クレジットカードの失敗しない作り方を初心者にもわかりやすく解説

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クレジットカードの失敗しない作り方を初心者にもわかりやすく解説
この記事に関するアドバイザ・編集者

ファイナンシャルプランナー

野口京子

ファイナンシャルプランナーAFP認定者) 証券外務員2種簿記3級
結婚後金融機関(銀行・証券)で営業職の仕事をした後、上場企業の経理の仕事に就いていましたが、退職し現在は皆さんにお金の知識をつけて豊かになってほしい思いHPを立ち上げブログ記事を書いています。その他に執筆の仕事・家計相談を行っています。
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マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

キャッシュレス化が進み、スマートフォンやインターネットでのお買い物でクレジットカードを利用する場面が増えてきています。現金を振込する方法もありますが、送金手数料が高額です。

そこで初めてクレジットカードを作る方向けに、わかりやすく失敗しないクレジットカードの作り方を解説していきます。

この記事の目次

クレジットカード作成に必要なもの

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証など)
  • クレジットカード代金の引き落し口座がわかるもの
  • 親権者の同意書(未成年のみ)

申込からカード発行までの流れ

  1. 申込
  2. 審査を受ける
  3. カードを受け取る

1.申込

申込にはいくつかの方法があります。

【対面申込】
百貨店、ショッピングモールなどでは対面で申込ができます。利点はカードを即日発行してもらえることです。

【郵送】
申込書に記入し郵送で申込。カードが届くまで数週間かかります。

【インターネット申込】
必要事項を記入すれば、1〜2週間で届きます。

最もお得な作り方は

インターネットでの申込には新規入会特典などお得なキャンペーンがあります。またインターネットの場合、記入ミスがあると先に進めないので記入間違いや記入漏れの防止にもなります。
スマホ・PCの操作に慣れている方はネットから申込むことをお勧めします。

カードランクの種類について

クレジットカードはその特典などに応じていくつかのランクがあります。

一般カード・・・年会費が無料。いわゆるクラッシックカードといわれるものです。

ゴールドカード・・・優待サービスが充実しています。数千円から1万円程度の年会費が必要ですが、海外旅行傷害保険が付帯しているものも多く、費用対効果は高いです。

プラチナカード・・・ゴールドカードより上のグレードで、年会費は2万~15万円です。カード会社により会費やサービスの違いがありますが、利用限度額ポイント還元率が高いのが特徴で、富裕層向けのイベント案内や、高級レストランの割引等が充実しています。

ブラックカード・・・いわゆる最上級のカードです。旅行保険、ショッピング保険、航空機遅延保険などなど多岐にわたる保険が付帯しています。そのどれもが最高クラスの補償内容となっています。ただし持ちたいと思っても原則、自分から申込をすることができません。

ただし初めての方は一般のカードで十分です。

国際ブランドについて

クレジットカードについてくる 国際ブランドと呼ばれるブランドがあります。

【ブランド例】
VISA
Mastercard
JCB・American Express
Diners Club 

国際ブランドによって、加盟店舗が異なります。
つまり、どの国際ブランドのクレジットカードを持っているかによって、
クレジットカードを利用できる店舗が変わってきます。

これはカードを作るときに選択できます。
最初に作るならVISAMastercardをおすすめします。
この2社は、加盟店数も多くどちらか1枚あればほとんどの場所で利用できます。

2.審査を受ける

クレジットカードを作るには、カード審査の通過が必要です。

この審査では、申込時に申告した職業や収入額、過去のクレジットカード利用状況等を調査されます。これらの内容がカード会社の基準以下だった場合は、審査に通らないこともあります。(カード審査基準はカード会社やクレジットカードの種類により異なります。)

しかし、クレジットカードは、一般的な生活をする社会人の方や学生の方は問題なく審査通過可能と思っていいでしょう。

3.カードを受け取る

審査終了後、発行完了したクレジットカードは、郵送にて受取可能です。
クレジットカードは、本人限定受取郵便にて手元まで届きます。

カード受取の際は、本人確認書類の提示が必要です。
受け取ったクレジットカードは、その日から利用可能です。また防犯のために必ずカードの裏面に署名をしてください。

クレジットカードの支払方法

クレジットカードには、複数の支払方法があります。
支払方法としては主に「1回払い」「2回払い」「ボーナス一括払い」「ボーナス2回払い」「分割払い」「リボ払い」があります。

