備え、守るために考える…保険加入で悩むとき必見のポイント

ファイナンシャルプランナー

中山 国秀

ＣＦＰⓇ(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。
大手建設業勤務から,国内中堅生命保険会社へ転職～ＣＦＰⓇ(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)／一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し,個人FP事業開業。
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一般的に、人は保険加入をためらい悩む…という印象を,強く感じております。

そこには「費用(保険料)のこと」を心のどこかで「自分は大丈夫」という心理、また「必要性がよくわからない」という家庭環境整理と、ライフイベントをイメージできてない背景があろうかと思われます。

生命保険や損害保険の必要性は感じつつも「費用がもったいない」「面倒くさい」～冒頭でお伝えしたためらいや迷い..皆さまのお気持ち充分理解できます。(人の死を考えるとき、"それは「いつか」であり「万が一」ではない"とも表現されています。死期がわからないからこそ生命保険が必要となることでしょう)

“もしも”や“想定外”の出来事と例えると全く「無い」かもしれませんが「あるorあった」と仮定して、本稿の記事が参考になりますことを願っております。

本稿では６つのポイントをおさえながら保障と補償についての考え方を整理していきます。

備え、守るために考える…保険加入で悩むとき必見のポイント

直近では【新型コロナウイルス感染症】への懸念から、ご自身の保障(補償)の確認と見直し～保有への意識が高まっているのが現実です(短期/中長期入院した場合の一時金《病院の場合？》・《診療所の場合？》・《ホテルなどの、みなし施設入院の場合？》、他 就業不能時などのご相談)。

民間の保険でカバーする保障(補償)は、あくまでも『公的な社会保障の補完的役割』となる前提でお話しします。

『ご自身とご家族が加入されている《社会保障》が何なのか？そこに万が一が起きた際、不足する金額は？それぞれのニーズ(必要性)は、何なのか？』

家族構成/ライフプランに沿った加入の方法を、支出と共に見つめ直すときかと考えます。

以下、筆者にて独自に作成した資料となります(2020.05.30時点の情報です。それぞれの考え方・価値観も異なり断言できない面と、今後のさまざまな改定・改正なども考えられる点をご理解ください)。

年代ごとに想定できるライフイベントをイメージしてみる

次に、それぞれの《年代別》の想いを踏まえ『考えられるリスク』と『対策/防御策』として『民間の保障(補償)を、どう準備していくべきか？』を考えてみましょう。

年代ごとに考えられる【リスク】を整理していく

【貯蓄】と【保険】の違い

イメージできましたでしょうか？次に【貯蓄】と【保険】の特徴を読み解いてみます。

リスクに備える方法として【貯蓄】と【保険】が考えられます。『貯蓄は三角・保険は四角』と表現され、両者には大きな違いがあり特徴を理解しての使い分けが必要といえます。

民間の保険加入によって手にすることができる【安心感】

ここまでお伝えしたことを基にまとめてみます。民間の保障(補償)の役割を、つかんでいきましょう。

民間の保険を選ぶ【選択/判断基準】

受け取れる保険金を多く設定すると、支払う保険料は高くなります。本当に必要な保障(補償)はどれくらいの金額なのか、生活設計にあわせて検討していきましょう。

保険契約時の注意点

海外では生命保険のことを【ラストラブレター】と呼ぶ、と学んだことがあります。

それぞれに万が一のことは『無い』かもしれません。でも『ある』と仮定して、全責任をもって情報提供をおこなっていきます。

人の死期は、いつかはやってきます。ですが、それは『いつ？』なのかは、誰にもわかりえないことでしょう。

たいせつなひとへ、そしてご家族に託す想いそのものを手にする価値観として一緒に情報共有させていただくこと、それが本質的願いと考えます。

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