キャッシュレス決済のメリットとデメリット

この記事を執筆した専門家

ファイナンシャルプランナー

新田真由美

AFP(日本FP協会認定)2級ファイナンシャルプランニング技能士住宅ローンアドバイザー
鹿児島県出身 熊本大学卒。大学卒業後、国内大手生命保険会社に就職し、生命保険の基礎を学ぶ。結婚後、出産を機に退職し、子育てがひと段落した時点で派遣社員として社会復帰。現在は誰に相談していいかわからないお金の悩みを解決するために福岡でファイナンシャルプランナーとして活動中。
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この記事の目次

  1. キャッシュレス決済の種類
  2. キャッシュレス決済のメリット
  3. キャッシュレス決済のデメリット
  4. クレジットカード決済のリボ払いには気をつけましょう
  5. まとめ:キャッシュレス決済のメリットを上手に活用しましょう

キャッシュレス決済の種類

クレジットカード

クレジットカードは従来からあるキャッシュレス決済で、利用すると一旦クレジットカード会社が支払いをし、後日銀行口座から引き落としになる仕組みになっています。クレジットカードは発行時に審査があるため、利用する人の信用に基づいて後払いとなっています

デビットカード

デビットカードは、カードで支払いをすると即時に銀行口座から利用金額が引き落とされる仕組みになっています。即銀行口座から引き落としになるため、電子マネーのようにチャージする手間もなく、口座に残高がない場合は決済ができないので使い過ぎが怖いという方にはおすすめの決済方法です

電子マネー

「Suica」や「WAONカード」などのように、ICカードやアプリに現金をチャージして支払う方法です。あらかじめICカードに現金をチャージして支払うので、お金を使いすぎることが心配な方でも安心して使えます。

モバイルウォレット(QRコード決済)

「PayPay」や「楽天Pay」などのように、スマートフォンにアプリをダウンロードして、支払いの際にバーコードを読み取ったり、カメラでQRコードを読み込んだりして決済される方法です。あらかじめ、現金をチャージしてから支払う方法と、クレジットカードを登録して支払う方法2種類があります。

主なキャッシュレス決済の例

クレジットカード デビットカード 電子マネー モバイルウォレット
後払い 即時払い 前払い 他の決済手段と紐づけ/スマートフォンで決済
与信審査あり 与信審査なし 与信審査なし
スライド式(磁気)/読込(IC)式/タッチ式(非接触) スライド式(磁気)/読込(IC)式/タッチ式(非接触) タッチ式(非接触) カメラ読込/タッチ式

※経済産業省「キャッシュレスの現状及び意義」を参考に執筆者作成

キャッシュレス決済のメリット

ポイントが貯まる

キャッシュレス決済の一番のメリットは利用金額に応じてポイントが貯まることです。

自分がよく利用する店舗などの支払い方法に合わせていくつかの決済方法に絞り込み、効率よくポイントを貯めるといいでしょう。

現金を持ち歩かなくてもいい

キャッシュレス決済は、現金を持ち歩く必要がなく、ATMの利用が減るため、ATMの時間外手数料が節約できます。レジで支払いをするときにも、財布から小銭を探して出す手間もなくなるため、支払いがスムーズにできます。

履歴が残る

キャッシュレス決済は利用した履歴が残るので、いつどこでいくらお金を使ったか把握できます。家計簿アプリと連携すると、自動で利用履歴を取り込んでくれるので家計管理が楽になります。

決済方法によっては利用する度にメールが届くので、使い過ぎや不正利用を防ぐことができます。

紛失や不正利用も補償される

キャッシュレス決済の場合、クレジットカードの紛失やQRコードの不正利用が心配ですが、補償もありますので安心して利用できます。 。ただし、補償の期間が不正利用から60日以内であったり、警察に届出をしていることが条件であったり、各社対応は異なりますので、事前に確認をしておきましょう。

事業者側のメリット

事業者側のメリットとしては、現金管理の手間の削減が可能になります。

レジ締に係る作業時間はレジ1台当たり25分、1店舗当たり1日153分と言われており、これらの時間の短縮につながります。また、従業員による売上現金紛失・盗難のトラブルの減少にもつながります。

