「脱!貯められない」のために今すぐできること
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ナゼ自分はお金を貯めたいか、を考えてみましょう
「お金が貯められない」という人に「どうしてお金が貯めたいのですか?」と尋ねると「貯金があれば何となく安心だから」とか「何かあった時のために貯金があったほうがいいから」という答えが返ってくることが多いです。
では、いくら貯金があれば安心できるのでしょう?
何かあった時のためって、いくらあれば良いのでしょう?
こんなふうに貯めるべき金額がハッキリしていないと、いつまでたっても貯める一歩を踏み出すことはできません。また「とりあえず100万円貯めたい」というような、ざっくりとした目標で大きな金額を目指しても、ゴールが遠すぎて達成感がないままになってしまいます。
貯めるために今すぐやるべきこと3つ
今すぐできる簡単なことで、貯める一歩を踏み出して目標を達成することができます。
目標を決める
基本的なことですが、とっても大切なこと、それは目標を決めることです。
ポイントは、具体的な内容と金額です。
何となくお金を貯めたいと思っている人にも、何か欲しいものやしたいことがあると思います。例えば「旅行に行きたい」とか「自転車が欲しい」とかです。それが目標です。
内容はできるだけ具体的に決めましょう。旅行なら、どこに行くか、何泊するか。旅行サイトで大まかな宿泊料もチェックしましょう。こうして必要な資金を出したら、それが目標額です。
このように現実的な目標と金額を決めると貯める意識も高まりますし、実際に貯めている間に、そのプランで本当に良いか、また本当に自分はそれがしたいのか(欲しいのか)を確かめることもできます。
目標の決め方のポイント
- 具体的な目標
- 具体的な金額
行動を見直す
次にやることは「行動を見直す」です。「そんなにムダ遣いをしているつもりじゃないのに貯められない」という人は、普段何気なく自分のしているムダ遣いの行動に気が付いていないことがあります。
行動例 | チェックすべきポイント |
---|---|
出勤前にいつも寄るコンビニ | いつもコンビニで買っているものは、スーパーなどでまとめて買って家から持っていくことはできないか |
ポイント○倍デーに行くドラッグストア | ポイントがたくさん付くなら大丈夫、と言い聞かせて目的以外の物も買い過ぎたりしていないか |
ヒマなときについ見てしまうネットショッピング | フラッと見てネットショッピングで買ったモノで、「買わなくても良かったかな・・」というものはないか |
お店に行けば買おうと思っているもの以外にも色々誘惑があります。「○割引」「送料無料」「あと○○円のご購入で10%OFF!」などの言葉に乗ってしまうこともあります。売り手の誘惑に乗らないためには、お店に行く回数を減らすことが一番効果的です。
自分の行動の中に、節約できるポイントが隠れていることがあるので、自分の行動を客観的に観察してみましょう。
先取りの仕組みをつくる
目標を決め、ムダを省いたら、あとは貯める仕組みを作ります。お金を貯めようと思うなら「余ったら貯める」ではなく「先取りで貯める」です。
お勤め先に財形貯蓄があれば、まず活用してください。財形は給与引き去りで貯められるので、一番貯めやすいです。財形貯蓄が無いという方は、お給料の振込される口座から振り替えて積立定期預金などで貯めると確実です。銀行によって様々ですが、日にちを選択できることが多いので、お給料の振込される日の近くに設定しましょう。
積み立てる金額は一番始めに決めた「目標額÷貯める期間」です。例えば20万円の旅行資金を1年間で貯めるなら
20万円÷12ヶ月=1万7千円
となります。この積立金額がキビしそうだなと思うなら、貯める期間を延ばします。上記の旅行資金の貯める期間を12ヶ月→20ヶ月にすれば、積立金額は毎月1万円になります。
無理な金額で積み立てると、途中で挫折してしまいます。現状の収支を出してみて、この金額なら積立可能という金額で始めましょう。ダイエットも同じですが、極端な行動は長続きしません。焦らず急がず、実行できる範囲で続けていくことが大切です。
あとは実行に移すだけ!
ここに挙げたことは、今すぐ自分でできることばかりです。少しだけ自分の意識を変えてみることで、憧れの「貯める自分」になることができます。
家計簿アプリで収支を管理したり、キャッシュレス決済を利用して、お買い物に使う金額を管理したりすると、貯め力はさらに上がります。クレジットカードで買い過ぎてしまうという方は、クレジットカードで買ったモノを書き出したり、購入の都度、現金から引き落とし用に別で取っておくなどすると、使い過ぎが防げます。
目標・目標金額を決める→積み立てる
を繰り返していると、自然と衝動買いが減りますし、買い物をする際に本当に必要かをよく考えられるようになります。
「明日から」ではなく「今すぐ」実行してみましょう。