(ゴールドカードやセディナクラシックは別)。利用金額に限らず、常に年会費が無料というのは、とてもうれしい特典ですね。
充実のポイントサービス
利用代金200円につき、1ポイントが付与されるポイントサービスがあります。キャッシングは対象外ですが、キャンペーンの際は3倍になったり、イトーヨーカドーなど対象店舗での利用でポイントが追加付与されるなど、日常利用するカードとして、大変魅力的なサービスといえます。
その他付帯サービスも充実
そのほか、ETCカードや、新幹線予約サービス(有料)など、充実したサービスラインナップが魅力です。
セディナカードの繰り上げ返済手順
キャッシングの繰上げ返済についてですが、セディナカードの繰上げ返済方法は、以下のとおりです。
1.電話での返済申し込み
2.インターネット返済
今回は、2.返済について説明します。
繰り上げ返済ができる環境を準備
インターネット返済を利用するには、まずセディナの公式サイトにて、カード会員専用のインターネットサービスに登録する必要があります。
また、インターネット返済では、ネットバンキングは必要となります。自分が引き落としなどに設定している銀行のインターネットバンキングの設定を事前にしておきましょう。
以上の事前準備ができない場合は、電話での返済申し込みのみとなります。
セディナ公式サイトでペイジー払い
繰上げ返済をする手順としては、まずセディナの公式サイトにアクセスし、
|
このような流れで、進めていきます。入金にかかる費用はかからず、ATMなどに立ち寄ることなく、返済することができます。
返済できない時間帯もあるので注意
なお、以下の日時はサーバーメンテナンス等をおこなうため、返済することはできません。
毎週月曜日~土曜日23:00~翌0:15
6・9月第3日曜日のみ、前日土曜日23:00~翌9:00
毎週日曜日20:00~翌9:00
毎月7日23:00~9日 9:00
12月31日23:00~1月4日 7:00
繰り上げ返済で利息の節約ができる
そもそもなぜ。繰り上げ返済があるのかを説明します。そこには、キャッシングの利息の計算が大きく関係しています。
セディナにかかわらず、キャッシングの利息は日割り計算をおこなっており、借入日から返済日が早ければ、それだけ支払う利息は少なくて済みます。
毎月の約定日(支払日)のみならず、追加で支払いをすることで、借り入れ元本を減少させることができ、最終的には早期返済へとつながるのです。
リボ払いは早めの返済がおすすめ
特にリボ払いを設定している場合は、繰上げ返済が大変有効です。リボ払いは、一括払いと異なり、利息の対象となる元本は、現状借り入れをしている元本残高に対してとなります。
たとえば。リボ払いで5万円借り入れ、翌月5,000円返済するコースとした場合、翌月の5,000円のうちに利息が含まれます。したがって、元本が5,000円減っているわけではないため、翌月も想定より多くの元本が残っており、そこにまた利息がかかってくるということになります。
月々の返済額を小額にできるというメリットはありますが、その分返済が長期化し、それと伴って利息の支払いも多額となります。
例)
5万円を一括払いした場合の総返済額:50,739円(利息は739円)
5万円をリボ払いした場合の総返済額:54,589円(利息は4,589円)
Q.リボ払いを続けるリスクとは
貸金業務取扱主任者|本田光一
余分な利息を払う事になる
リボ払いを長く続けていくリスクとしては、長い期間、余分な利息を払う必要が必然的に出てくるため、負担がとても大きくなる、結果的にカード破産する可能性が出てくるというリスクが挙げられます。リボ払いはどれだけ高額な買い物をしても月々の返済額は一定金額で済むため、負担が少なくて良いと思われるかもしれませんが、その分元金が減っていく速度は遅く、いつまで経っても返済が終わらないという錯覚に陥ります。少額の場合にはリボ払いは便利と言えますが、高額な場合にはやはり高額な月々の支払額に設定しないと便利とは言えなくなるといえます。