さらに、個人の購買情報のデータを分析・利活用することにより、高度なマーケティングやターゲット層向けのサービスの開発が可能になります。

ここまででわかるように、キャッシュレス決済は利用者側にも事業者側にも大きなメリットがあります。

キャッシュレス決済のデメリット

キャッシュレス決済を導入していない店舗では使えません。キャッシュレス決済は、事業者が手数料を負担するため、導入をしていない店舗もありますので、利用する前に調べておきましょう。

停電になったり、スマホ決済の場合スマートフォンのバッテリーが切れたりすると利用ができなくなります。

クレジットカード払いやQRコード決済で後払いにしている場合は、現金を使った感覚がないために使いすぎることもあります。

クレジットカード決済のリボ払いには気をつけましょう

クレジットカードによっては、リボ払いを選択するとポイントアップというようなサービスをしている会社もあります。一見メリットが大きいように見えますが、リボ払いとはどんな仕組みになっているのでしょうか。

リボ払いの仕組み

リボ払いは、クレジットカードの利用金額や利用件数にかかわらず、毎月設定した一定の金額を支払う仕組みになっています。

リボ払いの定額方式の例は、12万円をクレジットカードで購入、毎月の返済を20,000円に設定、毎月、返済金額のほかに手数料を支払います。リボ払いの手数料は、クレジットカード会社によって異なりますが年利15%前後の会社が多いようです。

リボ払いは、高額な商品を買っても毎月の支払額は変わりません。そのために、計画的な利用ができ、家計管理がしやすくなるというメリットがあります。けれども、支払い期間中にさらに追加で利用したとしても、毎月の支払額は変わらないために、結果的に実際に自分がいくら利用したのかわからなくなることがあります。そして、支払残高が大きくなれば手数料も膨らみ、支払いの終期も延びてしまいます。

リボ払いを利用するときに気をつけること

リボ払いを利用するときには、利用明細の「リボ払いの支払残高」「支払額」「手数料の金額」などを確認し、自分の支払能力を把握して、返済に無理のない範囲での利用をするように心がけましょう。

まとめ:キャッシュレス決済のメリットを上手に活用しましょう

ここまで、キャッシュレス決済の種類、メリット・デメリットについてお伝えしました。

筆者はポイント還元事業のスタートと共に、QRコード決済を始め、クレジットカードで支払いをするようにしました。それまでは、クレジットカードでの支払いは使い過ぎが怖かったのですが、利用する度にメールが届き、いくら使ったかもアプリで管理ができるため、使いすぎることもありませんでした。

また、以前は使う都度入力をしていた家計簿アプリも、キャッシュレス決済にして家計簿アプリと連携することで家計簿アプリに入力する手間がなくなり、家計管理が楽になった上に、使途不明金もなくなり、家計が改善しました。

政府は、現在約20%にとどまっているキャッシュレス決済比率を2025年までに4割、将来的には世界最高水準の80%を目指しています。

今後も、キャッシュレス決済はもっと便利になっていくことでしょう。

キャッシュレス決済の仕組みを理解して、上手に生活に取り込んでみてくださいね。

【参照】

一般社団法人日本クレッジット協会 クレッジットの特徴
JCBデビット デビットカードとは
WAONカード WAONとは
JR東日本 Suicaとは
PayPay PayPayを始めよう
楽天Pay 楽天ペイアプリ はじめてガイド
経済産業省「キャッシュレスの現状及び意義」
PayPay 利用される理由
ドコモからのお知らせ 「d払い」等における不正利用の被害を補償する制度を導入
PayPay 利用される理由
経済産業省「キャッシュレス決済の現状及び意義」キャッシュレス推進の意義・メリット
一般社団法人日本クレジット協会 リボ払いの特徴と利用上の注意
楽天カード・リボ払い お支払金額について
一般社団法人日本クレッジット協会 リボルビング払い(リボ払い)に関するQ&A

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