初めて申込する時に選択できるものもあります。分割払いは高い金利が発生しますので、基本は1回払いを選択しましょう。

メリット・デメリットを知って賢く使おう

メリット

  • 便利さ
    クレジットカードは現金を持ち歩かなくてもショッピングやホテル・レストランで利用できます。最近では公共料金や病院でも使えるところが増えています

  • 後払い
    手元にお金がなくても使った分だけ後日にまとめて支払えます。

  • 分割
    支払いに計画がたてられます。

  • カード特典
    各種の優待利用といったサービスが受けられます。

  • ポイントやキャッシュバックなどの還元

  • キャッシング利用 ATM(コンビニ、銀行、郵便局)
    海外旅行傷害保険として利用できます。 海外旅行で被害や急病になった時に使える保険です。
    ※すべてのクレジットカードについているわけではありません。

    デメリット

  • 利用しすぎてしまう
    クレジットカードは、現金なしで手軽に支払えるのが特徴です。だからこそ、ついつい使いすぎてしまい、預金残高が不足していて、引き落としができないという事態に陥る可能性があります。

    対策

    • 利用制限を設定する
    • メールやアプリで確認する


  • 不正利用される可能性がある


    対策

    • 利用履歴は必ず確認し、ICチップのカードを利用する

    • 紛失や盗難の場合はすぐにカード会社に連絡する。

    よくある失敗

  • リボ払いの仕組みをあまり理解せずに使ってしまい、高い金利を払っていた
  • キャンペーンを利用してクレジットカードを作ったが利用することはなく、結局普段使うのは1,2枚だ
  • ポイントの使用期限が過ぎてしまい、ポイントを損失してしまった
  • 年会費が一年目は無料だったが、二年目からは有料であった

    失敗しないクレジットカード作るには

    初めてカードをつくる方に

    年会費無料でポイント還元率が良いカードを選ぶとよいでしょう。
    自分のライフスタイルに合わせた特典やメリットを持つカードを調べて、比較することをおすすめします。 

    払い口座の銀行でクレジット機能がついたキャッシュカードを扱っている場合があり、これなら口座とカードが一元管理できます。
    スマホ決済アプリをよく使う方はアプリにチャージできるカードを選ぶのが便利です。

    スーパーホワイトという言葉があります

    まだ1度もクレジットカードを作成したことがない人をこう呼びます。
    クレジット会社では必ずカードを作る時に審査をします。

    いわゆる信用情報です。個人の信用情報は金融機関で共有されており、カード会社の審査担当者は、申込者の信用情報を照会します。

    したがって申込時に金融商品の利用履歴を偽ってもすぐにばれてしまいます。信用情報にカード所有履歴のない方は一度も作ったことがないのか、自己破産によるものなのか判断しにくいことになります。

    そのためにカード会社はその方のカード作成に対して慎重になります。そうならない為にも、できれば若い間に1枚作っておくのがおすすめです。

    作った後は

    1枚作った後は6か月以上あけないと、審査に落ちることも。(カード作成氾濫防止)
    支払いの管理はきちんと滞ることがないように(本人の信用情報を育てるため)

    まとめ

    クレジットカードの作成には、注意すべき点はいろいろありますが、キャッシュレス社会でクレジットカードは必需品と言えます。
    さらにスマホにクレジットカードを登録すれば、スマホでカード決済ができるようにもなりました。

    使い過ぎにさえ気を付ければ、現金を持ち歩くより安全と言えます。また海外のホテルやレンタカーではカードがないと利用できない場合がほとんどです。
    記念すべき最初の一枚を作って世界へ羽ばたいてください。

    Editor

    マネット編集担当/キャッシングガイド

    奥山 裕基

    クレジットカードは便利な反面、使い過ぎが怖いという意見も多くあります。毎月の利用はいくらまでにするとはじめに設定するとよいでしょう。また、クレジットカードを利用した際に、その金額を予め口座に入れておくと安心です。

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